『世界を操る闇の権力者の正体に迫る!【ローマクラブ編⑤】~ディープステートの得意技とは?~』

【ローマクラブ編⑤】~ディープステートの得意技とは?~

これまでの記事

【ローマクラブ編①】~ローマクラブとは何か?~
【ローマクラブ編②】~ローマクラブの性質と役割とは?~
【ローマクラブ編③】~自由世界の宿敵とは?~
【ローマクラブ編④】~NATOの背後にいる存在とは?~

ディープステートの得意技とは?

《水瓶座の陰謀》

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤4章』より引用

ペッチェイのメッセージは明快だ。要するに、ローマクラブが計画する反撃プログラムは、ドラッグ、ロック・ミュージック、セックス、快楽主義、悪魔主義、魔女術や「環境保護主義」といったカウンターカルチャーと一緒に、アメリカに脱工業化思潮を醸成して蔓延させることだ。事実、タヴィストック人間関係研究所、スタンダード・リサーチ・センター(SRC)、社会問題研究所など、数多く存在する応用社会心理学研究機関は、いずれも代表者をローマクラブの役員にすえるか、NATOにアドバイザーとして送り込み、『水瓶座の陰謀』を遂行させるうえで指導的役割を担わせている

〈乗っ取りのやり方〉

ローマクラブの創設者アウレリオ・ペッチェイが放つ、脱キリスト教文明、脱工業化とは、現代人から自由と繁栄を奪うものでしかない。
ちなみにペッチェイは、親友のアレグザンダー・ヘイグにこう言っている。
「自分はアダム・ヴァイスハウプトの生まれ変わりのようだ」と。

重要なことは、彼らの手法です。
彼らは頭脳明晰な者が多く、「扇の要を抑える」という手法を取ります。
つまり、重要な部分(中核部分)を抑えることによって、集団全体あるいは組織全体をコントロールするというやり方を取るのです。この場合、組織または集団のすべてが陰謀団の人間ではなく、陰謀とはまったく無関係の人たちがいて、その人たちは自分たちで組織(集団)のかじ取りができないため、自分たちの意思とは無関係に陰謀の片棒を担ぐことになるのです。

これの利点はもう一つある。
それは、陰謀と無関係な人間(秘密結社の人間)ではない人たちが多くいることで、外側から見ると、陰謀組織とは無関係に“見える”ということ。「見える」というよりも「カモフラージュ」していると言った方が正確でしょう。
彼らのやり方は、組織を牛耳る(動かす)ポジションに陰謀団の仲間を送り込むことによって、組織を実質的に「乗っ取る」のです。
彼らに乗っ取られた組織は、本来陰謀団(秘密結社)とはまったく無関係な組織であったにもかかわらず、乗っ取り後、準秘密結社組織と化します。
こうした巧妙なやり方をするので、人々は陰謀に気がつかないのです。
彼らは「陰謀」が暴かれることを最も嫌うのです。だからこそ、陰謀が暴かれないよう、陰謀を誰が企んでいるのかを突き止められないよう、巧妙かつ姑息な手段でもってカモフラージュしているのです。彼らは偽装の達人なのです。

ジョン・コールマン博士の言い方を借りれば、狙った組織に“仲間を送り込み”“指導的立場に立たせる”ことで、組織全体を陰謀団の思うままに操るのです。

《ヨーロッパの黒い貴族出身の古いファミリーが結びついた包括的な陰謀組織》

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤4章』より引用

ローマクラブは、アングロ・アメリカの資本家とヨーロッパの黒い貴族出身の古いファミリーが結びついた包括的な陰謀組織だ。ここでいうヨーロッパのファミリーとは、特にロンドンの「貴族」とヴェネチア、フィレンツェ、ジェノヴァの黒い貴族を指す。この婚姻関係によって、戦争を起こし、経済の衰退を仕組み、最終的には不景気に追い込むことで世界を巧みに支配する組織ができあがった。300人委員会は地球規模の社会的動乱を起こし、経済不況を作り上げる。こうして人々の抵抗力を弱めたうえで、さらに悲惨な状況にさらす。

