『パチンコ攻略法は詐欺だ!5【弁護士編3】 ~パチンコ・パチスロは「消費者が負ける」ことを前提に成り立つビジネス(システム)!~』

目次

はじめに

パチンコ攻略法詐欺【弁護士編】の第3弾です。
(トータルでは第5弾)

おそらく弁護士編の「決定版」となるはずです。
【弁護士編】第3弾で紹介する『弁護士法人若井綜合法律事務所』は、「パチンコ攻略法詐欺・打ち子詐欺」に詳しい法律事務所だと思われます。
そのため元記事の分量は多いです。
なので、ご意見番がポイントと思われる主張を抜粋して紹介し、ご意見番の独自見解を付け加えて論じます。

「パチンコ攻略法」の問題は、パチンコ依存者、パチンコ愛好家だけの問題ではありません。
パチンコの問題は「社会問題」なのです。
この国の未来を良くしたいと思う方、詐欺師の手法に興味がある方は、ぜひこのシリーズをお読みください。
目から鱗が落ちる方もいるでしょう。

今回の情報源は、『弁護士法人若井綜合法律事務所』の「パチンコ攻略法詐欺・打ち子詐欺の被害者に知って欲しい情報のまとめ」です。
記事の量としては多いですが、パチンコ攻略法詐欺に強い法律事務所だと思われます。
攻略法詐欺・打ち子詐欺の被害にあわれた方にはおススメの法律事務所です。
また、パチンコ攻略法は本当に有効なのか? と考えている方は必読(必見)の法律事務所の記事です。
本記事と合わせて若井綜合法律事務所の記事を精読することをおススメします。
最後にリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください。

基本的に「ギャンブルに攻略法は存在しない!」

《わざわざ儲け話を他人にする必要はない!》

弁護士法人若井綜合法律事務所から引用

パチンコ攻略法詐欺や打ち子詐欺の被害にあった方にお聞きしますが、もしあなたが「旨い儲け話」を知っていたとしたら、それを人に教えますか?
常識から考えて、有料とはいえ人に儲け話をする必要性はありません

攻略法が分かっているのであればその当事者が自分でその方法を実践し、利益を上げればいいわけですね。何もその情報を宣伝し、わざわざ手間をかけて販売する必要はありません

〈あなたは確実に当たる宝くじを知っていて、それを他人に教えますか?〉

「もしもの話」をします。
もしあなたが宝くじの当たりを事前に当てられる能力(超能力・予知能力など)があったとしたら、その大当たりの宝くじを他人に教えますか? それとも自分で購入して当選者となりますか?
答えは100人中100人が同じ答えになるでしょう。

宝くじなら分かるのに、パチンコ攻略法となると分からなくなるんですね。
その違いは「パチンコにのめり込むと思考が狂ってしまう=価値観がおかしくなる」からです。
パチンコ中毒になると正常な常識人としての判断が出来なくなるのです。

パチンコ攻略法販売とは、儲け話を他人に譲っている状況です。
パチンコを打つ大きな動機は「楽して儲けたい」です。
なのに、簡単に儲けられる攻略法があるにもかかわらず、手間暇かけて宣伝・販売する必要はありません。
自分で打って儲ければいいだけです。
ですからパチンコ攻略法を販売するという行為は実に矛盾したことなのです。
はっきりと言えば、勝つか負けるか分からないパチンコを打つよりも、確実に儲けられる商売(詐欺)に切り替えた(攻略法販売)ということです。

同じことは「パチンコ攻略法」を「ビジネスのアイディア」と置き換えてみても同様です。
誰もやっていないビジネスアイディアが浮かんだ成功を夢見る起業家が、自分が起業せずに他人に確実に成功するであろうアイディアとノウハウを教えますか?
たとえそれによってなにがしかの利益を得たとしても自分が経営するよりも利益は計り知れないほど少なくなります。
そんなこと誰がしますか?

