サンシャイン池崎氏がYouTubeチャンネルの収益を保護団体に寄付!
《サンシャイン池崎氏が保護猫活動の団体に寄付》
お笑い芸人のサンシャイン池崎氏が2月5日に、自身の飼い猫をメインとするYouTubeチャンネル『ふうちゃんらいちゃんねる』の収益を保護団体に寄付したことを報告。
YouTubeチャンネル『ふうちゃんらいちゃんねる』は、サンシャイン池崎氏が2019年8月に開設した雷神、風神の2匹の猫をメインとしたチャンネル。
主に保護施設でのボランティアの様子や猫たちの愛らしい姿を投稿しているもの。
今回の寄付金の額は、112万1706円。
『ふうちゃんらいちゃんねる』立ち上げからの経費と税金を除いた収益のすべてを保護団体『猫の森』に寄付した。
(細かい金額まで寄付しているのがリアルだな!good!)
《寄付を終えたサンシャイン池崎氏の感想は?》
ATMで寄付金を振り込んだサンシャイン池崎氏は晴れ晴れとした表情でインタビューに答えた。
「うれしいね!」
「みんなのおかげです。形になったっていうのが嬉しいです。やってよかった!」
また、チャンネルの報告動画では、
「今回、無事に寄付出来ました。これからも頑張っていきますので、応援の程、よろしくお願いします」
と呼びかけた。
サンシャイン池崎氏の姿が「清々しく見えた」のは、アチキだけではないだろう!
《サンシャイン池崎氏の飼い猫》
サンシャイン池崎氏の飼い猫は、2018年7月にNPO法人『猫の森』から引き取ったもの。
「らいちゃん」こと雷神は、オス猫(2歳)。
「ふうちゃん」こと風神は、メス猫(2歳)。
2匹とも『猫の森』に保護された保護猫から生まれた。
(左が雷神、右が風神)
《『ふうちゃんらいちゃんねる』に応援の声が寄せられる》
サンシャイン池崎氏は、チャンネル開設時より広告収入は経費と税金を除いた全ての利益を動物保護活動団体へ寄付することを宣言していた。
この趣旨に賛同した視聴者からは応援の声が寄せられている。
「もっと広告つけていいよ」
「このチャンネルの広告動画は飛ばしません」
など。
《保護団体『猫の森』の北村由紀子代表の言葉》
寄付された側である保護団体『猫の森』の北村由紀子代表は、サンシャイン池崎氏の寄付に感謝の言葉を述べている。
「ありがとうございます。すごいビックリしました。皆さんのご寄付で成り立っているので、本当にありがたいです」
動物の保護活動について!
犬や猫などの動物の保護活動にはお金がかかるもの。
特に医療費は高額になることも多い。
医療費の他に、餌代、施設の家賃、光熱費などの経費がかかる。
これらの経費を維持しないと動物保護の活動はできなくなる。
経済的支援なくして、動物保護活動は成り立たないのだ。
特に、寄付を主な収入源としている保護団体にとっては活動継続の死活問題となる。
「寄付」ということは、保護活動そのものと甲乙つけがたい重要な行為なのだ。
YouTubeチャンネルの理想的な運営の姿がここにある!
YouTubeチャンネルを開設する人たちの目的はなんでしょうか?
アチキが多少なりともYouTubeチャンネルを眺めていると、「有益なもの」「役に立つ情報を提示してくれるもの」「面白おかしいもの」「ファンを喜ばせるもの」「趣味の世界」、また、「自己顕示のもの」「お金を得ることを目的としているもの」はては「詐欺商法」とさまざまなYouTubeチャンネルがあります。
アチキが思うに、そもそも寄付を初めから目的としYouTubeチャンネルを開設したサンシャイン池崎氏を大いに称賛したい。
それが意味することは、YouTubeチャンネルの活動の動機と目的が「正しく」なおかつ、「運営者も視聴者も寄付される団体も喜ぶ活動」である。
つまり、少なくとも誰も傷つかないYouTubeチャンネルであり、誰も損しないYouTubeチャンネルでもあり、社会問題を解決するYouTubeチャンネルでもあり、決して誰かを騙したり、自己の利益や名誉を求める欲深いYouTubeチャンネルではない、ということです。
YouTubeチャンネルの世界は、本当に玉石混交の世界であり、てん○○のようにYouTubeを使って詐欺商法をする者もいれば、イタズラ動画という犯罪まがいの迷惑行為をするYouTubeまであります。
サンシャイン池崎氏のYouTubeチャンネルの運営は、まさに理想的なYouTubeチャンネルと言えるでしょう。
ですが、一言言っておくと、寄付をすることだけが理想ではないということ。
正しい目的と動機であるならば、YouTubeチャンネルで利益を得ることは正しいことであり、運営者が繁栄することは肯定されるべきであるということです。
ですから有益な動画を提供するYouTubeチャンネルの運営者は、多くの利益を手にしていいのです!
