【騙されないために必要なことは?】
どんな詐欺でも共通して身を守る方法があります。
それは詐欺の手口をよく知っておくことです。
詐欺師がどんなことをして、どんな言葉をかけてくるのかを、“知っている”ことが身を守る方法となります。
【パパ活詐欺に注意せよ】
“パパ活”とは、マッチングアプリなどを使って経済的に余裕のある男性と出会い、食事などをするかわりにお金を援助してもらう活動のことです。
アチキから言わせれば、何じゃその活動は??
ってな感じでありんす!
巷ではお金目当て(パパ活)の女性をターゲットにした、詐欺グループがいるんだよ。
いま、パパ活詐欺が増えているんだよ。
だから、パパ活なんてしていると、ひでぇ~目にあっちゃうぞ~!
気をつけな!
いいかい!
そこのお嬢さん、よ~く聞きなさいよ!
それと年頃の娘さんをお持ちの親御さんもよ~く勉強してくんなさいな!
【最新パパ活詐欺の極悪手口】
〈パパ活詐欺の手口とは〉
パパ活をしている女性がマッチングアプリなどで男性を探します。
このときにパパ活をする女性は当然ながら収入が多い男性を狙います。
するとそれを逆手にとって、年収3000万以上や経営者などのお金持ちであることをプロフィール(偽の)でアピールします。
男性は、パパ活をしているような女性を狙っているのでこう言ってきます。
「僕は愛人として最適じゃないですか?」
なんて言って近づいてきます。
そんな甘い言葉を鵜呑みにして、会って食事をして、ホテルに行き“行為”をしてしまうと・・・。
〈パパ活詐欺の手口1〉
詐欺グループの一人が高収入の男性を装い女性とマッチング。
その女性と会い、お金を渡して食事をした後にホテルに行く。
ここまではありがちなパパ活です。
普通のパパ活なら、ホテルに行っただけで終ります。
そういうパパ活をしている男性も女性も残念ながら世の中にはたくさんいます。
でも、パパ活詐欺はここからが始まりです。
いいですか!
パパ活詐欺は“えげつない”ですよ!
パパ活詐欺はこう言います。
「こうやって2~3万円をパパ活で稼いでいるのって大変だよね?」
「若いうちしかこんなお仕事できないよね? 将来のことちゃんと考えている?」
(パパ活は仕事なのか?? アチキには信じられん!)
要するに、ちょっとした説教をするのです。
すると女性のほうも、
「そうなんだよね。不安なんだよね」
って、なります。
それは女性もパパ活が若いときしか出来ないことを自覚しているし、まともなことではないと本当は知っているからです。
パパ活詐欺師は、優しい言葉をかけ女性の心を開かせます。
するとパパ活詐欺は次の手に出ます。
「実は僕は投資をしているから、その方法を教えてあげるよ」
と話してきます。
具体的に言うと、バイナリーオプションという投資法を勧めてきます。
バイナリーオプションとは、為替が上がる下がる、そのどっちかにかけるだけのすごく簡単な仕組みの投資です。
(バイナリーオプションとは為替レートが高いか低いかを予測する二者択一の比較的簡単な取引方法。FX取引の一種。)
〈パパ活詐欺の手口2〉
そのなかのデモトレードができるものがあり、それをパパ活詐欺が実際にやって見せます。
このときに本物のサイトを使いません。
練習用のサイトを使用して、本当に投資しているように見せかけているだけです。
そして詐欺師はこう言います。
「ほら、見てごらん! 5分~10分で10万円稼げちゃった!」
みたいなことを言います。
そんな簡単に金儲けできるなら、誰も苦労しね~よ!
そう思うのですが・・・。
でも、オレオレ詐欺もそうですが、騙されてしまう女性がいるのです。
これは女性のほうが、まさかデモトレード(練習用)とは思っていないので、見せられたことで本当に10万円稼げたと思い込んでしまうのです。
そこでパパ活詐欺はとどめをさします。
「バイナリーオプションを覚えれば君だって稼げるんだよ」
「勉強しませんか?」
「実は僕は講師をやっているんだ」
と、落としにかかります。
このときYouTubeなどの無料でやっているセミナーとかを見せて「本当だ。そんなすごい人なんだ!」と信じ込ませます。
〈パパ活詐欺の手口3〉
そして、決定打!
最後に、高額なコンサルタント料や情報商材を買わせるのです。
女性がバイナリーオプションに食いついたら、すかさず儲けるための情報商材を買わせるのです。
ここで買わされる情報商材はどんなものか?
一般的には、動画・電子書籍・音声などで売られているものです。
インターネット上でダウンロードして購入するものとなっています。
値段は、30万円くらいで、高いものだと50~60万円くらいします。
〈パパ活詐欺の結末〉
しかし、実際にその投資法をやってみたけど稼げない。
と、なります。
儲けられると思ったら、実際に儲かったのはパパ活詐欺の方だったという話です。
〈パパ活詐欺はいくら設けているのか?〉
こうしたパパ活詐欺で詐欺グループはいくら騙し取っているのか?
