『「国会議員を選ぶ選挙における指針」を提言する! ~良き政治家と悪い政治家を見分ける指針とは?~』

はじめに

衆議院選挙が近づいています。
ですが、世間では自民党総裁選で盛り上がっているようです。

そこで世直しご意見番として、「国会議員を選ぶ指針」を提言します。
「国会議員を選ぶ指針」とは、「日本を良き方向に導く政治家と日本を悪い方向に導く政治家を見分ける指針」であり、「日本国民を真に幸福にする政治家と日本国民を蔑ろにする政治家を見分ける指針」でもあります。
また、その指針は自民党総裁選にも使用可であり、有効であると思っています。

民主主義国家において、最終的かつ最大の要素は国民の判断(政治参加を含む)です。
自分たちの生活を守り、豊かで平和な日常を得たいのならば、政治に興味を持ち、“良き政治家”を輩出する必要があります。

なお、今回は具体的な政策等には深く入り込むことはしていません。
それをすると書ききれないからです。
ですから、出来るだけ具体的な政策(公約)を“良いか悪いか”判断できる核となる指針(判断基準)を示すことにしています。

今回の内容は、きっと読む人にとっては「平易な内容」とも映り、また別のある人には「冷や汗がでる内容」ともなっているでしょう。
近づく国政選挙、自民党総裁選などの指針としてお役に立てれば望外の幸せです。

良い政治家と悪い政治家を見分ける指針!

《良い政治家の必須条件》

国民を幸福にする国会議員(政治家)の一番重要な条件は、「愛国心を持っている」ことです。
つまり、日本という国家を愛し、日本国民を愛していることが必須の条件です。
これを抽象的だと笑う人は、おそらく唯物論者でしょう。
あるいは左翼思想家でしょう。

人間にとって一番関心があり、人生で重要なものは「愛」であると、アチキは思っています。
それは国家運営でも同じです。

愛すればこそ、真に国民の立場に立ち、国民の気持ちを思うことができるのです。
愛すればこそ、国家存亡の危機を死守することができるのです。
愛すればこそ、国家を繁栄させることができるのです。

「日本という国家への愛国心と国民への愛(奉仕の愛)」、これが国会議員(政治家)には必須条件です。

愛国心を持ちだすと、「戦前のファシストか?」と言う人もいるでしょう。
しかし、それは占領軍が日本弱体化のために置き土産として残したものです。
左翼の罠でしかありません。
人類普遍の精神が自国への愛国心であることは歴史の必然であり、人類共通の叡智でもあります。

国家への愛国心は、国民への忠誠心の裏返しです。
それは真に国民が主権者であることを認めることです。

自国への愛国心ではなく、他国へ忠誠を誓っているような政治家は、日本国民と日本国家にとっては害虫以外のなにものでもありません。
よって、導き出される「悪い政治家」とは、「反日主義の政治家」「日本国民の立場を蔑ろにする政治家」「日本国民の感情を汲み取れない政治家」です。

『良い政治家と悪い政治家を見分ける指針』

「反日であるかどうか?」
「愛国心があるかどうか?」

この「愛国心」を判断の核としてその他の基準を考えてください。
どんなに優秀な頭脳を持っていても、自国への愛国心のない者は、自国を守り発展させ、国民を幸福にすることはできません。
良き政治家と悪い政治家を見分ける指針とは「国民を真に幸福にするのか、見せかけの幸福で誤魔化すのか」ということです。

具体的な政策について!

《良い政策と悪い政策は裏と表》

良い政策と悪い政策とはたいていの場合、裏と表の関係にあります。
つまり、ひっくり返すと良くも悪くもなる、ということです。
問題はどちらの方向に向いているのか、行きつく結末に何が待っているのか、ということです。

「夫婦別性」
「女系天皇容認論」
「靖国神社参拝」
「軍事費拡大」
「増税」
「感染症対策」
「憲法改正」

など。

これらに賛成するか反対するか、促進するか廃止するか、という方向性で政治(国家)は良くも悪くもなるのです。

《良い政策と悪い政策を見分ける指針》

『良い政策と悪い政策を見分ける指針』

日本の伝統・文化・風習を守る政策であるかどうか?
国民の私有財産を守る政策であるかどうか?
個人の自由を守る政策であるかどうか?
自国の国益を第一に考えている政策であるかどうか?
国民の生命・財産、領土・領海・領空を守る政策であるかどうか?
国民を豊かにする政策であるかどうか?
その反対が国民を貧しくする政策かどうか?

政治革命を起こし、真の民主主義を実現し、国民に恩恵を与え、幸福にする政治家を輩出する絶対条件とは?