〈不景気、不況は意図的に作り出されている〉

ローマクラブに限らず、ディープステートと呼ばれる陰謀団の奥を覗くと、必ず「黒い貴族」が存在します。
彼らは人々に知られないようにして戦争を起こします。この場合の「知られないように」とは、真の戦争の原因、戦争を起こした真犯人を知られないようにするという意味です。
では、なぜ戦争を起こすのかと言えば、その大きな理由として人口を削減する為であり、その余波によって経済を衰退させ、人々の暮らしを「不景気」の中に投げ込むためです。
これは不景気、不況などを意図的あるいは計画的につくり出しているということです。

日本人なら分かるでしょう。この30年~40年の間日本経済は沈没したままであり、国民の生活は豊かになるどころか、圧迫され続けています。
では、なぜ不景気や不況を意図的につくり出すのかと言えば、「人々の抵抗力を弱めるため」ということに尽きます。
人々が自由であり、豊かであるということは、陰謀を企む者たちにとって、抵抗勢力が自分たちを打ち倒す力を持っていることになるからです。人々から抵抗力を奪うために地球規模の社会的動乱を起こしているのです。
だからこそ人々の抵抗力を人々が気づかないように奪っているのです。
では、なぜ抵抗力を奪うのかといえば、ワン・ワールド政府樹立という目的を達成するためです。彼らは目的から逆算して、壮大な構想を立てているのです。
陰謀(彼らの計画)が“壮大すぎる”ため、人々は気がつかないのです。

《ディープステートの得意技》

ディープステート(秘密結社=陰謀団)の得意技はいくつかありますが、彼らが世界を裏側から支配するために必須なのが「プロパガンダ(洗脳、情報操作含む)」であることは疑いようがありません。
ジョン・コールマン博士によれば、現代につづくプロパガンダの技術が開発されたのは第一次世界大戦の前段階だと指摘しています。それは必要に駆られたとも言えます。なぜ必要に駆られたのかと言えば、イギリスとドイツの対立が始まったからです。

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤4章』より引用

1916年、ウィルソン大統領は「アメリカの男子をヨーロッパの戦場に送り込むようなまねはしない」と厳かに宣言して選挙を戦った。ウィルソン自身、優れた戦略を取っていると充分認識していた。というのも当時の世論は、87%がドイツとの戦争に強く反対し、人々ははっきりとその意思を表していたのだ。ところが大統領の座に就いてから1年が経つと、ウィルソンはアメリカ国民をヨーロッパの戦争に徴集し、公約を破ったのだ。

〈政治家の表の顔と裏の顔〉

選挙になると、国民思いのことを言いだすが、選挙が終わると途端に公約を覆すまたは無視するという政治家がいることは日本も変りません。ですから、選挙のときだけ政治家(既存の政治家)、または政治家予備軍(立候補者)の人間の言うことに耳を傾けるのでは“遅い”のです。政治家の99%は嘘をつくと思ったほうがいい。国民の支持を集めておいて、しれっと手のひら返しをする人間たちばかりであることは、国民の多くの人が感じていることでしょう。

第一次世界大戦、及び第二次世界大戦に参戦する決定的な理由はアメリカ合衆国にはありませんでした。ですが、実はあったのです。それは表の歴史からは巧妙に隠されていますが。重要なことは民主主義国家であるはずのアメリカ合衆国において、87%の国民がドイツとの戦争に強く反対していたにもかかわらず、なぜかアメリカは世界大戦の火中の栗を拾うことになった。正しく民主主義の原理が働いていたならば、“ありえない”ことです。
つまり、民主主義のシステムを破ったものがあったということ。
それこそが「プロパガンダ」なのです。
なんとしてもアメリカ合衆国を世界大戦に引きずり込んで、イギリスに勝利をもたらさなければならない、と考えた存在がいたということです。