《既にパチンコ攻略法を購入したならば、あなたは被害者です》

弁護士法人若井綜合法律事務所から引用

本物に儲かるパチンコ攻略法も、打ち子の仕事も存在しません。
つまり、既にお金を費やしてしまった人は詐欺の被害にあったことになります

(注:引用の文中に「本物に」とあるが「本当に」の間違いであると思われる。引用文は原文のまま紹介した)

〈被害者であると認識することの重要性〉

「本当に儲かるパチンコ攻略法は存在しません」
「既にお金を費やしてしまったあなたは詐欺の被害者です」

パチンコ攻略法詐欺で重要な指針とは、まず「パチンコ攻略法は全て詐欺である」という認識を持つこと。
詐欺という認識を持ったならば被害を公にすることです。
被害を公にするということは、被害届を出すということに限りません。
最低限弁護士に相談するということをやってほしいと思います。
なぜならば、多くのパチンコ攻略法詐欺の被害の声が集まってくれば被害の実態も分かり、それが世論を形成するからです。
しかし、泣き寝入りしてしまうと詐欺という社会悪が隠されてしまいます。
同じような被害者をださないことの手助けが被害の声を公にすることです。

《パチンコ攻略法は個人の主観に基づくオカルト理論ばかり》

弁護士法人若井綜合法律事務所から引用

そうした情報は玉石混交であり、必ずしも有用なものばかりだとは限りません。
個人の主観に基づく“オカルト理論”がほとんどで、鵜呑みにするのはかなりの危険を伴います。
テレビや雑誌で流通する情報の多くは「誤りではないが勝率に影響しない」点に大きな特徴があります。
例えば、マシンの特徴やパチンコ店についての情報を入手することはできますが、いずれも攻略法として役に立つものではありません

〈パチンコ関連の知識が正しくても攻略法として有用であるわけではない〉

上記の文には、「そうした情報は玉石混交であり、必ずしも有用なものばかりだとは限りません。」とあり、あたかもパチンコ攻略法に有用なものがあるような表現がなされていますが、引用元の原文全体をつぶさに読めば、「パチンコ攻略法で有効なものはない」と分かります。
誤解しないでください。

「個人の主観に基づく“オカルト理論”」?
だからパチンコ攻略法詐欺の人(販売している人)は、「決めつけ」「レッテル貼り」「詭弁」「顛倒妄想」が多いのだと、つくづく納得します。

上記の引用文のなかに非常に重要な指摘があります。
それが、「誤りではないが勝率に影響しない」という部分です。
つまり、「パチンコ関連の知識としては間違っていないが儲けさせることはできない」ということです。
パチンコ攻略法詐欺業者の中には、「他にはパチンコ攻略法詐欺がいるが、私のパチンコ攻略法は詐欺ではない」というニュアンスを暗に匂わせて信用させる者がいます。
その場合、「知識(情報として)は間違いではないが、攻略できる方法は提示されていない」ということになります。
これは一種の“詐術”なのです。
パチンコの攻略という本質から目を背けさせ、別のところに購入者の目を向けさせて信用させる手口(話術)です。
こうした方法を議論(弁論術)の世界では、「ストローマン論法」と言います。
問題の本質から論点をズラし、別の問題にすり替える、という手口です。
パチンコ攻略法販売業者はこうした詭弁を弄する者なのです。
なかには詐術を詐術とは思っていないのではないか? という顛倒妄想の人間もいます。
相手にするだけ無駄な人たちです。

《実際に利益をもたらす攻略情報は一つとして存在しません》

弁護士法人若井綜合法律事務所から引用

これまで法律事務所に寄せられた案件を見ても、実際に利益をもたらすような攻略情報は一つとして存在しません
「勝てる」、「儲かる」、「必勝法」という名目で販売されている情報はほぼすべて、虚偽の宣伝広告に基づくものであると考えて差しつかえないでしょう。実際に提供される攻略法は役に立たないものばかりで、購入者がお金を騙し取られる「攻略法詐欺」が横行しています。

〈差別化を図るパチンコ攻略法詐欺業者とは?〉

「実際に利益をもたらすような攻略情報は一つとして存在しません」
「実際に提供される攻略法は役に立たないものばかり」

ギャンブルに攻略法はないので、「勝てる」、「儲かる」、「必勝法」という名目で販売されている情報はすべて偽物となります。
ここで注意しなければならないことがあります。
それは上記の「絶対勝てる」「儲かる」「必勝法」という手法を否定するパチンコ攻略法業者がいることです。
その目的は、「だから私の攻略法は信用できる」と騙すこと(思わせること)です。

