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『新疆ウイグル自治区はウイグル人に対する最先端監視システム(AI)の実験場 【後編】 ~中国共産党政府による超監視社会は世界征服への布石~』

まずは、『新疆ウイグル自治区はウイグル人に対する最先端監視システム(AI)の実験場 【前編】』をお読みください。

危険なワード『中華民族』

習近平国家主席は、頻繁に「中華民族」という言葉を使います。
彼が言いたいのは中国の民族ということでしょうが、このワードにほとんどの人が違和感を覚えないでしょう。
ですが、アチキはこの語彙こそ中国の悪意が隠されているものであると判断しています。

本来、中国人を表わす民族は「漢民族」です。
「漢」とは、劉邦が建国した漢王朝を指します。
漢王朝以来、中国の人たちを表わす民族語を漢民族(又は漢族)と呼びます。
(正確に言うと漢民族とは、長江以北で黄河流域のいわゆる中原に住んでいた人たちを指します。もともと中国は他民族国家であり、中国の文明の中心が漢民族であったといことが歴史的事実です)
(中国共産党政府は、「中華民族」を「漢族と55の少数民族の総称」と規定している)

ですが、中国の歴史は易姓革命の歴史。
易姓革命とは、前王朝を支配する皇帝の一族ではない、まったく違った「性」を持つ赤の他人が天帝の命を受けて新しい国家をつくるという革命を意味します。
中国の歴史は易姓革命の繰り返しであり、王朝は消えては生まれ、生まれては消えてを繰り返してきました。

その繰り返しの中で「元」「清」という異民族による王朝支配が存在していました。
「元」は、チンギス・ハーンによる中国大陸の侵略による国家
つまり、モンゴル人が漢民族を支配した国家。
そして「清」は、愛新覚羅氏による中国大陸の侵略による国家
つまり、満州族が漢民族を支配した国家。
(太祖はヌルハチですが、実質的な「清」の建国者は2代目のホンタイジ。ヌルハチは清の前進である「後金」の創始者)
(満州族は古くは女真族と呼ばれていた)
この2つの王朝の共通点は、ともに「制服王朝」であることです。
中国の歴史は、ある民族が他の民族を征服、支配するということが平然と行われてきた歴史なのです。
ですから、新疆ウイグル自治区でウイグル人に対して漢民族が何を行っても「当然」と考えているのです。

民族に関する重要なポイントは次のことです。
「元」成立の13世紀にはモンゴル人、「清」成立の17世紀には満州族が漢民族と交わったため、純粋な漢民族というのは実質上存在しなくなったとも言えるのです。
(少数民族はのぞく)

問題は、現在の中国が「漢民族」ではなく「中華民族」という語彙を使用していることにあります。
「中華」とは、世界の中心が中国にあり、世界で一番優れた人たちが住む世界を意味する「中華思想」から来ています。

つまり、「中華民族」という語彙を使うということは、世界を支配するのは中国共産党政府が治める国家であり、中国以外の国家は中国に跪け、という意味を含んでいるのです。

はっきり言いましょう。

「中華民族」なんていう民族はありません

「中華民族」という造語を使用することで、ウイグル人も中華民族、モンゴル人も中華民族、台湾人も中華民族と“虚妄の世界”に引きずり込んでいるのです。
ですから、中国政府または国家首脳による「中華民族」という語彙の発言を許してはいけません。
その語彙の裏側には他民族への人権侵害、ウイグル人へのジェノサイド、世界征服の野望が込められているからです。

「中華民族」という語彙の使用を許すということは、中国共産党政府による全体主義の拡散を見逃すことと同じです。

最先端監視システム(AI)による超監視国家をめざす中国の思惑とは?

《新疆ウイグル自治区は最先端監視システムの巨大な実験場》

「恐怖」による支配、ウイグル人を使っての最先端監視システムの実験。
中国がその先に考えていることは、中国本土全域での最先端監視システムの導入による、中国人民全員を監視する社会体制です。
そして、その最先端監視システムを他国へ売ることで多額の利益を得ることです。

こうした最先端監視システムを売るために必要なことはなんでしょうか?
「民主主義」「自由主義」「言論の自由」などがきちんと機能している国家や社会には、中国が開発している超監視システムは必要ありません。
ビジネス的に言うと、中国の超監視システムを購入する国家とは、紛争が絶えない国家、内紛が起こっている国家、社会主義(または共産主義)の国家なのです。
国家が国民を完全にコントロールしようとする思想を持っている国家です。
「自由」と「民主」をかかげる国家が増えることは、中国にとっては自国の超監視システムを売り込む先がなくなることを意味し、逆に自国の脅威となるのです。

