『SDGsの「嘘(矛盾)」に騙されるな!【後編】~地獄への道は善意で敷き詰められている!~』

先に『【前編】~SDGsとは、「嘘」と「矛盾」だらけの国連主導の国際的ルール!~をお読みください。

SDGsは「国際的な詐欺話」?

《長いものに巻かれやすい日本人》

『SDGsの大嘘』より引用

日本では、みんなが「いいことだ」と言っているものに逆らってもしようがないという考えが強い。「長いものには巻かれろ」という感覚が、実は日本人の強固な基底をなしている。

心の底から信じているとかじゃなくて、みんながいいものだと言っていることなので、「とりあえず賛成しておくか」と表面的に合わせているだけだ。

〈大多数の人たちが安易に受け入れて(賛成して)しまう理由とは?〉

池田氏は「みんなが」という表現をしている。
ここで言う「みんな」とは、自分以外の大多数の他人のことであろうが、その大多数の他人が安易に受け入れて賛成してしまうには理由がある。
それが大手メディアによる情報操作及び洗脳である。
報道機関であるはずの大手メディア(テレビ局)による“一方的な情報発信”は洗脳と呼ぶべきものである。
日本人には政府が嘘をつくはずがない、専門家が間違う(嘘をつく)はずがない、大手メディアが間違った情報発信(嘘の発信)をするはずがないという“思い込み”がある。
正確に言うと「思い込みたい」のだ。
なぜなら、自分で調べたり、思考したりすることは労力が必要で難しいからだ。
つまり、政府や専門家(御用学者)、大手メディアの情報を鵜呑みにすることが楽なのだ。
これは思考停止状態であり、洗脳される民と呼べる。
通常こうした状態を「衆愚」と呼ぶ。
そう、政治家や大手メディアは意図的に民衆を衆愚にしているのだ。
衆愚にすることによって、政治家並びにマスメディアが民主主義を操作することができるからだ。

日本人の中に流れている理念に「和を以て貴しとなす」があるが、その理念がねじ曲がって害をなしている。
和を成しているのではなく、単に同調しているだけということが非常に多い。
日本人の欠点として「同調圧力に弱い」というものがある。
これによって、疑問を持たない、独自の意見を述べない、反対であっても意を唱えないという現象が起きる。
これは「空気」で動く国民性なのだ。
その空気を形成している最大の勢力が大手メディアなのだ。

おそらく、専門的に調べた人以外の国民は、SDGsとは何かを知らないで「良いもの」として受け入れているはずだ。

だが、SDGsとは何かを調べたこともない人たちに言っておくことがある。
SDGsを推進することで一部の人たちが大儲けできるシステムが出来上がっているという現状だ。
池田氏は以下のように語っている。

『SDGsの大嘘』より引用

日本では一度こういうシステムが出来上がってしまうと、それがどんなに科学的にはバカバカしいものであっても、さらには国民の利益を損なうものであっても、それを壊すことができずに、みんなで後生大事に守っていくというところがあるからだ。

人間は最初に聞いた(知った)情報を本当(真実)であると思い込む心理が働くという研究もある。
SDGsを安易に信じてしまった人たちはテレビ局が流す情報を正しいと鵜呑みにしてしまっている。
しかし、はっきりと言う。
SDGsとはグローバリストたちの目標(企み)であって、決して日本国ファーストでもなく、地球ファーストでもない。
きれいごとの裏に一部の者たちが大儲けできる仕組みを構築しているのだ。
一部の者たちが大儲けするということは、逆に損をしている人たちがいるということでもある。
産業の変化とはそういうことなのだ。

ここに欠落しているものは、「正しさの追求」であり「正義の実現」なのです。

《日本の歴史において民衆による革命は一度も起きていない》

『SDGsの大嘘』より引用

このようなかたちで日本では、一度システムな法律が出来上がってしまったものに関しては、そのあとにどれほど間違っているかやインチキかを指摘しても、なかなか覆すことはできない。

