『世界を操る闇の権力者の正体に迫る!【オリンピアンズ編①】~「オリンピアンズ」とは何か?~』

【オリンピアンズ編】のはじめに

シリーズ記事『世界を操る闇の権力者の正体に迫る!』も実質的にこのオリンピアンズ編が最終となります(最後は結び編)。シリーズ記事の中で今回の【オリンピアンズ編】が最も重要な内容となっています。たとえこれまでの記事(編)を読まなくても、実質的な最終章(最終編)の【オリンピアンズ編】は是非とも読んでいただきたい。

異例のことですが、本編の始まる前から引用をします。

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤7章』より引用

本書で私が提供する情報は長年の研究の成果であり、完璧な情報源に支えられている。誇張は何もない。すべての情報は事実であり、かつ正確なものだ。したがって、「これはインチキ情報だ」と決めつける敵の罠にはまってはいけない。過去40年間にわたり、私はきわめて正確な情報を提供しつづけ、幾多の不可解な出来事の解明につなげてきた。私の望みは本書を通して、全世界を覆う悪の力をよりはっきりと、一人でも多くの人に理解してもらうことだ。世界の各地で現実に起きていることに対して疑問を抱き、いったい何が実際におこなわれているのかと尋ねる人が増えるにつれ、この願いは実現されていく。

【まえがき】として、ジョン・コールマン博士の言葉以上に私が言うことはない。

参考書籍(引用元)は、ジョン・コールマン博士の『新版300人委員会㊤』です。

「オリンピアンズ」とは何か?

《「オリンピアンズ」とは何か?》

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤4章』より引用

歴史の裏側を常に牛耳っている究極の秘密組織の目的とはいったい何なのか。風を征服するモリア、ディオニュソス・カルト・グループ、イシス・カルト・グループ、カタリ派、ボゴミール派、イルミニスト、共産主義者の継承者である300人委員会がめざすものは一体何なのか。彼らは自らを「オリンピアンズ」と誇らしげに呼ぶ。自分たちが本当に、伝説のオリンポスの神々と同じ力と偉大さを持っていると信じているのだ。
諜報の世界でもっぱらささやかれていることだが、彼らは真剣に、自分たちは神に匹敵する権限を持っている、世の中を思い通りに変えることができる、その使命を与えられていると信じ込んでいるらしい。

〈闇の世界権力の頂点に立つ存在とは?〉

「オリンピアンズ」こそ、ディープステートと呼ばれる陰謀組織(闇の世界権力)の頂点に君臨する最上位組織(人物たち)なのです。
秘密結社自体が秘匿性を持つが、もっとも秘密性が高く秘匿されているのが300人委員会であり、最終あるいは最上位に位置する「オリンピアンズ」なのです。

全世界の人々が注目すべきは、彼らが自らオリンポスの神々(ギリシャ神話に登場するゼウスを中心とする12柱の神々)と同等の力を持つと“信じ込んでいる”ことです。
つまり、「オリンピアンズ」という名称は「自称」だということであり、全世界の人々が信仰心を抱いて称えられている偉大な存在ではないということ。
ここに彼らの本質があります。
悪魔は自らを神であると名乗ります。あるいは悪魔は悪い存在ではない、悪魔は神と同等の力を有する存在だなどと主張します。
これと同等なのが堕天使は悪魔ではないという主張です。
ここにあるのは「己惚れの極致」であり、「悪の論理術」なのです。
本物の神々であるならば、人々がその高貴さ、偉大さによって自然と信仰心を抱くようになります。ですが、オリンピアンズと名乗る彼らに自然と信仰心を抱く人はいません。彼らの組織メンバー以外は。
彼らは自称であるオリンピアンズ(神々)ということを証明するために、世界を牛耳り、人々を支配しているのです。自らの力を証明することで、自分で自分たちが主張する「オリンピアンズ(神々)」と同等の偉大なる存在ということを立証しようとしているのです。
ですが、これこそが彼らの本質が「悪魔的」であることを逆に立証している。
この皮肉が彼らには理解できない。なぜならば「己惚れの極致」にいるから。
悪魔とは「傲慢の極致」という性質を持っているのです。ですから彼らがルシファーを崇拝するがゆえにルシファーと同じ性質を持つに至っているということ。
人の心には力があり、尊敬する存在、理想とする存在に自らが近づいていくという作用が働く。ですから、神を信仰する人は神に近づき、悪魔を崇拝する者は悪魔的になっていくのです。