つまり、「自由」と「民主」という政治システムと「人権を大切にする社会」は、最先端監視システムを広めようとする中国にとっては宿敵なのです。
中国にとって世界は紛争が起きていた方が都合よく、人権を守らない国家が増えたほうが中国の繁栄につながるのです。
ですから、中国は建国以来数十年、国家戦略として「社会主義」「全体主義」を世界中に密かに静かに浸透させていったのです。
誰も気がつかないうちに、ヒタヒタと悪魔の思想を植え込んでいったのです。
世界中にスパイを送り込み、経済的利益で誘導し、反対者には脅しをかけ失墜させ、力でねじ伏せてきたのです。

その一つの事例が2020年のアメリカ大統領選挙だったのです。
これによって「自由」と「民主」の代表であるアメリカ合衆国の社会は、ものすごい勢いで左翼化(社会主義化)しています。

この数年でウルムチは中国のハイテクの拠点へと発展しました。
現在、新疆ウイグル自治区には、およそ1400社のハイテク企業が集まっています。
新疆ウイグル自治区のデジタル監視システムの技術者の一人はこう告白しています。

「中国政府にとっては、研究目的の実験動物(ウイグル人が)のようなものです」

「ウイグル人の情報を集めるのは簡単、まず家の前にカメラを設置する。そして彼らの外出先でIDカードをチェックする。商業施設はもちろん、自分の居住区に戻るときもIDカードの読み取りを義務づけさせる。情報はすべて公安部門のデータベースに蓄積される」

新疆ウイグル自治区は中国共産党政府による最先端監視システムの巨大な実験場とされているのです。

こうしたデータの収集は2017年から行われています。
中国共産党政府は、警察署でウイグル自治区に住むあらゆる人たちに登録データを作成するように呼びかけました。
DNA、血液のサンプル、指紋、音声パターンの採取、顔のスキャンまで行っています。

また、ウイグル人と漢民族が親戚の様な関係を築くことまでさせられています。
中国共産党政府がウイグル人の家庭に漢民族を“親戚”として割り当てて泊りがけで訪問させたりするのです。
(これは監視が目的と思われる)
これを中国共産党政府は「民族の融和」と呼びます。
(虚言、虚妄もいい加減にせんかい!)
親戚じゃなくてスパイでしかない!

《ウイグル人には人権も自由もなにもない》

スマートフォンの監視も行われています。
各所の交番でスマートフォンのチェック(検査)が行われています。
警察官がウイグル人の持っているスマートフォンを提示するよう要求し、ケーブルをつないでデータを読み取ります。
撮影した写真、通話記録、位置情報などあらゆる情報が読み取られてしまいます。

ウイグル人には、警官の要求に対して“拒む権利”がないのです。
もし、拒んだら強制収容所に入れられてしまうからです。
実際に、スマートフォンのデータを読み取られた結果、拘束されたウイグル人が大勢います。

それだけでは済みません。
ウイグル人に対してコンテンツの監視用のアプリをインストールするように求められるのです。
監視用のアプリを強制されることは、まるで家畜が識別のためのマイクロチップを埋め込まれるようなものです。

私物であるスマートフォンを勝手に操作し、個人情報のかたまりであるデータを読み取るということは、人権無視どころの騒ぎではありません。
非人道的行為以外のなにものでもありません。

街中にある監視カメラには死角はありません。
複数のカメラで全方向をカバーするので死角がないのです。
顔認証機能によって個人を特定します。
個人が特定されるだけでなく、顔に浮かぶ表情、行動などを分析の材料とします。
顔の表情で特に注目されるのは「緊張度」です。
緊張しているかどうかが、危険人物であるかどうかの指針なのです。

こうした様々なデータが集められ、AIによって分析されます。
AIは、人物を3種類に分類します。
「問題なし」「要注意」「危険」の3種類です。

この「問題なし」「要注意」「危険」という3種類は、いずれも「中国共産党政府にとって」という条件が付きます。
これは人権が尊重されるべき人間に対する扱いでもなく、国家の統治システムとしては最悪のシステムです。

中国共産党政府は、こうした危険人物、あるいは問題があると思われる人たちを拘束し、再教育施設と呼んでいる強制収容所に入れてしまい、洗脳や拷問を加えます。
そして、洗脳に応じない者、恭順しない者は粛清されるのです。
これが中国共産党政府のやり方です。

「一体化統合作戦プラットフォーム」と呼ばれるシステムは、まるで映画『ターミネーター』の世界のようにAIが人類を監視するような怖さを持っているのです。

《悪魔の手先はハイテク企業》

新疆ウイグル自治区の監視社会を技術面で支える企業の一つにリアン・テクノロジー社があります。
このリアン・テクノロジー社が表向き行っていることは、「当社は新疆ウイグル自治区の通信環境をサポート、5Gを基盤とする情報社会の構築」です。

しかし、それは市民(ウイグル人など)の立場に立ったものではなく、市民が求めるものでもなく、中国共産党政府がウイグル人を強制的に管理するために都合の良いものでしかありません。

超監視システムによる「恐怖」の支配のその先にあるものとは?

