『国際ロマンス詐欺(ロマンス詐欺)に騙されるな!【前編】~ロマンス詐欺に共通する特徴(手口)①~』

はじめに

あなたもしくは、あなたの家族や友人がロマンス詐欺にあったことはありますか?
近年増加している犯罪=詐欺に『(国際)ロマンス詐欺』があります。
警視庁の調べによると昨年(2024年1月~11月)の「SNS型ロマンス詐欺」の被害件数は、3,326件(前年比+1,921件)で、被害額は約346.4億円(前年比+193.7億円)と急増加している。
また、SNS型投資詐欺はロマンス詐欺と同時に行われるケースも多い。
警視庁によると、「SNS型投資詐欺」の被害(2024年1月~11月)は、被害件数が5,939件、被害額は794.7億円。
合わせると被害件数=9,265件、被害額=1,141億円にものぼる。
これは明らかに社会問題であり、日本社会が犯罪(被害)大国となっていることを示している。
もちろん特殊詐欺もなくなるどころか、手口が巧妙化、悪質化してさらなる被害を発生させている。

近年増加しているロマンス詐欺は「SNS型」と呼ばれ、入り口となっているのはマッチングアプリ、SNS(Facebook、X、インスタグラムなど)などから“出会い”から始まります。
しかし、原則会ったことのない人間にお金を渡したり、言われるがままに投資を行うなど正気の沙汰ではないことを知るべきです。
詐欺師たちは、正常な判断を狂わせることによって騙します。
その手口はマインドコントロール、洗脳と言っても過言ではありません。
ロマンス詐欺の場合は、「恋心」を抱かせることによってお金などを騙し取るのです。

詐欺被害にあった人たちに欠けていることがあります。それは「犯罪について無知(知識や情報を持っていない)」なこと、あるいは「犯罪に関する警戒心が薄い」であり、そのために「正しく判断できない」ことです。
詐欺に限りませんが「知は力なり」であり、知っていることで騙されないですむのです。
人生を生きるにあたっては、「悪の学び」も必要であることを強調して言っておきます。

詐欺とは結局他人を騙すことによる犯罪ですが、騙しの手口には共通する特徴があります。
パチンコ攻略法詐欺もロマンス詐欺も、“騙すという本質”は同じなのです。
ですから本質を見抜いた者は、騙されないのです。
日本人は特にお人好し傾向が強いので、騙されやすい国民と言えます。
転ばぬ先の杖として「悪の学び」をしてみてください。

これまで私は、パチンコ攻略法詐欺について17の記事を提示してきましたが、今後は他の詐欺や世の中の悪事(悪人の分析)などの「悪学(悪の学び)」を書くことにします。
なお、他の記事の兼ね合いがあるので、頻繁には記事を執筆(アップ)できない点、ご承知ください。

参考書籍は、水谷竹秀氏の『ルポ国際ロマンス詐欺』です。

国際ロマンス詐欺とは?

《詐欺とは?》

詐欺とは、他人を騙してお金や品物などを奪ったり、損害を与えたりすること。
要するに、他人を欺く(欺罔行為)ことで金銭や財産などを奪ったり、損害を与える犯罪行為のこと。
「詐欺」とは、民法96条及び刑法246条に該当する犯罪です。

詐欺とは、ただ「奪う」、ただ「損失を与える」だけにとどまらず、必ず「騙し」によってお金を奪ったり損害を与えたりすることであり、同時に精神的な苦痛をあじわうこととなるので、被害者は二重に苦しむのです。
つまり、金銭などを奪われるだけではなく、精神的な苦しみを与えるものなのです。
「騙された」ということが成立するためには、当然ながら騙される側の人が「信用した」ことが前提となっています。それが意味することは「裏切られた失望感」を味わうことになるということです。
さらに、騙された自分を否定したり、自己嫌悪したりする負の感情に襲われます。
しかし、騙す側の詐欺犯は被害者の傷みや損失に何の傷みも罪悪感もないのです。
己(詐欺犯)が金を手にした喜びに満足するという人間というよりは悪魔のような卑劣な奴らなのです。

