はじめに
パチンコ攻略法詐欺【弁護士編】の第2弾です。
(トータルでは第3弾)
「詐欺」の天敵は警察と弁護士です。
弁護士は被害者を詐欺師から守るからです。
ですから、「パチンコ攻略法詐欺」を考えるにあたって、弁護士の判断は必須のものなのです。
パチンコ愛好家のなかには、いまだに「偽物もあるだろうが、なかには本物の攻略法(必勝法)」があるのではないか?
と考える方もいるかもしれません。
しかし、私が調べた限り、弁護士・司法書士・パチプロ・セミプロ等の方々が口をそろえて言っています。
「パチンコ攻略法など存在しない」と。
パチンコ愛好家でないギャンブルとは無縁の方にとっては、パチンコの何が問題なのかが分からないでしょう。
しかし、私が今後発信する「脱パチンコのススメ(カテゴリー)」をお読みいただけるならば、パチンコというギャンブルが「社会悪」であることがお分かりいただけると思います。
今回の情報源は、『弁護士法人紫方里(しほり)』さんの「パチンコ攻略法詐欺」です。
最後にリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください。
現在、有効なパチンコ攻略法などありません!
《パチンコ攻略法詐欺とは?》
弁護士法人紫方里(しほり)から引用
パチンコ攻略法詐欺業者とは、保証金だの登録料だの情報料だのと言って金を巻き上げ、効果のない情報を販売する業者のことです。
パチンコ、パチスロサギは20年以上前からある詐欺手口です。
〈効果のない情報(攻略法)を販売することは詐欺行為〉
パチンコ攻略法詐欺業者とは、パチンコ愛好家から「効果のない情報を販売する詐欺行為」です。
しかも20年以上の歴史を持っているので、当然ながら「パチンコ攻略法詐欺の手法」もある程度確立されています。
それがどういう意味かと言うと、パチンコに詳しい人間であれば会社組織ではなくても、個人であっても情報商材としての「パチンコ攻略法(必勝法)」を販売することが出来てしまう、ということです。
ここで重要な点を指摘します。
弁護士が「効果のない攻略法を販売することは詐欺」だと言っていることです。
では、この場合の効果とは?
販売側:「10人に販売し、3~4人が効果ありと感想を持ったら詐欺ではない」
購入者側:「攻略法を使えば(攻略法に従えば)儲けることが出来るはずなのに私は儲けることが出来なかった。だから詐欺だ」
ポイントは、10人にパチンコ攻略法を販売し、10人に実績(儲ける)が出なければ、それは詐欺です。
販売者から見れば「さまざまな条件とか経験も必要なんだ」なんて言い逃れするでしょうが、購入者にとっては「自分の結果がすべて」なのです。
つまり、販売者からみれば1/10(たとえです)でよくても、効果が出ない購入者からすれば100%なのです。
要するに、ビジネス(情報商材)として販売するからには10人中10人に効果が出なければ「嘘」=「詐欺」となるのです。
だって「攻略法」ですから。
攻略する方法なのですから。
しかし、問題はたとえ効果が出たとしてもそれが果たして本当に攻略法のおかげなのか、単に運が良かっただけなのか、証明することは至難の業であることです。
人間は自分に都合の良いように信じようとします。
その人間心理を詐欺師はついてくるのです。
《過去に本当の攻略法があった?》
弁護士法人紫方里(しほり)から引用
何故、このような被害が長年続いているかというと、過去に本当の攻略法が存在していたからです。
詐欺業者は、この本当の攻略法が過去に存在していた事実をうまく利用しています。
〈詐欺師の手口とは?〉
確かに調べて行くと、「過去に本当の攻略法が存在していた」という情報(声)があります。
しかし、それは過去のはなしであり、稀な物でもあります。
当時としても本物よりも偽物の方が多かったはずです。
パチンコの底なし沼にハマった人は、パチンコで勝ちたい(儲けたい)、負けた分を回収したい、借金を返したい、と願い日々パチンコを打ちます。
しかし、自分の力では如何とも仕様がない、と思い「攻略法があれば!」と考え、購入してしまいます。
そうして詐欺被害にあって、余計にお金を損するのです。
詐欺をする人間は、実に巧妙で狡猾です。
その手口は「事実の中に嘘を混ぜる」あるいは「真実を捻じ曲げて都合の良いものにして信じ込ませる」です。
パチンコ攻略法詐欺の人間は、「過去に本当に攻略法があった」ということを意味のない自信とし、それをイメージ操作によってあたかも現在も偽物の中に本物があるように見せかけて騙すのです。
