この記事を木村花さんの魂に捧げます。
【母親響子さんによる告発】
まず初めにお断りしておきます。
今回の情報は週刊文春がもとになっています。
「週刊文春」は、「嘘」の記事を平気で書くところです。
ですから、信用性に疑いはあります。
ですが、今回アチキが記事にした理由は、木村花さんの母親である響子さんは、嘘をつかないはずだ、と思うからです。
ですから、響子さんの告白が真実であるという前提のもとで主張していきます。
なぜ木村花さんは命を絶ったのか?
〈コスチューム事件とは〉
「テラスハウス」第38話で、同居人の小林快さんが花さんの試合用コスチュームを乾燥機で縮ませたことに激怒し、「人のこともっと考えてくらせよ!」「ナメんのもいいかげんにしろよ!」と言って、彼の帽子を叩き落とした。
このシーンがきっかけとなり、ネット上で花さんを誹謗中傷する人が続出した。
花さんは、精神的に追い詰められてしまい、自ら命を絶った。
〈母親の響子さんがテラスハウスの嘘を告発〉
木村花さんの母親響子さんが「週刊文春」の取材に応じ「テラスハウス」の炎上シーンを巡って、花さんがスタッフから指示を受けていたと証言した。
花さんのスマホには、響子さんの証言通り、「やらせ」を裏付けるLINEのメッセージが多数残されていた。
響子さんは、この事実を告発する理由をこう述べている。
「このままだと花の死が『暴力的な女子が男性に乱暴を働き、SNSの批判を苦にして自殺した』というストーリーで片付けられてしまう。真相は全然違うんです。彼女はスタッフの指示通りヒール役に徹しただけ。せめて花の名誉を回復してあげたい」
フジテレビの遠藤社長よ、これが母親の心情だ。
テラスハウス制作陣の人たちよ、この親の気持ちを少しでも汲み取れ!
シングルマザーとして育ててきた娘を奪われた親の気持ちが分からないのか!
【テラスハウスの「やらせ」の証拠】
花さんが亡くなる8日前、響子さんは花さんから次のように告げられたと証言している。
「テラハに出た当初からプロレスラーらしく振る舞えって…。1のことを100にして盛り上げ欲しいって言われて。コスチュームの件はスタッフにめっちゃ煽られた。『いいじゃん、あんな奴、ビンタぐらいしたらいいじゃん』って。盛り上げなきゃと思ったけど、プロレスラーとしてビンタはさすがにできないから、苦しまぎれで帽子をはたいたの。スタッフは信用できないよ」
また、友人に送ったLINEでは、
「自分の仕事道具壊されて、スタッフにカメラの前でキレろって言われて」
自殺の5日前の5月18日、地上波のフジテレビで「コスチューム事件」の場面が放送され、その放送を観た花さんは、友人にこうLINEを送っていた。
「これで炎上して話題になって制作陣は満足かな」
フジテレビはこの「やらせ」問題について質問されると、
「検証作業を進めている最中ですが、ご質問にあるような事実はございません」
と答えている。
スマホのデータが立派に「やらせ」を証明しているではないか?
フジテレビの言い分は、いったい何を言っているのか、アチキにはトンと分かりかねる!