詐欺とは、卑劣かつ下劣であり、卑怯で強欲な犯罪です。
奴らは性悪なのです。
人間というよりは、生きる悪霊又は生きる悪魔のような者たちなのです。

《詐欺の入り口はSNS》

ルポ国際ロマンス詐欺より引用

国際ロマンス詐欺――。
SNSやマッチングアプリで偽の人物を装い恋愛感情を抱かせて金銭を騙し取る特殊詐欺の一種だ。もとはアメリカやイギリスなどの英語圏で相次いだ被害が「Romance scam」として報道されたことに由来してそう呼ばれるようになった。

〈ロマンス詐欺とは?〉

「(国際)ロマンス詐欺」とは、SNSやマッチングアプリで偽の人物を装い、恋愛感情を抱かせて金銭を騙し取る特殊詐欺。
または、ネット上のメッセージ交換だけで、一度も会っていない相手に本気で恋愛感情を持ってしまったことを悪用してお金を騙し取る犯罪。
ロマンス詐欺を成り立たせる要件はずばり、「エア恋愛」
SNSやマッチングアプリのプロフィール情報しか知らない相手、つまり実際に合っていない相手に恋愛感情を抱いてしまう架空の恋愛を利用した詐欺。
なお、日本人(詐欺師)が日本人を騙すロマンス詐欺の場合は、一度や二度くらい実際に会うことがありますが、その人物はまったくの別人であり、詐欺グループの一味でしかありません。
ですから、実際に一度会ったからロマンス詐欺ではないと思わないことです。
国際ロマンス詐欺の場合は、会う約束をしても必ず誤魔化されますが、日本人のロマンス詐欺師の場合は、会うことがあり、そこが相違点となっています。
ですから、一度でも実際にあったからロマンス詐欺ではないと決して思わないことです。
(注:国際ではないロマンス詐欺の場合は、初めから日本名を名乗っていますが、国際ロマンス詐欺の場合は、初めから外国人名を名乗っています)

ロマンス詐欺とは「架空の人物に偽装」したうえで、「恋愛感情に訴えてお金を騙し取る」卑劣な犯罪なのです。
この簡単な一文の中にロマンス詐欺の本質があります。
詐欺のはじめに、架空の人物への偽装があります。
ですから、コンタクトしてきた人物が偽物、あるいは架空の人物だと見抜けないと、騙される方向に行ってしまいます。
さらに、「恋愛感情」を持たせるようなセリフを吐き信用させて「お金を騙し取る」のです。
つまり、架空の人物に偽装し、恋愛感情を抱かせ、騙してお金をむしり取るということです。

誰でも「あなたのお金を盗むぞ」と言われて盗まれる人間はいないし、取られる人もいないでしょう。
ですからお金を騙し取るために「情(恋愛感情)に訴える」のです。恋愛感情を抱かせてお金を騙し取るのです。
詐欺師にとっては相手が恋愛感情を抱いた時点で“詐欺発動”なのです。
逆に言うと、初めから相手にしない人、恋愛感情を抱かない人、コンタクトをしても怪しいと思って縁を切った人は、その後にくる「お金を騙し取られる」ことにならず被害を防げるのです。
「恋愛感情」を抱かせてお金を騙し取る、というこの構造を良く理解することなのです。さすれば警戒心が動き出して騙されないですみます。

〈国際ロマンス詐欺の本拠地は?〉

国際ロマンス詐欺の拠点となっているのは、ナイジェリアとガーナの西アフリカです。
特に「国際ロマンス詐欺」発祥の地と言われているのが“ナイジェリア”です。
アジア領域では、マレーシア、タイなどに拠点があり、中国人も関与していると著者の水谷竹秀氏は語っています。

水谷竹秀氏はアフリカに訪問し、実際に国際ロマンス詐欺をした犯人たちに話を聞いています。

ルポ国際ロマンス詐欺より引用

国際ロマンス詐欺犯たちが私の前で口々に語った言葉――。手口を語る最中に、くすくすっと無邪気に笑う犯人もいた。ショックで立ち上がれなくなり、やり場のない怒りを抱え、口惜しさで涙を流す被害者たちの姿とは、あまりにも対照的に映った。