ここで疑問が湧く人もいるでしょう。オリンピアンズは何人いるのか? 最高権力者は誰なのか? と。
それはこの記事(オリンピアンズ編)の最後で伝えます。

《300人委員会の分身とは?》

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤7章』より引用

300人委員会は150年以上の歴史を持ちながら、現在の体制が確立したのは1897年ごろだ。委員会はRIIA(王立国際問題研究所)といったフロント組織を通じて命令をくだしてきた。ヨーロッパの政策や財政を支配するために上位機関を設立することが決まると、RIIAはタヴィストック研究所を、次いでタヴィストックはローマクラブとNATO(北大西洋条約機構)を設立した。

〈闇の世界権力の組織構造〉

世間で言われるところのディープステート=闇の世界権力はピラミッド構造を取っている。
組織的な上位組織こそが300人委員会であり、そこから分身ならぬフロント組織を派生させている。
300人委員会がRIIA(王立国際問題研究所)を作り、RIIAがタヴィストック研究所を作り、タヴィストック研究所がローマクラブとNATOを作り、そこからさらなるフロント組織や連携する企業などが連なっていく。
こうして組織を幾重にも重ねることで、陰謀の発信源を巧妙に隠すとともに、役割の違う組織を動かして新世界秩序を実現しようとしている。もちろんすべてを統御しているのは300人委員会であるが、さらに300人委員会の中にも中核メンバーが存在する。
いくら思想信条、目的が同一であっても300人もの人間(?)がいれば大なり小なりどこかが不一致となっても当然である。こうした集団組織を統制する原理こそがピラミッド構造に秘められている。

ちなみにビルダーバーガーズもローマクラブもともに300人委員会の要となる組織だが、ローマクラブのほうがより高い次元で300人委員会とつながっている。
その理由として、ローマクラブが「黒い貴族」で構成されている組織であることがあげられる。

《300人委員会とローマクラブが動かすフロント組織とは?》

ジョン・コールマン博士が著書の中で、300人委員会とローマクラブが動かすフロント組織を紹介しているのでここに記す。
どんな組織があるのか、どんな役割(活動)があるのか、などを知ることによって現代社会に照射して分析することをおススメする。
きっと彼らの狙いや手口が読み取れるでしょう。

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤7章』より抜粋引用

⦿産業民主連盟
 目的/鉄鋼、自動車、住宅産業に重点を置きながら、労働組合を洗脳して無茶な要求をさせ、通常の労使関係を崩壊させる

⦿フリーダム・ハウス
 目的/アメリカのブルーカラーの間に社会主義の偽情報を流し、不和や不満を広げる。

⦿民主的多数派委員会
 目的/結束の強い有権者グループを作るという意図のもとに、教養ある社会主義者階級とマイノリティー・グループを結びつけ、選挙時に有権者を左翼候補者に投票させる。

⦿アメリカ社会民主党
 目的/急進的社会主義を特にマイノリティー・グループに広め、社会主義諸国の急進的組織との結びつきを強める。

⦿社会問題研究会
 目的/アメリカ人の考え方を変える。
 補足/ローマクラブと社会問題研究会がアメリカ人を社会主義化するために必要な変化をもたらしている。

⦿戦争抵抗者連盟
 目的/左翼グループ、学生、ハリウッドの「仲間のうち」でベトナム反戦運動を組織する。
連盟の最大の狙いは、「“ロシアの脅威”なるものは、軍拡競争から生まれた真っ赤な嘘」とアメリカの一般大衆に信じ込ませることであった。