〈暴力シーンに見る花さんの配慮〉
花さんが帽子を飛ばした行動でアチキが思うことがあります。
アチキはこれでも若い時、武道をやっていました。
空手などには「寸止め」というものがあります。
突きなどの技を出すときに相手の“体に当てないで技を決める”ことですが、武道や格闘技をやったことのある人なら、技を出す力を抜いて攻撃する、ということは当たり前にできることです。
武道や格闘技をやっている人にとっては、力の加減を調節することが出来るのです。
もちろんそれは理性が残っていれば、ということですが、帽子を飛ばすという行為は理性があると判断することが出来ます。
プロレスラーである花さんがもし、本当に我を忘れて怒っていたとしたら、帽子を飛ばすだけで済むはずがありません。
アチキから言わせれば、帽子を飛ばす花さんの行動に配慮と自制が見られるのです。
つまり、花さんは「スタッフからビンタしろ」と指示があったにもかからず、肉体を痛めつけないように配慮しながら指示に従ったのです。
そこにアチキは花さんという人間の優しさを感じます。
花さんはヒール役を演じていただけなのです。
それを世間の人に気づいて欲しいと思います。
【テラスハウス、悪魔の誓約書の存在】
木村花さんが命を絶って世間で騒がれた当初は、花さんの死の責任と原因が誹謗中傷した人間にあると非難が集中した。
だが、嘘は隠し通すことはできないもの。
テラスハウス制作陣の過ちが世に出るのは必然だったのだ。
「テラスハウス」と同じ恋愛リアリティー番組である「あいのり」出演者からの告白が世に出た。
あいのり出演者が指摘していたように、「あいのり」に誓約書がある以上、同じリアリティー番組の「テラスハウス」に誓約書がないのは“おかしい”。
当初、フジテレビは「テラスハウスに誓約書はない」と主張していたはずだ。
だが、テラスハウスにも「誓約書」はあったのだ。
そう「嘘」がバレたのだ!
フジテレビが開いた6月3日の定例会見で、
『制作陣がスケジュールや演出を含む撮影方針に従わせる誓約書を出演者側と交わしていた』
ことを認め、明らかにした。
誓約書には、
「スケジュールや撮影方針(演出、編集を含む)に関して、全て指示・決定に従う」
との項目があった。
また、誓約書に違反して制作に影響が出た場合、出演者が1話分の制作費を最低額とする損害賠償を負う内容も盛り込まれていた。
これに対してフジテレビはこう答えている。
「無理強いなどはない」
「感情表現をねじ曲げるような指示はしていない」
「演出とは段取りなどのことで、スタッフの言うことをすべて聞かねばならないということではない」
と強調している。
これを評して「詭弁」と言う!
テレビ番組を制作する人間が「演出」と「段取り」の区別もつかないのか?
そこに誤魔化しと隠蔽しようとする意図がある。
花さんのスマホに証拠が残っているにもかかわらず、いまだに罪を自白しないフジテレビには怒りしか感じない!
【フジテレビの詭弁を論破する】
論点は2つに絞られる。
「制作者サイドの無理強い」と「損害賠償」である。
《無理強いに関して》
「スケジュールや撮影方針(演出、編集を含む)に関して、全て指示・決定に従う」ということと「無理強いなどはない」ということは論理的に完全なる矛盾である。
そもそも誓約書なるものを作成すること自体に問題がある。
そして「全て指示・決定に従う」ということは、奴隷契約と同じだ。
これが「ドラマや映画」ならば許されるだろう。
だが、恋愛リアリティー番組でなぜ、「指示・決定」に従う必要があるのか?
フジテレビよ答えてくれ!
リアリティー番組とは、若者たちの恋愛の場をテレビ局として提供する代わりに、その様子を撮影、放送させてくれ、というものではないのか?
つまり、そこにテレビ局の傲慢さがでている。
撮影させてもらっているのではなく、「出演させてやってるんだ」という傲慢な考えである。
もう一度言う。
「全て指示・決定に従う」と「無理強いなどはない」という論理は同時に存在することはない。
「全て指示・決定に従う」が誓約書の言葉であり、「無理強いなどはない」というのが会見の言葉である以上、誓約書の言葉が効力を発揮していることは明白である。
《損害賠償について》
「誓約書に違反して制作に影響が出た場合、出演者が1話分の制作費を最低額とする損害賠償を負う内容も盛り込まれていた」
これは脅迫にも似た内容である。
実質的に脅迫と同じ効力を発揮している。
テレビ番組の制作費は1話分で最低でも数十万円はするだろう。(予想)
「誓約書に違反して制作に影響が出た場合」とは、つまり、「制作者サイドの指示(やらせ)に従わなかった場合」という意味でしかない。
出演している人たちはこれからの成功を夢見ている若者たち。
誓約書に違反して大金を請求されて、「はいそうですか」と支払える人はまれだろう。
また、たとえ支払えたとしても大きな損失であることは間違いない。
誰が損害賠償金を好き好んで払う人がいますか?
