『沢尻エリカ薬物所持の有罪判決についてもの申す!』

沢尻エリカに有罪判決!

またまた芸能人の薬物事件が世間で取りざたされているでありんすな!

昨年は芸能人の薬物事件が複数起きて世間を騒がせた。
その一つが沢尻エリカだ。

2月6日、女優沢尻エリカ被告が合成麻薬MDMAなどを所持していた罪で問われた裁判の判決が出た。
懲役1年6ヶ月、執行猶予3年。
初犯であり、反省の意を示していることから、妥当な判決だと言える。

沢尻エリカ被告は所属事務所のホームページで直筆のメッセージを発表。
そこには「お詫びの言葉」「罪の自覚」「更生への誓い」が記されていた。
また、「他人を思いやる気持ち、根本の大切なことが私自身には欠落していたのだと痛感・・・」とコメントしている。

沢尻エリカに関しては、黒い噂が以前からあった。
不良だったとか、男性をとっかえひっかえしているとか・・・。
女優としての才能はあるのだろうが、やはり人としての大切なものがなかったということが、アチキから見た沢尻エリカ観だ。
それを本人が今回の逮捕・裁判によってやっと自覚できたのなら、それは大きな収穫なのかもしれない。

ここではっきりさせるが、アチキが今回「沢尻エリカ被告の裁判の判決」に関する報道を取り上げたのは、なにも沢尻エリカ被告を庇おうとしているのではない。
そこんところは、はっきりさせておく。

彼女は19歳から33歳の逮捕されるまで約14年間も薬物使用をしてきた。
これは出来心ではない。
沢尻エリカの根本的な間違いは「自分の中では薬物をコントロールできる、いつでもやめられると思っていた」という本人のコメントによく表れている。

薬物使用をした場合、絶対にといっていいくらい自己コントロールは出来ない
その常識がなかった。
つまり、彼女は「世間知らず」「傲慢」「自己中心的な発想」を持つ人だったということだ。
性格の中に人としての道を踏み外す思考があったということだ。

だが、自らの罪(過ち)に気がつき反省しているようだから、これから反省の日々を過ごし、立ち直ることを期待したい。

ちなみに、彼女は「女優復帰は考えていない」と述べているようだが、女優しかやってこなかった人間が、一般社会の仕事をして生きていくことは困難だという自覚が足りないのではないか?
並大抵のことでは、芸能界しか知らない人間が他の仕事をして生きていくことは出来ない。

アチキは、別に女優に復帰してもいいと思っている。
(反省し、罪を償ったら)
職業選択の自由はあるのだし、事務所もいまのところ彼女を解雇していないのは、彼女に期待するところがあるからだろう。

プライドの高い彼女とすればこれ以上マスコミの前で恥をさらしたくないということかもしれないが。

だが、心から「女優」という職業に誇りを持のなら、アチキは彼女の復帰にエールを送るでありんす。

さて、アチキが今回もの申したいことは、沢尻エリカ自身のことではない。
それは・・・。

薬物使用事件の本当の黒幕は!

薬物使用及び所持は犯罪である。
悪いことである。
だから逮捕される。
マスコミによって報道されて、社会的制裁を受ける。
これが、マスコミ及び世間の動きである。

だが、忘れていないか?(特にマスコミ)
本当に悪い奴らがいることを。
一番悪い奴らがいることを。

アチキが考えるに、薬物使用よりも薬物所持よりも悪い奴らは「薬物を製造する奴ら」と「薬物の売人」だ。

人間の精神を破壊する違法薬物を製造し、それを売る、こうした人間が存在しなければ薬物を使用する人もいないという図式があるはずだ。

そこをマスコミは無視している。
マスコミは芸能人、有名人が薬物を使用し逮捕されるとその事件だけを扱い、さらし者にしただけであとは知らん顔。
薬物を使用した人の罪だけに注目し、報道するだけ

なぜか?
それは、世間の注目を集められるからだ。
視聴率(テレビなど)、購買数(雑誌や新聞の場合)を稼ぎたいからだ。
要するにマスコミも商売をしているということだ。
それも他人の不祥事という甘い蜜で。

NHKを除くテレビ・新聞などのマスコミは営利企業である。
だから、ショッキングな事件を取り上げることで世間の注目を浴びたいのだ。
悲劇や罪を犯した人間を取り上げることで世間の注目を集めたいのだ。
それがマスコミの深層心理だ。

だが、極端な意見だが、薬物を製造する人間がいなければ、薬物を売り渡す人間がいなければ、薬物を使用する人はいなくなるのだ。
ここが一番肝心なことなのだ。
なのに、マスコミはここに注目しない。
簡単にスルーしている。
情けない、とアチキは思っている。

マスコミに問う!

