【三百人委員会編②】~公然たる陰謀方式とは?~
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公然たる陰謀方式とは?
《国家の運営を誰がしているのか?》
「国家の運営」を誰がしているのか?
この認識をどう持つかによって、世界は違って見えます。
選挙で選ばれた政治家たちが国家を運営している?
いやいや、民主主義国家においては、主権は国民にあるのだから、国民によって国家は運営されているも同然だ。現代は第5権力となったマスメディアが国家を牛耳っている?
政治家は官僚の言い成りであり、本当に国家運営をしているのは官僚だ。
あなたはどう考えていますか?
私の答えは上記のどれにも該当しないです。
表面上は政府が国家を運営しているように見えていますが、本当は政府を動かしている人間たちが実際に内外の政治、経済などの問題を牛耳っているのではありません。
この認識に立たねば、社会を真に正しい道へと導くことは不可能となります。
世の中を動かしているのは常に「秘密の政府」です。
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用
「彼ら」があれこれ暗躍しているのをしばしば耳にする。「彼ら」は殺人犯を匿い、税金を引き上げ、国の利益に合わない戦争に私たちの子どもを送り込む。「彼ら」は私たちの手の届かない場所、見えない場所に存在し、こちらがそれになんとか対抗しようとしても、らちが明かない。その正体を誰も確認できないからだ。
〈なぜ陰謀の存在を信じないのか?〉
ジョン・コールマン博士は、一般の人たちからは見えない、手の届かない存在が世界を支配している状態が少なくとも300年も続いていると指摘している。
人々がなぜ「陰謀」の存在を信じないのかと言えば、巧妙、周到に隠されているからに他ならない。
彼らの陰謀には以下のことが含まれている。
・脱工業化ゼロ成長計画
・キリスト教会を分派または宗派に“切り崩す”こと(カリスマ派、原理主義、福音派など)。
「彼ら=秘密結社」は敵対者への暗殺をいとわず、人々の抵抗力を奪うために税金を引き上げ、国の利益に反する戦争を引き起こす。すべては「彼ら」が描く未来社会のためである。「彼ら」のやり方は「目的のためなら手段を選ばない」という強欲で傲慢、無慈悲なもの。
「彼ら」は私たちの手の届かない場所に潜み、人々から見えない場所に存在することで、自分たちの身を守りながら悪事(陰謀)を企てている。
「彼ら」以外の人の命など虫けら同然としか考えておらず、資源や富は自分たちが独占するべきであり、大衆は「彼ら」に支配されるだけの存在としかみていない。
《湾岸戦争を起こさせた黒幕とは?》
1991年に起こった湾岸戦争では、15,000人のイラク兵および民間人が殺害された。犠牲となった民間人には女性と子供が数多く含まれていた。
湾岸戦争を命じたのは父ブッシュ大統領(当時)だが、アメリカはイラクに対して非人道的な経済制裁措置をとったため、イラク国民は致命的な食糧不足、医薬品不足に苦しんだ。戦闘行為でもアメリカ軍が投下した劣化ウラン弾によって戦車やトラックなどが破壊され、国土を放射線により汚染した。劣化ウラン弾におる放射線により何千人もの人々が命を落とした。
ジョン・コールマン博士はこう指摘する。
「その権限は誰から与えられたものなのか」と。
「少なくとも合衆国憲法、国際法で許される行為ではないことは確かだ」と。
父ブッシュに湾岸戦争を起こさせた存在(黒幕)こそが、「300人委員会」であると指摘している。
そしてこう付け加えている。
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用
当時のアメリカ国民は、湾岸戦争は合衆国憲法にもとづいた合法的な軍事行動であり、合衆国大統領は開戦を決断する正当な権限があると信じ込んでいた。しかしそれは、タヴィストック研究所が行った言論操作に惑わされていたからである。
真の目的は隠され、人々は騙され、嘘の歴史が記される。
こうして陰謀は「公然の出来事」となる。
300人委員会などの秘密結社は、大手メディアを傘下に持っているため、メディアによる情報操作、洗脳によって世論を間違った方向へとミスリードする。しかも人々はミスリードされていると気づかない。
ジョン・コールマン博士はこう語る。
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用
情報化社会に生きる人間は、妙に影響を受けやすい。人々は、新聞で読んだ内容を鵜呑みにするだけでなく、それが自分の意見だとさえ思い込んでしまう。
上記の「新聞」を、現代に当てはめれば、テレビニュース(ワイドナショー含む)、YouTubeチャンネル、SNSなどが該当する。
世の中には「世論誘導」がなされているということが真実なのです。
2025年9月、自民党総裁選のさなかですが(執筆時)、ここに世論誘導がないなどとゆめゆめ考えてはいけません。
湾岸戦争について言うならば、父ブッシュは王立国際問題研究所(RIIA)を通じてオリンピアンズ(300人委員会)中枢部の側近グループから指令を受けていたと、ジョン・コールマン博士が調査結果を明かしている。