日本では、一度できてしまったシステムは、それがどれほど不条理で非科学的でも、そして多くの人々が犠牲になっても、なかなかやめられない。

新型コロナウイルスワクチン(mRNAワクチン)に関することが代表的なことだろう。
権威と能力(実力)がある科学者がmRNAワクチンの危険性を訴える情報発信をしても、政治家や一部の御用学者の言ったことの方を信じ込んでしまい、真実への検証をしない。
また、選択支持バイアスの呪縛もある。
自分が一度「こうだ」と信じ込んだことを疑い、あるいは否定することは自分自身を否定することになるので大きな抵抗感が出る。
別な言い方をすると反省することが出来ない人間の姿がそこにある。

はっきりと言います。
これは「国民性」なのです。
池田氏は「日本の民衆が立ち上がって革命を起こして、なんらかの権利や自由を勝ち取ったってことは、歴史上一度もない」、と指摘している。
そしてこうも言っている。
「日本人にとって、すべての出来事は『自然現象』なのである」と。

明治維新があるじゃないか? と思った人がいると思われます。
明治以前の日本社会は士農工商という身分制であって、明治以前の民衆とは「農工商」なのです。
明治維新を成し遂げた志士たちは“士族たち”なのです。
ただし、下級士族が多かった。
(一部、奇兵隊などに農民出身者がいた)

ですから池田氏の言う通り、日本の歴史の中で“民衆による革命”が起こったことは一度もないのです。

この理由は、「天皇制」が大きく影響しています。
日本人の魂の根底には、天皇を頂点とした魂の系譜があります。
戦前の日本では、天皇は権威の象徴でもあり、最高権力者でもあったのです。
(政府の上にある権力として)

ですから、民衆が革命を起こすことは直接あるいは間接的に天皇への反逆になりかねないという深層心理が働いていると思われる。

ですが、GHQの占領政策で天皇の権限(権力)は封印されてしまいました。
いまこそ、民衆が立ち上がって革命を起こす最大の機会なのです。
払拭すべきは「思考停止」「お人よし」「他人任せ」「お上まかせ」「見て見ぬふり」の精神性です。

いま、日本国が民主主義を維持できるかどうかの分岐点にあるのです。
mRNAワクチン接種政策もSDGsの推進も明らかに「全体主義(政策)」なのです。
全体主義は必ず独裁主義を引き寄せます。
全体主義が全体主義であるためには独裁権力の存在が必要なのです。
いま、日本は変貌しつつある過程にあるのです。
いま、民衆に必要なのは「正しさの追求」であり「正義の実現」なのです。

《SDGsは国際的な詐欺話?》

SDGsが正しいと思い込んでいる方に伝えます。

『SDGsの大嘘』より引用

科学的にみれば、CO²というのは「一定以上増えると、地球の気温上昇に及ぼす影響はさほどない」ということがわかってきている。

地球の気温なんてCO²だけで説明できるような単純なものではない。

池田氏は、SDGsは「国際的な詐欺話である」と表現しています。

《SDGsは欧州が仕掛けた罠》

『SDGsの大嘘』より引用

SDGsというのはそもそもこれを仕掛けている欧州が、「これまでどおりのグローバル資本主義によって豊かな生活を送りながら、その一方でサスティナビリティを実現しよう」という矛盾だらけの話だから、自然環境、そして人間以外のあらゆる生物にしわ寄せがいくことは不可避なのだ。

〈SDGsを推進していくと、自然環境や生物たちにしわ寄せ(悪影響)がいく〉

SDGsとは、地球環境を守るためのものではなく、人類と動植物たちが共存する最善の策でもなく、よりよい未来をつくるためのものでもないのです。
欧州を中心とした一部の国だけが得をする非常に胡散臭い詐欺話なのです。

グローバリスト(DS)たちの手法は『騙して事を成す』です。
「騙す」の中には“都合の悪いことは言わない”、という手法が入っています。

何を言わないのか?
「CO²が増えれば植物の成長スピードは上がるので、作物の収穫量が増える」ということです。
植物にとっての栄養(人間でいうところの食料)は土壌の栄養分、太陽光、そしてCO²(二酸化炭素)なのです。
つまり、CO²の増加は植物にとっては大歓迎なことなのです。
植物が増えれば草食動物の食料が増加し、それによって肉食動物も食料が増えることになり、さらには人間にも恩恵を与えることになるのです。
これこそ持続可能な社会なのです。
中学生でもわかる科学です。