「ロマンス詐欺は犯罪だと思っていない。あくまで生活をするための仕事という認識だ」
(詐欺師が語った言葉)

お金を騙し取るだけではなく、善意を踏みにじり、被害者の心をもてあそび、精神的なダメージを与えるロマンス詐欺師たちは「悪魔」と言えよう。
その死後は必ず閻魔大王から裁きを受け、地獄界の最深部である魔界(悪魔の世界)へ落ちることだろう。

〈ロマンス詐欺の入り口とは?〉

「国際ロマンス詐欺」の入り口は、SNSやマッチングアプリです。
SNSの種類は、Facebook、インスタグラム、Xなどがあります。
詐欺師たちは必ず「偽の人物を装い」、別人物に成りすましてあなたに近づいてきます。
SNSではFacebookやXなどで相互フォロワーとなりダイレクトメール(DM)でやり取りすることで、他の人から見えないところでやり取りをすることが始まりです。
ある意味では、SNSよりも要注意なのがマッチングアプリでしょう。
なぜならば、そこにいるのは「結婚相手」または「結婚を前提とする恋人」を探している人だからです。そこに白馬に乗った王子様または容姿端麗な美女から親しくなりたいと接近してきたら、断る理由を考えるよりも、感情が先走ってしまうでしょう。

「国際ロマンス詐欺」は、日本人と外国人の関係性の上に成り立つ犯罪ですが、国際がつかない「ロマンス詐欺」があると思われます。
つまり、日本人の犯罪グループによる日本人への詐欺行為が横行していると思われます。

【注意喚起1】

端正な顔の美男子、容姿端麗な美女が向こうからやって来たら、警戒せよ!
礼儀正しい紳士、若くて綺麗な美女と自分が釣り合うのかを、鏡の前で点検せよ!
あなたは紳士や美女にアプローチされる理由が客観的にみて自分の中にあるのかを確認するべき。

自分も若くて美男子?
社会的地位がある?
財産を持っている?
誰もがうらやむ美しい容姿をしている?
いきなり接近してきた相手は、いったいあなたのどこに惹かれたのでしょうか?
自分自身の肉体的魅力及び性格的魅力、いままでの人生のできごとなどを“棚卸し”をして考えてみるべきです。
怪しい人物との出会いがなければ、ロマンス詐欺被害にあうことはない。

人生、そう簡単に「理想の人」にめぐり逢うことはない。
ましてや、SNSだけで理想の人にめぐり逢うことは至難の業であり、この世界は玉石混交なのです。
(ただし、マッチングアプリで両者が正しい利用をしている場合は別)

《ロマンス詐欺が成立する前提》

ルポ国際ロマンス詐欺より引用

多くの被害者に共通するのは、一度もプロフィールの人物と面会をしたことがなく、メッセージの交換だけで信じ込まされてしまう点だ。SNS上のやり取りだけで簡潔している手口に、この犯罪の特徴が現れていると言えよう。

〈会ったこともない人物を簡単に信用するな〉

ロマンス詐欺に騙されない人から見れば、「なぜ会ったこともない人に騙されるの?(信じてしまうの?)」と思うでしょう。
ですが、詐欺犯とは実に巧妙に罠を仕掛けてくるのです。
被害者側の心理を利用してくるのです。
詐欺師側から言えば、「会わないのに信じ込ませ(恋愛感情を抱かせ)て、お金を出させる」ノウハウを持っているから、ということになります。
はっきりと言ってしまえば、こうした手口はマニュアル化されています。
騙す相手に投げかける甘い言葉(騙すための台詞)などには「定型文(例文)」があり、それを多少の個性化(アレンジ)を加えて使用しているというのが実情なのです。