《最先端監視システムの実験は世界征服への第一歩》

習近平国家主席が主張する「世界をリードする科学技術大国」とは、「世界を中国共産党が支配するための手段」でしかないのです。
新疆ウイグル自治区で行われていることは、ウイグル人を監視してデータを集める(家畜扱い)ことで最先端監視システムの実験場としているのです。

新疆ウイグル自治区にあるものは最新鋭の技術と世界でもっとも厳しい政府の取り締まりの組み合わせであり、それはウイグル人を使っての実験なのです。
そしてこの最先端監視システム(AIシステム)はビジネスと結びついています。
中国は、AI監視システムを他国に売買することによって莫大な利益を得ようとしているのです。
得られた莫大な利益は、共産党員の私腹を肥やし、軍事費、スパイ費用、政敵の買収費用に使われるのです。
経済的優位を利用して、他国をいつの間にか支配下におき、その国の文化や風習を破壊し、共産主義をまき散らすことによって中国の属国にしようとしているのです。

中国が新疆ウイグル自治区で行っている最先端監視システムの実験は将来的に中国国内の各地に広がります。
さらに外国へビジネスとして売り込むことで自分と同じ体制の仲間を増やします。
そうしていつの間にか、中国が世界を征服している日がやってくるのです。

中国が開発している最先端監視システムは、中東やアジア諸国の紛争や内戦が起こっている地域ではテロ対策、治安維持という名目で使用される可能性があります。
つまり、紛争地帯では「需要」があるのです。
ですが、中国の最先端監視システムを使用するということは、中国の支配下に入るということを意味します

表向きは正義、市民重視、人権尊重、治安維持のようにふるまいながら世界中を騙し、裏では人権弾圧、自由のない監視、選択権のない洗脳教育、そしてジェノサイドを行なっているのです。
それが中国共産党政府のやり方なのです。

いま、新疆ウイグル自治区で起こっていることは世界の縮図です。
単なる「自由主義」と「共産主義(社会主義)」との争いではありません。
「悪魔の帝国」と「正義を守ろうとする勢力」との戦いです。
これを笑う人がいたら、いつか必ず後悔し、自らの考えを恥じるときがくるでしょう。

中国共産党政府のやることは「嘘」にまみれています。
「暴力」と「隠蔽」ばかりです。

愛する家族がある日突然拘束されて強制収容所に入れられる。
理由もなく、法的根拠も、法的手続きもなく自由を奪われ家族と引き裂かれる。
そこに人権など存在しません。
それが、中国共産党政府が新疆ウイグル自治区で行っていることです。

《中国政府の虚言(大嘘)を許すな!》

中国は新疆ウイグル自治区で起きていることをこのように言います。

「ウイグル族への迫害などない。それは事実無根である。現地でのテロ対策は信教の自由を守り住民の人権を向上させるために行っている。対策は法に則ったものだ。教育施設では人権は保護され、休みも取得できる。虐待は厳しく禁じられている。対策は効果を上げ、新疆ウイグル自治区の治安は改善した。すべての民族は融和し、安心して暮らしている」

これを信じる人がはたして中国以外にいるでしょうか?
中国国内においてさえ信じていない人は多いでしょう。
もし、こうした中国政府の声明を信じていたら危険です。
こうした中国の発言は、悪魔の言い訳以外のなにものでもありません。
悪魔の詭弁です。
詭弁を弄するということがすでに悪魔であることを自ら証明していることになります。

世界中の民主主義国家が、世界中の自由を求める人たちが、悪魔の詭弁を見抜き、抗議し、あらゆる手段をもって中国共産党政府と戦うことなくして新疆ウイグル自治区の解放はありません。

今日も、今夜も、強制収容所の中で恐怖に怯えているウイグル人がいるのです。
冷たい鉄格子のなかで絶望を抱え、生きる力を失いつつある人がいるのです。
突然、家族と引き裂かれた人たちが毎晩涙にくれているのです。
自由と人権を一方的に奪われて、明るい未来(明日)を描けない大勢の人たちがいるのです。
これを見て見ぬふりをするならば、大和魂そこになし!!

最後までお読みくださり、ありがとうござりんした。

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