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『世界を操る闇の権力者の正体に迫る!【フリーメーソンリー編①】~フリーメーソンリーの起源と定義~』

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【序編①】~秘密結社の開祖とは?~
【序編②】~邪悪な仮面を暴け!~

フリーメーソンリー編のはじめに

はじめに言っておきます。
ジョン・コールマン博士は著書『秘密結社全論考』の中で、「ディープステート」という言葉を使用していません。
しかし、『秘密結社全論考』を読めば、ディープステートの正体が“秘密結社”であることが理解できます。
そもそもジョン・コールマン博士からすれば、世界を影から動かしている正体は秘密結社なのだから、わざわざ抽象的な表現で、何一つ“本性”を示していない言葉である「ディープステート」などと呼ぶことはバカらしかったのでしょう。
ジョン・コールマン博士は、ストレートに世界を操る闇の権力者を「秘密結社」として扱っています。ということは、ディープステートの正体は「秘密結社」でしかありえないのです。

はっきりと言います。
ジョン・コールマン博士の『秘密結社全論考』は、ディープステート論を語る上で必須の情報です。
これを知らずしてディープステートを語るなかれ。
秘密結社を知ることで、世界がレントゲン撮影したように透けて見えるはずです。

ジョン・コールマン博士の『秘密結社全論考㊤㊦』には、数多くの人名が出てきます。
正直に言えば、その人たちのほとんどを私は知りません。
なぜならば、西洋社会の人たちなので、日本人である私には馴染も接点もないからです。
ですが、人名が記され、その人数が溢れるほどあるという事実はあることを導き出します。
それはジョン・コールマン博士の調査研究がいかに緻密で広範囲であるかということを証明していることです。
長い時間と労力をかけて調査研究をしていることが見てとれます。
デマや陰謀論の一言で片づけるには無理がありすぎます。
また、文章には必ずその人の性質が滲み出てきます。
ですから、文章から、語っているその言葉から、その人物が真実を語っているのか、それとも嘘をついて何かを誤魔化そうとしているのかは、わかる人には分かるものです。

【言葉の表記について】
一般的にはフリーメイソンと呼ばれていますが、組織名としては「フリーメーソンリー」または「メーソンリー」が正式な呼び方であり、メンバーの呼び方は「メーソン」または「フリーメーソン」と呼ぶのが正式な呼び方です。
つまり、「リー」がつくと組織名ということです。
ですから、この呼び方に今回の記事では統一します。
その点、ご承知おきください。

参考書籍(引用元)は、ジョン・コールマン博士の『秘密結社全論考㊤』です。
ディープステートについて研究するならば、必須の書です。
反グローバリズムにとってはバイブルとも言えるかもしれません。

ジョン・コールマン博士について

《ジョン・コールマン博士について》

【本論】に入る前に参考書籍である『秘密結社全論考』の著者であるジョン・コールマン博士について少し語っておく。

ジョン・コールマン博士は、1935年英国生まれ。
元英国軍事諜報部(MI5)の将校。
MI5を抜け、1969年にアメリカに移住、帰化した。
それ以降、「300人委員会」の秘密諜報機関の活動を徹底して暴露している。
しかし、英国軍事諜報部は「裏切り者」に容赦なく抹殺する機関であり、事実、報復として資産、年金、保険を剥奪され、著作に対しては妨害工作や誹謗中傷をされている。
元諜報機関の人間であるかゆえに人脈と調査法を熟知しており、さらに「陰謀の暴露」に対する熱意が高く、陰謀を暴くには最適な人物と言える。
ジョン・コールマン博士の調査は、大英博物館などの公式の資料から導き出されたものが多く、空想や妄想ではない。

ジョン・コールマン博士を一言で言うと。
過去数十年以上にわたって徹底的にフリーメーソンリーなどの陰謀団に関して調査してきた本格的な(秘密結社の)研究者。

陰謀を調査する人物は世界に多く存在するが、私個人の意見では、ジョン・コールマン博士は、ユースタス・マリンズ氏と並び立つ陰謀団研究の巨人ではないかと考えている。

フリーメーソンリーの起源とは?