ロマンス詐欺は必ず他人に成りすますのです。
要するに、ロマンス詐欺を行っている人物とは、他人の仮面を被った強欲な詐欺師なのです。

【注意喚起2】

ロマンス詐欺では、インフルエンサーなどの画像を勝手にプロフィール写真として使用します(つまり盗用)。ロマンス詐欺に共通する点として、接近してきた相手は男女ともに容姿端麗であることです。男性ならば男らしく経済力や地位を持っていたり、女性であれば若くて美人です。
前ぶれもなく何の縁もない外国人(日本人の場合もある)から好意をもって近づいて来たら、プロフィールにある情報を鵜呑みにせず、画像を検索して本当にプロフィール画像の人物がアカウントの持ち主なのかを調べるべき。
日本人はこうした調べることを相手に失礼と思う傾向性が強いが、そんなことはない。
逆に、それくらいの慎重さは持つべきであり、調べて本当であれば安心してやり取りができると思うべきである。

ロマンス詐欺に共通する特徴(手口)とは?

《ロマンス詐欺に共通する特徴(手口)とは?》

水谷竹秀氏の著書『ルポ国際ロマンス詐欺』から国際ロマンス詐欺(ロマンス詐欺)の共通する特徴(手口)を抜き出し、なおかつ私の調査を加えて指摘します。
この特徴をよく知ってください。
もし、あなたが縁もゆかりもない人物から接近されたなら、あるいは最近ネット上で仲良くなった人物に対して疑問が湧いたならば(小さな疑問でもいい)、この特徴(手口)と照らし合わせてみてください。

前提は、「ネット上で出会った外国人(相手)」であり、「その相手に恋愛感情を持った」または「助けてあげなければと思った」ことです。
この前提の段階ですでに“通常の恋愛ではない”ことに気がつき引き返すことができれば、詐欺被害にはあいません。
ですが現代はネット社会であり、実際にマッチングアプリで結ばれた人が多くいるため、このネット上での出会いに関して現代人は警戒心がなさ過ぎるのです。
しかし、奴らは巧妙に騙してくるので、この前提を成立させてしまった人は、以下のことに注意しなければ、大金を騙し取られ、精神的に傷つくこととなります。

〈ロマンス詐欺の特徴(手口)1〉

*あなたを思いやる言葉、肯定する言葉、ささやかな気遣いなどを常に言う。

これによって被害者は、孤独感から解放されたり、心の隙間が満たされたり、癒されたりして自分が誰かに必要とされている自己肯定感を抱いたりしてしまう。

場合によっては、こんな場合もあります。
別の人物からの投資話を「(それは)詐欺とアドバイスしてくれた」ことに好感を持った。
これは詐欺師の常套手段であり、相手を信用させる手段(手口)なので、これだけで信用してはいけないのです。

〈ロマンス詐欺の特徴(手口)2〉

*相手の家族を思いやる発言をする。

これによって「私だけではなく、家族のことも思いやってくれる優しい人なんだ」と誤解させて被害者を安心させ、警戒心を解き、つけ入るすきを探っていく。

〈ロマンス詐欺の特徴(手口)3〉

*愛のささやき、愛情表現、思わせぶりな態度、口説き文句を恥ずかしげもなく繰り返す。

水谷竹秀氏の著書では、実際に詐欺師が言ったセリフが多く示されています。
たとえば、

ルポ国際ロマンス詐欺より引用

「多くの人々はお金や富を求めるでしょう。でも僕は、あなたが最高の気分で目覚めることだけを祈っている。なぜならそれは僕にとって、世の中のどんな物事よりも大切だから」

こうした愛のささやきは日ごとに増していき、被害者はやがてメロメロとなっていきます。

【注意喚起3】

考えてみてください。
そんな甘い言葉、愛のささやきを繰り返す理由はなんでしょうか?
ネット上で出会い、実際に相手に会っていないということは、当然ながら相手も実際のあなたに会っていない(本当はよく知らない)のです。
なのに、それほど愛のささやきを繰り返すほど入れ込むのは、おかしくないですか?
いったい何をもってあなたにそれほどまでに惚れこんだ(騙しているだけ)のでしょうか?
実際に会ったこともないということは、相手は実際のあなたのことを知らないに等しいということなのです。
たとえネット上で身の上話をしたとしても。