《300人委員会に仕えている計画者と陰謀者は誰か?》
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用
全能の300人委員会に仕えている計画者と陰謀者は誰か。
~中略~
外交問題評議会(CFR)と三極委員会(TC)は、アメリカ国民が自国の内外政策としてとても支持できないようなことを一手に引き受けている。国民のなかには、円卓会議がワシントンのイギリス大使館を通じて、アメリカに深刻な影響を与えていることに気づいている人もいる。問題は、秘密政府のメンバーが反国家、反人民的行為を行っても、確実な証拠となる情報が非常に得にくいことである。ここで、旧約聖書から預言者ホセアの深遠なる言葉を引用したい。「悟りのない民は滅びる」。
〈秘密政府の手口とは?〉
円卓会議がワシントンのイギリス大使館を通じて、アメリカに深刻な影響を与えている
ディープステート(秘密結社)がどのようにして世界を牛耳っているのかということには複数、というよりもありとあらゆる方向から支配力を張り巡らしているが、国家の政府への影響力としてあるのが「大使館」を通じてその国の内外の政策を動かすという方法です。
重要なことは、「秘密政府のメンバーが反国家、反人民的行為」であること、さらに「真実の戦士」「自由の戦士」「正義の戦士」たちが立ち上がっても陰謀に関する確実な証拠となる情報が非常に得にくいことなのです。
「世界を牛耳る」ということは自分たちの意向を反映させるだけではなく、自分たちの意にそぐわない意見や政策などを潰せるということを意味するのです。
〈悟りのない民は滅びる〉
「悟りのない民は滅びる」
ジョン・コールマン博士が認識している「悟り」(ホセアが言ったところの「悟り」)と私の認識は違うかもしれませんが、「悟り」とは、真実(宗教的な言葉で言えば真理)を追い求めてそれを掴むことと言える。
陰謀を「陰謀論」としか考えられない、また「陰謀などない」などと根拠なく主張する人たちこそ「悟り無き民」と言える。なぜならば、真実(真理)を見つけようとせず、己の小さな頭の中ですべてを完結しようとしているからだ。
「陰謀論」、これはディープステート組織であるCIAが陰謀が暴かれないために作った武器としての言葉であり、「ディープステート」という言葉も同じようにディープステートの正体を隠す、あるいは誰が世界権力者なのかを知られないための目くらましの作用を持つものなのです。
人々は、「ディープステート」という語彙表現に惑わされ、陰謀を肯定する人たちをこの言葉で欺こうとしているのです。確かに公式の立場にいる者を操り人形として裏側から操ることはありますが、常に彼らが裏側に隠れているわけではないのです。
彼らのなかには、公式の権力の座に就き、経済力を持ち、名を知られている者が多く存在しているのです。
彼らは「まやかしの術」によって世界を歪めているのです。
「陰謀論」などという彼らの言葉を使い、陰謀を否定している人たちは彼らの術中にはまっていることにいい加減気づくべきです。
付け加えます。
ここで言う「悟りのない民は滅びる」という意味には、宗教者(信仰者)も含まれます。
信仰を持っていても、宗教修行をしていても、ディープステートの存在を見誤り、陰謀を見抜けないならば、「悟りのない民」の部類に入るということです。なぜならば、神に叛逆する者たちを見逃し、放置していることになっているからです。
《公然たる陰謀方式とは?》
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用
彼はタヴィストック研究所で主任社会科学研究員を務め、その任務は世論を形成することであった。すなわち、委員会が画策する遠大な変化を人々に自分の意見だと信じ込ませることである。そこでバーネイズが編み出したのはキッシンジャーのようなエージェントを謀略の舞台に送り込み、アメリカの政策に密かに新世界秩序を組み込ませる方法であった。いわゆる「公然たる陰謀」方式である。この手法を使えば、新世界秩序=ワン・ワールド政府計画は、アメリカ国民の目には国家の政策として映るわけだ。
〈陰謀を信じない理由とは?〉
上記のなかの「彼」とは、タヴィストック研究所の主要な理論家エドワード・バーネイズのこと。
バーネイズの任務は「世論を形成すること」。この場合の世論とは、自然に出来上がった世論ではなく、意図的に形成された世論であり、それは情報操作や洗脳によってもたらされてもの。ずばり言うと、「300人委員会が画策する遠大な変化を人々に自分の意見だと信じ込ませること」なのです。
ここには2つの重要な意味がある。
一つは、世論誘導(意図的な世論形成)をしている最深部にいる存在を知られないこと。
もう一つは、多くの人々が誘導されたのではなく自らが思考し判断した意見(見解等)だと信じ込ませること。
この2つが揃ってこそ陰謀を形成することが可能となる。どちらかが欠けてしまえば陰謀にほころびがでる。
いまだに陰謀の存在を信じない人たちが多く存在している。なぜなのか?
