【三百人委員会編④】~“彼ら”は表舞台にいる!~
これまでの記事
【三百人委員会編①】~三百人委員会とは何か?~
【三百人委員会編②】~公然たる陰謀方式とは?~
【三百人委員会編③】~東インド会社の正体~
“彼ら”は表舞台にいる!
《中世の共産主義組織はオカルト集団だった?》
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤2章』より引用
中世の共産主義組織は非常に凶暴で、メンバーは無数のオカルト集団で構成されていた。しかしイギリスとアメリカの信者たちは、表向きはキリスト教徒の仮面をかぶっていた。
〈秘密結社とは、オカルト集団〉
何度でも言います。
ディープステート(秘密結社)は、仮面をつけて本性(素顔)を隠して人々を騙します。
中世の共産主義組織(者)がオカルト集団のメンバーで構成されていた、これは当然なのです。なぜならば秘密結社とはオカルト集団(カルト集団)だからです。彼らの思想こそが共産主義なのです。彼らが共産主義にかぶれているわけではありません。共産主義とは表向きの解釈であるマルクス、レーニン、トロツキー、ボルシェビキが提唱した思想ではなく、もっと以前から存在し、その源流は秘密結社なのです。さらにその奥の霊流は悪魔から出ているものなのです。
表向きはキリスト教徒の仮面をかぶっていた
表向きはキリスト教徒を装う。ここにディープステートの正体を見破るヒントがあります。
「表向きキリスト教徒を装う組織、人たち」の中に、本当はキリストを信じていない者たちが隠れているということです。
これは彼らの得意とする「まやかしの術」です。
では彼らはどこにいるのか? カルト集団を探しがちですが、本当はキリスト教の中に彼らは多く潜んでいます。
(カルト集団にもいる)
ディープステート=グローバリストたちは、必ずと言っていいくらい「嘘」をつきます。その嘘には「偽装」が含まれます。本当はグローバリズムなのに、反グローバリズムを装う、本当は偽保守なのに、保守を装う、本当は全体主義なのに、民主主義を装う、本当は国民の敵なのに、国民の味方を装う。
騙しを見抜けなければ、彼らの術中にはまってしまうのです。
悪魔は常に「騙し」を使用するのです。
地上に生きる悪人、例えば詐欺師なども必ず「騙し」を使います。
ですから、「嘘」を常用するような人間を絶対に、絶対に信用してはいけなくて、そうした人間に政治権力を持たせてはならないのです。もし持たせてしまったならば、その権力を奪わねばなりません。それが本当の意味での主権在民です。
《バビロン式準備銀行制度》
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤2章』より引用
彼らはバビロン式部分準備銀行制度にもとづくインドの商業銀行制度を採用した。
~中略~
彼らはこの金融制度をイギリスに持ち込み、さらにはフランス革命、ナポレオン戦争におけるロスチャイルド・コネクション、ボーア戦争、第一次世界大戦、ロシア(ボリシェヴィキ)革命でも利用した。その根底にあるのは、「天然資源を保有する国々から財産を根こそぎ奪い取る」という強い執念だ。最初の餌食になったのはインドであり、その後は中国と南アフリカが英国東インド会社に蹂躙された。彼らは常に、キリスト教徒とイスラム教に強烈な憎悪を抱きつづけた。それだけではない。彼らが崇める「より高位の知識」以外の宗教は、すべて憎みつづけてきたのだ。
〈カルト宗教革命集団〉
アメリカ等に存在する「準備銀行制度」とは、もともとインドの金融制度だった。インドの金融制度の源流はバビロン式準備銀行制度にある。それを彼らはそっくり盗み、イギリスやアメリカなどに持ち込んだ。
上記で示したように様々な革命、戦争時に社会変革の道具とした。