パチンコ攻略法詐欺の中には、「絶対儲かる」「絶対勝てる」などとは言わない業者もいますし、そうした手法を否定する者もいます。
要するに、「差別化」をはかっているのですが、「絶対儲かる」「絶対勝てる」などとは言わなくても「攻略」とうたっていればそれは「詐欺」です
なぜなら「攻略(法)」と謳うからには、購入者を勝たせなければならず、勝たせられるならば「勝てる」「儲かる」と主張することができるはずなのです。
ですから、「絶対勝てる」という業者を否定しているから、その業者は本物とはならないのです。
実はそのうたい文句のなかに矛盾が潜んでいるからです。
巧妙、狡猾な業者がいますので、ご注意ください。

《パチンコ・パチスロは確率論によって勝ち負けが決まる仕組み》

弁護士法人若井綜合法律事務所から引用

そもそもパチンコやパチスロは確率論によって勝ち負けが決まる仕組みになっており攻略法の類は存在しないといわれています。稀にマシンの不具合などによって攻略パターンが発見されるケースもあるようですが、通常は即座にメーカーから修正が加えられ、プログラムミスなどを利用した攻略法もすぐに役に立たなくなってしまいます。

〈もし、有効な攻略法があったとしても即座にメーカーが修正・対策が立てられる〉

「そもそもパチンコやパチスロは確率論によって勝ち負けが決まる仕組みになっており攻略法の類は存在しない」
「万が一マシンの不具合などがあっても、即座にメーカーから修正が加えられ、プログラムミスなどを利用した攻略法もすぐに役に立たなくなってしまう」

これがパチンコの世界の現実です。

そもそもギャンブルとは胴元(パチンコの場合はパチンコ店)が儲かるようになっているのです。
もし、本当に有効な「パチンコ攻略法」があった場合、瞬く間にパチンコ愛好家の間で流行するでしょう。
しかし、それを胴元が放置するでしょうか?

有効な攻略法であればあるほど胴元(パチンコ店及びメーカー)は、必ず対策を立てます

そうしないと倒産してしまうからです。
だからパチンコ攻略法などあり得るはずがないのです。

《パチンコ攻略法詐欺の被害者は詐欺なのか確信が持てない》

弁護士法人若井綜合法律事務所から引用

原則として、パチンコ攻略法情報を販売している業者の多くは悪徳業者です。
返金には応じてもらえませんし、販売されている情報には何らかの形で落し穴が存在します。
パチンコの動作は各企業で機密扱いとなっており、消費者は購入した攻略情報が正しいのか否か、メーカー側に確かめることもできません

「収支がプラスになる保証は致しません」ということを業者側でも「利用上の注意」などと称して明示しているケースが多く、被害の形が曖昧にされているのです。

業者はまず詐欺であることを認めようとしませんし、被害者自身が「詐欺なのかどうか確信が持てない」点にも大きな特徴があります。

〈パチンコ攻略法詐欺は、被害の形が曖昧にされる〉

そもそもパチンコの動作は各企業で機密扱いとなっているので、パチンコ攻略法を購入した消費者は攻略情報が正しいのか否か、メーカー側に確かめることもできません
パチンコ攻略法詐欺業者は、これを逆手に取っているのです。
また、事前に「利用上の注意」などによって責任を取らないように巧妙な対策をしています。

パチンコ攻略法詐欺では、「自分が被害者であるのか確信を持てない」「後ろめたさからクレームを出さない」「業者は初めからクレーム対応を準備している」「ギャンブルの勝ち負けではいくらでも言い訳がきく」という特徴があります。
つまり、パチンコ攻略法詐欺は、「被害の形が曖昧にされてしまう」のです。
被害者自身が「詐欺なのかどうか確信が持てない」という状況を知っていて悪用しているのです。
詐欺の「被害」を明確にするためには、販売業者に「騙そうとする意図」があったことを立証しなければならず、専門的な知識やさまざまな経験の無い人は泣き寝入りするしかないのです。
業者は、それを知っているから止めないのです。
それほどパチンコ攻略法詐欺とは悪質なものなのです。
これを宗教的に見れば「悪魔の手口」と言えるでしょう。
こんなことをしている業者は間違いなく「地獄界」と同通しています。

