『イルミナティの真相に迫る!【内部告発者編】~内部告発者レオ・ライオン・ザガミ氏とは?~』

はじめに

WHOによる世界独裁体制の構築、グローバリストによる世界政府の樹立と戦うための最深部(本丸)には「宗教的真理」が必要であることを、日本の皆様に知って欲しくて今回の記事を書きます。

WHOによるパンデミック条約及びIHR改訂という新世界秩序に向けた動き(流れ)に抗うためには、その“奥の奥”にある秘密結社について知ることが必須となります。
その秘密結社とはフリーメイソンであり、イルミナティです。
彼らこそ欧米を中心にして世界を支配している存在だからです。
「秘密」とあるように秘密結社の全てを知ることはメンバー以外の人にとっては不可能に近いものです。
メンバーであっても組織(秘密結社)のすべてを知っていないことが現実なので、外部の人間が全てを知ることは極めて困難であろうと思われます。

それでも漏れ伝わってくる情報に耳を傾け、真偽を確かめ、正体と目的を明らかにすることは、全世界の人々にとってとても重要なことです。
それが「自由」と「人権」を守ることに繋がるからです。

見たくないものから目を背けている人間は、やがて目が見えなくなるでしょう。
(この場合の“目が見えない”とは物理的な意味ではなく、“思考”出来ないという意味)

なお、今回の記事の内容は、参考書籍(対談)の内容(主にザガミ氏の発言)を基にして、ご意見番の私的見解を加えたものとなっています。
また、この書籍は2009年に出版されたものであり、対話の内容は“2012年問題”が扱われています。2024年の現在からみれば、すでに過ぎ去った時間ですが、内容には普遍的なものが含まれていると判断しました。

ただし、現役(当時)のイルミナティ幹部であり、フリーメイソン最高位(33位階)のザガミ氏の話をすべて鵜呑みにして信じてはいないと言っておきます。
スパイには2重スパイという者がいて、内部告発者と名乗る者のなかにも、本当は洗脳作戦であったり、攪乱情報の発信者が紛れていたりすることが考えられるからです。
また、こうした真実の探求では、後から別の情報が見つかることや間違いが発見されることもあります。
今後もこうした内容の探求を続けますので、後に今回の内容と違うことを言うかもしれません。その際には考えが変化した、新たな学び(発見)があったのだと思ってください。
なお、今回の記事は4部編成となっています。

参考書籍は、ベンジャミン・フルフォード氏の著書「これが闇の権力 イルミナティの内部告発だ!」(青志社)です。
イルミナティ、フリーメイソン、グローバリズムなどについて興味がある方はぜひ購入して読んでみてください。

内部告発者レオ・ライオン・ザガミ氏とは?

《レオ・ザガミ氏について》

〈ザガミ氏の経歴〉

レオ・ライオン・ザガミ
1970年3月5日イタリアに生まれる。
2005年イスラム教スーフィー(神秘主義)の家系の女性と結婚。
ノルウェー在住時はイスラム教に改宗していた。
現在は、イルミナティの腐敗について告発をしている。

ザガミ氏の肩書には以下のものがある。

秘密結社イルミナティのグランドマスターフリーメイソン33位階(階級)
(イタリア・フリーメイソンの33位階)
オールド・イルミナトーレ・ディ・イルミナサレス騎士団のグランドマスター(会長)

ザガミ氏の育った家庭環境(家系)は、王族と政治家という上流階級の家庭であり、同時に伝統的なカトリックの家柄だった。
父親は、有名な精神医学者であり、秘儀の研究、魔法の研究をし、マインドコントロールの実験にも関わっていた。
父方の祖父は政治家で、イタリア民主党に関係し、フリーメイソンだった。
つまり、ザガミ氏とは代々秘密結社、その他の教団と密接に関係する家庭の中で生まれ育ったということ。
若くしてイルミナティに近いイタリアの結社に加わり、23歳のときにフリーメイソンのメンバーになる。

