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『レジ袋有料化は“エコ”じゃない! ~小泉進次郎環境大臣の政治家としての資質を問う!~』

プレジデントオンラインで気になる記事を見つけました。
プレジデントオンラインの記事は、アチキの個人的感想を述べるなら、「なに言ってやがんでぇ~!」というものと「なるほど!同意見だ!」という二つがあります。
今回の記事に関しては同意見であると同時に、一人の国民として、一人の消費者として黙っていられないので、小泉進次郎環境大臣に対してもの申すと同時に彼の政治家としての資質について論じることにするでありんす!

消費者(60代女性)からの率直な質問と小泉進次郎環境大臣の返答

以下プレジデントオンラインより多くを引用する。

7月29日にBSフジ(フジかよ!)のプライムニュースで60代の視聴者女性から小泉進次郎環境大臣に率直な意見が出された。

その意見とは?

「レジ袋の有料化で買い物が不便極まりなくなりました。そもそも食料品をマイバッグに入れるのは不潔です。レジ袋はゴミ捨てにかかせず便利で有用です。ゴミを入れたまま燃やすことにも問題ないと思います」

これに対して小泉進次郎環境大臣は信じられない返答をした。

「不便極まりないのは申し訳ないなと。レジ袋を全部無くしたところで、プラスチックゴミの問題は解決しません。それが目的ではありません。この有料化をきっかけに、なぜプラスチック素材が世界中の問題となって取り組まれているのか、そこに問題意識を持って一人ひとりが始められる行動につなげてもらいたい。是非ご理解いただけるようにひき続き努力をしたい」

プレジデントオンラインの記事では、小泉大臣の「レジ袋有料化はプラスチックごみの問題を解決せず目的でもない」ということに食いついている。

この政策は環境改善の効果がないことを環境大臣自身が名言しているのだ。
つまり、「やる意味ある?」ってことだ!

実は、レジ袋は日本全国の自治体ゴミに占める割合が0.4%でしかない
プラスチックごみ削減問題において、レジ袋を集中してやり玉にあげる意味がないのだ。

重要なことは、
「レジ袋を焼却したところで有害物質がでることはない」
ことだ。

レジ袋は、そもそも石油精製時に生じる副産物でしかないのだ。
よって、レジ袋に罰金を科すことは環境問題改善に役に立たないどころか、日常的に買い物をする人たちに“めんどくさい思いをさせ”“お金を使わせることで迷惑をかける”ことにしかならない。

なんのためにこの省令をつくったのか?
大きな疑問である!

それに対して小泉大臣は、この述べた。

「レジ袋有料化の目的は国民の啓発だ」と。

はっ!
あ~そうですか!
我々国民は大臣に啓発されないといけない存在なんですね!

日本から直接的に海洋に排出しているプラスチックごみは年間4万トン程度。
これは日本で年間生産されるプラスチックごみ全体の0.5%以下の数字にしかすぎない。
中国では日本の100倍の海洋排出が指摘されている。
地球の環境問題を考えるなら、中国に改善を求めるべきである。

大事なことは、日本のプラスチックごみの回収・燃焼システムは非常に高度なものであり、日本では海洋プラスチック問題は深刻ではなく、さらにその中にレジ袋の締める割合など極僅かなミクロな問題でしかない。

プレジデントオンラインの著者は、無知な国民に対する世襲政治家特有の傲慢な上から目線でやっていることだと批判している。

要するに、何もわからない国民に貴族ぶった二世議員が偉そうに間違った社会システムを無理やり押し付けていると非難しているのだ。

みなさん、どう思います?

この記事に寄せられた記事で“ごもっとも”と思うものを紹介

この話題についてネット上でコメントが寄せられていたが、ほとんどが批判的なものだった。
なかでもアチキが“ごもっとも”と思ったコメントを紹介する。

以下引用

「レジ袋よりもストローやスプーン、お手拭きなどのプラスチック製品には何も手を打たない。コンビニのおにぎりや弁当のビニールもバイオ系にするとかの動きはあるのかな?
ストローや弁当の容器を使い回す人は少ないだろうけど、レジ袋は有効に使えるのにな」

小泉進次郎環境大臣よ、これが庶民感覚であり、実態経済活動であり、国民の生活実態なのだ。

机上の空論や、官僚主導の政策、政治家のパフォーマンス、政治家の点数稼ぎ、庶民感覚を持たないお坊ちゃま感覚の政治は止めてもらいたい!