《フリーメーソンリーの起源とは?》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

メーソンの大多数は自分たちが盲従している組織の起源を知らない。
~中略~
フリーメーソンリーの起源は、バビロニアとエジプトの神秘主義に黒魔術が加わったものである。

〈フリーメーソンリーの起源の地〉

フリーメーソンリーの起源は、バビロニアとエジプトの神秘主義に黒魔術が加わったもの

これは他の研究者の見解と一致しています。
イルミナティ・グランドマスターでありフリーメーソンリー最高位(33位階)のレオ・ライオン・ザガミ氏は、イルミナティは1万年以上前のアトランティスの「失われた文明」に起源があり、アトランティスの高度に発達した技術が古代エジプトに伝わったと語っています。
ザガミ氏の語ったところによると、フリーメーソンリーとはイルミナティから発生した組織であるとされています。
もっと言うとフリーメーソンリーとはイルミナティの下部組織であるとザガミ氏は語っています。

秘密結社と思われる集団は数多く存在しますが、そのすべての起源を調査することは不可能に近いかもしれません。どの組織がどの組織から分かれてきたのか、どの組織がどの組織を創設したのか、ということは膨大な調査が必要となります。
それでも調べられるだけの調査はあると言えます。

はっきりとしていることがあります。
起源の地があることです。
アトランティス文明(大陸)を除けば、エジプトとメソポタミア(シュメール)に起源があることは多くの人が指摘していることです。

この起源に関して、一つの重要な論点があります。
この起源からフリーメーソンリーがキリスト教から派生した組織であるとは決して言えない、ということです。

フリーメーソンリーの定義

《フリーメーソンリーの定義》

ジョン・コールマン博士がフリーメーソンリーという組織をどう定義しているのか、ということを各章から抜粋します。

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章~4章』より抜粋引用

宗教的なカルト集団、ルシファー崇拝、反キリストにして革命的な集団、反宗教的政治団体、啓示宗教を憎悪する集団、魔術に導かれキリスト教に対する破城槌として使われている勢力、革命主義者の組織、世界でもっとも荒っぽい叛逆分子や暗殺のための使徒がいる(集団)、もっとも卑劣な革命勢力、反キリストの宗教団体、マフィアの一種、政財界で早く出世する唯一の方法、邪悪な嘘つき、もっとも卑しむべき有害な悪。

〈フリーメーソンリーを一言で言い表すと〉

いいことは書かれていませんね。
というよりも「極悪」または「邪悪」ということでしょう。
そういった集団が世界に存在すること自体が、民衆にとっての不安、恐怖でしかありません。
しかし、彼らは正体を隠し、目的を偽の大義に入れ替え、動機を嘘で塗り固めています。
上記の呼び名に、重要な要素が入っています。

カルト宗教
反キリスト集団
革命政治集団
悪魔崇拝
反宗教集団

ここにフリーメーソンリーなどの秘密結社の本質があります。

私が個人的な見解から端的な表現をするならば、以下のようになります。

悪魔崇拝カルトの陰謀革命集団

フリーメーソンリーとは何か?

《フリーメーソンリーとは何か?》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

フリーメーソンリーとは何か、それは宗教的なカルト集団であり、ルシファーを崇拝し、本質的に反キリストにして革命的な集団である。その主人であるルシファーからして神に対する叛逆の象徴であり、その戦いは数千年にわたって続いている。

〈フリーメーソンリーの生みの親とは?〉

「ルシファー」とは何か?
ジョン・コールマン博士は「無法」と「叛逆」を象徴するものであり、その生みの親と語っている。
ルシファーこそが無法の化身であり、その悪魔に操られた世界的陰謀団こそがフリーメーソンリーなのです。

真のキリスト教徒は知るべきなのです。
フリーメーソンリーとキリスト教とは共存できないことを。
フリーメーソンリーが勝利をおさめるか、キリスト教がフリーメーソンリーを打ち破るか、そのどちらかしかないということを。
フリーメーソンリーの野望とは、キリスト教を抹殺し、その後にワン・ワールド政府を樹立することなのです。
なぜならば、西洋国家の基礎にはキリスト教があるからであり、西洋文明をキリスト教抜きでは考えられないからです。西洋文明を完全に破壊して乗っ取るためには、西洋文明の基盤であるキリスト教を破壊する必要があるのです。
アメリカ合衆国とはキリスト教を基礎にした合衆国憲法による共和政及び民主主義の国家なのです。ですから、アメリカ合衆国を乗っ取るためにはキリスト教の破壊が必要となるのです。

