【タヴィストック研究所編】のはじめに
前編でディープステート(=秘密結社)の中枢組織「300人委員会」を示したが、世界的陰謀を語るうえでどうしても見逃せないのが秘密政府(闇の世界権力)の参謀組織である「タヴィストック人間関係研究所」である。
今後、ディープステート(陰謀団)の参謀組織、あるいは洗脳組織について別の記事を書く予定としている。よって今回の記事はタヴィストック人間関係研究所の裾に触れる程度に留める。
ディープステートという言葉を口にする人は多いが、その認識は大抵の場合狭い。
勘違いしてはいけないことは、ディープステート=秘密結社とは政治の世界だけに存在するのではないということ。政治、経済、教育、国際組織、財団、シンクタンク、企業、宗教など社会のあらゆるところに存在している。別な言い方をすれば社会のあらゆる場所にその触手(魔の手)を伸ばしている。
タヴィストック人間関係研究所に関して私が一番伝えたいことを一言で言うならば、「人々は洗脳、情報操作されていることに気づくべきだ」ということに尽きる。
洗脳、情報操作なしに世界を牛耳ることは不可能なのだ。
彼らは兵法を駆使する者たちなのです。ある意味では戦上手と言える。
戦上手の兵法とは「情報を制する者が勝利する」ということ。
彼らは情報戦、思想戦を人類に対して仕掛けている。
その発信源こそがタヴィストック人間関係研究所なのです。
フリーメーソンリー編で語ったように、陰謀研究においてフリーメーソンリーは「入り口」でしかないのです。フリーメーソンリーは人々がその存在を知り、ある程度研究が進んでいる秘密結社であり、その存在理由こそが、奥の奥に存在する中枢組織(300人委員会)、参謀組織(タヴィストック研究所)を隠す作用を生み出すことです。つまり人々の目(関心)をフリーメーソンリーに引き付けておくことで本当に知られたくない秘密政府の中枢を隠しているのです。
またイルミナティという秘密結社においても騙しがあるのです。
イルミナティという秘密結社が単独で存在するというのはイエスともノーとも言えるのです。重要なことは、いま現在「イルミナティ」と呼ばれているアダム・ヴァイスハウプトが作った秘密結社は真のイルミナティを隠すための目隠しの作用を持つものでしかないのです。ヴァイスハウプトの結社は真のイルミナティと呼ぶべきではなく「バイエルン啓明結社」と呼ぶべきなのです。彼らは「名称」そのものも武器とすることを知るべきです。
通常、陰謀を研究する人々に共通することがあります。
それが何かというと、「ディープステート」という語彙表現を使わないことです。
(私が使用しているのは、一般の人の理解を得るためです)
なぜディープステートという語彙表現を使わないのかといえば、その名称には“何もない”からです。真実の探求者は「秘密結社」「陰謀団」とはっきりと表現します。
何度も言っていますが、「ディープステート」という言葉自体がまやかしの言葉であり、真実への“目くらまし”として彼らが意図的に世に出している言葉なのです。
世界は情報操作されていて、人々は大なり小なり洗脳されています。
彼らが仕掛ける洗脳、情報操作に目覚めなければ「本物の自由」は見えてきません。
彼らが仕掛ける洗脳作戦、情報操作の戦争は巨大すぎ、あまりにも常識の中に溶け込み過ぎて見えません。
「秘密結社」を知ると知らないでは、世界の姿がまるで違って見えます。
違う言い方をすれば、秘密結社を知ることで世界はレントゲン撮影をしたように本当の在り方が見えてくるのです。国際情勢や政治の問題、経済の問題などの奥に何があるのかを知ることで真実が見えてくるのです。
彼らとの戦いとは「真実を見つけるか」、「真実を隠されるか」の戦いです。
戦いで重要な兵法は「敵陣の中枢を叩く」です。闇の世界権力の中枢が300人委員会であり、作戦参謀本部こそがタヴィストック人間関係研究所なのです。よってここに触れると激しい抵抗が起こります。つまりそれほど危険な部分なのです。
あなたは勇者でありたいと願いますか?
あなたは真実を知りたいと願いますか?
あなたは自由と人権を守りたいと願いますか?
あなたはあなたの愛する家族や大切な人の未来を守りたいと願いますか?
あなたは戦争がない平和な世の中を願いますか?
ならば、この真実の世界に足を踏み入れてみてください。
参考書籍(引用元)は、ジョン・コールマン博士の『新版300人委員会㊤』です。
タヴィストック人間関係研究所とは何か?