《高市早苗氏は自民党の救世主と成り得るか?》

高市早苗氏に保守系の人たちがだいぶ期待しているようです。
ですが、アチキはそれほど期待していません。
なぜなら、高市早苗氏が自民党で長らく政治家として生きてきたからです。
(民主党の時代もあるようですね)
「朱に交われば赤くなる」のことわざの通り、左翼化または全体主義化した自民党の色に高市早苗氏も染まっている部分があります。

ただ、それでも総裁候補の中から選ぶとすると、アチキも高市早苗氏を選択すると言っておきます。
ただ、高市早苗氏にアチキはある意味の危険性を感じています。

《日本の政治の混濁と混迷の根本原因は「小選挙区制」にあり!》

ずばり言います。

現在の政治の濁りと混迷の原因は「小選挙区制」にあります。

小選挙区の最大の欠点は「国民(有権者)の少数の意見(票)が反映されない」ということです。
要するに、「国民の少数意見が無視される」、ということです。
民主主義が正しく機能するためには「少数の意見」がある程度反映され、存在を認められなければなりません。
それが認められない国家は、やがて全体主義国家へと変貌していきます。
また、左翼化(共産主義化)していきます。

それがどういうことかというと、既得権益(地盤、看板)などがある既存の政党から議員が選出される可能性が圧倒的に高い、ということです。

小選挙区制の最大の欠点は、「政治家の新規参入が難しい」という点にあります。

《小選挙区制は憲法違反》

小選挙区制は日本国憲法からすれば憲法違反となります。

日本国憲法
第43条
「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」

とあります。
これは難しい解釈となりますが、つまり、衆議院及び参議院の政治家を選挙で選ぶことは「立候補者個人を選ぶ(投票する)」という意味と解釈できます。
しかし、現状の小選挙区制は政党を選んでいます(比例代表制)。
選ばれた政党に所属する立候補者が議員に選出される仕組みとなっています。
ですが、憲法には「政党を選ぶ」などという概念は存在しません。

あくまでも民主主義における選挙とは「一個人」を選ぶものだからです。
(もちろんどこの政党に属しているのかということは、判断の基準ではありますが、政党に投票するのと個人に投票するのでは意味が違います)

ここに小選挙区制の策略があります。
この小選挙区制を導入した者たちはある意味では政治的天才でしょう。
それによって、なにが起きたのかというと・・・。
ビジネスでいうところの「新規参入が非常に難しくなった」ということです。
実は小選挙区制を導入した目的が“それ”なのです。

《真の英雄は自己犠牲の精神を発揮する》

小選挙区制で当選した議員が小選挙区制を否定することは、議員として自殺行為、自己否定行為ですが、そうした大革命はすでに日本の歴史の中にあります。
それが明治維新です。
明治の世とは、武士が武士による支配を否定した政治体制(国家運営)です。
そこには一部の国民である武士にこだわらず、日本国全体、日本国民全員の幸福を考える発想があります。

小選挙区制を排し、中選挙区制または大選挙区制の公約を掲げることは、まさしく明治維新の志士たちのような自己犠牲の精神に通じ、真に新しい国家を根底から生み出す政治発想なのです。

ですが、政治家も職業です。
彼らは落選したら「ただの人」です。
誰しも無職にはなりたくないものです。
一度得た権力と名誉、立場を手放したくないと思うものです。
だからこそ、それができる政治家こそ真に国民にとって英雄と成り得るのです。

《小選挙区制の導入はDSの企み》

憶測であると前書きしますが、小選挙区制導入はDSが仕組んだ戦略です。
日本が自国ファーストの政治をすることを妨害するのがDSです。
改革者が日本人のための利益を生み出すことを妨害するために仕組まれたのが「小選挙区制」なのです。

既存政党に工作員を送り込むことで政治を裏から操り、なおかつメディアで洗脳、世論操作してDSの望む政治勢力を作り出すためのシステムとして小選挙区制にしたのです。
最大の目的は、DSの敵と成り得る新規参入(新しい政治家を輩出)させないことです。

さまざまな意味で「小選挙区制」は政治の水を濁しています。
優秀で才能があり、愛国心を持って日本のために働こうとしても、小さな政党や一個人では当選しないような選挙システムとなっているのです。

要するに、真の意味で「自国ファースト」「日本の国益最優先」「日本国民の幸福の実現」をかかげて登場する新しい政治家の輩出を阻害し、日本において政治革命が起きない障壁として小選挙区制を導入したのです。

