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『世界を操る闇の権力者の正体に迫る!【三百人委員会編③】~東インド会社の正体~』

【三百人委員会編③】~東インド会社の正体~

これまでの記事

【三百人委員会編①】~三百人委員会とは何か?~
【三百人委員会編②】~公然たる陰謀方式とは?~

東インド会社の正体

《東インド会社とは何か?》

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用

東インド会社の前身はロンドン毛織物商会、前々身はロンドン・ステーブラザーズであり、本部はロンドンにあるインド会館だ。東インド会社は1600年にエリザベス一世から勅許を受けて設立された。

〈東部リベラル・エスタブリッシュメントの起源とは?〉

東インド会社に関わっているのは、ヴェネチアの黒い貴族、銀行家ファミリー、アメリカ東部リベラル・エスタブリッシュメントの名家キャボット・ファミリーの祖先など。
東インド会社の起源は、ヴェネチアやジェノヴァのもっとも古い商業集団、レヴァント貿易に携わっていた商人たちにまでさかのぼることができる。
ジョン・コールマン博士によれば、東インド会社の本部であるインド会館では、1929年まで300人委員会と新世界秩序に関する秘密文書をすべて保管していたという。

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用

ヴェネチアの黒い貴族が運営するレヴァント社には、ロンドン会社という姉妹会社があった。ロンドン会社は1606年に国王から勅許状を与えられ、ヴァージニア植民地を設立した。この植民とは共産主義に酷似した社会主義モデルにもとづいていた。これが、東部リベラル・エスタブリッシュメントの起源である。

ジョン・コールマン博士によれば、東部リベラル・エスタブリッシュメントのファミリーたちは中国アヘン貿易に携わることを許され、莫大な財産を築いた。
他にもニューイングランドにスウェーデンボルグ派、グノーシス派、薔薇十字団、ユリテリアン派、ヒューマニスト派などのプレズレン(プロテスタントの一派)がアメリカに入植している。
こうしたファミリーのなかから300年後に頭角を現してきたのがロックフェラー家。
ロックフェラーもそうですが、これらの者たちは表向きキリスト教徒を装っているが、実際は凡神論者、グノーシス主義者、薔薇十字団員、理神論を掲げるユリテリアン主義者であり、その思想は社会主義であるとジョン・コールマン博士は指摘している。

東部リベラル・エスタブリッシュメントの祖先を探っていくと、彼らのルーツは再洗礼派(プロテスタント急進派)やウィクリフ派(宗教改革の先駆)にあり、明らかに共産主義的志向を持っている。
つまり、彼らは表向きキリスト教徒を装っているが実体は共産主義者、社会主義者であるということ。
共産主義、社会主義がキリストの教えからは程遠いことは語るまでもないだろう。
彼らはキリスト教福音派キリスト教原理主義とつながり隠れ蓑としている。
キリスト教原理主義をアメリカに持ち込んだ人物は、英国東インド会社のジョン・ネルソン・ダービー。

《人類と世界を支配する存在とは?》

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用

インド会館に残された資料には、はっきりと記されている。ロンドン・ステーブラザーズからはじまり、初期の東インド会社とロンドン会社が引き継いだ政策の根底にあるのは、自分たちの体制と自分たちが思い描く新世界秩序構想からはずれた個人など、取るに足らない存在であるという考えだ。東インド会社、英国東インド会社とその後身である300人委員会は、自分たちがすべてを超越する存在、すなわち「オリンピアンズ」であるとの前提で行動している。「オリンピアンズ」とは人類と世界を支配するための存在である。その世界はすでに17世紀から人口過剰による崩壊の予兆を示していたため、彼らは何らかの対策を講じなければいけないと考えたのである。

〈ディープステートの正体とは超巨大カルト集団〉

彼らの考えは、「人類は支配、管理しなければならない」というものであり、その権限があるのが「選ばれたる民である自分たち=オリンピアンズ」だと信じ込んでいる。
これをカルトと言わずして何と言おうか?
ディープステートと呼ばれる陰謀団(秘密結社)の正体は「超巨大カルト集団」だということ。
ジョン・コールマン博士はこう語っている。