その答えの一つがここにある。
その答えとは「公然たる陰謀方式」を取っているから。
「公然たる陰謀方式」とは、影響力のある人物を謀略の舞台(政界、経済界など)に送り込み、公式の立場にある権力者などに、密かに陰謀(新世界秩序の計画)を“組み込ませる”ことで、陰ではなく表舞台に陰謀が形成されることを言う。
意味分かりますか?
陰謀を企み実行する人間が表舞台に立っているということです。
この「公然たる陰謀方式」を編み出したのがバーネイズだとジョン・コールマン博士は語っている。だが、私にはこの方式はずっと以前からというよりも太古の昔からやっていたと思っている。なぜならば、この方式こそが陰謀の主体存在を隠し、なおかつ公的な意味づけをして人々に受け入れさせるのに最も適しているからだ。これにより真実が隠されると同時に陰謀は大きな推進力を得るからだ。
《300人委員会の目標とは?》
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用
世界中の国家を、超国家的政府による絶対的封建体制下に押し戻すこと。300人委員会の行動はすべてこの目標に帰結する。
戦時下であれ平和な時代であれ、その方針は変わらない。したがって彼らからすると独立主権国家というのは、自分たちが描く壮大な構想を妨げる忌々しい存在、過去100年ほど続いた邪魔な存在でしかないのだ。
〈主権国家が主権国家としてあるための必須条件とは?〉
300人委員会の目標とは、「世界中の国家を、超国家的政府による絶対的封建体制下に押し戻すこと」、つまり世界の主権国家を廃止し、世界統一政府を樹立すること。
独立国家であるためにはいくつか重要な要件が必要となる。そのひとつに「自国のエネルギー資源を掌握する」ことがある。300人委員会が最も嫌がるエネルギー問題とは、各主権国家が独自に原子力エネルギーを手にすること。これによって天然資源に頼ることなく、しかも安価に電力等を供給できる。エネルギーと食糧の確保は主権国家が主権国家としてあるための必須の条件である。
原子力エネルギーを使わせないようにする、という隠れた政策を300人委員会が持っているということであり、その実行部隊がローマクラブなのです。
世の中で起きている原子力エネルギーに対する反対運動のなかには必ず彼らまたは彼らが送り込んだ工作員がいます。
重要なことは、原子力エネルギーと核兵器を区別して考えることです。なぜならば、彼らの手口は核兵器=原子力エネルギーという印象操作をするからです。背後にはインチキ環境保護運動があります。脱酸素政策、地球温暖化は詐欺でしかないことを理解するべきです。
さらにこの論点は、海外援助(対外援助)政策とも結びつきます。もし発展途上国が原子力エネルギーを手に入れれば、第三世界の国々を「疲弊した状態」に封じ込めなくなってしまします。疲弊した状態とは、国家が貧困にあえぐ状態であり、疲弊した状態から抜け出す一番の方法が安価な電力を手に入れることであり、その副産物が他国の支配、援助を受けなくても済むということなのです。それが意味することとは、独立独歩の主権国家としてのかじ取りができるということ。
主権国家が他国に依存しなくて済むということです。つまり、他国からの資金援助を受けなくて済むということは自国で自国の在り方を決められるということになります。資金援助(海外援助)を受けている国の国民が豊かになっているかと言えば必ずしもそうだとは言えません。なぜならば、援助資金は政府高官の懐に入ってしまうからです。
発展途上国が自前の原子力エネルギーを持つということは、彼らが目指す「世界中の国家を、超国家的政府による絶対的封建体制下に押し戻す」ということに反することなのです。
彼らの計画は、「ゼロ成長計画」であり「脱工業化ゼロ成長計画」なのです。
「脱工業化ゼロ成長計画」を唱えた人物は、フランスの黒い貴族であるエティンヌ・ダヴィニョン伯爵。
だが、ダヴィニョンの名さえ知らない人がほとんどのはず。
彼らは「世界中の国家を、超国家的政府による絶対的封建体制下に押し戻す」という目標から逆算して、緻密な計画を実行しているのです。