《タヴィストック研究所とは何か?》
タヴィストック人間関係研究所(以下タヴィストック研究所と表記)とは、ディープステート組織(=陰謀団組織)の参謀本部であり、洗脳機関の総本山と呼べるもの。また偽りの世論形成の根源でもある。
ここから流れ出た洗脳方法、情報操作の手法によって、世界中に世論形成・世論誘導が行われ、世界中の人々が何も分からないままにされることで、新世界秩序(ワン・ワールド政府)を実現させようとしている。
つまり、ディープステートの頭脳であり、軍師的な位置付けにある組織だということ。
タヴィストック研究所には分身(下部組織、傘下の組織)が複数存在し、世界中を覆い尽くすことで思想戦を仕掛けている。
タヴィストック研究所が仕掛ける戦いはまさしく「思想戦」であり、如何に人類を「洗脳」するかという戦いを繰り広げている。
ディープステート組織構造から言えば、直近の上位機関がRIIA(王立国際問題研究所)であり、さらなる上位組織が300人委員会。下部組織にローマクラブがあり、ローマクラブを通してNATOを操っている。
その他にも各研究機関、各シンクタンク、ドラッグ貿易、香港ロンドン会議などがある。
現状では不可能に思えるが、もしこのタヴィストック研究所を破壊またはその作用を停止させることができたならば、新世界秩序建設に大打撃を与えることができるだろう。
《脱工業化計画はアメリカの中産階級破壊計画》
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤3章』より引用
アメリカの鉄鋼業、工業機械工場、工業生産は、「封建社会に向けた脱工業化ゼロ成長」計画に沿って破壊された。すべては、300人委員会がタヴィニョン伯爵に作らせた計画通りである。実は北米自由貿易協定(NAFTA)、関税及び貿易に関する一般協定(GATT)、世界貿易機構(WTO)は、アメリカの中流階級を破壊するためにタヴィニョンが計画したものである。
~中略~
ここで、タヴィニョンが率いるビルダーバーガー・グループの全体像を示しておく。組織の名は、オランダのリゾート地にある町ビルダーバーグに由来する。300人委員会がビルダーバーガーズに与えた任務は、将来世界で起きる出来事のなかで重要な役割を演じることだ。
~中略~
彼らが実質話し合っているのは、神と人類に対する「公然たる陰謀」である。これは戦争・疫病・大量殺人によって余剰人口が淘汰されたのちに、地上に残された人間の大半を奴隷状態に置くことも含まれる。
〈ビルダーバーグの任務とは?〉
「ビルダーバーグ」の名前を知っている人は多いでしょうが、その役割(任務)を正しく理解している人は皆無と思われます。なかには参加者でさえも知らないのではないかと思われる。
ビルダーバーグ(グループ)の任務とは、陰謀団へのスカウトであり、陰謀を世界のリーダー(権力や財力等を持っている者という意味)に周知させ、「これが未来社会の在り方だ」と信じ込ませることが含まれています。
ビルダーバーグ・グループの任務とは、「300人委員会による新世界秩序計画への勧誘・訓練部門」なのです。
つまり、世界中の国家の指導層や経済界のリーダーなどをビルダーバーグ会議に呼び、そこで勧誘および訓練をしていくことによって、新世界秩序の戦士を増員しているということ。
だから、ビルダーバーグ会議に参加する者はみな、社会主義にかぶれていく。ビルダーバーグ会議に参加した者たちが、300人委員会の細胞の一つとなって各国でその思惑を独自に展開していく。
《300人委員会の究極の目的とは?》
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤3章』より引用
その究極の目的は、人類の大半を希望のない奴隷状態におとしいれ、世界を暗黒時代の封建社会に立ち返らせることだ。モンスターはふだんは正体を明かさない。怪物であることをあからさまに見せてしまえば、狙った獲物は悲鳴を上げてたちまち逃げてしまうからだ。
〈人類家畜化計画〉
秘密政府の中枢機関である300人委員会が目指す究極の目的は、「人類家畜化の社会」であり、陰の存在である彼らが表の世界の支配者として君臨し、邪魔な存在である大多数の人類を削減し、生き残った人類を奴隷とする社会なのです。
これは物語でも陰謀論でもありません。
実際に彼らが描く目標であり、未来社会なのです。
彼らは神(創造主)が作られた光の世界を闇のなかに閉じ込めようとしているのです。
神の子らを奴隷とすることで、神への叛逆の最終決着としているのです。
何度でも言いますよ。
ディープステートと呼ばれる秘密政府と戦わない(静観する、認識しないを含む)宗教組織とは、そのこと自体が悪魔の手助けをしていることになるのです。
信仰者はこの信仰上の重大な問題に気づくべきです。
〈偽装の達人〉
「モンスターはふだんは正体を明かさない」