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用

彼らは社会を支配し、悪意をもって人々を弾圧する。彼らの方針は、「フロント」政府によって実行される。

これが世界を裏側から操る原理なのです。

彼らの最前線には必ずフロント組織があり、その中には各国の「政府」まであるということです。彼らの「フロント組織」は、政府だけではなく、企業、財団、裁判所、官僚組織などありとあらゆる組織に及んでいる。
彼らのやり方は、ありとあらゆる組織に自分たちの息のかかった人間を送り込むこと。
この手口を理解しないと、彼らに勝利することは不可能です。
なぜならば、自由の敵は外側だけではなく、“内側にいる”からです。
外側にいる敵よりも、内側に入り込んだ敵こそ難敵なのです。

《社会主義思想の源流とは?》

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用

東インド会社の高位の人物とその子孫たちの多くは、社会主義思想に深く傾倒していた。この社会主義思想の出どころは、秘密結社である。

〈『ハリー・ポッター』の本当の著者とは?〉

何度も指摘していますが、秘密結社が社会主義、共産主義に共鳴しているのではなく、社会主義、共産主義の発生源が秘密結社だということです。
もちろんその奥には悪魔(ルシファーなど)がいるのは当然です。
1章の最後に興味深い話をジョン・コールマン博士が語っている。

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用

フェビアン社会主義の初期メンバーには、ジョージ・バーナード・ショーやリチャード・ポッターがいる。ポッターはきわめて裕福な人物で、神秘的な話や魔法の物語を書いていた。彼の作品の一つをタヴィストック研究所が焼き直したのだ、『ハリー・ポッター』だ。この児童書の主たる目的は、子供たちに魔術を身近に感じさせることである。

ジョン・コールマン博士の調査によれば、世界的ヒット作品となった『ハリー・ポッター』とは、リチャード・ポッターが書いた神秘的な話や魔法の物語をタヴィストック研究所が焼き直して、無名の女流作家に与えたもの。当然、後押しをして世界的ヒットに仕立て上げたことは言うまでもない。
ということはJ・K・ローリングの正体とは?

『ハリー・ポッター』の世界観の特徴は魔法使いと(悪の)魔法使い戦いを描くもの。
重要な点は、その物語で語らないもの、あるいは欠けているもの。
『ハリー・ポッター』に欠けているものとは、「仏神の存在」に他ならない。『ハリー・ポッター』に夢中になっても神や仏への信仰心が深まることはなく、深まるのはおどろおどろしい魔術の世界観でしかない。
つまり人類の培ってきた信仰や宗教観を『ハリー・ポッター』という作品は破壊する作用を持っているということ。ここに隠された真の狙いがある。真の狙いとは、人々から仏神(キリスト教で言えばイエス・キリスト)を遠ざけること。同時に魔術やオカルトに親近感を持たせること。これは文学というものを洗脳の武器とした思想戦なのです。

日本においてもそうだが、「妖怪」「魔女」「魔術」などを扱うものが普及し、人々の心を捉えている(特に子供たちに)。しかしそうした世界は正当なるキリスト教などの宗教的真理から遠ざける作用を持っている。それこそが彼らの“狙い”なのです。彼らの目的はキリスト教などの正当なる人類の神仏への信仰を破壊すること。神の存在を消し込み、人々を無神論に誘導し、逆に妖怪の世界、魔術の世界に引き込むことなのです。
私の目には日本を含む世界の価値観が、表と裏、正と邪がひっくり返っていると映っています。
彼らが思想戦から入ってくること、思想戦によって人類を支配しようとしていることを理解しなければならないのです。

《太平洋問題調査会(IPR)》

東インド会社の社会主義者たちの動きを知る手がかりとして太平洋問題調査会(IPR)がある。太平洋問題調査会(IPR)は、東インド会社設立から300年後に創設された“秘密支部”であるとジョン・コールマン博士は指摘している。
IPRの設立資金は、当時の価値で20憶ドルにのぼる。この20憶ドル(設立資金)は全額ロックフェラーが出している。
また、ローレンス・S・ロックフェラーは1933年にカナダ・バンフで開かれたIPRの会議に議長として出席している。
つまり、IPRとロックフェラー家は深い結びつきがあるということ。
ロックフェラーあるところに陰謀あり、なのです。

