【序編②】~邪悪な仮面を暴け!~
先に『【序編①】~秘密結社の開祖とは?~』をお読みください。
邪悪な仮面を暴け!
《民主主義国家において、なぜか国民の意に反したことが起こる?》
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤』著者まえがきより引用
そもそもまともに考えれば、なぜ世界中で、ふつうの国民の願いとは逆のようなことばかり起こるのか、と訝らずにはいられないはずだ。
~中略~
国民の意に反したことが起こるという例は、二つの世界大戦を見ればわかる。第一次世界大戦では、大多数のアメリカ国民が、参戦に反対していた。にもかかわらず、ウィルソン大統領は1917年、合衆国をヨーロッパの戦争に引きずり込むことができた。当時、国民の大半は、あの戦争はアメリカの利害とは無関係であって関与すべきではないと言っていたのだ。
〈民主主義とは何か?〉
なぜ世界中で、ふつうの国民の願いとは逆のようなことばかり起こるのか?
日本国民の方、上記の文章に思い当たることがないですか?
アメリカ国民を日本国民に当てはめて考えてみてください。
1939年当時、アメリカ国民の90%が戦争(第二次世界大戦)への関与には頑として反対していました。
アメリカ合衆国建国の理念は「民主主義」のはず。
世界中の他の国家よりも「民衆の声」が重要視される国家のはず。
それが合衆国憲法の理念のはず。
にもかかわらず、アメリカ国民の90%が反対していた戦争に突入する、これを不思議に思わないならば、その人の知性を疑います。
アメリカが第二次世界大戦に参戦したときの大統領はフランクリン・D・ルーズベルトですが、ジョン・コールマン博士の調査ではルーズベルトは8つのフリーメーソンリー系秘密結社に所属していた、とされています。
ジョン・コールマン博士はさらにこうも言っています。
以下引用
「ホワイトハウスを牛耳る秘密結社メンバーは、アメリカ人の気持ちを変えるために日本を操り、1941年12月の真珠湾奇襲攻撃を実行させたのである」
真珠湾攻撃が「奇襲」ではなかったことはジョン・コールマン博士も理解しています。
ディープステートが戦争を正当化しながら起こす常套手段が使用されたのです。
その常套手段とは?
「追い込んで、先に手を出させる」です。
この手法はウクライナ戦争でも使われました。
戦争に突入しなければならない状況をつくり出し、先に手を出させることで悪者に仕立てあげる、ということです。
なんとも狡猾な手口です。
民主主義国家において、
「国民の意に反したことが起こる」
「国民が選んだはずの政治家が国民の願いとは反対の政治をする」
「国民から選ばれたはずの政治家が国民よりも他国(在日、移民)の人たちを優遇する」
「国民主権であるはずなのに、国家権力は増大し、主権者であるはずの国民の権限は小さくなっていく」
これは、民主主義国家が消滅する姿なのです。
代わりに出現するのが、「独裁国家」なのです。
民主主義国家であるということは、国民が主(あるじ)であるはずなのに、なぜか国民の意に逆らい、願いを吐き捨て、国民を不幸にする政治や出来事が起こる。
これを不思議に思わないならば、民主主義盲信者と呼ぼう。
民主主義の権化のように思われているアメリカ合衆国において、第一次世界大戦時に、「アメリカの利害とは無関係であって関与すべきではないという国民の大半の意見」を無視して戦争に突入したことは摩訶不思議でしかない。
同じくアメリカ国民の90%が戦争に反対していたにもかかわらず、アメリカが第二次世界大戦に参加したことも摩訶不思議でしかない。
民主主義制度から見れば、明らかに異常。
これはおかしい。
何か別の力が働いているのではないか。
と考えることは必然。
本来の民主主義システムとは“国民の意に添うシステム”だからだ。
少数ではなく、大半の国民が反対している戦争に突入するということは、すでに民主主義システムが崩壊していると言える。
そう、実はとっくの昔からアメリカ合衆国は民主主義国家ではないのです。
そして日本国も本来の民主主義システムからすれば民主主義国家とは言えないのです。
なぜでしょうか?