「公約」とは、政治家が政治権力の座に就くための条件として“国民と交わす約束”なのです。ですから公約を破る、あるいは無視するという政治家は民主主義への叛逆者なのです。
民主主義国家の主権は「国民」にあります(建前上は)。主権者である国民に約束しておいて(公約を掲げておいて)、その実現に労力を払わないということは、嘘つき以外の何ものでもないのです。

国民は、政治の世界あるいは世論には「プロパガンダの力」が働いているということを深く理解するべきなのです。政治に関心を持つならば、プロパガンダに踊らされてはいけないのです。プロパガンダに踊らされれば民主主義の原理は覆されるのです。
ディープステートがなぜ陰の政府、世界権力と呼ばれるかというと、その大きな理由の一つに、「世論操作」の技術を持っているからなのです。
世論操作こそが彼らを世界権力に押し上げているのです。ディープステートと呼ばれる闇の世界権力者どもは、世論操作によって人々をコントロールしているのです。
自由と平和、民族愛と家族愛、信仰と調和を望む人々は知らねばならないのです。ディープステートとは、第一次世界大戦から学ぶべきこととして、87%の国民が反対していることをひっくり返すほどの力を持っているということを。

〈十四か条の平和原則を書いた本当の人物とは?〉

ウィルソンは、公約を破った罪で告発されることもなく、大統領の座を追われることもなく、反逆罪で裁かれることもありませんでした。逆に、「国際連盟」の設立提案や、十四か条の平和原則などを唱えた功績ある大統領として歴史には刻まれています。
これこそがプロパガンダ(情報操作)の極みなのです。
実際は、「十四か条の平和原則」を書いた人物はウィルソンではなく、ブランダイス米最高裁判事ブランダイスは300人委員会のメンバーであるJ・P・モルガンに指示されて書いたものであり、モルガンがパリに向かうウィルソンに渡したものだとジョン・コールマン博士は語っている。
実際に「十四か条の平和原則」を書いた人物が300人委員会メンバーであるということが、国際連盟が陰謀団(300人委員会)の企みであることを証明する。だがそうした暴露を防ぐために偽の歴史(十四か条の平和原則を書いたのはブランダイスではなくウィルソン)で塗り固めてカモフラージュするのです。実に巧妙に陰謀の足跡を消し去るのです。

〈アメリカに初めて登場した世論操作機関とは?〉

こうして歴史さえも嘘で塗り固めて自分たちの思うような世界秩序を作り上げていくのです。ウィルソンはアメリカ合衆国を第一次世界大戦に参戦さえることに成功すると、ただちに「広報委員会」を創設した。この広報委員会こそがアメリカに初めて登場した「世論操作機関」なのです。この筋書きはホワイトハウスのためにタヴィストック人間関係研究所が書いたもの。この発信源は主に「ロンドン」。この場合のロンドンとは黒い貴族という意味。

そもそも国際連盟も国際連合もディープステート組織(秘密結社組織)の中に組み込まれたものでしかありません。それは地球統一政府の前身として設立されたものです。
このやり方が重要なのですが、彼らは必ず段階的に事を進めます。一気に社会を改造することはしません。なぜならば、一気に事を進めると抵抗や反撃にあるからです。彼らは抵抗や反撃を最小限にするという戦略を混ぜ合わせながら世界をコントロールしているのです。実に狡知に長けた者どもと言えます。段階的に事を進めると人々は最終地点に何があるのか分からない、または最終地点まで行かないと思い込むのです。これは巧妙な騙し戦術(兵法)なのです。