レジ袋有料化は愚策中の愚策、政治への不信しか生まない!

経済産業省は、今回のレジ袋有料義務化を「海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの解決に向けた第一歩」と位置づけ、「マイバッグ持参など、消費者のライフスタイルの変革を促すことが目的」と説明している。

だが、これに対してファッションバッグ・レジ袋・ゴミ袋などを製造している清水化学工業という企業が、自社のホームページで反論意見を述べている。
清水化学工業によれば、「ポリ袋はエコ」だと主張している。
その理由は、

1.ポリエチレンは理論上、発生するのは二酸化炭素と水、そして熱。ダイオキシンなどの有害物質は発生しない

2.石油精製時に(ポリ)エチレンは必然的にできるので、ポリエチレンを使用する方が資源の無駄がなく、エコ
ポリエチレンは石油をガソリン、重油等に精製した残りやあまりもの。

3.ポリ袋は薄いので、資源使用量が少量で済む

4.ポリ袋は見かけほどゴミ問題にはならない。目に見えるゴミの1%未満、自治体のゴミのわずか 0.4%。

5.繰り返し使用のエコバッグより、都度使用ポリ袋は衛生的

6.ポリ袋はリユース率が高い
  例)レジ袋として使用した後ゴミ袋として利用。

いいことばかりじゃね~か!
はっきり言って、経済産業省も環境省も専門家の意見や企業にきちんと調査をしたのか疑問だ。

買い物をする消費者からすれば、新型コロナウイルスを警戒するので“衛生的”であるポリ袋は大歓迎であるはず。
いまこの時期に不衛生な政策を政治家が率先して行うことは、国民の生活をおびやかすことでしかない。
新型コロナウイルス対策で一番大切なことは「とにもかくにも衛生的であること」だ。
マイバッグを使ってコロナ感染したら、小泉大臣は責任を取ってくれるのか?
医療費を負担し、生活費を工面してくれるのか?

さらに、自宅でゴミ袋として再利用できる。
そのまま廃棄できる便利さがある。

レジ袋が地球の環境破壊の真犯人だというなら仕方がないが、レジ袋を減らしても環境問題の解決に結びつかない。
だったら、なぜ有料化するのか?

これは隠れた税金ではないか?
という意見がある。

つまり、税金とは言わずに、国が新型コロナウイルスの経済支援等によって財政出動した穴埋めのためにレジ袋有料化をこのタイミングで強行したと見ることができる。
それが一番しっくりくる理由ではないか?

環境問題の報道(ニュースなど)には注意が必要

環境問題は世間では無条件で「環境を改善しなくちゃ」と思ってしまう分野のひとつだ。
しかし、この環境問題には間違った内容を煽る報道や活動もある。

たとえば、海洋ゴミ問題で、「過ってビニール袋(ポリ袋)を食べたウミガメが死んだ」といった類のエピソードは嘘がある。
2000年以降、神奈川県に漂着したウミガメの死体を類型500頭以上解剖した団体によると「いまだにビニール袋が死因と断定できるウミガメには出会っていません」との報告がある。

一口に海洋問題と言っても、日本とアジア諸国や欧米などでは事情が違うのだ。
マスコミのイメージ報道に騙されてはいけないのです。

たとえば、地球温暖化で海面上昇が起きている。
そこで北極の氷が解けていく映像を見せる。
すると、視聴者は氷が解けて海面が上昇してしまい、このままいくと海中に没する都市も出るのではないかと心配する。

しかし、南極の氷と北極の氷が解けるのはまったく別の話。
北極には、氷の下に陸地がない。
つまり、水(海)の上に氷が浮いているだけ。

みなさん、ジュースでもお酒でもいいですが、コップに氷を入れて飲み物を飲んだ時、氷が解けて飲み物がこぼれたことがありますか?
ないでしょう?
その理由は氷の体積はすでに水中に含まれているからです。
ですから、氷が解けようと溶けまいと水面は上昇しません。
ですが、南極は大地の上に氷や雪がありますので、その氷や雪が解けた場合は、海面上昇につながります。

また、二酸化炭素の排出は、実は森林の増加に役立ちます
植物が成長するためには、二酸化炭素と太陽光と水が必要です。
二酸化炭素の増加は植物にとっては良いことなのです。
植物が増えれば、それを食料とする生き物、森林で生息する生き物に恩恵を与えます。
また、植物が増えることは温暖化の抑止にもつながります。