彼らの根底にあるのは、「天然資源を一般の人々および発展途上の国に渡さなない(奪い取る)」という執念なのです。
要するに、天然資源は我々のものでありわれわれが使う権利があるもので、家畜同然の他の人間には使わせないという考えなのです。
だ・か・ら、CO²削減という嘘の環境問題をでっち上げたのです。
彼ら(秘密結社)はキリスト教のなかにもイスラム教のなかにもいる(潜入している)。
だが、彼らの本音は、「キリスト教とイスラム教に強烈な憎悪を抱いている」、なのです。
彼らはカルト宗教革命集団なので、正当な宗教を激しく憎んでいます。
彼らは彼らが崇拝する神(=邪神)以外を信じることはないのです。信じないだけならまだしも、彼らが崇める「より高位の知識」以外の宗教を憎み、消滅させようとしているのです。
現代の宗教者、信仰者はこれを理解するべきです。
このことの証拠を以下に示す。
一般的にはイルミナティ(本当はバイエルン啓蒙結社)の創始者と言われているアダム・ヴァイスハウプトの言葉から読み解ける。
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤2章』より引用
アダム・ヴァイスハウプトの言葉
われわれの秘密を見よ。われわれはキリスト教とすべての宗教を破壊するために、唯一の真の宗教を信仰するふりをしてきた。覚えておくことだ。目的を達成するためには、いかなる手段も許される。邪悪な者があらゆる手段を使って悪をはびこらせるように、賢者は善のためにあらゆる手段を用いなければ行けない。これを実現できるのは、秘密結社をおいてほかにない。秘密結社は徐々に、そしてきづかれずに各国政府を手中におさめ、これを手段として崇高な目的を達成できる。邪悪な者であれば、この手段を使って終末をもたらすだろう。われわれが掲げる明確な目標は、キリスト教を破壊し、すべての市民政府を打倒することだ。
ヴァイスハウプトが言っているように、彼らはキリスト教徒の“ふり”をして、内部に潜入すし、なおかつ外側からも攻撃することによってキリスト教とすべての宗教を破壊しようとしているのです。これが彼らの秘密の一つなのです。
日本にもありますね、キリスト教を装った宗教団体が。
(分からなければ私の別の記事をお読みください)
これは現代にも当てはまります。彼らは必ず敵対宗教に侵入し(信者を装い)、内部から破壊工作(法の捻じ曲げ、腐敗活動、運営の乗っ取り、方向転換など)を行うのです。この彼らの兵法を知らず、戦いもしない宗教はやがて完全に乗っ取られるのです。
現在、ヘルメス教団、オシリス教団と名乗っている集団は陰謀団の巣窟です。同じ運命に成りつつある宗教団体があることを警告しておきます。
旧統一教会がそうであるように、カルト集団は必ず「目的を達成するためには、手段を選ばない(いかなる手段も許される)」という思想(教え)を内包しています。
これが悪でなくて何なのでしょうか?
これが意味することは「無法」です。
ヴァイスハウプトは、「邪悪な者があらゆる手段を使って悪をはびこらせる」と言っていますが、これはまさに自分たちのことを指しています。ヴァイスハウプトの思考は完全に善と悪が逆転している論理なのです。これは悪魔の思想そのものと言えます。
「賢者は善のために“あらゆる手段”を用いなければ行けない」、と言っていますが、賢者とは正しい目的のために、正しい手段を取るものです。善と悪を入れ替える論法が陰謀団の論理なのです。
この「あらゆる手段」の中に、騙し、嘘、暴力、脅し、暗殺などが含まれていることは明白です。こうしたことは正しさの中にいる賢者は行いません。それを行うのは悪魔と悪魔に魂を売った者たちです。
「陰謀論」などと言って、陰謀を信じない人たちは、アダム・ヴァイスハウプトという陰謀を企んだ人間が実在したことをどう説明するのでしょうか?