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤2章』より引用

300人委員会はIPRのメンバー、フィリップ・ジャフに命じ、国務省の資料を密かに撮影してIPRの日本支部に渡すように指示した。その後IPRとIPR日本支部は、スターリンのために東京で広範囲におよぶ諜報ネットワークを築き上げていたソ連の大物スパイ、リヒャルト・ゾルゲに豊富な資金を与えた。ゾルゲはこの金を使い、皇室を含む日本の最高権力に近づき、日本に真珠湾攻撃を仕掛けるように誘導したとされる。

〈真珠湾攻撃の陰謀〉

かつてのイギリスの首相ディズレーリは言った。
「選挙で選ばれた政府が統治することなどほとんどない」
上記の内容である日本が真珠湾攻撃を仕掛けたこと自体が実は「陰謀」だったのです。
これはアメリカ合衆国がイギリスを助けるためにドイツに宣戦布告するための必要な作戦だったのです。加えてアジアにて拡大する大日本帝国の覇権を阻止する意味も含まれていました。
アメリカ合衆国は第一次世界大戦、第二次世界大戦ともに国民の大多数が戦争反対の意思を示していた。しかし二度の大戦ともにアメリカ合衆国は世界大戦に突入した。これは民主主義の原理からは決して導き出せないこと。ということは民主主義の原理ではなく別の原理がそこに働いたということになる。それが何かといえばディープステート(秘密結社)による寡頭支配の力に他ならない。

もちろん当時の日本国民や日本軍人たちは、日本を世界大戦に引きづり込むという陰謀があったことなど知る術はない。いまもって知らない人がほとんどである。
しかしアメリカには「オレンジ計画」なるものが存在し、日本とアメリカ合衆国が戦争になることが彼らの計画であった。
陰謀は巧妙に隠されている。
しかし真実の探求者がいつの時代も現れ、真実を見つけ出す。
問題は、大多数の人々がそれを受け入れないことであり、それ以前の興味関心を持たないことにある。なぜなのかと言えば、「真実を知る」ということは、「怖い」ことでもあるからだ。
だから真実の戦士たちは勇者でもある。勇者でなければ真実を見つけることは困難なのだ。

〈神への戦争〉

ジョン・コールマン博士はこう語る。

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤2章』より引用

事実、ものごとを動かしているのは国民が選んだ政治家とはほど遠い人間たちだ。彼らが実権を握るようになった時点で、神が人類のために用意した計画、あらゆる人の幸福につながる社会的経済的な相互作用は、無に帰したといえる。そして出現したのは、邪悪な方法で人々から財産と自由を奪い取り、人類を完膚なきまで虐げる残酷な“仕組み”である。神が人類を創造したのは、とりわけ主に使えるという崇高な目的のためであり、その目的を達成できるように人間に精神性を授けたとするキリスト教の教えは、カインがアベルを殺したときに崩壊した。

ディープステート(秘密結社)とは、創造主への叛逆者に他ならない。
神の子たちである人類を迫害し、神の側から引き離し、彼らの奴隷または家畜とすることによって、神への戦争を仕掛けているのです。
陰謀とは、創造主(神)への侵略戦争に他ならないのです。

日本の心ある人たちよ、真実を求める人たちよ、彼らの正体を知るべきである。

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤2章』より引用

表向き、彼らは敬虔な言葉を口にし、キリスト教徒のふりをしている。しかし仲間が集う場所では、父なる神とそのひとり息子イエスに罵詈雑言を浴びせているのだ。これが、私たちが戦う相手の真の姿だ。

