『世界を操る闇の権力者の正体に迫る!【フリーメーソンリー編②】~フリーメーソンリーの本音~』

【フリーメーソンリー編②】~フリーメーソンリーの本音~

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【フリーメーソンリー編①】~フリーメーソンリーの起源と定義~

フリーメーソンリーの本音

《真の姿は「選ばれし者」にしか見せない》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

読者のなかには最高位のメーソンもいるだろう。そういう人でさえ、「わたしは長年のメーソンだが、そんな儀式は見たこともない」と言うはずだ。もちろん、見たことなどあるはずがない。これは、メーソンリーの常套手段で、選ばれた者しか、このような儀式には参加させないのである。第25位階より上に行かなければ、このようなけがらわしい反キリストの儀式にはお目にかかれない。

〈欺瞞を見抜け!〉

ジョン・コールマン博士はストレッサー(ストレッサー修道士)の言葉を引用(紹介)している。ストレッサーとは、メーソンリー側の人間であり、「選ばれし者」の一人で、アメリカ合衆国ルイビル出身の最高位(33位階)メーソンだという。

ストレッサー(ストレッサー修道士)の言葉とは?
「メーソンリーはフランス、スペイン、ポルトガル、南アメリカに存在している一つの反宗教的政治団体であり、近年は一種の反有神論会派として発展をとげ、啓示宗教一般に対する憎悪を隠そうとはしなくなった」

この現実を世界中の宗教者は知るべきでしょう。
フリーメーソンリーなどの秘密結社とは、本質的に反宗教(宗教の敵)なのです。
これこそが彼らの目的と動機を「秘密」にしなければならない理由なのです。
もし、「私たちは反宗教である」と公に言ってしまえば、彼らが世界中の信仰者たちから迫害を受けるからです。
つまり、自分たちが反宗教であることを隠すことで、ある種の自衛を行っているということです。
この欺瞞を見抜かねばならないのです。

《神と戦え!神を憎め!》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

1886年にブラッセルで開かれた大東社メーソンリーの国際大会で、悪名高いラファルガスが言ったものである。「神と戦え!神を憎め!そのためには、天国を粉微塵に破壊することが必要だ」
同じくこの大会では、ランズマンというもう一人の有名なメーソンが、「わたしたちは忌まわしきものを破壊せねばならない。その忌まわしきものとは、聖職者の政治権力ではない。神のことである」と、1880年に言われた内容を繰り返した。

〈フリーメーソンリーの本音〉

上記の発言に関しては、ジョン・コールマン博士が引用された文書を調査し、その内容に間違いがないことを確認しています。
ですから、決して妄想やデマ、物語ではありません。

ジョン・コールマン博士の調査研究は徹底しています。ロンドン大英博物館に収められたメーソン関連の膨大なファイルを数年間にわたって注意深く吟味して、上記の内容をメーソン側が撤回または否認した文書がないか探した結果、これらの言葉がメーソンリーの一般的な教義ではないという証拠は見つからなかったと告白しています。つまり、否定されていないということであり、それは肯定されたということを意味します。

他にもジョン・コールマン博士の著書では、アメリカの最高位のメーソン(アルバート・パイク)が、イタリアのキリスト教に危害を加えたとされる証拠の文書を記しています。

神と戦え!神を憎め!
忌まわしき神を破壊せねばならない
これがフリーメーソンリーの本音です。

《フリーメーソンリーの大胆な計画とは?》

さらにジョン・コールマン博士は、長年に渡ってバレウルによるメーソンリーの暴露を入念に調査しているジョン・ロビソン教授の調査に言及している。

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

彼らの大胆不敵な計画とは、キリスト教およびすべての宗教を破壊し、政治形態に完全な変革をもたらすことであった。

〈メーソンリーの不思議〉

メーソンリーには不思議がある。
ジョン・コールマン博士に“よれば”、薔薇十字団のメンバーがイギリス・メーソンリーを設立したが、イギリス・メーソンの大部分が、ジョン・コールマン博士たちが調査した内容を知らないという。
その理由は、イギリス・メーソンの大部分が第3位階より上に昇進しないからである。
これはイギリス・メーソンに限ったことではなく、メーソンリー全体に当てはまる。
メーソンリーでは、大部分のメンバーが第1位階から第3位階の間に留まっているという。
大半のメンバーはそこで満足、または上に進もうとしない。
これは「内部においても秘密がある」ということであり、だからこそ秘密結社なのです。
秘密結社の意味とは、外部に秘密にするという意味に終わらず、内部においても秘密があるのです。秘密の2重構造(多重構造)になっているのです。

