『世界を操る闇の権力者の正体に迫る!【アメリカ貴族階級編①】~アメリカに巣食う「王族」と「貴族」~』

アメリカ貴族階級編】のはじめに

読者の方に質問します。
アメリカ合衆国には「王族」はいますか?
同様に「貴族」はいますか?
何を言っている、アメリカ合衆国とはピープルの国だ。
人民の人民による人民の国家だ、という方は今日をもってその考えが変わらざるを得ないでしょう。

ドナルド・トランプ氏がなぜ大統領として歴史の表舞台に登場したのか。
なぜアメリカ合衆国が腐敗しているのか。
なぜアメリカ合衆国の国民の生活が苦しくなっているのか。
その答えがこの【アメリカ貴族階級編】である程度理解できるはずです。

とあるYouTubeチャンネルで「DSとは?」という話をしていたので視聴してみました。
まったくもってお粗末なものでした。
その方は、顔出しせず、YouTubeなのに静止画でラジオのように“語り”だけが聞こえてくるYouTubeチャンネルで、主に政治系を話題にしています。
その方が言うDSとは、結局のところ「連邦官僚などの政府機関の人間たち(主に)」と言っているようにしか聞こえませんでした。
ユーチューバーの方で「ディープステート」という言葉は使うが、では、ディープステートの正体とは? と聞かれて明確に答えられる人はほとんどいないと思われます(私が知る限り)。試しに、「ディープステートが…」と発言しているユーチューバーの方に「ディープステートの正体を教えてください」と質問して見てください。明確に答えられなかった場合、2つの可能性が考えられます。
1つは、「ディープステート」の正体をおぼろげにしか理解していない(実体を知らない)。
2つ目として、実は「こちら側の振りをしたあちら側の人間」である。
このどちらかです。
この他(3つ目)に、上記で示したような「大きな勘違い(間違った見解を持っている)」をしている方も多いです。

正体を知らずにディープステートについて語ってもそれは他人が読んだ小説の感想だけ聞いて、その小説を解説するようなものです。
ディープステートの正体を正確に知ることなくして、ディープステートから自由を取り戻すことはできません。
手前味噌になりますが、私の記事を継続して読んでいる方は、「ディープステートの正体」及び「ディープステートの手口」について他の人たちよりも詳しくなっています。

ディープステートの正体は、「秘密結社」に他なりません。
血筋で言えばカナンの血(黒い貴族)、思想で言えば悪魔崇拝の者こそがディープステートの正体(中核)なのです。

なお、この【アメリカ貴族階級編】で登場する王族または貴族たちに関しては、ジョン・コールマン博士が丹念に調査した結果として発表できる情報として書籍化したものです。
ジョン・コールマン博士いわく、「すべての情報は確認済みで証拠も揃っている。イギリスの記録を丹念に調べた結果である」と述べています。
元MI5将校の情報力及び分析力を甘く見ない方がいいでしょう、と言っておきます。

参考書籍(引用元)は、ジョン・コールマン博士の『秘密結社全論考㊦』です。
ディープステートについて研究するならば、必須の書です。

アメリカに巣食う「王族」と「貴族」

《アメリカにも「王族」と「貴族階級」がいる!》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・10章』より引用

読者は、アメリカには「王族」は存在しないと能天気に信じてはいないだろうか。悲しいかな、多くのアメリカ人は、アメリカにも独自の「王族」とそれを取り巻く「貴族階級」が確かに存在していることに、まったく気づいていない。

〈ジョージ・ワシントンの家系とアメリカの王族と貴族〉

まずおさえておいてください。
アメリカにも「王族」と「貴族」がいることを。
アメリカに入り込んだ王族は、アメリカの東または北東部沿いに住み着きました。

ジョン・コールマン博士が明かしているアメリカの由緒ある血筋にジョージ・ワシントンがいます。アメリカ合衆国初代大統領のジョージ・ワシントンの家系は、ケント伯エドマンドから系図が始まっていて、現在のイギリスの王室(ウィンザー朝第4代女王)ともつながっています。
つまり、イギリス王室の家系につながる王族ということです。