それを考えないならば真実は見えないでしょう。
民主主義国家であるはずなのに、国民の意に反した政治や出来事が起こる。
これを探求していくと、その最深部に位置するのがディープステート(秘密結社)なのです。
《ジョン・コールマン博士の決心!》
ジョン・コールマン博士は歴史の中に隠された真実を知ったとき、その巨大な権力と影響力を理解し、それらの「見えない勢力」を打ち倒すことは不可能に思ったと正直に告白しています。
しかし、ジョン・コールマン博士は気がついたのです。
彼らが世界を戦争の渦に巻き込めた理由は、「日本の国民」が秘密結社やカルト教団の存在を知らなかったことが原因だと。
そしてジョン・コールマン博士はこう考えたのです。
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤』著者まえがきより引用
そのとき、わたしは決心した。こうした組織とそのメンバーの顔から欺瞞の仮面を剥ぎ取ることを自分の使命とすることを。
〈真実を明らかにする!〉
このジョン・コールマン博士の戦いは期待した大衆の反応ははるかに下回っていたと語っています。
それはなぜか?
・公開の場で発言の機会が与えられない。
・新聞やテレビなどのメディアがこの話題を扱わない。
これによってジョン・コールマン博士は圧倒的に不利な戦いを強いられたのです。
これって、何かとそっくりではないですか?
日本も同じ状況ではないですか?
明かに日本においても、新型コロナワクチンの真実を探求している科学者や人々も同じ状況に置かれています。
ワクチンの問題に限らず、ディープステートの分野も似た状況にあります。
ジョン・コールマン博士は、最大の問題は「こうした“陰謀があることを人々が信じようとしない”こと」であると告白しています。
前記事で語ったように日本最大の宗教であり、真実の探求及び世直しをする使命と役割を持っているはずの宗教団体でさえ、「陰謀論」と間違った見解を持つのです。
私はこれに少々失望しています。
おそらくジョン・コールマン博士は私が味わった失望の何十倍、何百倍もの失望を味わったことでしょう。
いまならわかるでしょう。
新型コロナワクチンの真実を訴えても、虚しさとなって返ってくるという屈辱を味わったひとは大勢いると思われるからです。
それでもまだあきらめていない人たちがいます。
「日本の国民」が秘密結社やカルト教団の存在を知らなかったことが原因
現在の日本において、一部の真実を探求する人たちによって日本の政治の裏側には2つのカルト教団が大きな力を発揮していることが多くの人たちに知られるようになりました。
「知る」ということは、個人の幸不幸、国家の趨勢にとって非常に大きな意味を持つのです。
逆に「知らない」ということは、人生を不幸にし、国家を衰退させかねないのです。
ですから、真実を捻じ曲げる、真実を屈解する、真実を矮小化する、ということは“罪”なのです。
この罪は地上において問われないかもしれません。
ですが、あの世に行ったときに、神(閻魔大王?)から必ず問われることになるでしょう。
(悪なる存在の)欺瞞の仮面を剥ぎ取ることを自分の使命とする
これが真実の使徒の姿であり、神の使徒の姿なのです。
付け加えます。
「真実の情報」という論点において、民主主義国家であるならば、国民の言論の自由は奪ってはなりません。
いまの政治の流れは国民の言論の自由を奪う方向で動いています。
しかし、正しい在り方は個人の言論の自由を奪う(規制、弾圧する)ことで政府の情報を正しいとするのではなく、政府自身が正しいとされる情報発信を完全な形で行い、社会に投げかけて、国民に議論してもらう、これが正しい民主主義国家のあり方です。
それを国家権力が国民の言論を封殺する法を敷くことは、独裁国家への流れでしかないのです。
真実を明らかにする、ということは「自由」と大いに関係がありますが、これは国民の人生の幸不幸と国家の命運にまで影響を与えるものなのです。
《秘密結社の目的とは?》
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤』著者まえがきより引用
秘密結社やカルト教団の目的は何か。
その根本は、現在の秩序を転覆し、民族によらない新世界秩序を打ち立てることだ。
それを統括するワン・ワールド政府は世界共通の統治機構で、そこに民族国家は存在しない。
日本人やアメリカ人といった「国民」「市民」もなくなる。
しかも、その目標に向けての歩みは、過去25年で加速されているのである。
〈ワン・ワールド政府による世界統治には民族国家は存在しない〉
この論点はとても重要です。
この論点こそ、グローバリストとディープステート、そして秘密結社を結ぶものです。
秘密結社やカルト教団の目的とは、「現在の秩序を転覆し、民族によらない新世界秩序を打ち立てること(ワン・ワールド政府による世界統治)」。
そこに民族国家は存在しない。
グローバリズムとはディープステートの思想ではない、ディープステートと秘密結社は関係ない、と主張する人たちは知るべきでしょう。
グローバリズムとはどんな思想ですか?