《フリーメーソンリー離脱者》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

フリーメーソンリーが世界に知られるようになったのは18世紀後半のことであり、ジョン・ロビソン教授に負うところが大きい。ロビソンは、もっとも著名なフリーメーソン離脱者の一人であり、さすがのメーソンも、彼の業績を嘘つき呼ばわりしたり、反駁したりすることはできない。

〈なぜ陰謀が世に出るのか? その理由とは?〉

ここで出てくるロビソン教授とは、スコットランドのエジンバラ英国王立協会で教鞭を執っていた人物。
専門は人間哲学。
「離脱者」という言葉で表現されているように、ロビソン自身が秘密結社に深くかかわっていた人物。
ロビソンは、第33位階(最高位)のフリーメーソン(スコティッシュ・ライト・フリーメーソン)でもあった人物。

陰謀に関して勘違いをしている人が世の中にはいると思われます。
それは「陰謀」が知られるはずがない。
知られるようなことは陰謀ではない。
という間違った考えです。
これはすべて無知から来ています。
なぜ、隠されている陰謀や陰謀団の秘密が世の中に出てくるのかと言えば、その理由はロビソンのような「離脱者」がいるからです。
彼らからすれば「裏切り者」かもしれませんが。
フリーメーソンリーの神が「ルシファー」であると暴露したのも、元フリーメーソンリー最高位のユリン氏でした。
このように内部にいて、その秘密を知っていた者が、何かをきっかけにして「真実性」や「善」を取り戻し、その人物によって重要な情報がもたらされている、ということです。
それに加えて、研究者の存在がもうひとつの理由です。

《アダム・ヴァイスハウプトの計画書》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

かつてバイエルン政府は、この件に関するヴァイスハウプトの計画書を偶然に手に入れ、ヨーロッパ中の政府と国家元首に警告書を送ったが、この努力は完全に無視されてしまった。ヴァイスハウプトの文書には、来たるべきフランス革命のすべてが詳細に記されており・・・。

〈フランス革命の真実とは?〉

ジョン・コールマン博士の調査研究では、フランス革命を起こした中心人物はフリーメーソンであったと指摘していいます。
具体的に言うと、ジャコバン党のメンバーがメーソン結社であったとされています。
歴史に名を残すフランス革命の人物の中で革命首謀者のダントンとマラーを教え訓練した人物がイギリスのメーソンであるシェルバーン伯爵だったのです。
ヴァイスハウプトの計画書には、イギリスから「フランス革命」を指揮していたことが克明に記されていたのです。
(これは後に判明したもの)

ジョン・コールマン博士の調査により、フリーメーソンリーが、フランス革命の計画と実行に際して指導的役割を果たしたことは事実であり、十分に立証されていると語っている。

《五芒星の「G」は古代ユダヤの神秘思想を表わす》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

バビロニアのグノーシス主義がフリーメーソンリーの母体である。
だからメーソンの五芒星の真中に「G」の文字が描かれているのである。

〈「G」の本当の意味とは?〉

バビロニアのグノーシス主義がフリーメーソンリーの母体

上記の内容を、メーソンリー擁護者は必死になって否定する。
しかし、メーソン最高位から抜け出したエリファス・レヴィが、「G」の文字はグノーシス思想を表わすと語っているという。
これはレヴィが自著の『高等魔術の教義と儀式』で語っていることである。
レヴィの著書の中で、「フリーメーソンのけばけばしい星の中心に置かれた『G』は、古代カバラの聖なることばであるグノーシス思想ジェネレーションとを表している」と記している。
なお、「カバラ」とは古代ユダヤの神秘思想であり、一般大衆からは注意深く隠された教義や理論であり、異端思想とみなされている。

ちなみにイエス・キリストはこの古代ユダヤの神秘思想を徹底的に糾弾している。
それは四福音書のなかに記されている。

補足説明:フリーメーソンリーのシンボルマークの一つである定規とコンパスの中に「G」の文字がある。

メーソンの教義の多くが、1280年にモーセ・シオンが書いた『ゾハール(創造)の書』を基にしている。他にはソロモンが書いたとされる『ソロモンの鍵』に基づいている。
メーソンの儀式の非常に多くが、ソロモンの魔術儀礼に基づいている。
ソロモンはユダヤ教においての魔術師。