ベンジャミン・フルフォード氏との対談が行われた2009年6月時点でレオ・ライオン・ザガミ氏は秘密結社イルミナティの現役幹部であった。
対談時の肩書は「ローマ法王、マルタ騎士団などの代理人」として来日した。

ザガミ氏自身が語っていることですが、ザガミ氏は神聖ローマ帝国に由来するイタリア・サンテリアの貴族の王子でそうです。
本当かどうかは、私には分かりませんが。

〈ザガミ氏の思想を探る!〉

ザガミ氏は、アルマゲドンに関する議論について、自然が人類に対して反乱を起こすかどうかはすでに予言書に書かれている。すでに定められている、と主張している。
このことからザガミ氏は「予定説」の論者であることが垣間見える。

この世を支配しているのは誰なのか? という観点からザガミ氏の思想を探る上で見逃せない主張がある。
ザガミ氏は、物事を支配しているのは、宗教的リーダー、ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒などの「啓典の民」のルーツである“アブラハムの教え”だと語った。
これがイルミナティの思考であろうと思われる。
現代イルミナティの謎を解くうえでキーとなるのが「アブラハム」と思われる。
ここから読み解けることは、イルミナティとは、単にキリスト教徒ではなく、ユダヤ教徒でもなく、啓典に登場する神に選ばれた一族であるということ。
つまり、“血族主義”がイルミナティの最深部にはあるということ。

その証拠に、ザガミ氏は、自分たちはユダヤ人貴族であり、それ以外の人間を「ゴイム」と呼んでいる。
「ゴイム」とは、神によって選ばれた民族以外の諸国民を指す。
これは明らかに“選民思想”であり、現代的に言えば人種差別思想です。
こうした思想がイルミナティなどの秘密結社にはあるということを知るべきです。

ザガミ氏の最大の過ちと思われる思想が「悪魔」に関するもの。
ザガミ氏はフルフォード氏との対談で以下のように語っている。

『これが闇の権力イルミナティの内部告発だ!』より引用(ザガミ氏発言)

あなたは堕天使ではなく悪魔を信じる人たちのようなものの見方をしているようですね。
堕天使と悪魔は完全に違うものです。
~中略~
「悪魔」「サタン」「アズマバエル」など、さまざまな呼び名がありますが、まったく異なったものです。反逆を導く者、それが悪魔です。堕天使は神のもとに戻り、仕える存在なのです。
堕天使はもはや深遠な部分で悪魔とは違うものです。

ザガミ氏の思想では、堕天使と悪魔は全く別の存在であり、イルミナティの中でも悪魔を信じる者たちがゴイムを奴隷として扱い、暗黒の世界に通じている危険な者たちだと主張している。
これはイルミナティ内部に“善のイルミナティ”と“悪のイルミナティ”が存在すると言っているように聞こえる。

ザガミ氏の語りでは、悪のイルミナティは「はみ出し者」であり、善のイルミナティとの間で(イルミナティ内部で)戦争が起きているという。

はたしてイルミナティには善のイルミナティと悪のイルミナティがあり、内部において善と悪が戦っている、というザガミ氏の主張は何を意味するのか?

決定的な発言がある。
ザガミ氏は「悪魔教は、必ずしも邪悪な信仰ではないのです」、とフルフォード氏に答えている。
ここにザガミ氏の正体があると思われる。
善なる者は「悪魔」を肯定しない
真の神の側にいる者は、悪魔=悪と判断する。
ですから、ザガミ氏がいかに善を装い、イルミナティを擁護しようとも、フリーメイソン33位階の階級にありイルミナティのグランドマスターである彼は「真の神」の側にいないと言える。
あくまで私の意見であると前置きするが、これはザガミ氏の情報戦であると判断する。
要するに、イルミナティに対する悪のイメージをひっくり返す情報操作を疑っているということだ。
結局、ザガミ氏の主張は、悪魔を信じ悪行をするイルミナティ(秘密結社)の者たちがいるが、そうではなく悪魔教の信徒(秘密結社)と戦う(内部闘争)善の秘密結社の存在もいるのだ、と主張しているようにしか聞こえない。