300人委員会の原子力発電防止の一例がイランである。
イランは、1972年に原子力発電による安価な電力をもとに製造業、農業、貿易を発展させ、封建的な体制から脱却を試みたが、この原子力発電施設建設の計画がCIAに知られ、その隠密作戦によって頓挫した。CIAはイランのパーレビ国王を失脚させ、安価な電力供給による発展計画を無にしたのだ。
なお、「対外援助」には2つの目的がある。ひとつは当事国の国民の税金を使っても大義名分を掲げているので国民が表立って反対できないこと(つまり国民から税金を搾り取るあるいは税金を無駄遣いすること)。もう一つは、援助国を通じて300人委員会への依存度を高めること。
「対外援助」とは、新世界秩序建設の政策に他ならないのです。
ちなみに、アメリカの対外援助法が1946年に法律化されましたが、それを設立させたのがネルソン・ロックフェラーです。
ジョン・コールマン博士は「対外援助法」をアメリカの労働者から収入をかすめ取る盗人法であり、アメリカ政府によるアメリカ国民の金を使った詐欺だと指摘している。
主権国家から独立の権限を取り上げる方法(のひとつ)がとっくの昔になされていることを理解している人がどれだけいるでしょうか?
それは「国際連合」を中心とした国際組織です。
前にも話した通り国際連合とは、世界統一政府の前身組織としての役割を担って誕生したものです。もちろん真の目的は秘密とされていますが。
ディープステート組織(陰謀団組織)の組織図から見て国際連合がどこに位置しているのかと言えば、頂点である300人委員会の直轄(真下)に位置している。
第二次世界大戦の果実とも言えるのが国際連合であることは間違いない。
彼らは3つの世界大戦を計画した。戦争を計画するとは戦争そのものにも意味はあるが戦争によって得られる“何か”こそが彼らの真の目的であり、そこまで彼らは計画していることを知るべきである。
《世界を牛耳る方法とは?》
ディープステートと口にする人は多くいるが、その正体と複雑な構造を知る者は限られている。
秘密結社が複数あることを認める人でも、それらがどのようにして世界を牛耳っているのかという疑問の答えを出せないでいる。
しかし答えは意外に単純である。あまたある秘密政府を束ねるたった一つの秘密結社が存在するからだ。
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用
もっともよく聞かれる質問の一つは、「たった一つの秘密政府がどうやって絶えず情勢を把握し、権力を行使できるのか?」である。
~中略~
そしてわれわれは、秘密結社、フロント企業、政府機関、銀行、証券会社、保険会社、国際企業、石油産業、何万という団体や財団について知る必要がある。これらの一流企業や組織を構成しているのが、世界を少なくとも150年にわたって支配している究極の支配組織、300人委員会のメンバーなのだ。
〈アメリカの陰謀に関わる組織とは?〉
上記のジョン・コールマン博士の言葉で分かるように、ディープステートと呼ばれている陰謀団の組織は、秘密結社に限らない。企業、財団、団体、国際組織など一般の人々からすればそれが陰謀団と結び付いている組織であるなどと思いもよらない。
彼らは「まやかしの達人」であり、「偽装の名人」でもあるのだ。
彼らの中枢が悪魔崇拝者だから頭が悪いと思ったら大間違い。頭脳は明晰で有能で雄弁である。さらに金儲けが上手いときている。ただし違法行為をして金を儲けることが含まれているが。もっとも特徴的なのは“名誉欲の深さ”であろう。
なぜ陰謀を企む存在がいるのに、人々が気づかないのかということの答えは、「あまりにも多く陰謀に関わる組織が存在し、なおかつそれが表面上陰謀組織とは思われていないから」ということに尽きる。
ジョン・コールマン博士があげているアメリカの陰謀に関わる組織を以下に示す。
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用