ディープステートが目指す世界とはどんな世界ですか?
秘密結社の目的は?
グローバリストが描く世界、ディープステートの描く世界、秘密結社の描く世界はピタリと重なっています。その世界観、目指している世界秩序、目的としているビジョンは一致しているのです。
ワン・ワールド政府による全体主義及び共産主義社会こそ、グローバリスト、ディープステート、秘密結社の目的なのです。
この世界には、民族国家は存在しません。宗教も存在しません。自由と人権も存在しません。
あるのは悪魔崇拝者による支配だけです。
特定の血族による寡頭支配権力者とすべてを奪われた奴隷化(家畜化)した人間しか存在しません。
これを宗教者が理解しないということは、「愚か」としか言いようがありません。
反グローバリズムの精神、反ディープステートの戦略
《民衆はどうやって抵抗するべきなのか?》
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤』著者まえがきより引用
秘密結社やカルト教団は、自分たちからわざわざその基本計画をさらけ出したりはしない。
彼らは反対者に寛容ではなく、それゆえに、幾多の困難を受け入れる覚悟がなければ、これに個人で立ち向かうのは難しい。
したがって、憂慮する人々が大きな組織をいくつも作り、足並みをそろえて活動することが必要だ。そうでなければ、わたしたちから自由と民族性と文化を奪おうとしている連中に対抗することはできない。
〈反グローバリズムの精神、反ディープステートの戦略〉
上記のジョン・コールマン博士の言葉のなかに反グローバリズムの精神、反ディープステートの戦略があります。
憂慮する人々が大きな組織をいくつも作り、足並みをそろえて活動することが必要
そうでなければ、わたしたちから自由と民族性と文化を奪おうとしている連中に対抗することはできない。
この言葉を実行することです。
自由と人権を守り、民族国家を維持し、信仰を守るためには、世界中の民衆が団結する必要があるのです。
それもただ単に個人単位で団結するのではなく、大きな組織をいくつも作り、複数の組織が足並みをそろえて立ち向かうことなのです。
実は、これはディープステートがずっと取ってきた戦略そのものなのです。
手法の多くには善悪はありません。
その手法を“誰が使うのか”、ということで善悪が決まることが多いものです。
同じ手法を自由と主権国家、信仰を守りたいと考える人たちが使う、これしか彼らに対抗する方法はないのです。
無敵のハンニバルを破ったスキピオがハンニバルの戦術を使って勝利したように。
ただし、紛れ込む偽装者を排除することは必要です。
《一般大衆が眠っている限り、彼らに恐れるものはない》
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤』著者まえがきより引用
一般大衆が眠っている限り、彼らには恐れるものは何もない。
皇帝ウィテリアスは、「国家およびすべてのローマ人の安全を脅かす」として秘密結社を徹底的に弾圧した。
~中略~
ローマ帝国の指導者は、なすべきことを分っていた。
秘密結社やカルト教団に関しては「寛容」という言葉はなく、そのような組織は徹底的に破壊された。
〈ディープステートの戦略とは?〉
一般大衆が眠っている限り、彼らには恐れるものは何もない
ディープステート(秘密結社)の戦略とは、大衆を「愚民化」させることです。
羊のようにただただ従う家畜とすることです。
思考せず、自ら情報を集めず、政府などの権力や権威の言い成りになる人間をつくってきたのです。
もっと言うと、間違った価値判断をするように情報操作し、洗脳し、誘導してきたのです。
そうした中で真実に気がつく者が出現すると、潰してきたのです。
この論理は「逆もまた真なり」です。
世界の民衆が目覚め、立ち上がり、一致団結して抵抗することを“何よりも恐れている”のです。なぜならば、言い方は悪いですが、家畜がいなければ主は存続できないからです。
飼い主の何十倍、何百倍の羊たちが狼に変貌したら、飼い主に勝ち目はないからです。
「寛容」これは本来良きことです。
ですが、例外があります。
ディープステート(秘密結社)に対して寛容であることは、自ら崖下に飛び込むことと同じです。泥棒に財産を与えることと同じです。愛する我が子を生贄として差し出すことと同じです。
彼らにも自由がある?