こうした事情に詳しいライターが取材したなかでは、100万~200万円の被害額を出した女性がいるそうです。
〈まとめ〉
つまり、パパ活詐欺の手口は、
高収入だと嘘をついて女性と会う。
お金を渡し食事をしてホテルに誘う。
説教などをした後に優しい言葉をかける。
将来に不安を感じている女性に投資の話を持ち掛ける。
実際にデモトレードをやって見せて安心させる。
投資の講師をしていると嘘の身分を信じ込ませる。
高額なコンサルタント料や情報商材を買わせる。
嘘の儲け方法(投資や仮想通貨など)をやってしまう。
そして、損をする。
つまり、騙される。
【パパ活詐欺から身を守る方法】
〈パパ活詐欺から身を守る方法〉
1.パパ活詐欺から身を守る最強の方法は「パパ活をしないこと」です。
当たり前のことですが、一番大事なことです。
そもそもパパ活という行為自体が人としての道を踏み外しています。
即刻やめるべきです。
2.パパ活をするような男性のいうことを信用しないこと。
「愛人にならないか?」
とか「パパ活を応援する」
などと言っている男性はそもそも欲望まみれの人間です。
ですが、パパ活をしている女性側もお金に対して強い欲望があります。
パパ活詐欺は男性の性的欲望と女性の金銭的欲望が生み出す地獄です。
世の中楽して儲けられる話などない、と思ったほうがいいです。
では、なんでパパ活詐欺に引っかかる女性が出てくるのか?
はっきり言います。
パパ活をする女性は楽してお金を得ようとしてパパ活をしているからです。
つまり、詐欺に引っかかる要因がすでに女性の中にあるからです。
それに気がついてください。
詐欺師という悪いやつらは、“この人食いついた”と思ったら、しゃぶりついてお金が無くなるまで騙し続けます。
基本的に、パパ活詐欺の手口を知っていることが身を守る方法となります。
【パパ活とは?】
アチキに言わせれば、「パパ活」なんて言葉を発明した奴にも責任がある。
そんな言葉を流行らせたメディアにも責任がある。
といっておく。
なぜかって?
「万引き」「イジメ」「パパ活」
これらの語彙は、言葉自体が罪悪感をともなわないように使用されている“騙しの言語”だからだ。
「万引き」は、窃盗。
「イジメ」は、暴行、名誉棄損などの各種犯罪。
そして「パパ活」は、売春だ。
女性が“性”を売り物にして、欲深い男性がそれを買う。
太古の昔からある犯罪だ。
それを“パパ活”なんて言い方を変えることで、罪悪感を払拭し、やましさを感じないように装っているだけだ。
マスコミよ、「パパ活」なる語彙を使用するなかれ。
こうした性犯罪は「売春」として報道せよ。
【詐欺の魔の手はパパ活以外にも・・・】
こうした詐欺が狙うのは、パパ活をやっている女性だけではありません。
パパ活はやっていないから大丈夫なんて言っていられません。
パパ活をやっている人以外で狙われる代表的な人は風俗嬢です。
また、自分の判断である程度まとまった金額を動かせる女性も狙われます。
要するに、水商売関係の女性やネットビジネスに興味を持っている女性が狙われやすいのです。
これらの詐欺はマルチネットワークビジネスの形式をとっていることが多く、誰かに勧めるとキックバックが入ってきたりします。
つまり、ねずみ講ですね。
ねずみ講の形式である詐欺の加害者と被害者がずっと繋がっていく構図になっています。
ですから、被害者でありながら加害者でもあるという複雑な事態に陥ってしまいます。
被害者でもあるのに、一方では加害者であることから警察などに被害を訴えにくいシステムになっているのです。
実に巧妙な手口です。
【騙されるのは女性だけではない】
俺は男だから騙される心配はない、なんて思ったら大間違い。
男性を騙す詐欺も進化(?)しているのです。
それは、コンカフェ(コンセプトカフェ)です。
男性から金を巻き上げる極悪コンカフェの実態は?
“カフェ”とついているからって安心してはいけませんよ!
パパ活もそうですが、言葉を造語することが騙しの始まりです。
コンカフェにはいろいろありますが、
例えば、オタクの女の子をテーマにしたカフェとか、巫女さんをテーマにしたカフェ、魔女カフェ、ナースカフェなどコンセプトを絞ったカフェです。
このコンカフェの中に男性から金を巻き上げる悪質なコンカフェが存在しているのです。
ちなみに一時期もてはやされたメイドカフェもコンカフェの一つです。
騙し目的のコンカフェでは、オリジナルのシャンメリーボトルが売られていて1本2万円くらいするのです。
(通常シャンメリーは500円くらいでしょうか)
店員(女の子)が「ボトル入れてね~」と言ってきます。
それに従ってしまうと数百円しかしないシャンパン風の飲料が、なんと2万円もの高額な代金を請求されるのです。
さらにコンカフェでは、「推し」という制度があります。
(「推し」アイドルの世界でよく使われる「おし」と同じ意味です)
この「推し」を1個つけると1000円とかの金額が代金にのってしまいます。
コンカフェの特徴は、単なる飲食店として登録されているところです。
いいですか、単なる飲食店登録ということは18歳未満でも働ける、ということを意味します。
このぼったくりのコンカフェで働く女性の中に女子高生が多くいるのです。
ここで働く女子高生たちは、多い子で20~30万円も稼いでいるのです。
(保護者の方々、ご注意が必要ですぞ!)
このコンカフェでは、危ないこともあります。
例えば、10万円のシャンパンを入れてくれたら1時間お散歩できますよ~!
なんていうおまけがついてきます。
“お散歩”って、なんでしょうね?
これはズルくて巧妙な手口です。
なぜか?
お散歩と称して外に行ってしまうと、その間のことを店側は関与していませんよ、という建前(言い訳)が作れてしまうのです。
年頃の娘さんのいる親御さんはご注意ください!
【世直しご意見番が怒りの鉄拳をくらわす!】
「パパ活は売春という犯罪である! パパ活をする女性も騙す男性も人としての道を踏み外していることを自覚する必要がある」
「詐欺は、人間の欲望をついてくる。だから、欲を出さないことが詐欺から身をまもる最良の方法である」
お読みくださって、うれしうござんす。