〈プロパガンダの総本山とは?〉

自由を求めるならば、民主主義を守りたいならば、信仰を維持したいならば、闇の権力者どもが常にプロパガンダ(情報操作)をしていることを深く理解するべきなのです。
そしてここで重要な点は、プロパガンダ、洗脳の総本山があることを知るべきなのです。
プロパガンダ、洗脳の総本山の名は、「タヴィストック人間関係研究所」と言います。ここから発信された情報が下部組織である研究所やシンクタンクに流れて行き、秘密結社のネットワークで共有され、各国家の潜伏している仲間たちに行きわたり、国家の権力の座に就いている人間はこれによって操られていくのです。この力は「露骨な嘘を巧みに真実として信じ込ませる」ほどの力を持っています。そう新型コロナウイルスおよびコロナウイルスワクチンも同じ力が働いていたのです。
これは途方もないシステムであり、壮大な構想なのです。だからこそ人々は気がつかないのです。大きすぎて人々の目には見えないからです。

〈露骨な嘘を巧妙に信じ込ませる政治家〉

少し話は反れますが、「露骨な嘘を巧妙に信じ込ませる」という政治家が日本には存在します。それも国政政党の党首として。
皆さんに言っておきます。政治家の口から出ることを鵜呑みにしてはいけません。その背後にあるその人物の本性、人間性、倫理観、哲学などを知って判断するべきなのです。
決して愛読書がヒトラーの『我が闘争』である人物を世に出させてはならず、世にいったん出たならば、叩き潰さねばならないのです。叩き潰さねば、必ず国民自身が痛い目にあいます。こうした人物は必ず「騙しの術(平易な言葉で言うと嘘)」を使います。また歪んだ倫理観、国家観を持っています。聞こえのいい言葉、国民のためを思う言葉、これはすべて自分たちが独裁権力を持つための手段でしかなく、そのために騙していることを理解するべきなのです。
探してください。
独裁者資質の政治家が日本にのし上がっていますから。
非常に危険です。
この動きはディープステートの計画とマッチしていると、私には見えます。
これに関することは、この記事の最後でもう一度言います。

《タヴィストック研究所の先棒かつぎとは?》

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤4章』より引用

第二次世界大戦で行われたプロパガンダ戦は、第一次世界大戦のものと似た側面を持つ。イギリスが戦争を始め、国際銀行家によって戦争の資金が調達されていたという点だ。第二次世界大戦では「ニュース放送」を流すラジオが重要な役割を果たした。こうした放送は常に、事実に多くの嘘を交えて伝えていた。また、海外で行われたプロパガンダ活動はさらに熾烈をきわめた。タヴィストック研究所は第一次世界大戦で学んだ教訓をすべて活かし、経験にもとづく手法を新旧の対象国に行ったのだ。タヴィストックの活動で要となる役割をはたしたのは、メディアという先棒かつぎである

〈正邪、正誤、真偽を判断出来ないような文化的な仕掛け〉

第二次世界大戦では「ニュース放送」を流すラジオが重要な役割を果たした。
後にラジオに変わってテレビが主役の座にあがり、現代はネットメディア、SNSがプロパガンダの役割をしている。
ただ、廃れたとはいえ、現代でもテレビの影響は大きく、特に高齢者の方々はネットを使わない、SNSをしない方がまだまだ多くいるので、政治関連の情報を得るのにテレビに頼っている方が多くいる。
はっきりと言って、テレビが流す政治情報は「情報操作」されています。ある一定の方向性または特定の意図を気づかれないように入れ込んであります。これは「洗脳」の手口そのものなのです。
テレビだろうが、YouTubeチャンネルだろうが、SNSだろうが、メディアの役割をはたすものには必ず闇の権力者の力が及んでいます。彼らにとってはメディアこそが剣の役割をするものなのです。
「事実に多くの嘘を交えて伝える」、これこそが詐欺師の手法であり、ディープステート(グローバリスト=秘密結社)のやり方なのです。

この手法を見破るには、その情報に対する専門知識、あるいは高度な判断力、分析力、推察力などの知的総合力が必要となります。
そうした力を持たなければ、見破ることは困難です。初めから見破れないようにしてあるからです。これは二重作戦なのです。メディアからは「事実に多くの嘘を交えて伝える」あるいは「特定の意図を含んだ情報を流す」ことによって洗脳をかけること、あわせて人々を愚民化するような作戦をずっと以前から展開しているのです。ここでいうところの「愚民」とは「正と邪」を判定できない、「正と呉」を判別できない、「真と偽」を見分けられないようにしているということです。
そのために社会に退廃、偏見、歪んだ価値観などをたれ流しているのです。
要するに、自分の力で正邪、正誤、真偽を判断出来ないような文化的な仕掛けをしているのです。これは精神と頭脳を破壊する作戦です。