⦿名誉毀損防止労働者組合
 目的/FBIとイギリスが共同で行う情報活動。右翼グループとそのリーダーを突き止め、これらが巨大化し影響力を持つ前にその芽を摘み取る。

⦿衣料合同労働者組合
 目的/服飾業界の労働者を社会主義化し、分断させる。旧KGBの偵察部隊「A」局は、組織内に多くの窓口を抱えていたといわれる。

⦿A・フィリップ・ランドルフ協会
 目的/共通の目的を与え、組織を調整する手段を提供する。たとえば、大学生や労働者の間に社会主義思想を広めるなど。マルタ騎士団やモンペルラン協会と強いつながりがあるといわれている。

⦿ケンブリッジ政策研究所
 目的/IPS(政策研究所)の活動を拡大させること。

⦿北太平洋協会経済委員会
 目的/世界規模の経済問題を扱うNATOのシンクタンク。

⦿民主機関研究センター
 目的/民主主義を掲げ、リベラルな社会主義革命につながる思想をばらまく。活動の一つは合衆国憲法を新たに起草することで、デンマークにように君主制と社会主義色を強める。

⦿ハーバード心理学診療所
 目的/300人委員会がアメリカに対し、限りない権力を行使できるという気運を作ること。

⦿社会調査研究所
 目的/一連の新しい社会プログラムを作り、アメリカを工業基盤から遠ざけ、工業の拡張は悪だと大衆に思わせ、労働者に高賃金を支払える好調な工業から資本を遠ざける。

⦿教育政策センター
 目的/教育政策センターは、SRC(スタンフォード・リサーチ・センター)の付属施設。

⦿システム開発コーポレーション
 目的/英米情報機関組織の役割調節。国家機関にどのような役割が与えるかを分析する。

⦿モンベルラン協会
 目的/紛らわしい経済理論を広めて西側の経済学者に影響を与え、自分たちが時おり示すモデルに従わせるように仕組む経済研究団体。

⦿フーヴァー研究所
 目的/もともとは「共産主義と戦うため」に設立された機関であった。しかし、少しずつだが確実に社会主義へと転換していった。
1953年にローマクラブと連携しているグループに乗っ取られてからは、ワン・ワールド政府=新世界秩序にとって「望ましい」政策を発表する場となっている。

⦿ヘリテージ財団
 目的/ビール業界で財を成した大富豪ジョゼフ・クアーズが設立。「レーガンをサッチャー化せよ」と呼びかけたイギリス労働党のリーダー、アンソニー・ウェッジウッド・ベン(トニー・ベン)の命令を実行する際に主要な役割を果たしている。

⦿人的資源研究局(HUMRRO)
 目的/「サイコテクノロジー(精神技術)」を扱う陸軍研究機関。職員の大半はタヴィストックで訓練を受けている。1969年、300人委員会はこの重要な機関の支配権を得て、ローマクラブ保護下の民間非営利組織に変えた。現在は、アメリカ最大の「行動研究機関」になっている。

⦿研究分析コーポレーション
 目的/HUMRROの姉妹組織で、同じくオーウェルの『1984年』型の研究機関。1948年に設立後、1961年に委員会に乗っ取られ、ジョンズ・ホプキンス連盟の重要な一部となる。

注:『補足』部分は私の方で付け足しました。

〈無限に広がる分身組織〉

上記の組織名だけを聞いて、ディープステート組織だと分かる人がいたでしょうか?
いないでしょう。もし「分かった」という人がいたならば、陰謀研究(DS研究)をした人だけでしょう。
つまり、名称だけでは内に秘めた真の目的を知ることは不可能なのです。というよりも立派な組織、社会のために役立つ組織と捉えると思われます。

分野に注目してください。
産業、政治問題、服飾業界、人権問題、経済問題、教育、対共産主義、社会調査、労働組合、人的資源など広範囲にわたっている。
要するに、社会のありとあらゆる場所に彼らの魔の手が侵入しているということ。
もし、彼らの組織が数えられる程度だったならば、その組織の怪しさに気がつくことも可能であり、同時に潰すことも容易でしょう。しかし現実は逆。無限に思えるほど300人委員会の分身組織が世界中に広がり、なおかつ真の目的は一般の人からは見えない。だから陰謀に気がつくことができない