「悪魔教は、必ずしも邪悪な信仰ではないのです」
「堕天使と悪魔は完全に違うものです」
「反逆を導く者、それが悪魔です。堕天使は神の下に戻り、使える存在なのです」
この思考の中にザガミ氏の正体が隠れている。

堕天使と悪魔は別の存在。
これは「すり替え」です。
詐欺師の手法であり、悪魔の論理手法です。
堕天使とは本来天使や菩薩という霊界における高級霊(神に近い存在)であった者が、高級霊界(天国)に帰ることができずに“地獄に落ちた存在”を意味します。
地獄に堕ちた存在が神に仕えるということはあり得ません。
神の意志(願い)に反しているから、地獄に堕ちたのです。
地獄に落ちた理由は、主に「欲」です。
物質欲、権力欲、名誉欲、支配欲、そして神への嫉妬などの「欲」によって地獄に堕ちた者たちです。
愛と反省、誠実さと正直さを捨て去り、傲慢で無反省の生き方をした結果なのです。
代表的な堕天使には、ルシフェル(ルシファー)がいますが、彼の代名詞が「サタン(悪魔)」です。
堕天使=悪魔、これは宗教的常識なのです。
この宗教的常識に逆らう思想をザガミ氏は持っているということです。
これがイルミナティグランドマスター、及びフリーメイソン33位階の人間の持つ思想であると思われます。

ですから本当のイルミナティとは堕天使信仰であって、悪魔信仰ではない、という詭弁は通用しないのです。
堕天使とは「神に仕える者」ではありません。
堕天使となった(地獄に堕ちた)ということは、神への反逆の反作用(結果)なのです。
さらに神への抵抗を続け、神の教えに逆らう存在を意図的に増やそうとしている者です。
つまり、神への反逆に導く者こそが堕天使であり、それを「悪魔」と呼ぶのです。

ただし、ザガミ氏の語ったことによれば、彼は3回も暗殺の危機にあったそうです。
それが本当であれば、イルミナティ及びフリーメイソン内部で抗争があり、ザガミ氏は秘密結社の悪なる思惑に抗っているとも言えます。
(この辺の判断は、この書籍からだけでは不可能です)
はっきりしていることは、イルミナティという秘密結社もフリーメイソンという秘密結社も一枚岩ではないということです。

さらにザガミ氏の思想を深掘りする。

『これが闇の権力イルミナティの内部告発だ!』より引用(ザガミ氏発言)

イルミナティでは、神は人間であるのです。
なぜかといえば、人間は神に手が届くからです。
高次元では、人は神になります。

「神は人間である」

これは非常に危険な思想です。
仏教では、修行によって悟りを開き、仏となることができると説かれていますが、ユダヤ教、キリスト教などの一神教では地上の人間が神になるという思想は存在しません。
つまり、ザガミ氏の思想は、キリスト教の思想に合致していないということです。
これは「イルミナティ独自の教え(思想)」であると思われます。
地上の人間が神になれるというにとどまらず、「神は人間である」という思想は傲慢以外の何ものでもなく、地上で権力を持つ者や儀式によって何らかの力を持つ者が神であるという思想です。

ユダヤ教では、天地創造の神が人類を創り、キリスト教では「父なる神」という霊界における主が存在し、イスラム教でも予言者を送り込むアラー(神)がいることになっています。
この3つの宗教において、人間が(創造)神になれるという教えはなく、まして地上にいる人間が神であるなどという発想はどこにもありません。
地上における神の出現を語った者は、たった一人、インドの釈尊だけです。
(ただし、神ではなく仏)
釈尊は宇宙即我の悟りを開き、天上においても地上においても我(釈尊)以上に尊い存在はいないと自覚しました。
実は、イルミナティ、フリーメイソンという秘密結社とは、世界中の宗教を学び、一部を取り入れているということが分かっています。
しかし、「神は人間である」という教えを説いた既存宗教(宗祖)はありません。
これが何を意味するのか、明らかですね。

ザガミ氏は一度イルミナティ(?)から離れています。
その理由の一つを明かしています。

『これが闇の権力イルミナティの内部告発だ!』より引用(ザガミ氏発言)