アメリカ貴族階級で覚えておく必要がある一族は「ディラーノ一族」です。
アメリカに入ったイギリス王室の縁者のなかでも、ディラーノ一族はもっとも初期からの家系です。
途中二度姓が変わっています。
デ・ラノイ → デ・ランド → ディラーノ
ディラーノの血筋をたどるとヘンリー二世に直接つながります。

その他の代表的な貴族(王族含む)を以下に記す。

「ルーズヴェルト一族」、「チェイニー一族」、「ブッシュ一族」、「ローウェル一族」、「カボット一族」、「ディラーノ一族」、「ロッジ一族」、「パーキンス一族」、「ピカリング一族」、「オルドリッチ一族」、「ジラード一族」、「バロック一族」、「ハリマン一族」、「ブラッドリー・マーティン一族」、「ハイド一族」、など。

ジョン・コールマン博士によると、アメリカの王族は、自分たち以外の階級とはめったに婚姻関係を結ばないようです。これはイギリスの先祖のやり方を真似たもの。

とあるジャーナリストの方は、ディープステートの正体を秘密結社だと見破っていますが、その方の発言を聞いていると、いくつか首をかしげたくなるような発言があります。
その一つに、彼らは「血族主義ではない」という発言です。
これは間違っています。
決して彼ら自身がそれを認めることはないでしょうが、彼らは明らかに血族主義なのです。
王族、貴族などの特定の家系の者が支配階級であり、それ以外の人たちは支配される家畜と考えているのです。

単なるジャーナリズム精神だけでは、ディープステートを正しく理解できないのです。秘密結社(=ディープステー)を正しく理解するためには宗教的知性、宗教的直観力が必要なのです。

なお、アメリカ独立の父たちがフリーメーソンだったのかどうかは議論の的でしょう。
某TV番組では、「初代大統領のジョージ・ワシントンがフリーメーソンだったことは有名」と断定的に情報を流しています。
では、ジョン・コールマン博士はどう判断しているのでしょうか?
ジョージ・ワシントン、ベンジャミン・フランクリン、トーマス・ジェファーソン。
この三人(建国の父)について、彼らがフリーメーソンであるとは断定していません。
ジョン・コールマン博士はこう言っています。
「たしかに真実かもしれないが、ワシントンの場合は、どうもつながりがはっきりしない」
(ワシントンがフリーメーソンではないかという問いに対する解答としての発言)
つまり、元MI5の情報力を駆使してもなお、ワシントンがメーソンであったかどうかを判定できない、ということです。
一方、ラファイエット(ラ=ファイエット)に関してはイルミナティと判断しています。
要するに、ジョン・コールマン博士が調査してもジョージ・ワシントンが秘密結社の人間であるという確たる情報がないということです。
なので、私は、ジョージ・ワシントンを秘密結社の人間ではないと判断しています。
その反証は、ワシントン一族がアメリカ合衆国で大きな勢力となっていないという点に見出せます。もしワシントンがフリーメーソンであったならば、その子孫たちは現代までに一族として生き残っていたはずです。ですから、ワシントンはフリーメーソンではないと考えることができるのです。
某TV番組は、いったいどこから情報を得たのでしょうか?
タイトル通りただの「都市伝説」でしょうか?

私たちが注意しなければならないことは、秘密結社とは「嘘つき集団」であり、「洗脳の達人」「情報操作の名人」であるということです。
これは過去にあった事例ですが、ある人物をフリーメーソンであるとメーソン側が暴露したことがありましたが、それ自体が“罠”だったのです。
調べてみるとその人物はメーソンではなかったことが判明しています。
このように彼らは常に嘘をつきます。

これは私見ですが、アメリカ合衆国初代大統領がフリーメーソンだったとすればフリーメーソンへの嫌悪感が減り、なおかつ密かな(隠された)メッセージとしてアメリカ合衆国とはフリーメーソンによって建国された国家だという考えをアメリカ国民に植えつけることができます。私はこの手口だと考えています。
なぜならば、ジョン・コールマン博士が調査したにもかかわらず、明確に判断出来ない人物はほぼいないからです。
重要なことは、秘密結社の人間はフェイク情報、攪乱情報を流して真偽を不明にしたり、真と偽を入れ替えたりすることです。
そうした彼らの手口をよく理解して判断する事がとても重要なのです。