誓約書に違反したら損害賠償されるということは、脅しである。
法律的に問題がなくても、人間の心理からすれば“脅し”でしかない。
テラスハウスの誓約書は、金(賠償金)という人質をとって、制作者サイドの思う通りに動かそうとする傲慢でヒトラー的なやり方である。
誓約書に「損害賠償」の項目が存在する、ということ自体が「無理強い」の証拠であり、制作者サイドの「やらせ」を裏付ける決定的証拠である。
もし、本当のリアリティー番組なら、「指示・決定に従う」「誓約書に違反して」という文言は必要ない。
逆に、「自身の内心の良心に従って自由な表現と行動を求める」でなくてはならない。
しかし、事実はナチス張りの強制的拘束をしている。
これのどこがリアリティー番組なのか?
もう一度言う。
誓約書があること自体が「やらせ」を証明するものである。
【テラスハウスの「誓約書」と「やらせ」は、非人道的な行為】
結局、「面白おかしく」するために出演者が選ばれ、演出や指示を出し、視聴率を取れる番組を作るというテレビ局の非人道的なことが露呈したのだ。
テラスハウスに出演していた木村花さんは制作者サイドの“口封じ”によって苦悩し、生きる力を奪われ、死を選んでしまったのだ。
木村花さんの件は、池袋の事故、河井議員の公職選挙法違反と比べても同等の罪であることは間違いない。
〈もう一つの問題〉
アチキは、NHKを含む民法各局に大きな問題があると言っておく。
アンジャッシュ渡部氏の不倫報道は民放各社が連日取り上げた。
河井議員の公職選挙法違反も大々的に報道した。
当事者であるフジテレビはもちろんだが、民放テレビがこの花さんの問題を大きく取り上げた局があったか?
どうしてこのフジテレビによる不正、不祥事を民放各社は大々的に報道しないのか?
それは民放各社に共同体制があるからだ。
フジテレビを守ることが自社を守ることとなると思っているからだ。
火の粉が降りかかることを避けているのだ。
ここにテレビ局の腐った体質がある。
フジテレビ以外の民放各社よ、人の命が奪われた花さんの死の真相を取り扱わないなら、フジテレビと同罪を犯していると言っておく。
それは学校で虐めを受けている子を見て見ぬふりをしているのと同じ現象(罪)だ。
ちなみに日本全国の新聞は、響子さんの告白を重く受け止め、こぞって記事にしている。
(日本経済新聞、沖縄新聞、北海道新聞、中部新聞など)
【木村花さんの汚名返上と名誉回復を!】
木村花さんの名誉回復を!
木村花さんはなぜ死なねばならなかったのか?
いったい誰に責任があるのか?
その犯人は、
その真相は、
実行犯としての「誹謗中傷した人間」と、真犯人としての「テラスハウス制作陣」という存在によって、人間の尊厳を冒され、心をズタズタに引き裂かれて、生きる力を奪われた。
「面白ければいい」「視聴率が取れればいい」という視聴率最優先の制作姿勢と利益を最優先するテレビ局の欲にまみれた思想が木村花さんの心に「絶望」を植え付けた。
それが母響子さんからかけがえのない命を奪った犯人であり、真相だ!
ご意見番は、強く、強く、強く、世に訴える!
フジテレビの平気で嘘をつき、なおかつ隠蔽しようとする体質、出演者を操り人形のように扱う姿勢に強く抗議する!
木村花さんの汚名返上を強く求める!
木村花さんの名誉の回復を強く求める!
フジテレビに正義の鉄槌を下せ!
木村花さんの無念と母響子さんの悲しみが少しでも癒されるように!
最後までお読みくださり、ありがとうござりんした。