ですから、この小選挙区制の廃止、中選挙区制または大選挙区制を導入しようと公約を掲げる人物または政党こそ、真に日本の政治を変革することができます

それなくば、憲法改正などの難問を日本の政治がクリアすることは至難の業です。
日本の政治が真に変わるには、小選挙区制では変わらないのです。

いまいる政治家たちはすでに利権、党則、などに縛られています。
政党の「掟」に縛られ過ぎています。
小手先の改革しか実現できません。
決して大胆な改革政策はできません。

選挙前の公約で大胆な政策をかかげても、当選後、党内の圧力、他の議員の妨害によって大胆で優れた選挙公約(政策)の実現は風船のようにしぼんでいきます。
それが政党政治の限界なのです。

《日本において本当に大改革が起きるために必須な条件とは?》

たとえ高市早苗氏が総裁、総理となっても大改革は起きないでしょう。
一番難しいのは「憲法改正」でしょう。
左翼野党の存在、左翼化した自民党が存在する限り「憲法改正」を妨害するからです。
現在の政治は政党政治なので、政党がどのような方向性を持っているのか、政党がどのような哲学や思想を持っているのか、ということが非常に大きく影響しています。
つまり、赤く染まった集団の中に一人だけ真っ青な英雄がいても、赤に侵食されてしまうのです。
ですから、政党ごと文字通り生まれ変わるか、新しい理念や哲学を持った新たなる政党が誕生するか、ということが日本の政治が生まれ変わる革命の条件なのです。

『真に政治革命を起こす政治家を輩出するための指針』

「小選挙区の撤廃を公約に掲げる」
=「中選挙区制」あるいは「大選挙区制」を実現しようとする政治家。

これをかかげる者こそ真の革命者です。
愛国心を持ち、自国ファーストの政策、国家防衛をする者こそ良き政治家です。

もう一度言います。
真に日本に革命を起こし、日本の伝統を守り、日本を発展・繁栄させ、国民の生命と財産を守り幸福を生み出す政治を作り出すには、「小選挙区制廃止の政策」をかかげるか、かかげないかで判断できます。
それこそ政治改革の唯一の肝です!!

もう一つの大問題とは?

政治が大きく変わり、国民の生活が豊かになるためにはもう一つ重要な問題をクリアしなければなりません。
それは主要マスコミの存在です。
特にテレビ局はひどすぎます。
テレビ局は明らかに選挙の印象操作、世論操作をしています。

その手法は、「特定の立候補者(または政党)が有利なように報道する」「特定の立候補者(または政党)を多く露出させる」です。
世論調査さえ意図的に操作して国民を洗脳します。

現代のマスコミは明らかにジャーナリズム精神からかけ離れ、政治への介入をしているといえます。
その証拠が既存政党以外を「諸派」と報道することです。
これは明らかに「放送法第4条違反」です。

放送法では、「政治的に中立でなければならない」と定められています。
たとえ政党助成金を受けていない政党であろうとも、現職の議員が1人もいなくても国政選挙に立候補したならば、その政党とその立候補者を国民へ紹介する義務があります。

テレビ局等は明らかに「政治の新規参入の障壁」となっているのです。

それは有権者である国民の利益を損なっていることです。
有権者である国民を蔑ろにしているのです。

次の選挙でテレビ局が「諸派」という言葉を使用するか、それとも小さな政党であろうとも、現職の議員がいない政党でも正しく伝えるかを見ていればわかります。

結局、主要マスコミと現職の政治家たちが結託してあるものを仕掛けているのです。
それが「政治の新規参入」です。

与党か?野党か?という二択しかないような印象操作をしているのです。
新規参入による第三の選択が起きないように現職の政治家とメディアが妨害しているのです。
ですから、真の政治改革は、「第三の選択」から起きてきます
それなくば、真の政治改革は起きません。

作家の百田尚樹氏の名言

作家の百田尚樹氏がTwitterで以下のような発言をしています。

「『日本第一党』と『幸福実現党』が一議席ずつでも取れば、国会も少しは面白くなるのになあ…『幸福実現党』は宗教やからと言う人がいるが、公明党よりは100倍いい!」

要するに、百田尚樹氏が主張していることは、ここまでアチキが語ってきた内容を意味しているのです。
与党である自民党はもはや保守政党ではありません。
公明党は中国共産党政府の手先でしかありません。
野党の共産党、立憲民主党、社民党が政権を取ったら、日本が沈没します。
第三の選択こそ「真の政治改革」です。

そのためには、まず「小選挙区制」を廃止することです。
ですから、「小選挙区制」廃止を公約に掲げる政治家を国民が選出することです。
小選挙区制を廃止することが腐った政治に風穴を開けます!
さすれば少しずつでも変わっていきます。

今回の内容には異論が多くあるでしょうが、誰がなんと言おうと、アチキはこの自論に自信を持っています!

最後までお読みいただき、ありがとうござんした!


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