説明できるならやってみてください。
《イスラエル首相が語らなかったこととは?》
1962年にイスラエル首相となったベン・グリオンはスピーチのなかで300人委員会の計画を予言のように語っている。だが、ベン・グリオンが語らなかったことがある。
ジョン・コールマン博士が代わりに語っている。
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤2章』より引用
ベン・グリオンが語らなかったことは、「高位の知識」秘密の奥義としてずっとひた隠しにされてきたのだ。おそらくその出どこは、古代エジプトの神秘主義と古代バビロンだと考えられる。その後はバビロンのマニ教からカタリ派、ボゴミール派へ、後にグノーシス派、凡神論者、フリーメーソン、ビルダーバーガーズ、ロンドン・サヴォイ派へ引き継がれていったのだろう。バビロンのマニ教の多くはヴェネチアとジェノヴァに住み着き、イタリアを支配する黒い貴族となっている。こうした流れは神智論者、秘密結社スカル・アンド・ボーンズへとつながり、現代まで続いている。これらのカルトが一本の線で繋がっているのは明らかである。
〈秘密結社の起源とは?〉
古代エジプトの神秘主義と古代バビロン(古代メソポタミア文明)が秘密結社の起源であるとされている。つまり太古の昔から秘密結社は存在し、様々な思想形態を発生させ、カルト集団を形成し、現代まで続いているということ。
複雑な分身(別組織)を発生させながらも一本の線で結ばれているということ。複雑怪奇な線をたどっていく先に存在するのが、300人委員会という超国家的秘密政府だということ。
300人委員会が考えている(計画している)ことの一つに以下のことがある。
パレスチナ全土を掌握し、エルサレムを世界の中心に据えて全体主義体制を確立すること。
ここで言う全体主義体制とは、ワン・ワールド政府による地球の統治という意味。
以前の記事でディープステートと戦う世界的代表選手がトランプ大統領とプーチン大統領だと語りましたが、ロシアはずっと300人委員会が目指すワン・ワールド政府計画に真っ向から反対していることを知るべきでしょう。だから、ディープステートの傘下にある大手メディアはロシア(特にプーチン大統領)を悪者に仕立てあげる情報を流しているのです。
テレビなどの大手メディアが流す政治情報は、必ずプロパガンダ情報として受け止めねばなりません。そこに悪意や特定の意図が含まれているからです。
あのスターリンでさえも300人委員会に抗い、政権内のシオニストをすべて粛清していたことを知るべきです。
レーニンは、1922年の第11回党大会で、「党が巨大な官僚機構に支配されている」と口を滑らしてしまった。それから数ヶ月後、レーニンは死亡した。
死因は梅毒による不全麻痺とされているが、ジョン・コールマン博士は毒殺だと語っている。
《腐敗した銀行システムとは?》
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤2章』より引用
東インド会社は1600年にエリザベス一世から特許状を与えられ、その後1622年にジェームズ一世の裁可を受けて株式会社となった。設立から25年間は、歴代ムガール皇帝やインドの商人、銀行家と良好な関係を築いた。彼らは1625年までにインド金融の秘密を手に入れ、その内容を熱烈な報告書にしたためてイギリス国王に届けている。ここで注目すべきは、彼らが学んだ「部分準備銀行制度」という腐敗した銀行システムが、のちにオランダ、イギリス、アメリカに採用されている点だ。イギリスとアメリカは、第一次世界大戦の戦費を調達するためにこの「部分準備銀行制度」を導入し、それ以降のすべての戦争で、この制度を利用するようになったのだ。
〈チャールズ二世が東インド会社に与えた権限とは?〉
スチュアート朝(イギリス)のチャールズ二世は1661年に東インド会社に対して、主権国家との和平締結および宣戦布告の権利を与えている。他にもベナレスなどのケシ(アヘン原料)の栽培の完全支配とそこからあがる収益を独占する権利も与えた。チャールズ二世が与えた権利はまだある。東インド会社には、インドの政府指導者と直接交渉する権利と実際の預金量よりも多く貸し付けるインドの銀行制度を完全に取り入れる権利も与えている。
主権国家でもない株式会社(東インド会社)が、主権国家との和平締結と宣戦布告の権利を持つということ自体があり得ないことであるにもかかわらず、それを与えるイギリス王とはいったい何なのか? ここに黒い貴族の本質がある。
この結果、1830年頃には、インド全体が東インド会社の支配下に置かれた。
東インド会社は1702年に名を「連合東インド会社」に変え、その後「英国東インド会社」と改称している。
重要なことは、彼らがインドで学んだ(盗んだ)運用制度や銀行制度は、そっくりそのままノーマン・モンタギュー率いるイングランド銀行とウィルソン大統領が設けたアメリカ連邦準備銀行に採用されたこと。
〈彼らがなぜ政界を支配できるのか?〉
ここでディープステートを研究する人たちでさえ誰も言わないことを指摘する。