なお、私の見解では、過去、本物の攻略法があったということを100%信じてはいません。
なぜなら、100人が攻略法を使用して100人が勝てなければ、それは「攻略法」とは言わないからです。
《現在は有効な攻略法などありえません》
弁護士法人紫方里(しほり)から引用
しかし、コンピューター技術や情報が発達した現在、メーカーが以前のようにバグやエラーを出すことは考えづらく、現在は有効な攻略法などありえません。
〈弁護士の答え〉
「現在は有効な攻略法などありえません」
これが弁護士の答えであり、現在の状況です。
ですから、現時点で情報商材として何らかの「パチンコ攻略法」を販売しているならば、それは「詐欺」となります。
考えて見てください。
AIが発達した現在で、人間の経験や勘から生み出された攻略法が有効であるかどうか、考えてみれば明らかでしょう。
(パチンコ台がAIを使用しているということではない)
《詐欺業者は、うまく読者を魅了する》
弁護士法人紫方里(しほり)から引用
体験談を交えた体裁で記載しています。
詐欺業者は、うまく読者を魅了します。
〈詐欺師は、体験談で人を魅了させて騙す〉
「体験談」、人はこれに騙されます。
人間が最も興味あることは「人間である」という話もあります。
ですから、他の人の体験談というものは、興味を引くものであり、買い物等では信用するかしないかの指針となるものです。
しかし、読者とは違って、詐欺業者の体験談は「目的」と「意味」が違っています。
詐欺業者の体験談は、購入見込みの客の目をくらまし、信用させることが目的です。
つまり、体験談を語るのは裏の意味があるということです。
パチンコにおける「体験談」は、幽霊を見た、という体験談と同じで他人が同じ追体験をすることが不可能なものです。
ですから、その体験が本物であったとしても、同じ結果がその人に起こるという保証はないのです。
しかし、詐欺師は「そう思い込ませる」のです。
要するに、パチンコ攻略法詐欺師は、自分が販売するパチンコ攻略法を購入させるために、信用させるために体験談を使用するのです。
客観的な事実でも技術における説明でもなく、体験談という個人の感性でいくらでも翻訳万能なもので「信じ込ませる」のです。
《パチンコ攻略法詐欺は、経営実態を隠す》
弁護士法人紫方里(しほり)から引用
パチンコ攻略法詐欺を行う業者のほとんどは、匿名性の高い私設私書箱等を会社の本店所在地にし、飛ばしと呼ばれる通信機器を利用することによって経営実態を隠します。
それは、警察からの捜査を逃れること、裁判所からの差し押さえを逃れることが目的です。
〈詐欺師はクレーム対応を最初から用意している〉
「私設私書箱」などを利用している業者であれば、まず疑ってかかることです。
個人でパチンコ攻略法を販売しているならば、個人の住む住居であるかどうかが重要な判断ポイントとなります。
ですが、それを購入者が確認することはほぼ出来ないでしょう。
知っておいて欲しいことは、「詐欺師は周到に用意して人を騙す」ということです。
詐欺師はシナリオを書き終えて詐欺行為をする、ということです。
ですから、「クレーム対応策(詭弁)」「警察から逃げる手段」「裁判になっても言い逃れできるような手段」などを最初から用意しているのです。
特に購入者からのクレームに関しては、100%対策があると思ってください。
ですから、下手なクレームだと撃退されて泣き寝入りとなります。
もし、騙された金額が大きい場合、攻略法詐欺を許せないと強く思う場合は、弁護士に相談することをおススメします。
ただし、弁護士にも得意分野と不得意分野があるので、可能な限り「パチンコ攻略法詐欺」に知識と経験がある弁護士に相談することが最良と思います。
詐欺師は詭弁師!
詐欺師とは「詭弁」を弄する者です。
あの手この手で他人を欺きます。
事実の中に嘘を混ぜる、事実を歪曲して伝える、デタラメを言って印象操作をする…。
最大の特徴は、嘘をついても詭弁を弄しても決して“恥じない”ことです。
ですから、「購入したパチンコ攻略法の通りやったけれど儲からなかった」というクレームを真摯に受け入れることもないし、反省することも謝罪することもありません。
(口先だけの謝罪はあっても本心から謝罪はしない)
たとえ間違いや罪を追求されても、決して“恥じる”ことも“反省する”こともしない。
それが詐欺師です!
よくよくご注意ください!
リンク先
『弁護士法人紫方里(しほり)』
「パチンコ攻略法詐欺」
最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!