秘密を隠すためには嘘(デマ)をつくということも知るべきでしょう。
教皇ピオ11世がドイツでメーソンとなり、のちにフィラデルフィアに移籍したという情報があったが、ジョン・コールマン博士はこれを「デマ」としている。
この件については、反メーソンの最高権威の一人のエッケルトやジョン・グリムリー・シー、プレウスなどが調べ上げて、教皇の名及びカトリック教会全体の名誉を汚す試み(陰謀)であったことが判明している。
ここで重要なことは、フリーメーソンリーがデマ(嘘や偽情報)を使って白と黒をひっくり返し、善と悪を入れ替えてしまう手法を使うことなのです。

《メーソンリーとは何かという疑問の答えとは?》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

「メーソンリーとは何か」という疑問に対する答えとしては、偉大な学者でありメーソン研究家であるアッペ・バレウルの、「もっとも卑しむべき有害な悪」ということばを引用するのが最適だろう。

〈メーソンリーは不都合な真実を消し去る〉

アッペ・バレウルの、「もっとも卑しむべき有害な悪」という表現に対して、最高祭司長アルバート・パイクは誤った解釈であり、理解しているのではなく理解していると思い込んでいるのである、と反論している。
さらに、真の解釈は「秘儀を伝授された者」、すなわち「メーソンのプリンス」だけのものだと語っている。
(これらの言葉は、ロンドン大英博物館所蔵のパイクの文書に書かれているもの)

メーソンリーに関して不思議なことがある。
それはメーソンリー関係の文書が調査の資料になると分かったとたんにどこかに消えてしまうことだ。
これは“消えた”というよりも“消した”という理解が正しいでしょう。
“消した”ということは実質的に「隠蔽」したということです。
メーソンリーたちはこうして不都合な真実を消し去るのです。
これがフリーメーソンリーなどの秘密結社の情報が世の中に出てこない理由の一つです。

フリーメーソンリーは異端宗派

《フリーメーソンリーは異端宗派》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

ミラーリボス回勅で教皇グレゴリウス16世は、フリーメーソンリーは「まったく神を恐れず、神を冒瀆し、いかがわしい異端宗派であり、すべてはこの秘密結社と結びついている」と述べている。

〈ロシア革命のレーニンの正体とは?〉

歴史的に重要なことを指摘すると、ロシア革命のレーニンもメーソンであったことが判明している。
レーニンは、スイスの秘密支部に所属し、そこからキリスト教国ロシアを転覆させようと精力的に活動していたという。
レーニンの背後には円卓会議のメーソンやイギリス・メーソン最高位から多大な援助があったとされている。

フランス革命、ロシア革命などと「革命」の名がつく出来事の影にはフリーメーソンなどの秘密結社がいると思って間違いないだろう。
アメリカ独立革命にも、秘密結社が入り込んでいることもさまざまな研究者の手によって明らかにされている。
では、日本はと言えば、明治維新においてフリーメーソンなどが裏で暗躍していると考えられる。だが、和魂洋才のように魂までは売らなかったことが幸いしたと言える。
つまり、戦前から日本は陰謀団に狙われているということ。

《メーソンリーは新たな世界宗教を築くために存在している?》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

マッケイによれば、メーソンリーは、新たな世界宗教を築くために存在しているのだという。
その著作『大義』には、メーソンはあらゆる法と権威を無視せねばならないと記されている。
これは、神の権威にたてついたルシファーの、叛逆的で革命的な本質をそのまま維持するものだ。
メーソンリー自らが認めているように、彼らは革命勢力であり、地球上に存在している秩序を破壊することを目的としている。ちょうど、彼らの神であるルシファーが、全宇宙の秩序を破壊したように。メーソンリーが準軍事組織であることは、軍隊を思わせる彼らの装束やシンボルマークが雄弁に語っている。