タヴィストックの活動で要となる役割をはたしたのは、メディアという先棒かつぎである

「メディア」とは、発生の段階からすでにディープステート(秘密結社)による支配または影響を受けている、ということを知る必要があります。
彼らは絶対に口にしませんが、国民はメディアの流す情報を信じ、鵜呑みにし、受け入れればいいと思っているのです。自分で勉強せず、自分で判断せず、ただただメディアが与える政治的価値観を信じればいいと考えているのです。これは一種の「メディア教(信仰)」なのです。テレビの流す情報を信じて政治的な判断をする。これはすでにカルト宗教とその信者との関係とほぼ同じなのです。

何度も言っていますが、既存のメディアは、既存政党しか政治勢力として扱わないという差別を行っています。
これこそが差別と呼ぶべきものであり、本来、メディアとは中立の役割を持たなければならないものであるはず。ですが、実際は国民の政治判断の助けとなる情報を流さず、政治の新規勢力または小勢力を完全に無視します。この無視作戦は意図的に行っているものです。この作戦の本質は、「存在の抹消」なのです。新規勢力、小勢力を取り扱わないことによって国民の目を覆っているのです。
これらの大親分こそが、タヴィストック研究所なのです。洗脳、情報操作、情報支配の手法はここから流れ出しているのです。

〈独裁者気質の政治家の出現を見抜くキーワード〉

重要なことを指摘します。
日本にヒトラーの再来のような政治家が存在します。
ヒトラーはドイツ国民に熱狂的な支持を得ました。ヒトラーはたしかに敗戦(第一次世界大戦)からドイツを立ち直らせ様々な恩恵をドイツにもたらしました。だが、ヒトラーの本質に気がつかなかったドイツ国民は、ヒトラーに騙され、第二次世界大戦に敗れることによって民族としての誇りを深く傷つけられることとなりました。
ヒトラー(ナチス)から学ぶこととは、たとえ政策が良くても、国家を発展させても、独裁者気質の政治家に権力を持たせてはいけないということです。

この“独裁者気質の政治家の出現を見抜くキーワード”が2つあります。
一つは、「熱狂」。この熱狂を生み出すのは独裁者気質を持つ人間のカリスマ性です。
カリスマ性(独裁者気質)を持つ政治家の周りには熱狂的支持をする信者が集まります。独裁者と支援者(党員等)の関係はカルト宗教の教祖と信者に似ています。
二つ目は、熱狂とは逆に、この独裁者気質の政治家およびその政治集団に対して「激しい反対勢力が立ち上がってくる」ということです。
政治には必ず敵対勢力がありますが、この場合の敵対勢力とは、危険性を見抜いた人たちであり、それゆえに激しい抵抗をする人たちのことです。単なる反対ではなく、激しい抵抗が熱狂の反作用としてあらわれてくるのです。
この2つが見られる政治家および政治勢力は、将来的に独裁政治を行うと考えてください。
抵抗勢力(反対勢力)が独裁者気質の政治家および政治集団を打ち破るか、または国民の多くがその危険性に気がつくのか、ということがなされなければ、独裁者気質の政治家および政治集団が勝利し、日本は独裁国家といずれ変貌することになるでしょう。独裁国家への道を生み出すのは、自民党だけではないのです。
ヒトラー(ナチス)のときもそうですが、やることなすことすべてが政治的悪ではなく、逆に国民を豊かにし、経済を立て直すこともあるので、人々はそうした部分に希望や期待を込めてしい、危険性に気がつかなくなってしまうのです。そもそも危険性を前面的に出すわけがないので、途中までは必ず仮面を着けて国民を欺くのです。