《傑出した一族が財産を生み出した方法とは?》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・10章』より引用

アメリカのきわめて排他的で紳士気取りの東海岸の貴族階級は、東部リベラル・エスタブリッシュメントとして知られるようになった。なかでも傑出した一族の先祖伝来の財産が、中国とのアヘン貿易によって作られたのは事実である。

〈ディープステートが巨富を築く方法とは?〉

アメリカの貴族たちは、イギリス東インド会社による中国とのアヘン貿易によって富を築いた者たちです。
アヘン(阿片)とは、ケシの実から採取される果汁を乾燥させた麻薬の一種
現代人であれば、麻薬を売り買いすることが善なのか悪なのか、わかりますよね?

ディープステートと呼ばれる者たちは、不正な手段、不法なやり方で富を築いている、ということを知るべきなのです。
「麻薬」これは特定の者たちがのし上がる(富を得る)ための手段として使われるものなのです。彼らは、社会や人々に害をなすことをして巨大な利益を上げ、手にした富を利用して権力を得ていく。これが彼らのやり方なのです。
しかも、その汚い手口(利権)は特定の血筋に継承されていきます。
つまり、特定の血筋の者たちだけが富と権力を握っていく、という図式ができあがっているのです。

ジョン・コールマン博士は以下のように述べています。

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・10章』より引用

ピューリタンたちは、東インド会社との奴隷および中国アヘン貿易によって、どんどん裕福になっていった。

奴隷貿易(人身売買)と麻薬取引(密売)、これが彼らの巨富を築くための方法なのです。
なぜ、そうした悪事がバレないのか?
彼らは、自分たちの姿や行いを隠し、人目につかない存在でいることが非常に巧みだからです。表の顔と裏の顔を使い分けるからです。

アヘン貿易と深く結びついているアメリカ貴族(東海岸)のうちでもっとも傑出しているとジョン・コールマン博士が指摘している人物は、ジョン・ハンディアサイド・パーキンズという人物です。
アヘン貿易の元締めはもちろんイギリスです。
このようにイギリスの王族や貴族、アメリカの貴族たちはアヘンなどの麻薬によって巨富を得た者たちなのです。
彼らの権力の源がそうした悪質で“ビジネスとは呼べないもの”であることをよく理解することがとても重要です。
ここにディープステートと呼ばれる連中の本質があるからです。

こうした思考がなぜ生まれるのかといえば、結局のところ血族主義だからなのです。
特定の者たちだけが優れている、特定の一族だけが支配階級になれる、それ以外の人間は飼われている家畜と見ているからなのです。
ですから、前項で指摘した「ディープステートは血族主義ではない」という主張はディープステート(特定の血族)を擁護することにつながってしまうのです。

彼らが送り込む偽装者は、表面上はディープステートの悪事をばらすような発言をしますが、その根本部分や特定の部分において擁護論を展開します。
9割の事実の中に1割の嘘または洗脳情報を混ぜてきます。
世の中には、彼らに敵対するように装っている“偽装者”が多くいると思った方がいいでしょう。
偽りの仮面を見破らねば騙されるのです。

ジョン・コールマン博士がアメリカの王族と貴族階級の足跡を知ることができるとして紹介している書籍があります。
1821年に出版されたジェームズ・フェニモア・クーパー著の『ブラヴォー』です。
(手に入れるのは難しいかも?)

重要情報。
全米最大の「王族」は、“リビングストン一族”です。
ロバート・リビングストン(メイナー卿)という人物は、ニューヨーク・グランド・ロッジのグランドマスターであり、弟のエドワードは、グランドマスター代行を務めるかたわら、ニューヨーク市長の座にあった。エドワードは、最終的にはメーソンリーのグランドマスターとなり、国務長官にまでなった。
ロバート・リビングストンは、悪名高き海賊キャプテン・キッドに資金援助をしていた人物として有名。

《アメリカの王族のほとんどがCFRのメンバー?》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・10章』より引用

アメリカの「王族」と言えば、ロッジ、カボット、ルーズヴェルト、ディラーノ、リビングストンといった名前がすぐに思い浮かぶ。そのほとんどが外交問題評議会(CFR)の一員であり、アメリカを裏切る手法を教え込まれてきた。