《メーソンであるということは?》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

フリーメーソンリーは、キリストの伝道とまったく相反する宗教から生まれたものであり、彼らは懸命に否定するが、メーソンであるということは反キリストであるということなのである。

〈フリーメーソンリーは反キリスト教〉

メーソンリーについての絶対的な最高権威と言われているコビン・アルビンチェッリは、メーソンリー側の資料を読み解き、「フリーメーソンリーは反教会、反カトリックであり、異端の教会である」と述べている。

コビン・アルビンチェッリの調査は緻密に行われている。
大東社最高評議会(ヨーロッパ・メーソンリー)の議事録に「カトリシズムとメーソンリーの闘いは、どちらかが死ぬまで終わらない。停戦も助命もない」と記されているという。
メーソンリー側の資料に書かれている以上、フリーメーソンリーがキリスト教の団体であるとはお世辞にも言えない。

秘密結社の調査研究をしている人物はジョン・コールマン博士に限ったことではなく、大勢いるのです。
その人たちの見解は一致しているのです。
それが、「フリーメーソンリーは反キリスト、反教会」であるということなのだ。

メーソンリーの本質とは?

《メーソンリーの本質は?》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

メーソンリーは本質的に嘘つきで、人を欺き、ペテンにかける秘密結社であるということだ。
大半のメンバーは、数々の晩餐会や懇親会、善良な仕事や博愛主義的な集まりを通じて入会していく。メーソンリーの邪悪な本質は大多数のメンバー、すなわちブルー・ロッジより上の第四位階以上に昇らないメンバーからは、完全に隠されている

〈「邪悪性」の証明〉

メーソンリーは本質的に嘘つきで、人を欺き、ペテンにかける

メーソン側からもメーソンリー研究(秘密の思弁的思考)について造詣が深いと認められているメーソンリー研究者であるドム・ベノワによれば、「メーソンリーは、悪魔崇拝の教団である」としている。

ドム・ベノワによれば、メーソンたちは「ヘビを人間の友」と呼び、聖書の神を「アドナイ」と呼んでいるという。
聖書の世界では、ヘビは最初の人類であるアダムを誘惑するイブを騙す存在として描かれている。
つまり、聖書世界のヘビとは人類を堕落させる存在ということになるが、メーソンリーはその逆の価値観を持っているということになる。

ベノワはなぜメーソンリーが悪魔崇拝と言っているのかといえばそれには理由がある。
ベノワによれば、第20位階の儀式(参入)において、参入者の判定をする進行役は、「聖なるルシファーの名において、反啓蒙主義思想を放棄せよ」と告げるという。
(すでにルシファーの名が出てくる?)

ちなみにジョン・コールマン博士によれば、「反啓蒙主義思想」という言葉は第4位階以上のメーソンが耳にすると激怒するキーワードだという。
だとすると、メーソンを判定するための武器として使用できるということでもある。
だが、反作用(復讐)の可能性があるのでご注意ください。

ジョン・コールマン博士が、これらの調査結果からキリスト教信仰を持つと主張しているメーソンに折に触れて語っている言葉がある。
「この秘密を知ってもまだ、メーソンリーがルシファーを崇拝し、キリストを侮辱していることに、疑いの余地があるだろうか」

ベノワによる反キリスト教の証明(証拠)は以下の通り。

・メーソンリー内では「キリストを堕天使」と呼んでいる。
・イエス・キリストを「裏切り者」と呼んでいる。
・あるグランド・ロッジの紋章は「聖杯が倒れて中身がこぼれた横で、ホスチアに短剣が突き刺さっている図柄」である。
・世界の上に十字架が逆さまに描かれた紋章がある。
・イエスの心臓が描かれ、その上にラテン語で「呪われた心臓の意」と記されている紋章がある。

メーソンリーの本質とは「邪悪」と言える。

【フリーメーソンリー編②】につづく

参考書籍(引用元)

書籍名:『秘密結社全論考㊤』
著者:ジョン・コールマン
監訳者:太田龍
出版社:成甲書房

最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!

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