タヴィストック人間関係研究所、エルサレムの聖ヨハネ騎士団、ローマクラブ、ドイツ・マーシャル財団、チニ財団、円卓会議の秘密中枢、フェビアン協会、シークレット・サービス、哲学的急進主義者、ヴェネチアの黒い貴族、マルタ騎士団、シンシナティ協会、覆面九人団など。
《人口過剰問題の解決法とは?》
少し恐ろしい話をします。これは現在世界中が直面している問題です。
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用
ラッセルは、人口過剰問題を解決するには、疫病や伝染病をはやらせて余剰人口を殺処分することだとした。
〈人口はコントロールされている?〉
人口過剰問題を解決するには、疫病や伝染病をはやらせて余剰人口を殺処分する
こうしたことを考えるのがディープステートと呼ばれている者たちなのです。
言葉は選ばねばなりませんが、”考える“だけではなく、計画と実行をしていると思うべきなのです。
思い当たることありませんか?
上記のラッセルとは、バートランド・ラッセルのことですが、ラッセルは「脱工業化ゼロ成長計画」を唱えたエティンヌ・ダヴィニョン伯爵の流れに連なる者です。ダヴィニョンから続く流れの中にトマス・マルサス、ジェレミー・ベンサム、ウィリアム・アレンがいてその100年後に、ハルフォード・マッキンダー、バートランド・ラッセルなどが続いているのです。
ディープステート(秘密結社=陰謀団)は、傲慢にも人口をコントロール(削減)することを考え、その計画まで密かに立てているのです。
彼らは戦争、疫病、伝染病を意図的に発生させて地球上の人口を調整しているのです。
何が恐ろしいかと言えば、「自分たちは世界の人口について判断をくだし、計画を実行する権利がある」と本気で信じていることです。
狂気を通り越して、まさに悪魔の業と呼ぶしかない。
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤1章』より引用
フレリック牧師は、アメリカでもっとも左寄りのアメリカ・バプテスト連盟に属する急進的な人物であるわけだが、彼は1963年のスピーチで次のように予言している。
「アメリカ社会は企業社会になるだろう。人口の三分の一から半分は、不要となる」
~中略~
クリスチャン・サイエンス・モニター紙は300人委員会の立場をさらに明確にしている。「人類の三分の一を危機にさらす人口爆発を食い止めるには、急進的な改革をもたらすしかない」
ジョン・コールマン博士によれば、アメリカのキリスト教会には、明らかな社会主義的な宗派があるという。それは「長老派教会」と「バプテスト教会」に社会主義的な傾向が強いと指摘している。
クリスチャン・サイエンス・モニター紙の言葉は、フレリック牧師の記事がアメリカン・カントリー・ライフ協会の会議で取り上げられた翌日に出されたもの。これは偶然ではないとジョン・コールマン博士は語っている。
つまり、一見すると別の動きと思われる出来事が、人々の目からは見えない裏側で連動しているということ。
これはありとあらゆる出来事に当てはまる。
こうした情報をフェイクとか物語とか陰謀論などと受け止めている人々に言っておく。
あなたの目は節穴(ふしあな)だと。
ジョン・コールマン博士はこうした事実を見つけ出すために、ロンドンの大英博物館で一般には非公開の機密資料を入念に調べている。ジョン・コールマン博士の調査は徹底し多岐にわたる研究によるものであり、空想の産物でもデマでもない。
むしろ、陰謀論などと主張している人の発言こそデマと呼ぶべきだろう。なぜならば、なぜ陰謀論と言うべきなのかその証拠や論拠を持たないからだ。つまり、陰謀を否定する人たちには「陰謀はない」という明確な証明がなされないにもかかわらず、“決めつけ”によって答えを出しているからだ。
【三百人委員会編③】につづく
参考書籍(引用元)
書籍名:『新版300人委員会㊤』
著者:ジョン・コールマン
監訳者:太田龍
出版社:成甲書房
最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!