〈外交問題評議会(CFR)とは?〉

外交問題評議会(CFR)とは?
実質的に仕切っているのは「円卓会議」という謎の秘密結社です。
ということは、上記にあげた者たちは、円卓会議のメンバーと考えることが容易に推察できます。姉妹機関として王立国際問題研究所(RIIA)がある。
(RIIAはイギリスのシンクタンク)

秘密結社と言えば、フリーメーソンリーやイルミナティを思い浮かべる人が多いでしょうが、秘密結社として世間から認識されていない秘密結社が多く存在しています。
その一つが「円卓会議」なのです。
(詳しくは【円卓会議編】をお読みください)

《ルーズヴェルト一族の起源》

ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・10章』より引用

ルーズヴェルト一族の起源は、オランダのアムステルダムにいたルーズヴェルト家だ。彼らはユダヤ人で、非常に大きなユダヤ人社会の出である。このオランダの都市はユダヤ人が多いことで昔いから有名で、当時スペイン、フランス、イギリスから追放されたユダヤ人にとっての避難場所であり、聖域であった。

〈世界を操る血筋とは?〉

ルーズヴェルト一族の起源は、オランダの「ユダヤ人」
シリーズ記事『世界を操る闇の権力者の正体に迫る』のメインテーマは「ディープステートの正体に迫ること」ですが、いまのところほとんど語っていない内容があります。
それが「ユダヤ人」についてです。
ディープステート(=秘密結社)が血族主義であるならば、その血筋とは何か? という疑問にぶち当たります。
その答えの最大のものが「ユダヤ」です。
ですが、この問題の根は深く、なおかつ広範囲な認識が必要なので、別の記事にて書く予定としています。

間違いなく言えることは、世界を動かしている血族にユダヤ人と呼ばれている者たちがいることは、間違いありません。
ですが、問題は、その中身なのです。
これについてはもう少しお待ちください。

ジョン・コールマン博士の調査では、ルーズヴェルト一族は、アメリカ貴族階級の5%を占めていて、最多の大統領と224名の高官を輩出しているという。
ルーズヴェルト一族には、「秘密外交」や「ごまかし戦術」などを駆使して、“欲しいものをかならず手に入れる”という傲慢な考えが染みついていると、ジョン・コールマン博士は指摘しています。

《ジョージ・ブッシュ元大統領について》

ジョージ・ブッシュ元大統領。
アメリカ貴族階級を語るならば無視できない人物です。
ジョージ・ブッシュの母親はディラーノ家の出身であり、フランクリン・D・ルーズヴェルトとは7親等離れた親戚筋となる。
なお、フランクリン・D・ルーズヴェルトの家系からは12名のアメリカ大統領が出ている。
そのうちの8名は秘密主義の権力者ディラーノ一族の出である。
(ミドルネームの「D」とは、ディラーノを指す)
ディラーノ一族には、「先祖代々」受け継がれてきた財産がある。
イギリス東インド会社とその銀行家であるベアリング・ブラザーズが管理していた中国とのアヘン貿易によって築かれた富です。

フランクリン・ディラーノ・ルーズヴェルトとセオドア・ルーズヴェルトの両ルーズヴェルトに共通することは、その一族がアヘン貿易によって富を形成したことです。

また、ルーズヴェルトは、ジョージ・ワシントンと直接の縁続き公言していたようですが、当のワシントン側はディラーノ一族とルーズヴェルト一族とは距離を置いていたという事実があります。

ジョン・コールマン博士は、ジョージ・ブッシュ元大統領を「全大統領のなかでもっとも災いをもたらした人物」と酷評しています。

アメリカに巣食う「王族たち」は、常にアメリカの国益に反する立場をとっているのです。
アメリカ合衆国とは、自由主義、民主主義の共和制国家。
これに反する思想は「寡頭政治=血族支配」。
「寡頭政治=血族支配」とは、特定の血筋の者たちによる「独裁体制」ということです。

【アメリカ貴族階級編②】につづく

参考書籍(引用元)

書籍名:『秘密結社全論考㊦』
著者:ジョン・コールマン
監訳者:太田龍
出版社:成甲書房

最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!


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