宗教者(信仰者)に申し上げる。
宗教者、信仰を持つものがディープステート(秘密結社)と戦わないということは、あなたたちは神の側ではなく悪魔の側に位置していることを知るべきである。
戦わないということの意味としては、ディープステート(秘密結社)を正しく認識しないということも含まれる。
もし正しき宗教団体であり、正しき信仰を持つ宗教であると主張しているならば、それが本当であれば必ず彼らのターゲットとなる。彼らのターゲットになるということは、「乗っ取り作戦」を展開されるということであり、そのために内部に侵入してくるということ。
もしディープステート(秘密結社)を敵視しないならば、すでにディープステート(秘密結社)の内部侵略によって腐敗、捻じ曲げ、支配が起こっているということに気がつくべきである。

〈世界史の流れを変えた2つの出来事とは?〉

ディズレーリの言葉を思い出して欲しい。
世界的な出来事、世界大戦などは、自然に起こったものではなく、彼らが計画して起こしているものである。
世界史の流れを変えたのが2つの革命であることは間違いない。
その2つとは、フランス革命とボルシェビキ革命。
この2つの革命は彼らが計画して実行したものであり、これによって世界は劇的な変化をもたらされた。
彼らのやり方は徹底している。計画の隠蔽にとどまらず、歴史を書き換えて、それを教育レベルで刷り込んでいく。洗脳によって真実に気づかずにいる人々は愚民と化し、その行きつく先は彼らの奴隷または家畜となる運命が待ち受けている。

300人委員会の残忍さを知るにはボーア戦争がふさわしいとジョン・コールマン博士は語る。
ボーア戦争では、南アフリカののどかなキリスト教国であり、軍隊も持たなかったボーア人たちが襲い掛かってくる300人委員会に全力で抵抗してみせた。彼らの勇敢な行動は、世界史に刻まれ褒め称えられるべきものだが、表の歴史にはそうした形跡がない。その理由は300人委員会がそれを許さないからだ。
ボーア戦争では、残忍な暴力が吹き荒れ、罪のない女性や子供たちが何万人も殺された。これは国際法でいうところの「人道に対する罪=ジェノサイド」に他ならない。
彼らがなぜ南アフリカの地を狙ったのかと言えば、トランスヴァール共和国とオレンジ自由国の大地に埋蔵された金、ダイヤモンド、貴金属、鉱物の利権を手に入れるため。この目的達成のために送り込まれた人物こそがセシル・ローズだ。
これは単なる搾取ではなく、単なる泥棒でもない。ジェノサイドによる強奪に他ならない。

その他にもアジアで起こっている東トルキスタンとチベットでのジェノサイド等もマスメディアは一切報じない。
真実はいつの時代も隠されている。
真実を隠す者とは、創造主への叛逆者に他ならない。

《究極の権力集団》

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤2章』より引用

調査を進めるうちに、私はある時点で、一つの「中枢」秘密組織が世界的な出来事を裏で操っているのではないかとの核心を強めるようになった。この中枢組織こそ、300人委員会として知られるようになる究極の権力集団だ。集団の組織と仕組みは、ロンドン・ステーブラザーズから東インド会社へ、そして英国東インド会社(BEIC)へと受け継がれ、今日300人委員会へと引き継がれている。東インド会社は、ヴェネチアとジェノヴァの黒い貴族と密接な関係を持つ組織だ。
この秘密組織が従うのは自らが定めた法のみだ。それ以外の法律はことごとく踏みにじる。

〈ディープステートの中枢組織の正体〉

ロンドン・ステーブラザーズ → ロンドン毛織物商会 → 東インド会社 → 英国東インド会社(BEIC) → 300人委員会と名前を変えてと引き継がれている秘密の組織こそ、ディープステート(超国家権力=闇の権力)の中核(中枢)なのです。

読者の方に覚えておいて欲しいことがある。それはディープステート(秘密結社)の常套手段の一つに「名前を変える」という手口があること。名前を変えることでイメージチェンジをし、人々の記憶を塗り替える。これにはもう一つ調査研究を難しくさせる効果がある。
姑息の極みと言える。

