『プロパガンダ・リテラシー(4)~プロパガンダはあなたの日常に潜んでいる!~』
独裁的気質を持っている者、全体主義を実現しようとする者たちは、意図的にプロパガンダの手法を使って大勢の人たちを誘導する。しかもプロパガンダと気づかれず、誘導していると思われずに。 結局、悪い意味でのプロパガンダとは、思考の自由、選択の自由、行動の自由を奪っていることであり、プロパガンダそのものは自由よりも全体主義や独裁主義に共鳴しやすいと言える。 プロパガンダが使われる最大の理由とは、抵抗、反抗、攻撃、拒否を消し込むためにこそある。 抵抗されずに(騙されて)、自分の思う通りに誘導できる手法として使われているものである。 この本質は、自由の奪取であり、支配力の発揮である。