彼らがやっているのは富を生み出すだけのことだと気づいたとき、私は組織を離れました。しかし、その瞬間に脅迫を受けました。私を直接脅したのではなく、家族が脅されたのです。彼らは私の家族に何かが起こるだろう、と脅しにかかったのです。

ザガミ氏の身に起きたことは脅迫だけではありません。
ザガミ氏自身は逮捕され軍事法廷に掛けられ、スパイ容疑で告訴され懲役50年を求刑され、子供まで誘拐された。
(これは彼がイスラム教に改宗した後のこと)
苦境にある彼に手を差し伸べたのが、バチカンと米政府、イタリア政府だったと告白しています。
(そのおかげで釈放された)

ディープステート(秘密結社)のやり方は、邪魔者は消す(暗殺)ですが、暗殺できなければ経済的に破産(経済基盤を奪う)させる方法を取ります。

後にイルミナティ及びフリーメイソンに復帰する(?)。
現在は、フルタイムでイルミナティの仕事(?)に関わっている。
ここで不思議なのが、なぜそれだけの迫害を受けながら秘密結社に復帰するのか、という点です。
理解に苦しみます。
そこに秘密が隠れていると思われます。

《レオ・ザガミ氏が秘密結社の内部告発者となった理由とは?》

『これが闇の権力イルミナティの内部告発だ!』より引用(ザガミ氏発言)

私自身はバチカン内部の腐敗に抗議しています。私は実際に多くの腐敗を目にしてきました。

〈イスラム教への改宗〉

ザガミ氏の妻はイスラム教徒であり、トルコ系フリーメイソンであり、イエズス会ともつながりがあった。
ザガミ氏自身もイスラム教に改宗し、トルコのオスマン・フリーメイソンに加わっている。

腐敗に気がつき、腐敗と戦っていると言っているが、もしそれが本当であれば、ザガミ氏には正義感があると言えるかもしれない。
だが、その正義感とは何から、どこから発生しているのかが問題である。

《レオ・ザガミ氏の信仰観》

『これが闇の権力イルミナティの内部告発だ!』より引用(ザガミ氏発言)

イエス・キリストが何者だったかという本当の歴史を知るために、まず理解しなければならないのは、彼はもともと神ではなかったということです。

〈イエス・キリストはもともと神ではなかった?〉

彼はもともと神ではなかった

これはイルミナティのグランドマスターでありフリーメイソン33位階(最高位)の発言です。ザガミ氏個人の発言というよりも、イルミナティ、フリーメイソンの幹部の認識と考えるべきでしょう。
この認識が意味することは、ザガミ氏はキリスト教徒ではなく、イルミナティ及びフリーメイソンは正式なキリスト教に“根ざしていない”ということです。
イルミナティ、フリーメイソンとキリスト教の関係は、キリスト教を利用または隠れ蓑にしている、ということです。
この現実を下位のメンバーは重く受け止めるべきでしょう。

一般的なキリスト教徒にとってイエス・キリストとは、「神(主)」です。
ただし、厳密に言えばイエスは「救世主(神の御使い)」であり、イエスの上位には「天なる父」と呼んでいた創造主がいます。
これが正しいキリスト教の認識です。

ザガミ氏のこの発言はイスラム教の影響を受けている可能性があります。
(イスラム教では、イエス・キリストは救世主ではなく、ユダヤ預言者につながる預言者の一人にしか過ぎず、最後の預言者としてムハンマドが出現したと考えている)

これはフリーメイソンという組織がキリスト教文化から発生したものではないことを間接的に証明するものです。
フリーメイソンがキリスト教の友愛団体とされているのは、はっきりと言えば「隠れ蓑」なのです。

イルミナティもフリーメイソンも単純に見てしまうと誤解、錯覚してしまうのです。

『【イルミナティ編】』につづく

参考書籍(出典元)

著者:ベンジャミン・フルフォード
著書:「これが闇の権力 イルミナティの内部告発だ!」
出版社:青志社
発行日:2009年11月9日(第1刷)

最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!


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