自由とは責任を問われるものであり、他の人たちを思うがままに操り搾取することではないのです。
それを神は許さないのです。
他人を思うがままに操り、搾取することは悪魔の所業なのです。
間違った自由論は、自滅への道でしかありません。
悪に対する「寛容」とは、善の破壊でしかないのです。
悪を押しとどめ、善を推し進めてこそ、真なる自由による幸福がもたらされるのです。
《世界中の政府には…》
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤』著者まえがきより引用
わたしたちは、およそ世界中の政府には、さまざまな秘密結社やカルト教団のメンバーが深く入り込んでいること、彼らにはその国をどんな方向にでも、望むままにあやつる力があることを理解しなければならない。
厳しいようだが、それが現実なのだ。
〈「入り込む」、それが彼らの兵法〉
世界中の政府には、さまざまな秘密結社やカルト教団のメンバーが深く入り込んでいる
「入り込む」、これが彼らの常套手段(兵法)なのです。
入り込んで何をするのか?
最終的な目的は、「乗っ取ること」です。
乗っ取ることとは表向きは乗っ取っていないように隠れ蓑を被せますが、裏から実質的な支配力をもって操るということです。
ジョン・コールマン博士が「世界中の政府」と指摘しているように、特定の国家だけに秘密結社が入り込んでいるわけではないのです。
秘密結社の思想には「国境がない」のです。
そもそも秘密結社の存在は、初めから民族国家を否定しているのです。
世界中の政府に“隠れて入り込こむ”から「ディープステート」と呼ばれるのです。
さらに呼び方を変えて偽装しているのです。
その“呼び方の仮面”が「グローバリスト(グローバリズム)」なのです。
この因果関係を理解しない者にディープステート論を語る資格はありません。
なぜならば、それは神に逆らい民衆の敵であるディープステート(=秘密結社)を益することになるからです。
ジョン・コールマン博士が指摘していることは、秘密結社の戦略のことなのです。
秘密結社は、堂々と姿を現し、敵対する者たちに立ち向うことはしません。
彼らの兵法は逆なのです。
中に入り込み白を黒に変え、善を悪に変えてしまう兵法(戦略)を使うのです。
ここでいう「入り込む」のは、政府だけではありません。
その下の官僚組織、産業界、教育界、学問の世界、そして宗教組織。
お人好しの信仰者は知るべきでしょう。
彼らにとって正しい宗教とは、憎むべき敵であることを。
その憎むでき敵を倒すために、名乗りを上げて戦いを宣言することはありません。
内部に入り込み、内部から腐敗させ、間違った方向性を植えつけ、やがてまったくの別の中身に変貌させます。
これは敵に気づかれずに倒す兵法(戦略)なのです。
秘密結社がなぜ数千年も生き残っているのかといえば、この兵法を駆使しているからです。
正々堂々と姿を現し敵対行動をすれば、勝利したとしても必ず何らかの損傷または損害が発生します。
ですが、内部に寄生虫のように入り込み、内部から食い破られると、気がついたときは倒されていることになるのです。
ですから、彼らは時間と金をかけ、選ばれた人材を偽装者として送り込むのです。
これを「管理された敵」とも言います。
実際に、ローマ・カトリック教会はその戦場となっています。
秘密結社にとって(正しい)宗教は敵なのです。
なぜならば、秘密結社の元締めが悪魔だからです。
悪魔は地上世界から宗教を無くすために、内部に入り込み、内部から破壊していくのです。
これを理解しない宗教者は愚か者の中の愚か者です。
《人類が自由な存在としてあり続けるためには》
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤』著者まえがきより引用
人類が自由な存在として生き延びるためには、全米での、また、私の著書を精力的に翻訳、熱心な読者が存在する日本を含めた国際的な運動によって、秘密結社による世界支配を暴露していくしかない。すべての人に、この戦いに参加してほしい。
〈世界の民衆が負けたなら…〉
人類が自由な存在として生き延びるためには、秘密結社による世界支配を暴露し、日本を含めた国際的な運動によって戦うしかない。
すべての人に、この戦いに参加してほしい。