重要な論点は、「地球的環境問題」とは、単一の国家や一部の国家だけで対処するものではないことです。
軍事は国家の主権を前提とし、国家の理念を体現する憲法も国家の主権を前提とします。
ですが、地球の環境という問題にすれば“ボーダレスとなる”のです。
意味わかりますか?
ボーダレスです!
そう、「地球を全体として考えて対処する」ということになるのです。

もうお分かりですね。
「地球を全体として考えて対処する」という思想は“地球全体主義”なのです。
地球全体主義を標榜しているのがディープステート(グローバリストたち)なのです。
つまりSDGsとは、地球全体主義を全世界にはびこらせるという思想戦を展開し、やがて地球統一政府を樹立する動きなのです。

《環境破壊の要因は「肉食」?》

『SDGsの大嘘』より引用

実はサスティナブルな社会を実現できるか否かとうことは、「CO²を出さない」というような、どうでもいい問題よりも、「肉食かどうか」ということがかなり重要なのだ。
肉食は自給自足以上の大量の穀物を必要とするので、環境破壊につながりやすい。

〈肉食国家こそ環境破壊の犯人〉

日本にはもともと肉食文化はありませんでした(西欧のような肉食という意味)。
明治以前の江戸時代まで牛、豚などの特定の動物は食べませんでした。
(一般的な習慣として)
当時の日本人は米と野菜食がメインで、タンパク質は魚などからとっていました。

こうした食文化に比べて肉食は飼料を大量に消費する必要があります。
1キロの上等な牛肉をつくるためには、20キロの穀物が必要となると言われています。
食文化的には、西欧などの肉食国家こそ、環境破壊をしていると言えるのです。
日本は歴史的にみればすでにSDGs的な文化を持つ国家だったのです。
それが明治以降に西洋文化を入れたことで西洋化していったのです。

《SDGsは、グローバル資本主義が仕掛けた詐欺?》

『SDGsの大嘘』より引用

SDGsというのは実現不可能で矛盾した目標を並べ立てた「嘘」である。
現代の厳しい国際競争のなかで、グローバル資本主義で成長を続けたいヨーロッパ諸国が作り出した「詐欺」だと言い換えてもいい。

〈SDGsの表の顔は環境保護、裏の顔は金儲け〉

SDGsというのは実現不可能で矛盾した目標を並べ立てた「嘘」

アチキも忌憚ない意見をはっきりと語っていますが、池田氏も立派なご意見番ですね!

グローバリストたちが仕掛けた「SDGs=地球環境の保護」という騙しを受け入れていくと、地球環境はさらに悪くなり、貧富の差も拡大し続け、飢えもなくなりません。
それはビジネスでも同じです。
SDGsを推進する企業は得をし、SDGsを拒否する企業は白い目で見られて損をするという図式が出来上がりつつあります。
つまり、SDGsの表の顔は「地球環境問題(環境保護)」ですが、裏の顔は「金儲け」なのです。

《善意で敷き詰められた道こそ地獄への道》

何が信用できて、何が信用できないか?
これは民衆にとって非常に大切なことです。
ひとつ言えることは、情報の出どこ(情報源)がどこなのかという判断基準があります。
SDGsの発信源はどこか?
それは「国連」です。
日本人の中にも、保守を自称する人たちの中にも、「国連至上主義(者)」がいますが、とんでもないことだと言っておきます。
mRNAワクチン接種政策を世界的に主導したのも国連です。
国連とは、グローバリストたちの組織であり、“地球統一政府の前身”でしかないことを日本人は知るべきです。
(この3年でだいぶ知られるようになった)

日本人はお人好しが多く、何事もお上の言い成りになる国民性を持ち、空気で動く性質なので騙されやすい民族と言えます。
しかし、知るべきです。
「善意で敷き詰められた道」こそ地獄への道であることを。
「地獄への道は善意で敷き詰められている」ということを。

池田氏は、以下のように主張し著書を締めくくっています。

『SDGsの大嘘』より引用

SDGsは世界にとっても日本にとっても「地獄への一本道」である。

グローバリストたちの常套手段は「きれいごとを並び立てて騙す」です。
騙して自分たちが経済的にも政治的にも支配する構図をつくり上げているのです。
それはすべての富と権力が彼らに集中する地球統一政府へ集約されているのです。