〈「秘密」の理由〉

ここには非常に重要な内容が語られています。

「メーソンリーは、新たな世界宗教を築くために存在している」

だから彼らは地上の法と本物の権威を無視しているのです。
ディープステートを考える上で非常に大切なことは、彼らは「嘘つき」だということです。
「嘘つきは泥棒の始まり」という諺があるように、嘘とは“悪”なのです。嘘の延長線上には犯罪(違法行為)があるのです。

フリーメーソンリーを含めた秘密結社の目的は、ルシファーが支配する悪魔教を地上に実現することであり、そのために地上の秩序や宗教を破壊することなのです。
そのための革命集団なのです。
ジョン・コールマン博士が指摘しているように、単なるカルトではなく、準軍事組織でもあるのです。
こうした組織の存在を、善の心を持つ民衆は決して受け入れません。
民族の誇りを大切にし、愛国心を持つ人たちが決して認めることはありません。
だから、「秘密」の組織にしているのです。
秘密にしなければ、集団の存続が危うくなるからです。
彼らにとって組織の目的、動機、活動内容などを知られることは、彼らの存在自体が消滅する可能性につながるのです。
だから、闇に隠れるしかないのです。
しかし、それこそが彼らの本性を表わすものなのです。

《秘密の指導者は守られている?》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

一般メンバーには明かされていないこれらの秘密の指導者たちの正体を守るために――姓名を変えることまで含めて――さまざまな手段がとられている。

〈誰が指導者であるかということが分かるということが意味することとは?〉

「秘密を守る」ことは、当然、組織の指導者(幹部)が誰であるのか、ということを隠すことになります。それが暴露されてしまえば、組織そのものが白日の下にさらされてしまうからです。
ジョン・コールマン博士は、その方法の一つに「姓名を変える」ということを指摘しています。
他にも本名を名乗らず、別の「呼び名」を使用することもあります。

この話を聞いて、目覚めている日本人の方なら、あることが頭をよぎるでしょう。
「通名」です。
出自の国が分からないようにして、戸籍上の姓名ではなく、入り込んだ国の人名(通名)にすることが日本においても行われています。

CIAにはコードネームがあることは多くの人が知ることでしょう。
同じ組織に属する仲間どうしても、コードネームで呼び合うことで、相手の本当の名前を知らないでいる。仮にスパイであることがバレても、関係者の名前を言えと言われても、本当の名前を知らなければ、組織的つながりは暴かれない。

福田和子という殺人犯が、潜伏先で名前をコロコロ変えたのは有名な話です。

誰が指導者であるのかということが正確に判明するということは、重要過ぎるほど重要なのです。なぜならば、誰が指導者であるかということが分かるということは、「陰謀を企んだ黒幕が判明する」ということを意味するからです。
だから、組織の奥に隠れている人間の正体を知られないようにしているのです。

《メーソン最高位を激怒させる3つの言葉》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

第33位階のメーソンたちを激怒させることばが三つある。それは「カトリック思想、反啓蒙主義、聖職権主義」である。

〈3つの言葉に激怒する理由〉

「カトリック思想、反啓蒙主義、聖職権主義」、この3つの言葉に対して激怒するということは彼らの本心(本性)が“そこにある”、ということです。

「カトリック思想」というのはメーソン用語。
「反啓蒙主義」は、キリストの教えを指している。
「聖職権主義(聖職者主義)」とは、特定の宗教者による国家や社会の支配を容認または支持する立場のこと。
つまり、国家や社会がキリスト教の教えに基づいて成立することを忌み嫌い、憎んでいるということです。

ジョン・コールマン博士ははっきりと言っている。
「メーソンリーが友愛団体だというのは見せかけだ」と。
その理由として、彼らは貧しい人々や政治力を持てそうにない人々を意図的に締め出しているからだと語っている。

エッケルトは語りかけている。
「この組織は、なぜ貧しい人々や、政治や経済的に力がない人々を入会させないのか?」と。
このことから、彼らの目的と本性が透けて見えます。
彼らはビジネスや政治的キャリアで成功を収めた人々しか勧誘しようとしない。
それが意味すること(事実)は、金が動機で新入会員を集めているということ。
金に加えて権力に対する支配力を得るためにメンバーの対象を絞っているということ。