重要なことは、政策だけではなく、その政治家の“人間的な本質”を見抜くことです。その政治家の思想、信条、哲学、そして信仰を見抜くことです。その政治家の裏側に潜んでいる支持勢力を見抜くことです。
背後に支持組織が存在せずに、設立から数年で一大勢力になるなどということはまず不可能です。「支持勢力(団体)はいません」というのは嘘だと見抜かねばなりません。数年で国会議員を多く生み出す政治勢力の背後に何らかの組織が存在しないはずがありません。
どんなに良い政策を掲げていても、背後にカルト宗教の存在がある(見え隠れする)ならば、その政治家および政治勢力を拡大させてはいけないのです。
この記事を書いているが、2025年7月21日だと言えば、何が言いたいのか勘の良い人ならわかるはずです。

独裁者気質の政治家は、必ず“嘘つきの性質”を持っています。
カリスマ性の裏側に“倫理観の欠如”が見られます。
“排他性”が非常に強い反面、国民の味方を装ってきます。
「騙し」に気がつかねば、日本は独裁国家となります。
日本には宗教団体を名乗った政治革命組織(集団)があることを理解するべきです。
宗教を隠れ蓑としている、政治革命組織(集団)があることに気がつくことです。
そして、私の“判断(見解)では”、その政治革命組織(集団)の背後にいるのがディープステートです。

《真珠湾攻撃の真実とは?》

日本における第二次世界大戦の一面である太平洋戦争(本当は大東亜戦争)で、日本軍がハワイの真珠湾を奇襲攻撃したと信じている方がいましたら、そろそろ目を覚ましてください、と言っておきます。
事務的なミスはありましたが、日本軍は正式に「宣戦布告」は出していますし、アメリカ合衆国側は日本軍が真珠湾を攻撃することを知っていました。
戦時国際法では、戦争の始まりとは「宣戦布告」によって始まるとされています。ですから宣戦布告せずに真珠湾を奇襲攻撃した日本軍は卑怯だ、戦争犯罪だ、などというのは実はプロパガンダによる刷り込み(洗脳)なのです。

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤4章』より引用

秘密主義はルーズヴェルト政権の代名詞となる。ルーズヴェルト大統領、スティムソン、ノックスらは、日本海軍による真珠湾攻撃計画を一ヶ月前から知っていた。にもかかわらず、彼らは国民に情報をひた隠しにしていた。
~中略~
真珠湾が攻撃されてからは、アメリカ国民はさまざまなでっち上げを吹き込まれ、「ドイツがアメリカに侵攻しようとたくらんでいる」「ドイツの同盟国である日本が真珠湾を襲ったのはその前触れだ」と信じ込まされてしまったのだ。
それでも、「ルーズヴェルトを信じてはいけない、第一次世界大戦と同じくアメリカはヨーロッパの戦争に介入する理由はないのだ」と警告する声は上がった。参戦に強く反対していた有名な飛行家チャールズ・リンドバーグや反戦議員たちによるものだ。しかし彼らが鳴らした警鐘も、タヴィストック研究所の宣伝工作にかき消されてしまった

〈情報戦とは?〉

情報戦とは、結局、嘘を見破るか騙されるかという戦いであり、洗脳しようとする側と警告、警鐘を鳴らす者の戦いなのです。このどちらに多くの国民が耳を傾けるのかが国家とその国民の運命を決めてしまうのです。

嘘をつく者たちあるいは洗脳する者たちのやり方は、必ず危険性を見破り警告する人、警鐘を鳴らす人たちの主張をデマ、嘘、フェイクとして白と黒をひっくり返します。
また、事実の中に嘘や違った方向性を持つ何かを含ませることで、真偽不明にした上で、カリスマ性を前面に出すことで押し切っていきます。
これは真実と偽りの戦いなのです。