本当は、地球温暖化の原因はまだ現代科学では解明されていないのです。
それが二酸化炭素やオゾンの排出ではいかと言われているにしか過ぎないのです。

また、地球温暖化の理由として、地球という惑星が宇宙の中でフォンベルトという地帯に突入したことによる、という研究もあるのです。
(フォンベルトとは、宇宙レベルで見ると地球自体が電子レンジの中にいるようなもの)

結局、レジ袋を地球温暖化の悪の権化と見る理由は無く、レジ袋を有料化して排除することは、買い物をする人にお金と不便を与えることであり、資源の無駄使いに繋がることなのです。

小泉進次郎進次郎環境大臣の政治家としての資質に迫る!

おい!ご意見番。
お前はこの間、靖国神社参拝に行った小泉進次郎環境大臣を褒めたじゃないか?
と思う人がいるでしょう。

それについては「それはそれ、これはこれ」というのがアチキの回答でありんす。

一時を持ってその人物の全ての評価に当てはめない。
靖国神社参拝とレジ袋有料化は別のことと認識している、ということだ。
政治家の信念としての靖国神社参拝と環境大臣としての政策能力は別次元で考えるべきだ、ということ。

さて、本題に入る。
まずプレジデントオンラインの評価を先に見ておこう。

《プレジデントオンライン著者の評価は?》

プレジデントオンラインの著者はレジ袋有料化の省令を推し進めた小泉大臣をこう評価した。

「彼は海外で流行っているものを無暗に日本に持ち込み、日本国民の生活・経済を破壊するパフォーマンスにすぎない。」

「はやりものに飛びついてパフォーマンスを繰り返す環境大臣こそが『社会のゴミ』である。日本の産業活動・企業活動を破壊するパフォーマンスを繰り返すことに、なぜ日本国民は税金を支払う必要があるのか。日本人のために働けない政治家を廃棄物処理に回すべきだ

いやはや驚きでありんす!
アチキ以外にこんな大胆な言葉を使う人間がいたんでありんすね!

小泉大臣を「社会のゴミ」と呼んでいる。

でも、これが庶民感覚であり、レジ袋と環境問題を学んだ人の意見であることは間違いない。

ここからはご意見番の意見でありんす!

《言葉は人柄をあらわすもの》

まず言いたいのは「文は人なり」「言葉はその人の人柄をあらわすもの」ということだ。
小泉進次郎環境大臣は、視聴者の質問に答えるときに以下の台詞をはいた。

「不便極まりないのは申し訳ないなと。」

少し古臭い言い回しであるところを見ると、父親の小泉純一郎氏を意識しているのだろう。
だが、何気ないこの台詞をアチキは見逃さない。

この台詞には、“傲慢さ”が滲み出ている
信念と傲慢さは似ているがまったく別物。

恐らく小泉進次郎大臣は、信念だと思っているのだろうが、この言い回しに「庶民感覚がない」ことと「政治家の家系に生まれたことで庶民を見下している深層心理」が読み取れる。
要するに、国民が困っているという気持ちをまったく理解できない、理解しようとしていない心境が読み取れる。

その人物の人柄を知るには「言葉」と「態度」を見ることだ

言葉で嘘をついても態度では誤魔化せなかったりする。
態度を装っても、言葉の中に本当の気持ちが見え隠れすることがある。

小泉進次郎大臣のこの台詞はアチキにはこう言っているように聞こえる。

「何言ってんだ。全然わかってね~な。でも建前で『不便極まりないのは申し訳ない』と言っておくか。『申し訳ない』といったのはあくまでも建前であって、俺は間違ってないぞ。本当は申し訳ないなんて思ってない」

ってね!

《目的がはっきりしない環境対策とは?》

「レジ袋を全部無くしたところで、プラスチックゴミの問題は解決しません。それが目的ではありません」

では何が目的なのか?