これを読んでいるメーソンリーの偽装者に質問します。

「あなたは几帳面な性格ですか?」

《スイス銀行の口座は知られている》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

ユニヴァーサル・メーソンリーの本部は「国際メーソン協会」という名でスイスのジュネーブに置かれている。
スイス銀行に口座をお持ちの方に言っておこう。
アメリカ政府内部のフリーメーソンリーは、スイスのフリーメーソンリーと完璧な協力体制にあって、理由の如何を問わず、アメリカ政府が関心を持つ人物が保有している秘密番号口座に関する情報を知ることができる。

〈情報取得の仕掛けが張り巡らされている〉

これは個人情報の漏洩であり、内通ということです。
本人に許可なく、大切な資産に関する個人情報をフリーメーソン同士でやり取りしているということです。

秘密結社の「秘密」に関する意味がここにもあります。
これも秘密結社に「秘密」という言葉がついているゆえんなのです。
つまり、個人の大切な秘密情報(個人情報)を得ることができてしまう力(ネットワーク)を持っているということなのです。
要するに、秘密情報、機密情報、個人情報などを勝手に取得出来てしまえるような“仕掛け”を世界中に張り巡らせている、ということなのです。
秘密結社に関することを秘密にするという意味だけではなく、逆に情報を“秘密裏”に得ている、ということです。
だから、暗殺事件などが起きる(起こせる)のです。

もちろん、内部の秘密を洩らさないという意味もあります。
各ロッジの会合などはメーソン用語でいう「カバー」がなされている。
カバーとは、見えないように、わからないように隠されている(隠している)ということです。

《フリーメーソンリーの一部を紹介》

著書の中でジョン・コールマン博士がフリーメーソンリーの位階の一部を紹介していので以下に記す。

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊤・1章』より引用

第5位  完全なる棟梁
第11位 プリンス・アメスの十二人中より選ばれし至高の者
第16位 エルサレムのプリンス
第19位 大祭司長
第28位 太陽の騎士、あるいはプリンス・アデプト
第31位 大監察審問長官
第32位 王の秘密の至高のプリンス
第33位 ユニヴァーサル・メーソンリー最高司祭長

〈プリンスの意味とは?〉

メーソンリーの本当の素顔を知ることができるのは最高位である33位階にのぼりつめたときだけである。最高位にのぼりつめるためには大切なことは、身も心もメーソンリーに染まることである。
注目すべきは、彼らは自分たちのことを「プリンス」と呼んでいること。
プリンスとは王子または有望な青年という意味だが、彼らがなぜプリンスという言葉を使用しているのかが彼らを理解するカギの一つとなる。

これはジョン・コールマン博士の見解ではなく、私の意見だが、プリンスとはフリーメーソンリーにおける神(偉大なる建築家)である「ルシファー」に対して使用されているはず。
つまり、父なる存在がルシファーであり、そのしもべであるメーソンたちは王子となる。
それだけではなく、特定の血族の王子という意味も同時に含んでいると思われる。

他にも「立派なメーソン」「オウムのメーソン」などがある。

この階級制で重要な点は、最高位に昇りつけた者だけにルシファー崇拝(悪魔崇拝)という真実を知らされるという点。ここで分かることは、悪魔崇拝という真の姿が内部において厳重に隠されているということ。
しかし、歴史上の真実の戦士たちはそれをみごとに見破ってきた。

付け加えると、最高位にしか明かされていない悪魔崇拝の秘密や儀式に関する秘密がなぜ部外者に知られているのかと言えば、それは離脱者が存在するからなのです。
フリーメーソンリーから抜け出した人たちが暴露しているから、秘密が漏れているのです。
もちろん、それに対して隠蔽、攻撃、カモフラージュをメーソン側は行っていますが。

【フリーメーソンリー編③】につづく

参考書籍(引用元)

書籍名:『秘密結社全論考㊤』
著者:ジョン・コールマン
監訳者:太田龍
出版社:成甲書房

最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!


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