要するに、第二次世界大戦におけるアメリカの参戦とは、人為的に作られた状況、宣伝工作による世論を変えられた結果なのです。

ディープステート(グローバリスト)たちや独裁者気質の政治家は、世論誘導を何よりも重視しているのです。世論誘導とは、つまるところ「心理戦」です。人々の心の中に入り込み、特定の情報を埋め込み、特定の価値観を植えつけるものです。

タヴィストック研究所の宣伝工作(プロパガンダ)こそが最強の情報作戦部隊なのです。
嘘や騙しを支援するのは悪魔であり、真実を支援するのが神(天使)であることを知るべきなのです。

日本人は「戦争オンチ」「軍事オンチ」なので情報戦と言っても、洗脳作戦と言ってもいまいちピンとこない方が多いと思われます。

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤4章』より引用

第二次世界大戦中のアメリカ政府の情報宣伝機関は、戦時情報局(OWI)と戦略事務局(OSS)であった。OWIはタヴィストックが作成した“情報”を内外に行きわたらせる役割を担う機関で、OSSは現在のCIA(中央情報局)の前身だ。いずれも、敵に対する心理戦を行うためにタヴィストックが創作した組織だ。

組織戦時情報局(OWI)と戦略事務局(OSS)という2つの情報を扱う組織(戦時中)は、ともにタヴィストックが創作した組織、これを理解してください。
CIA(中央情報局)の前身が戦略事務局(OSS)だということは、CIAとはディープステート組織(影の権力)だということです。

戦争には、「心理戦」というものがあるのです。この心理戦を担っていたのがタヴィストック研究所の社会科学者たちなのです。日本人は科学と聞けばなんでも正しいと受け入れてしまう人が多いのではないでしょうか? しかし現実には、科学とはほど遠い、あるいは科学に反するような偽科学があることは知る人ぞ知る事実なのです。
問題は、タヴィストック研究所が仕掛ける心理戦の延長線上に軍事行動がなされるということです。心理戦あるいは情報戦は、軍事行動に密接に結びつくものなのです。
さらに戦争以前の社会に垂れ流される「思想戦」から戦争というものを考えるべきなのです。この思想戦から政治闘争(政治権力の奪い合い、具体的に言うと選挙戦など)が発生するのです。
日本人は平和ボケしている(させられた)ので、戦争の定義さえも理解していないと思われます。思想戦、情報戦、心理戦、これは軍事行動をともなう戦争の前哨戦なのです。この前哨戦に勝利すると、武力に頼らずに目的を達成したり、他国を支配下(影響下)に置くことも可能となるのです。

ついでに言っておくと、「移民」とは、侵略戦争の「先鋒戦」となるものです。これは「乗っ取り作戦」そのものであり、移民政策を進める政治家は国家と国民に対する「裏切り者」なのです。侵略が成功するための要をするのが内部分裂や裏切り者の出現なのです。いまの政界は裏切り者であふれていることを国民は知るべきであり、仮面をかぶった隠れた裏切り者がいることに注意、警戒をするべきなのです。裏切り者ということを隠し、国民の味方のように装っている裏切り者の政治家、政治勢力が台頭しているので、このままいけば近い将来国民は奴隷となるでしょう(全体主義、独裁体制の下で生きることとなる)。
ただ、この思想戦、情報戦は高度な見識が無ければ見破れないことが最大の難点なのです。
つまり、人々が思想戦、情報戦のなかに置かれているのに気づかない、あるいは気づかないだけではなく逆に支援してしまう事態が発生してしまうのです。

「プロパガンダ」とは、思想戦、情報戦そのものなのです。

【ローマクラブ編⑥】につづく

参考書籍(引用元)

書籍名:『ローマクラブ~新世界秩序のシンクタンク~』
著者:ジョン・コールマン
翻訳・発行:オムニア・ヴェリタス・リミテッド
出版社:オムニアベリタス株式会社

書籍名:『新版300人委員会㊤』
著者:ジョン・コールマン
監訳者:太田龍
出版社:成甲書房

最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!


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