もう一つ注目して欲しいことがある。設立時はディープステート(秘密結社)とは関係なかった組織が途中から「乗っ取り」にあって、変貌している組織があること。
彼らの手口に、最初から陰謀(新世界秩序)のための組織を作ることと、陰謀とはまったく無関係の組織を“乗っ取る”ことによって陰謀組織とする手口がある。
ディープステートと戦うならば、この「乗っ取り」という彼らの手口を常に頭の中に入れておかねばならない。
彼らは常に何かを「乗っ取る」。だからこそユースタス・マリンズは「寄生虫」と呼んだ。(コールマン博士もマリンズと同じく寄生虫という言葉を使う時がある)
彼らはまさしく質(たち)の悪いウイルスと同じ性質を持つ存在なのです。

《世論調査屋の任務とは?》

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤7章』より引用

シンクタンクの研究成果と政府の政策や社会政策を結びつける際に重要な役割を果たすのが「世論調査屋」だ。世論調査会社の任務は、陰謀者の思惑通りに世論を形成することだ。世論調査は絶えず、CBS、NBC、ABC、ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポストが行っている。こうした調査の大半は「全米世論調査センター」で結果を調整されている

世論調査を信用するな!〉

この記事をお読みの方に質問します。日本において、「世論調査」が本当に真実を反映していると思っていますか? 答えは私が言わなくてもこの記事を読めば理解できるでしょう。
彼らは常に「世論形成」を行っています。あるいは「世論誘導」を仕掛けています。彼らは情報戦のエキスパートなのです。だからこそ世界を牛耳ることが可能なのです。
彼らの手法は「内なる方向づけ」による「長期浸透作戦(洗脳)」です。
「内なる方向づけ」とは、大きく言うと2種類ある。一つが組織内に侵入し、その組織の方向性を新世界秩序建設の方向に捻じ曲げること。もう一つが世界規模で大掛かりな洗脳作戦(世論形成、または世論誘導)をすることで人々の思考を狂わせ、新世界秩序建設の方向性を刷り込んでいく。つまり組織に侵入する内側と組織の外側の両方から方向づけをするということ。
彼らは「洗脳のエキスパート」なのです。
彼らは国全体を動かす心理的印象操作を開発し、各シンクタンクやメディアを通して人々に浴びせているのです。しかも彼らが刷り込んでいる思想(価値判断等含む)を洗脳されているとは思わず自分で判断していると思わせている。まさしく魔術師です。

〈「カルト」の本質とは?〉

私はSNSなどを見ているときに、心の底から落胆する時がある。それはある問題では陰謀を見抜き真実の追求をしていると思われる人が別の問題では洗脳された思考を恥ずかしげもなく、自分が調査した正しいものだと強く主張していることがあちらにもこちらにもあふれているからです。
日本人が目覚めていない洗脳の最大のものは「GHQの亡霊」であることは間違いない。
いまだにGHQが戦後の日本人を縛るために仕掛けた洗脳作戦から目覚めない国民がいる。しかも保守を名乗っている。嘆かわしくもあり愚かでもある。

陰謀研究をしていくと、彼らが魔術師であると思わざるを得ない。しかしその魔術は明らかに「黒」であり、人々に自由や繁栄をもたらすことはなく、人類にとって明るい未来を期待させるものでもない。
彼らの本質は「カルト」なのです。
「カルト」の本質を簡単な表現で言うとするならば、「見たいものだけ見る」「信じたいことだけ信じる」ということに尽きる。そこに真実への探求心は存在せず、批判的思考を働かせることもなく、客観的な分析をすることなどない。
「己」が見たいものだけ見て、「己」が信じたいことだけを信じるだけ。これを逆に言うと、いま己が見たくないことは見ない、いま己が信じたくないことは信じないという頑なな心理状態となっていることを意味する。
すべては己の自我のなせる業であり、物事や己の思考を俯瞰して見ているという働きができない。つまり思考停止の状態であり、排他的な思考を持っていることでもある。しかし本人はまったくそれに気づかない。こうした状態が「カルト的性質」なのです。
「カルト」とは、特定の新興宗教を指す言葉ではないのです。宗教とは関係ない世界でもカルト的思考に染まっている人が後を断たないのです。
だからこそ、陰謀者たちは陰謀を企てることもできるし、陰謀が世の中に広く認知されることがないのです。