グローバリストたちにとって本当はSDGsの目標などどうでもいいのです。
彼らは本気でSDGsの目標を達成しようとは考えていません。
本当の目標とは、その過程において発生する地球全体主義を全世界に撒き散らすことであり、社会の構造を変化させることで生まれる経済的利益と政治的な地位なのです。

《日本国民が知るべきこと》

日本国民が知るべきことがあります。
良識ある科学者たちの9割は脱炭素(地球温暖化CO²犯人説)が嘘であることを知っています。
知らないのはそうしたことを調べない民衆です。

「太陽光発電」も「風力発電」もエコではありません。

いま起きていることは資源の争奪戦なのです。

洗脳について考える

洗脳する側と洗脳される側の問題とは?》

洗脳とは何でしょうか?
ここではご意見番の完全なる私的見解をお送りします。

洗脳とは、洗脳する側の事情(やり方)と洗脳される側の事情(状態)がマッチしたときに生まれるものです。
一方だけでは洗脳にならないのです。

洗脳の手法は古今東西同じです。

洗脳の手法
「情報の遮断をする」
「思考停止の状態にする(判断能力を奪う)」
「特定の情報を鵜呑みにさせる(信じ込ませる)」
「偽の大義(嘘)で騙す」

洗脳する側にとって信じ込ませたい情報だけを与えるようにします。
違う情報または比較情報、あるいは真実の情報があると洗脳できないため、不都合な情報をシャットダウンします。
つまり、洗脳される側を思考停止の状態にするということです。
自分で情報を調べたり、真相を探ったりさせず、鵜呑みにするように仕向けるのです。
これは「知における自由」を奪った状態です。
ですから、洗脳を解くには洗脳されている情報以外の情報を知ることが大切なのです。

洗脳は必ずこうした手法を取ります。
要するに、「思考における自由を与えない」ということです。
自由に学習し、自分の頭で思考することによって生まれる知恵による自由を封じるということです。

ここに“熱狂”を加えると洗脳はより強固になります。
熱狂とは洗脳情報を発信している者や組織に「尊敬」「権威」「カリスマ性」などがある場合に発生するものです。
あの人の言うことだから、あの組織が発信していることだから、と鵜呑みにしてしまうのです。
ですが真実や正義にとって大切なことは、「誰が正しいか」ではなく「何が正しいか」なのです。

《地獄への道は善意で敷き詰められている》

すでに大手メディアは洗脳の装置と成り果てています。
ウクライナ戦争における一方的で偏見の情報発信。
mRNAワクチン接種政策においての、不公平、非科学的な偏向報道。
SDGsという嘘をビジネスにしていることを指摘も批判もせず、逆に推進する情報操作。
WHOによる「パンデミック条約及びIHR改訂」の不都合な情報を意図的に隠す情報統制。
真に国民にとって重要な情報を他の情報で被せて目隠しするスピン報道。

現代のような情報、知識が溢れる時代では、情報戦を制した者が支配者となるのです。
日本国民は先の大戦においても情報戦及び補給戦において負けていたのです。
それが敗戦の大きな要因です。
(そもそも国力が違い過ぎた)

日本人の美徳とされている特質の中でいくつかは、逆に日本を悪くしていることに気がつくべきです。
現政治家の主張、官僚の価値判断、大手メディアの情報発信は鵜呑みにしないことです。
疑ってかかるべきとも言ったほうがいいでしょう。

SDGsに取り組んでいる者や組織で意図的な者たちを除いて、その行為が地球全体主義に加担していることを知るべきでしょう。

もう一度言います。

「地獄への道は善意で敷き詰められている」

悪魔は偽の自由を人間に信じ込ませ、悪意を善意にすり替え(見せかけ)ます。
詐欺師は必ず善人の仮面をつけ、強欲者は必ず嘘をつきます。
騙されてはいけないのです。
人間は小さな嘘には気がつきますが、巨大な嘘には騙されてしまうのです。
政府がつく嘘、国際組織がつく嘘、世界的企業がつく嘘。
まさか、そんなはずが…。
陰謀論などという言葉はすでに死語です。
世界の裏側には陰謀が渦巻いていることを知るべきでしょう。

参考書籍

書籍名:『SDGsの大嘘』
著者:池田清彦
出版:宝島社新書

最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!


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