ジョン・コールマン博士のこの言葉に、自由と民族国家、そして信仰を守る精神を見ることができます。
世界中の民衆が、邪悪なる存在の力に気がつき、真実を知り、この戦いに参加しなければ、人類(民衆)には「自由」も「人権」も、そして「愛する(民族)国家」も失われます。
私の個人的な予測を付け加えます。
もしも、この戦いに世界中の民衆が負けたならば、神々は怒り、この世界を終わらせようとするでしょう。
信じられない恐怖が人類を襲うでしょう。
それによって神々は、彼らの“数千年に渡る悪事”に終止符を打つことが予測されます。
もちろん、そうした事態が起きないことを願っていますが。
真実の探求について
ずいぶん古い話なので、記憶にある人はある程度の年齢であると思われますが、「トリカブト殺人事件」という犯罪が過去にありました。
この事件の解決のカギが「空白の1時間40分のアリバイ」でした。
トリカブト殺人事件(保険金殺人事件)は、夫が妻にトリカブトの毒を飲ませて(薬と偽って)殺害した事件ですが、容疑を疑われた夫にはアリバイがありました。
優秀な法医学者が妻を法医解剖した際に血液を保存していました。
その血液からトリカブトの毒が検出されましたが、トリカブトの毒は即効性で15分~30分で効果がでるため、空港で別れた夫には妻を毒殺することは不可能と思われていました。
この「空白の1時間40分のアリバイ」を崩すのが警視庁捜査一課の小山金七刑事でした。
アリバイはどのように崩れたのか?
実は、フグの毒をトリカブトの毒と混ぜることでトリカブトの毒が体内に回る時間を遅らせるトリックを使っていたのです。
もし、このトリックが解明されず、「空白の1時間40分のアリバイ」を崩せなかったならば、夫による保険金殺人事件の完全犯罪が成立したはずです。
このトリカブト事件を解決に導いたのは刑事の力だけではありませんが、“落としの金七”と言われた小山刑事は以下の言葉を部下に語ったそうです(当時)。
「犯人以上に犯人になる。そこではじめて見えてくることがある」
法的な処罰を与えるには、物的証拠などがなければできませんが、たとえ状況証拠だけであっても人間は「真実」を見抜くことができるのです。
これは主に「直観力」のなせる業でしょう。
何が言いたいのか?
これは陰謀においても当てはまるのです。
証拠となる文章やデータが手に入っていなくても、人間は「直感」で真実を見抜くことがあるのです。
たとえ証拠があがっていなくても、真実が見える人には見えるのです。
それを宗教者が理解しないなら、宗教者としては失格でしょう。
もちろんそれは法的な立証とは違いますが。
真実を見つけるというだけならば、直感によるだけでも見つけられるのです。
真実の探求という点でいうならば、重要なことがあります。
推測や仮説などをデマ扱い(陰謀論扱い)すれば真実が見つからなくなる、ということです。
だからこそ「言論の自由」が民主主義国家には大切なのです。
たとえ推測でも仮説であっても真実を見つけるだけならば、見つけることは可能なのです。
大切なことは、「真実への探求心」なのです。
それにプラスして、“情報源を誤らない(情報源の選別)”ことです。
間違った情報源から答えを導こうとすると、前提で間違っているので、必ず導かれる答えも間違いとなるからです。
私は、ディープステートや秘密結社に関する情報において、ミステリー系、都市伝説系などの不確かな情報を「情報源」として扱うことはありません。
私がこの分野で情報源として心掛けていることは、元秘密結社の人間の暴露、現秘密結社の人間の告白、そして自由と民主を守る価値観及び真実への探求心を持った研究者の調査です。
この分野には必ず偽の情報(間違った情報)を発信する者がいます。
混乱をさせるための情報発信、隠ぺいするための情報発信、洗脳するための情報発信などが必ずあります。
ですから、隠れたグローバリストの信徒による情報源をいかに避けて真実の探求者の情報源を選ぶのか、ということがとても重要なのです。
ここまでが『序論』です。
次回以降、『本論』に入ります。
『【フリーメーソンリー編】』につづく
参考書籍(引用元)
書籍名:『秘密結社全論考㊤』
著者:ジョン・コールマン
監訳者:太田龍
出版社:成甲書房
最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!