〈「世論」とは意図的に形成されている!〉

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤7章』より引用

新聞やテレビで目にする世論調査の大半は、世論調査会社が事前にチェックして承認したものだ。つまりわれわれは、世論調査屋が「世論はこうあるべき」としたものだけを見せられている。これは「世論形成」と呼ばれており、この社会調整の背後には、300人委員会が伝える政策命令に大衆がどう反応するかを見極めようとする意図がある。これらはすべて、タヴィストックが生み出した巧みな世論形成手法の一環だ。

要するに、私たちは新聞やテレビ、ネットニュースなどで見ている世論とは、世論調査屋とよばれる者たちが作り上げた「情報操作(たまは印象操作)の情報」でしかないということです。
ジョン・コールマン博士によれば、意図的な世論形成をするために特別に洗脳された人間が200万人もいるという。日本においても政党などはプロパガンダをずっと昔から行っているし、民間企業に世論形成の依頼をしている。
私たちが目にする世論とは、調査機関やシンクタンクなどが作った「借モノ(偽物)」なのです。
そもそも世論調査とは、その全貌を人々に明かすことはないのです。
知るべきは彼らが、大衆が“どう反応するのか”を闇の奥からじっと見つめていることです。
つまり、特定の意図を持った世論を発信させ、大衆の反応(考え)を調査しているということであり、その上でさらなる次の世論形成情報を流す計画にフィードバックしているということです。
実にしたたかであり、狡猾でもあり、姑息な手法を使うのです。

〈洗脳の最大効果とは?〉

これだけではなく、彼らは「偽情報」「攪乱情報」を流すことで、真偽不明の状態を作り上げ、最終的には大衆が考えることを止めるように仕掛けているのです。
洗脳の最大効果とは、「洗脳されていることに気づかず、それがあたかも自らの思想、思考、信念だと思わせること」にあるのです。

たいていの場合、意図的に形成された世論形成は、「ひどく偏った選別された情報」であり、その目的はその内容が真実であるとか、国民を幸福にするとか、平和を実現するとかではなく、人々を信じ込ませる(騙す)ことにあるのです。
真実を見つけるための知的活動においては、「知的正直さ」と「批判的思考」、「先入観を捨てて白紙の目で物事を見る」ということが必須なのです。

〈内なる方向づけによる長期浸透洗脳作戦〉

現在ある世論形成術の始まりは第一次世界大戦直前に編み出されたものであり、編み出したのは陰謀組織の知恵袋タヴィストック研究所です。
これが意味することとは、世論形成術とは「戦争誘導術」でもあるということです。
ですから、意図的にまたは悪意をもって形成された世論形成に気がつかず飲み込まれてしまうということは、戦争を防げないということに繋がるのです。
あなたが平和を望むならば、この「世論形成術」に騙されず逆に見抜いたうえで戦わなければならないのです。

タヴィストック研究所が仕掛ける情報戦は、「内なる方向づけをする長期浸透洗脳」なのです。外側から強制的に押し付けるのではなく、大衆が自ら(=内側から)考えたと思わせる(=内なる方向づけ)ことであり、それを長期間にわたって深く浸透させる作戦なのです。
この「内なる方向づけをする長期浸透洗脳」は、秘密結社得意の「乗っ取り」でも常時使われます。内部に侵入した「管理された敵(工作員)」が、内部の人間に偽装して内部から「洗脳作戦」や「内なる方向づけ」を行うことで、いままでの組織文化や価値観を別のものに徐々にすり替えていきます。内部に侵入した「管理された敵」は、必ずその組織の運営のかじ取りができる立場まで昇りつめます。そうでなければ組織を内側から変貌させることができないからです。