彼らがなぜ世界を支配できるのかという要因の一つに「学ぶ力」がある。
「学ぶ力」とは「力を発生させるものを盗む」と言い替えてもいい。
彼らは様々な宗教組織に入り込み、そこで奥義を盗むことを繰り返している。それを自分たち流にアレンジしてオリジナルのように装って洗脳の道具にする。
彼らは「支配をするため」の力や道具を手に入れることに対して貪欲です。それは学ぶとも言い替えることが出来るが、彼らの場合、「盗む」と言った方が適格と思われる。
彼らは、敵からさえも学ぶ。だから強くなる。敵から学ぶということは受け入れるということではない。知識として理解するが、その信奉者には決してならない。逆に敵を利用することを最大の武器とする。そのために内部に侵入し、彼らの世界支配に役に立つ“何か”を盗み出す。ユースタス・マリンズが彼らを「寄生虫」と言ったのは的を射ている。
《世界で初めて秘密の政府を暴露したドイツ外相ヴァルター・ラーテナウ》
ジェイコブ・デ・ハース博士は著書の中で「300人の男たちが世界の出来事を操っている」と指摘した。そのためハース博士は殺されたとジョン・コールマン博士は語っている。同じように300人委員会の存在を公然と語ったヴァルター・ラーテナウ独外相も同じ運命となった。ラーテナウは、ドイツの経済復興を速めればヴェルサイユ条約で連合国側に突きつけられた賠償金の支払いが円滑になると繰り返し主張した。だが、ラーテナウの訴えは聞き入れられなかった。なぜならば、イギリスは、あと100年はドイツを奴隷国家にしておきたかったからだ。
ヴェルサイユ条約(第一次世界大戦の講和条約)でドイツが課された戦後賠償は過酷を通り越しているものだった。
商業用トラック5,000台以上を差し出し、工場機械を解体され、世界の金融市場から締め出され、鉄鉱石の75%、亜鉛の67%、石炭の26%が賠償に充てられた。賠償金はドイツの支払い能力の三倍の額に設定された。
ジョン・コールマン博士は経済の立て直しを図ったドイツの偉大な政治家が抹殺され、ドイツ国家は土台から揺らぐこととなったと語っている。
政治家で世界を支配する秘密の政府があることを口にしたのはラーテナウが初めてと言われている。
1921年12月24日のウィーナー・プレス紙上にラーテナウが寄せた言葉を以下に記す。
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤2章』より引用
わずか300人が集結し、ヨーロッパの運命を握っている。その後継者も自分たちの側近から選出する。彼らは国家の形態を不合理と考え、これを破棄する手段を手中にした。
※【補足説明】
ヴァルター・ラーテナウは、ドイツのユダヤ系実業家、政治家、作家、外国籍企業電機メーカーAEG会長。社会主義者でかつてロスチャイルドの顧問を務めたこともある。ヴァイマル共和国初期に外相を務め、ソビエト連邦とラッパロ条約を締結したことが秘密組織の逆鱗に触れ、極右テロ組織コンスルのメンバーに暗殺された。
それほど陰謀組織の中枢組織である「300人委員会」について公然と語ることは危険なことなのです。まだ私の影響力は小さいのでそこまでしてこないでしょうが、私も同じ運命となる可能性は現時点でもあるのです。
ですが、私には背後に守護する存在がいるので、その守護する存在が私を守ってくれる可能性に期待しています。
《“彼ら”は表舞台にいる!》
「ディープステート」という言葉自体が「まやかし」である。
その正体を示すわけでもなく、その目的や動機さえも想像することもできない。
一番問題なのは、「ディープステート」と聞くと人々がイメージするのは地下組織、裏側に潜み姿を現さない存在となるのではないか。
しかしそれこそが彼らの隠蔽の術に他ならない。
彼らは表舞台にいる。
彼らは権力の座につき、経済、学問、教育などあらゆる表の世界に存在している。
もちろん表には出てこない人物は数多く存在し、秘密結社そのものは隠蔽術によって隠されている。
彼らは権力者を陰から操るだけにとどまらず、表舞台に登場している。堂々と人々の前に姿をさらしている。しかしその本性と真の目的と動機は隠している。
あなたは「彼ら」を目撃しているはずだ。
彼らは「無法者の集団」であり、「自らを法とする団体」である。
その本性、本質は悪魔教の徒である。
ディープステートとは秘密結社に他ならず、秘密結社とは陰謀団に他らならず、陰謀団とは悪魔崇拝者に他ならず、悪魔崇拝者とは神(創造主)への叛逆者に他ならない。
最後にジョン・コールマン博士からの警告の言葉で本編を締めくくる。
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤2章』より引用
300人委員会が君臨する限り、人類は自らの安全、自由、財産を永遠に危機にさらされ続けるのだ。
【タヴィストック人研究所編】につづく
参考書籍(引用元)
書籍名:『新版300人委員会㊤』
著者:ジョン・コールマン
監訳者:太田龍
出版社:成甲書房
最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!