《パチンコ攻略法などの情報商材は、購入するまで信憑性が確認できない》

弁護士法人若井綜合法律事務所から引用

情報商材の問題点は、「購入するまで信憑性が確認できない」という点にあります。
中にはパチスロ雑誌で紹介されているような、ごく当たり前の情報を高額で提供している情報商材も存在します。
全く役に立たない情報であれば被害者も詐欺に気がつくわけでが、真偽の判断が難しい情報や、「有用性はないが正しい」情報については、被害の形が明確でないため、騙されていることに無自覚な被害者も少なくありません

〈パチンコ攻略法詐欺は、被害の形が明確に把握しづらい〉

「パチンコ攻略法の問題点は、購入するまで信憑性が確認できない。」
「パチンコ攻略法の真偽の判断が難しく、有用性はないが正しい攻略法については、被害の形が明確に把握できないため、騙されていることに無自覚な被害者もいる」

「絶対勝つ」「絶対儲かる」などという宣伝文句は、疑わしいと思う人でも、「こういう攻略法詐欺がいます」と注意喚起する業者がいる場合、信用してしまう恐れがあります。
しかし、パチンコに関する知識が正しくても攻略法としての有効性が合致しているかどうかは別の問題なのです。
たいていの場合は、主観的な理論かどこかに転がっている情報を転用したものです。

要するに、パチンコの攻略には主観が入りやすく、真偽の判断が難しいため、被害が出たのかどうか自覚しづらいのです。
しかし、それは逆に言うと、「はっきりと攻略法の効果を感じられない」ということなので、攻略法の有効性が崩れている、ということを意味します。

《パチンコは消費者が「負けるシステム」になっている》

弁護士法人若井綜合法律事務所から引用

パチスロ攻略情報に関して言うならば、情報リテラシーによる格差はほとんど(というか全く)存在しません。
過去の統計を見ると、どれだけ情報収集に時間を費やしたところで、勝率には影響が見られないことが報告されています
そもそもパチンコ・パチスロは「消費者が負ける」ことを前提に成り立つシステムです。どれだけ攻略情報が氾濫しても、この前提が崩れることはあり得ません。

基本的に「ギャンブルに攻略法は存在しない」ということを覚えておく必要があります。

〈ギャンブルの大原則とは?〉

パチンコ・パチスロは「消費者が負ける」ことを前提に成り立つビジネス(システム)です。

だからどれだけうまいことを言っている攻略情報があったとしても、この前提が崩れることはあり得ないのです。

◇ギャンブルの大原則とは?

ギャンブルの大原則=「ギャンブルに攻略法は存在しない」ということです。
別な言い方をすると、「ギャンブルとは消費者が負けることを前提としている」ということです。

本物の攻略法であれば、その手順に従えば誰でも(全員が)儲けることができなければなりません。
攻略法通りにして誰でも等しく勝てなければ、それは「攻略法とは言わない」のです。

パチンコ攻略法販売業者とは超エゴイストな人間!

結局、パチンコ攻略法詐欺とは、パチンコという賭博欲に取り憑かれた人を食い物にして私腹を肥やすペテン師なのです。
その特徴は、詭弁を弄して騙すことです。
パチンコ攻略法を販売するには詭弁を弄しないとできないのです。
ですから、当然の帰結としてパチンコ攻略法販売業者は詭弁師でなければやれないのです。
正直、誠実な人間にはとうてい無理なことなのです。
また、自分の利益よりも顧客の喜びや感動を第一に考える顧客第一主義などどこにもないのです。
パチンコ攻略法を購入した人がパチンコで負けた分を取り戻そうが、借金を返せずとも、「我関せず」なのです。
そういう意味でパチンコ攻略法販売業者とは「超エゴイストな人間」なのです。
騙されてはいけません。
また、パチンコ攻略法を販売する人間は必ず詭弁を弄する者なので、その仮面に騙されてはいけません。

リンク先

『弁護士法人若井綜合法律事務所』
「パチンコ攻略法詐欺・打ち子詐欺の被害者に知って欲しい情報のまとめ」

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