世の中を本当に良くしたいと思うなら、薬物製造者、売人、この奴らのことを取材・報道しなさい。
なぜ、この根本的な問題を取り扱わないのだ。

アチキが思うに、マスコミは真に世の中を良くしようなんて思っていないということだ。

ただ、そのときどきに起こった事件を取り上げて世間をあおっていればいいという、姑息な商売根性がそこにある。

いくら薬物使用した芸能人を大々的に報道してみても、世の中から薬物を使用して人生を狂わせる人は減らない。
ある人物が逮捕されても、別の誰かが売人の誘惑、薬物の誘惑に負けて薬物に手を染めていく。

マスコミには世間に大きな影響を与える力がある。
どうして薬物を製造する奴らのこと、薬物を売る奴らのことを報道しない?
そうした奴らに注目し、取材し、報道することで世間に訴え、公権力を動かして薬物を日本中から無くそうとしないのか?

うがった見方をすれば、薬物中毒、薬物事件を起こす人がいなくなると、ショッキングな事件が減ってしまうことを望んでいないのではないかと思われても仕方がない、と言っておく。

警察及び麻薬捜査官にもの申す!

薬物を製造する奴らは世界中にいる。
反社会的勢力が主な勢力だろう。
売人は闇から闇へと動く。

薬物製造者のすべてを、売人のすべてを捕まえることは非常に困難だとは理解できる。
だが、困難だから野放しにしていいのか?

今日もどこかで誰かが売人に誘惑されているだろう。
明日も誰かが薬物に手を染めて人生を狂わされてしまうだろう。

警察諸君よ、もっと本気を出して捜査しなさい。

薬物使用だけを取り締まってみても、世の中から薬物の被害を消すことは出来ない。
この問題の根本は製造と売買にある。

極端なことを言えば、使っている人よりも薬物を製造している奴らと薬物を売っている奴らを捕まえることのほうに力を入れるべきだということだ。

そうは言っても人員に限りがある。
警官だって生活がある。
24時間働くことは出来ない。
確かにそうだ。

だが、社会の悪事を取り締まり、国民を悪事より守ることが警察の仕事だとしたら、そこにこそ力を入れるべきではないか?
そこにこそ全力を費やすべきではないか?

「やっている」
「頑張っている」
そう言うかもしれない。

もっと頑張りなさい。
と言っておく。

警察及び麻薬捜査官の力が足りないがゆえに、あなた方の仕事が不十分であるがゆえに、世の中で薬物被害がいまも起きているということの責任をもっと深く自覚して欲しい。

薬物使用者を逮捕して、「いい仕事をした」なんて気分に浸っていないで、「申し訳ない。我々の仕事が不十分なゆえに、薬物被害に合わせてしまった」と、薬物使用者に謝罪する気持ちを持つべきなのだ。

それが正真正銘の正義感を持った警察という名の正義のミカタというものだ

もっと、諸悪の根源を断つことを強く意識して仕事をしなさい。
社会から薬物を根絶できない責任を感じなさい

あなたがたの心の何処かに「根絶は難しい」「薬物そのものを世の中から排除することは不可能」とわずかでも思っているのなら、警察官、捜査官失格だ、と言っておく。

それは、例えば、パン屋さんが作ったパンに異物が混入した、パンが痛んでいた、とするならばお客からクレームが来て役所が入り、場合によっては営業停止になる。
異物混入がたびたび起これば顧客は離れていく。
だから、パン屋は二度とパンに異物が混入しないようにする。
それが当たり前だ。

なのに、日本という社会に薬物という異物が持ち込まれ売り渡されている現状が続いているのに、警察は糾弾されない?
おかしくないか?

世間の人たちは「根絶は難しい」と理解をしているのかもしれないが、アチキは許さない。

繰り返し言う、薬物使用も悪いことだが、それよりもはるかに悪い薬物製造者と売人を根絶せよ!
根絶されない限り、薬物被害者が出たときは、間接的な原因は警察にもあると思え!
あなた方の仕事が完全でないからこそ、世の中から薬物被害がなくならないのだと、肝に命じて職責を全うしなさい!

薬物使用者を捕まえて正義感を満足させるのは大きな間違いだ!

【ご意見番がマスコミを一喝する】

「マスコミよ、芸能人の薬物事件ばかり報道していないで、薬物製造及び売人を取材し報道せよ!」

「マスコミの持てる力を使って、薬物製造者及び売人を世間の表に引きずり出せ!」

【ご意見番が警察及び麻薬捜査官にもの申す!】

「世の中から薬物そのものがなくならないから薬物使用者が出る、ということに大いに責任を持て!」

「薬物使用者を逮捕することも大切だが、本当に世の中を良くするためには、国民が安心して暮らすためには、薬物製造者と売人を無くすことが必須なのだ。そのために全力を注げ!」

お読みいただき、うれしうござんす!


最新情報をチェックしよう!