『“保守の憲法論”最終結論【日本国憲法日本製編】(鈴木安蔵・憲法研究会の章)⑦~占領革命~』
結局、政治権力の最大にして最終の問題とは、「誰が権力を握るのか」ということに尽きる。 民主主義における最大の欠点が「多数を擁立した者が権力を握る」というシステム自体が内包されていることであり、それを言い方を変えると「多数を形成できる方法を編み出したものが権力を握ることができる」となる。その方法が違法かどうかは問わない。その方法が倫理に反し、社会規範を蔑ろにし、法律を無視し、憲法秩序を乱しても、最終的に権力を掴みさえすれば、そうした悪事自体が裁かれることなく権力を振るうことが出来るという欠点を持っている。