考えてみてください。
相手があなたに愛のささやきを繰り返す理由を。

〈ロマンス詐欺の特徴(手口)4〉

*ある程度ネット上での会話をすると必ず「LINE」に移動するよう誘われる。
*恋愛感情または信頼関係ができると必ず対話のツールを「LINE」に変更する。

ロマンス詐欺師たちは、ある程度会話のやり取りをして「騙せた」=「落した」と実感する、あるいは感触を掴むと、必ず対話のツールを「LINE」に変更してきます(誘導してくる)。
なぜLINEなのかと言えば、当然ながら会話の内容が他の人たちに知られないということがありますが、それだけではありません。
LINEなどのツール(SNS)は、法律上「一身専属性」で会話の内容が保護されているため、第三者がLINEの内容を見ることは「不正アクセス禁止法違反」となってしまいます。これは家族であっても該当します。さらに、もし被害者が詐欺被害を苦にして自死した場合でも、「一身専属性」が盾となって故人と詐欺師のLINE上のやり取りを“遺族”が見ることができないようになっています。
ただ、遺言書に故人のLINE(SNS全般を含む)を見ることができる人を指名して記載していれば、その人は見ることができます。
(遺書に「LINEを見て下さい」と書いてあっても、不正アクセス禁止法を覆すほどの効力はないと考えられる)
だが、遺族感情、人としての倫理観からすれば、詐欺犯罪の調査(遺族による)などの観点から条件付き(遺族に限る)で見ることが可能とする法改正が必要と思われる。

LINEに移行するとお互いの身の上話などをして親近感を詰めようとしてきます。
ですから、軽々しく悩みや自身の不幸話などをしないことが大切です。
それをしないと継続しない関係など、しょせん偽物の恋(信頼関係)です。
ロマンス詐欺師たちは、あなたと日常生活における些細な出来事を伝え合うことで、信頼関係を築き、あなたからあなたに関する情報を聞き出して悪用することを狙っているのです。

なぜ詐欺師たちがLINEに移行しようとするのか、水谷氏がナイジェリアで国際ロマンス詐欺師にインタビューした際の返答がある。

ルポ国際ロマンス詐欺より引用

「フェイスブックでやり取りをしているクライアントたちの中には、僕のアカウントの動きを不審に感じる人もいます。そういう人からフェイスブック側に通報されると、アカウントが使えなくなってしまう。その結果、そのアカウントを使ってやり取りをしていたクライアントまで失ってしまう。それを避けるために、ある程度のコミュニケーションがとれた段階でアプリに移すのです」

会話(接触)の舞台をLINEに移すことは、詐欺師たちの明確な意図があるということです。

【一身専属性】とは?

「一身専属性」とは、民法で規定されている法律用語であり、特定の個人にのみ帰属する権利や義務のこと。
これは契約者やアカウント使用者だけに許される権限であり、本人以外には利用することができないもの。
この性質は、他の人に移転しないので、相続や譲渡の対象とならず、差し押さえも認められない。よって遺族であっても一身専属性のLINEなどを見ることは不正アクセス禁止法に触れることとなる。
だが追悼文を遺族が出すことがあり、運営側は事情を考慮して見て見ぬふりをしているのが実情である(必ずとは言えないが)。

【注意喚起4】

LINE以外のSNS等で知り合って仲良くなった(恋愛感情を持った)のに、途中からLINEに移動するよう誘導する相手は詐欺の可能性が高い
ロマンス詐欺師の場合、必ずLINEに対話の場所を移すという特徴がある。
途中からLINEでやり取りしようと言われたら、ロマンス詐欺師を疑え!

『【中編】~ロマンス詐欺に共通する特徴(手口)②~』につづく

参考書籍

書籍名:ルポ国際ロマンス詐欺
著者:水谷竹秀
出版社:小学館(小学館新書)

最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!


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