これがディープステートと呼ばれるゆえんでもありますが、前編の300人委員会編で語ったように彼らの一部は表舞台に姿を見せています。ただし、その本性と本当の目的は隠していますが。重要なことは、彼らの最深部(最上位)に位置する者たちは姿を見せることはしないことです。
ですからディープステートとは、闇に隠れて陰から権力者等を操る存在とは言えないのです。多くの場合、操られている側と操っている側は同じ穴の狢なのです。決して操られている存在が被害者ではないのです。
怪物は普通の人間を装って人を襲い、悪魔は天使または神を名乗って人間を騙す。
この真理を理解しなければ彼らの正体を見抜くことはできないのです。
彼らが本性を隠しているという事実をもって、彼らに「正しさ」がないと証明できるのです。
モンスターは、正義のヒーロー、正義のヒロインの仮面をかぶって登場するのです。
〈湾岸戦争における大量虐殺〉
重要過ぎるほど重要なことは、彼らが非常に残忍な性質を持っていることです。
ジョン・コールマン博士は湾岸戦争における父ブッシュ大統領の事例をあげています。
イラクの部隊15,000人はジュネーブ条約に従い白旗をあげてクウェートからイラクに撤退しようとしていました。にもかかわらず父ブッシュは国際法違反の大量虐殺の命令を下している。アメリカの戦闘攻撃機は白旗をあげてイラクに引き上げているイラクの部隊に対して無差別に爆撃し、塹壕に逃げ込んだイラク兵12,000人を生き埋めにした。アメリカ軍はブルドーザーでイラク兵を生きたまま葬った。
この命令の発信源が300人委員会の内部中枢である「オリンピアンズ」から発生られたものであるとジョン・コールマン博士は語っている。
思い出して欲しい、あなたが湾岸戦争についてのニュースで得た内容を。
この真実を大手メディアが伝えたかと言えば、あなたの記憶に残っていないということが“ことの真実”を証明しているだろう。
彼らのやり方はいつも同じであり、本当は彼らが戦争を引き起こし、彼らこそが「悪」であるにもかかわらず、善と悪をひっくり返して歴史を形成していく。
なぜこうした残虐な行為を行えるのかと言えば、彼らは自分たち以外の人類を「家畜」としか見ていないからということに尽きる。
世界が彼らに完全支配されるということは、イラクで起こった残虐行為が“公式な政府(世界政府)”によって行われ、それを止める手段がないということを意味する。
非筋が凍るなどという生易しい恐怖では済まないのです。
そもそも父ブッシュは、イギリス女王(故人)エリザベス二世女王と血縁関係にあり、秘密結社のメンバーである。
300人委員会編では語りませんでしたが、300人委員会の頂点に立つ存在が誰だかわかりますか?
その答え(ジョン・コールマン博士によるもの)は、次編の「オリンピアンズ編」で。
《見えざる政府による公然たる陰謀》
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤3章』より引用
謀略家というのは計画が軌道に乗ったと確信すると、とたんに姿を公にするものだ。MI6の工作員H・G・ウェルズは、この段階を「見えざる政府」による「公然たる陰謀」と呼ぶ。もはや隠す必要がないくらいに、陰謀の目的は達成されているのだ。
〈隠れたる陰謀は公然たる陰謀へ変貌する〉
何度か言いましたが、作家として知られているH・G・ウェルズの正体とは、「MI6の工作員」です。
ここで重要なことは、「謀略家(陰謀を企む者)というのは計画が軌道に乗ったと確信すると、とたんに姿を公にする」という点。
完全には一致しませんが、よく政治家などの背後にいる存在を隠しているにもかかわらず、真実の戦士である国民に指摘される現象が起こりますが、初めは否定したり隠したりしますが、ある時点になるとそうした情報を気に掛けなくなります。
なぜならば、段階が進んだからです。目的達成のためのステップが前進したからです。
抽象的に語っていますが、これは日本のことを言っているのです。
「見えざる政府」による「隠れたる闇の計画」が軌道に乗ると、隠れたる陰謀は「公然たる陰謀」と姿を変える。
この段階では、陰謀と思う人(見抜く人)は極端に少なくなり、公式な権力者による政策等と映っている。
なぜそうなるのかといえばタヴィストック研究所が発する洗脳作戦によって、人々は「内なる方向づけ」をされ、なおかつ「長期浸透戦略」によって完全に洗脳状態となってしまっているからなのです。
だから人々は陰謀の存在を信じない。
ジョン・コールマン博士はこう語る。
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤3章』より引用
洗脳された大衆は現状に慣らされてしまっているため、身の回りで起きている不自然な変化が、「陰謀」であるなどとは思わなくなってしまっているのだ。
《対外援助の意味とは?》
ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤3章』より引用
対外援助というのは、合衆国憲法が禁ずる強制的な隷属だ。300人委員会の最終目標は、合衆国憲法を破棄させ、神が選んだ国であるアメリカ合衆国を、「新世界秩序=ワン・ワールド政府」という神を恐れぬ体制に組み込むことだ。この新世界秩序=ワン・ワールド政府とは、かつて歴史に登場したどの暗黒時代よりも悲惨な封建体制に世界を後退させるものである。
〈300人委員会の目論みとは?〉
300人委員会が目論んでいることは、アメリカ合衆国を全体主義体制で染め上げ、新世界秩序=ワン・ワールド政府を実現させるための指導的立場とすること。実際にこれまでのアメリカ合衆国はまさに新世界秩序=ワン・ワールド政府樹立のために世界を導いてきた。ドナルド・トランプという神の戦士が登場するまでは。
(ただし、私はトランプ大統領のやること全てを支持していない。どこまで彼らと戦えるのかを遠くから観察している。またイーロン・マスクが政権から去ってからのトランプには違和感を感じている)
300人委員会は、配下のローマクラブなどを駆使してアメリカ合衆国の工業を破壊した。それによって雇用も奪われた。彼らにとってはアメリカ国民である労働者が生活に困ろうが、野垂れ死のうが何の興味もない。彼らにとっては、特定の少数が全体を支配する世界体制のためならば、国家(民族)の伝統も、国力も、国民の生活も、すべて破壊していく。
血も涙もなく、愛国心もなく、神への信仰心もない、それが彼らだ。
彼らは工業化を衰退させることにとどまらず、「ムダ飯食い=一般の人々」を淘汰することを考えている。考えているだけではなく、密かに淘汰する計画を立て実行している(もちろん密かに)。
彼らがやっていることは、「キリスト教」に真っ向から戦いを挑むものでしかない。神を恐れない者が、神の子である人間をいとおしむことなどあるはずがない。彼らの残忍さの根源は悪魔崇拝から流れ出るもの。
悪魔が支配する世をつくるために、神の子らの繁栄を潰しているのだ。
〈イタリア首相暗殺の真実〉
300人委員会が策定したグローバル・プランに抵抗する国家の指導者は、容赦なく排除される。ターゲットとなった国家は、アルゼンチン、イタリア、パキスタン、パレスチナ、セルビア、イラクなど。
ジョン・コールマン博士は、イタリアの例を語っている。
ジョン・コールマン博士によれば、イタリアの首相であった(故)アルド・モロ(キリスト教民主党)はゼロ成長や人口削減に反対した指導者の一人だったが、オリンピアンズとローマクラブの怒りを買い、RIIA(王立国際問題研究所)のエージェントから脅迫を受けた。これは1982年11月10日のローマでの裁判でモロの友人が証言したことで表に出た事実。
アルド・モロ首相の最期がどうだったのかと言えば、イタリアのテロリスト組織「赤い旅団」に誘拐され射殺されている(1978年)。モロを射殺したテロリストはP2メーソン結社の息のかかった者。
なにより不可思議な点は、何十年も第一線で活躍してきた政治家が、白昼に誘拐、殺害され、警備の私服警官も一人残らず無惨に殺されたにもかかわらず、この事件が報道されることがなかったことだ。
これに関する裁判(赤い旅団の裁判)では、メンバーの数人が殺害計画(モロ首相の)にアメリカが極秘に関与していたと証言している。
ゼロ成長や人口削減に反対したアルド・モロを脅迫した人物とは、300人委員会のメンバーでありアメリカ合衆国の国務長官であった人物(当時)。
その人物とは、ヘンリー・キッシンジャー。
なぜモロがむごたらしい最期をむかえなければならなかったのかと言えば、モロが完全雇用、工業および政治の安定によってイタリアを繁栄させようとしたからに他ならない。
モロの計画が実現すれば、共産主義に抵抗するカトリック勢力が力を増すことになるから。イタリアは彼らにとって重要な地域なのです。なぜならばイタリアはヨーロッパの中で一番中東に近い国であり、中東の経済や政治と密接につながっているからだ。それに加えてイタリアにはカトリック教会の総本山がある。
イタリアのカトリック教会の破壊を命じたのは人物とは、ロスチャイルドの手下であるアダム・ヴァイスハウプトその人に他ならない。
まだある。ジョン・コールマン博士によれば、イタリアは、イランやレバノンから「ドラッグ」がヨーロッパに入ってくる門戸だと指摘している。
つまり、中東からヨーロッパに送られてくる麻薬の玄関口がイタリアであるということ。だからイタリアにはマフィアが多いのです。
【タヴィストック研究所編②】につづく
参考書籍(引用元)
書籍名:『新版300人委員会㊤』
著者:ジョン・コールマン
監訳者:太田龍
出版社:成甲書房
最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!