話しは少し脱線するが、「名前を変える」という手段は日本でも頻繁に起こっている。
代表的なのは消費税。消費税はもともと「売上税」というネーミングだった。現在消費税と呼ばれる税の本当の姿は、事業者への「コスト」となる「直接税」であり、消費者が(間接的に)支払う税金ではない。消費税の真の姿はもう一つの法人税でしかない。それは最初のネーミングである「売上税」を見れば一目瞭然。だが、売上税だと法案が通らないため(事業者が反対したため)、税の名前を変えたのだ。
他にも「緊急事態条項」を「国会機能維持条項」と名前を変えた
こうした姑息な手法の狙いは先のネーミングに含まれているイメージを払拭するために他ならない。名前を変えることで別のものと錯覚させることが狙いである。同時にそれまでの記憶を消し込むことが狙いである。
こうした姑息極まりない手法を使う政治家等を決して信用してはならない。
なぜならば、これは詐欺師の手法に他ならないからだ。

話しを戻すと、重要なことは、東インド会社=300人委員会とは、ヴェネチアとジェノヴァの黒い貴族と密接な関係を持つ、というよりも黒い貴族による世界支配のための組織だということ。
人類にとっての問題は、「300人委員会が従うのは自らが定めた法のみ」ということ。
彼らが従うのは「自らが定めた法のみ」ということから彼らの陰謀などの悪事のすべてが導き出される。それ以外の法には、地上の統治法(憲法、法律等)にとどまらず、神の法(教え、掟)が含まれる。だから戦争を計画し起こす、だから疫病を流行らせる、だから暗殺という人道に劣ることが出来る、だから人々の暮らしが貧しくなる、だから自由が奪われる。
要するに彼らは「無法者」だということ。無法者の代表こそがルシファーであり、彼らの無法者の性質はルシファーから流れ出ているものなのです。

《企業社会の正体とは?》

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤2章』より引用

アクトン・シンクレアによれば、アメリカは1962年以降ずっと国家社会主義を貫いてきた。前述のフレリック牧師は、次のようにはっきりと語っている。
「アメリカの開拓時代型の個人主義は、もう時代遅れだ。現代のわれわれは、企業社会に生きているのだ」
「企業社会」とは、レーニンが「国家資本主義」と呼んだものであり、共産主義の一歩手前の社会である(これを「ファシズム」と呼ぶ研究者もいる)。

〈新世界秩序の別名とは?〉

ディープステート(秘密結社)が目指す新世界秩序を別な言い方にしたのが「企業社会」なのです。
「企業社会」とは、レーニンが「国家資本主義」と呼んだものであり、共産主義の一歩手前の社会であり、国家の上位に企業が存在し、その企業を支配する者が世界を統治するシステムに他ならない。
これが共産主義の真の姿なのです。
共産主義の国家である中国を見ればわかるでしょう。中国という国家は、国家法の上位に共産党が君臨する。ディープステート(秘密結社)が描く新世界秩序も同じ構造なのです。
ディープステート(秘密結社)が描く新世界秩序とは、世界を支配する組織とは「企業」に他ならないということ。つまり、“私人である企業の支配者”が世界を牛耳るというシステムなのです。現在、このシステムが進んでいます。
現代に生きる人なら、現状を見つめて何か感じるのではないでしょうか?

日本においても、新型コロナウイルスワクチンの契約を日本政府と製薬企業が結んでいる。しかもその契約内容は製薬会社に圧倒的に有利になっていて、国民にはその内容を知らせない。これが「企業社会」の一つの姿なのです。
このシステムによってアメリカ合衆国は乗っ取られました。そのシステムとは「連邦準備銀行制度」です。民間の企業(銀行)が国家の資金を牛耳ることによって、国家の命運を握る。これも「企業社会」と呼べるものなのです。
つまり、公的組織を公式に民間組織が乗っ取る仕組みです。この仕組みのポイントは、実質的に公的組織を牛耳るのが民間組織のかじ取りをしている少数の人間だということ。この仕組みによって世界は彼らの思う通りの方向に動くようになった。
この仕組みは共産党組織が国家法の上位に位置する構造と非常に似たものです。それもそのはず、「企業社会」とはレーニンが「国家資本主義」と呼んだものであり、共産主義の一歩手前の社会だからです。

【三百人委員会編④】につづく

参考書籍(引用元)

書籍名:『新版300人委員会㊤』
著者:ジョン・コールマン
監訳者:太田龍
出版社:成甲書房

最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!

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