「正しき者こそ繁栄するべき」
ということです。
逆に、欲深い者が繁栄した場合、必ずそこに「泣く人」「悔しい思いをする人」「騙される人」などが出るのです。
ですから、「有益な情報」「面白い動画」「純粋に楽しませる動画」を運営するユーチューバーが利益を得ることは大切なことなのです。
猫の引取りと殺処分数について!
環境省の統計資料から猫の引取り数と殺処分数を見ていきます。
《猫の引取り数》
2019年度(令和元年度)の猫の「引取り数」=53,342匹
(「引取り数」とは、何らかの理由によって猫を保護した数)
内訳は、
飼い主からの引取り数は、10,403匹
所有者不明の引取り数は、42,939匹
これに対して返還または殺処分数は?
《猫の殺処分数》
2019年度(令和元年度)の猫の「殺処分数」=27,108匹
「殺処分数を除く生存数」の内訳は、
飼い主(所有者)への「返還数」は、305匹
新しい飼い主への「譲渡数」は、25,636匹
飼い主へ戻される猫があまりにも少ないのに驚かされます。
また、新しい飼い主への譲渡が2万5千匹もあることに少しほっとします。
しかし、それでも1年間で2万7千匹の猫が殺処分されていることに、行き場のない怒りと痛いほどの悲しみを感じます。
《「引取り数」と「殺処分数」の過去の比較》
2004年度(平成16年度)と2019年度(令和元年度)を比較してみると?
2004年度(平成16年度)
引取り数 =237,246匹
返還・譲渡数= 4,026匹
殺処分数 =238,929匹
(数字は、環境省提供のまま)
2019年度(令和元年度)
引取り数 =53,342匹
返還・譲渡数=25,941匹
殺処分数 =27,108匹
(数字は、環境省提供のまま)
これを見るとこの15年で、圧倒的に猫の引取り数が激減しているのが分かります。
そして返還・譲渡数が約6倍も増えています。
殺処分数は、約1/9にまで減っています。
これは主に民間の保護活動をしている人たちのおかげと言っていいでしょう。
しかし、それでも2万7千匹もの猫たちが殺処分されているのには胸が痛みます。
動物の殺処分を無くすことは「人としての愛」であり「社会全体の問題解決」
《猫の保護と殺処分等の関係は?》
令和元年(2019年)の猫の保護数は、5万匹以上もいるのです。
(53,342匹)
一番驚くのが飼い主から引取りが全体の20%もあることです。
(飼い主からの引取りとは、飼い主が飼い猫を自らの意志で手放すということ)
その中にはやむを得ない理由もあるでしょう。
ですが、それを十把一絡げに論じることはできませんが、とても悲しい気持ちになります。
アチキの考えと思いは、「ペットは家族」であり、「出来る限り、可能な限り手放さない」です。
人生にはさまざまな苦難困難が降りかかり、思ったように生きることができないことがあります。
病気、事故、経済的苦境など。
個人ではどうしようもない状況が人生に襲い掛かることはあります。
だからこそ、個人を超えた力である社会の力が必要とされるのではないでしょうか。
それが動物に関することでいえば、保護団体の活動やそれに寄付をしたり、協力したりする活動ではないでしょうか。
そうした活動を支援するということは、社会のなかで積極的に認められ、告知され、応援されるべきものであると思うのです。
アチキがいつも思うことは、「人間は人間だけのことを考えていればそれでいいのか?」ということです。
ご意見番はこれからも『ふうちゃんらいちゃんねる』を応援します!
最後までお読みいただき、ありがとうござりんす!