〈GHQの洗脳に目覚めていない人の特徴とは?〉

日本において重要なことは、いまだGHQの亡霊(GHQによる洗脳)がはびこっていることです。いまだにGHQによる洗脳から目覚めていない人々がいることです。
「GHQによる洗脳から目覚めていない人々」を見分けることは意外に簡単です。
上記の洗脳から目覚めていない人の特徴は、愛国心があるように見えるがその本質は「親米保守(拝米保守)」なのです。その人たちは、GHQが仕掛けた洗脳作戦を完全否定できないという特徴があり、愛国者を名乗っていますが、結局のところそうした人たちの主張には、GHQ占領時から続く属国支配を温存する日本を維持しようとするという特徴が含まれているのです。

いま、日本人が気づかなければならないことは、真の保守と偽の保守があることに気づくことであり、戦後の日本を支配してきたのが偽保守政党の自民党であり、偽保守の思想が保守と呼ばれてきたという偽りの状態を見抜くことです。

《闇の世界権力の世論形成術》

知ってください。彼らの手口を。

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤7章』より引用

対象とする人間の意識にメッセージを埋め込み、期待通りの反応を得る。

この世論形成技術こそが、オリンピアンズ(300人委員会の中枢)が手にする武器の“最高峰”と言われている。
彼らはこのために、何千人ものニューサイエンス科学者を意のままに使い、ニュースメディアを自在に操ることで、ありとあらゆる分野の新しい世論を形成している。
彼らが操る世論を世界中に広めるための時間はたったの「1時間足らず」であるとジョン・コールマン博士は述べている。
世の中には彼らが送り込んだ社会科学者が存在しているのです。民衆は、メディアに登場する社会科学者などの専門家の意見が正しいと誤解して信じ込んでしまうのです。

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤7章』より引用

アメリカ人は気づかないうちに、互いに関連しあう組織とその上層部の人間が形作る「見えざる政府」に生活を支配されている。保険会社、銀行、証券会社、巨大石油企業、新聞社、雑誌社、テレビ局、ラジオ局、といった企業は互いに結びつき、アメリカと世界に君臨する巨大な支配機構を築き上げている。

〈左翼と右翼の奥に潜む隠された真実とは?〉

読者に質問します。

1.あなたは保守ですか? それとも右翼(右派)ですか? 左翼ですか?
2.右翼と左翼は敵対関係だと思いますか?

この質問に関して、ディープステート(秘密結社=陰謀団)の研究をすると、奥に隠れた真実が見えてきます。その真実は学校で教わることもないし、ジャーナリストが伝えることも無いものです。

上記の文の少し後にジョン・コールマン博士はこう言っています。

ジョン・コールマン著『新版300人委員会㊤7章』より引用

左翼を支配しているのは右翼を意のままにしている人間と同じ連中だ。

この意味は、DS研究(陰謀研究)をしなければ決して理解することはないものです。
ディープステート(秘密結社=陰謀団)の思想は「国際共産主義」ですが、「ファシズム的な独裁体制」でもあります。ですから極右翼の性質も持ち合わせているのです。
しかし、保守的な思想は持ち合わせていません。ですが必ず保守の仮面をかぶって大衆を騙します
この手法を通常は「両建て」と言います。右翼にも左翼にも入り込んで、分断と混乱を巻き起こして、その隙に狙った目的を達成するのです。さらに保守の中にも入り込むので実質的には「三面作戦」と言ってもいいでしょう。

実は、裏側で共産主義を応援し、資金提供まで行っていることは研究者の間では常識となっています。ジョン・コールマン博士は著書の中で、ウォール街とロンドンシティの金融機関がボリシェヴィキと共産党に巨額の援助をしていたことを語っている。
ここで注意しなければならないのは、右翼と左翼は分かりやすいと思われ、たいていの人が見分けられると思いますが、一番騙されやすいのが「偽保守」です。
日本における代表的な偽保守とは、親米保守または拝米保守です。
つまり、アメリカに臣従する意味での日本国を維持することを望んでいる勢力のことです。
この問題には重大な課題が含まれていますので、その一つを年頭に記事にしたいと考えています(予定)。

【オリンピアンズ編②】につづく

参考書籍(引用元)

書籍名:『新版300人委員会㊤』
著者:ジョン・コールマン
監訳者:太田龍
出版社:成甲書房

最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!


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