はっきり言って、環境大臣なら環境問題を直接解決する政策を打たねばならないはず。
それでこそ環境大臣というもの。

レジ袋有料化が、プラスチックごみ問題の解決につながらない限り、その政策(省令)はただ消費者に負担と混乱をもたらすだけだ。

政治家の目的はあくまでも国民の生命と財産を守ることが第一であり、それに付随することとして国民の生活と企業活動を守ることである。
レジ袋有料化は、明らかに問題解決にならない意味の分からない愚策だ。

《新型コロナウイルス防止対策の逆を行く政策》

ワクチンも特効薬もない現状で、国民がコロナウイルスから身を守る方法として、手洗いうがい、マスク着用などしかない。
つまり、国民ができる防衛手段が「衛生的にする」ことしかないのだ。

それなのに、毎回同じバッグに食料品を入れて買い物をする、ということは新型コロナウイルス対策とは真逆の対策でしかない。
レジ袋を使用して買い物をすることのほうが新型コロナウイルス対策に適っている。

なぜ、小泉環境大臣は国民の「食料品をマイバックに入れるのは不潔」
という声に耳を傾けないのか?
小泉環境大臣の眼はどこに向いている?
小泉環境大臣の耳は誰の声を聞いている?

官僚か?
自民党幹部か?
マスコミか?
それとも自分の政治家としてのキャリアを積み上げようとしているのか?

何度でも言う!

国民の声を聞かない政治家は民主主義の政治家として失格だ!

《科学的根拠がない省令で国民を混乱させる政治家》

小泉環境大臣を一言であらわせば、

「科学的根拠のない省令で国民を混乱させる政治家」

である。

「レジ袋はゴミ捨てにかかせず便利で有用」なのだ。

増々便利になっていく世の中において、国民に不便を押し付けるとはどういう了見だ!

副産物で生まれるポリ袋(レジ袋)は、家庭でゴミを入れる袋として再利用される。
また、焼却しても有害物質は発生させない。

国民から便利な生活を奪う理由は、いったいなにか?
小泉環境大臣よ、答えなさい!
啓発などと、官僚の言った論理を持ちだすのは止めなさい!

理由なき省令によって、国民の便利な生活を奪う政治家は政治家失格である

《ご意見番の小泉環境大臣の評価》

靖国神社参拝する気概があるのに、国民の生活実態を無視し、庶民感覚を身につけようともせず、官僚の操り人間となり、自民党上層部の顔色をうかがう小泉進次郎氏には、歴史に名を遺す政治家としての資質はないと判断する。(いまのところ)

小泉進次郎氏は、国民を真に幸福にする政治家ではない。
環境大臣としては、最低の大臣だ、と言っておく。

国民の国民による国民のための生活を守るために

大切なことは、疑問に思ったことは「調べてみる」「学んでみる」ことです。
政治家のやっていることは間違いがたくさんある。
国民のためではなく、政府の事情を優先する政策が多くある。
それを無批判、無条件で受け入れてしまうと、実は自分で自分の首を絞めることになってしまうのです。

そして一番大切なことは、「国民が声をあげること」です。

黙っていてはいけません。
プレジデントオンラインやご意見番に任せていてはいけません。
一人の国民として、SNSやコメント欄などを利用して声を上げるのです。
それが真の民主主義なのです。

民主主義の根本は、国民が声をあげることにあるのです。
国民が声を上げなければ、民主主義は死んだも同然です。

日本人は非常に協調性のある国民ですが、レジ袋有料化に不満なら不満の声を、レジ袋有料化によって不便を感じたらそれを声にする、そうしたことが回り回って自分の生活を守ることになっていくのです。

みなさん、自分の生活を守るためには「声をあげる」ことです。

人間の偉さとは、家柄でも財力でもなく、その人の持つ情熱知恵にある。
問題の本質をあぶり出し、その斬新な解決策を見つけて問題を無くしていく。
その知恵と情熱こそ、政治家に求めるべきなのです。

ですが、多くの政治家は勉強不足であり、それを官僚の頭脳に頼っています。
それによって実は国家を支配しているのは表面に出ている政治家ではなく、官僚であるのです。
官僚は非常に頭のいい人たちですが、「国民の気持ち」で仕事をしません。
自分たちの論理(霞が関の慣習、掟)で仕事をする人たちです。

ですから、官僚の上に立つ政治家には、国民の声を聞くことが絶対的に必要なのです。

「ヒーローとは、SOSを求める人の声を聞きつけ『利他の思い』『慈悲の心』で救済する存在である」

という言葉を、小泉進次郎氏に贈る!

科学的根拠のない環境問題対策をして国民を混乱に陥れる政治家など必要ない!
小泉環境大臣に、改心を求める!

最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!

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