はじめに
嘘、これを許せますか?
嘘、これを放置しますか?
特定の目的のため、意図的に“嘘”をついて騙して偏った価値観を信じ込ませる。
これを通常は「洗脳」と呼びます。
政治にはプロパガンダがつきものです。
DS配下のメディアにはフェイクニュースがつきものです。
歴史の中には嘘がたくさんあります。
悪い奴ほど噓をつきます。
極悪人ほど、嘘をついても罪悪感がありません。
そうした人間たちにとっては、嘘とは目的達成のための手段にしかすぎません。
しかし、嘘をつくような人間が世界を牛耳っていると、必ず世界は腐敗します。
不公平で不平等な世の中となります。
だから、嘘を許してはいけないのです。
人間であるならば、正直に、誠実に、正々堂々と生きるべきなのです。
嘘を見破ることが正義になります。
嘘を排除することは秩序回復となります。
嘘を見破るためには、真実を求める探求心が必要です。
嘘を排除するということは、真実を明らかにするということなのです。
嘘を嘘と見抜けないならば、そこに知性の輝きはありません。
嘘を嘘と主張できないならば、そこに勇敢さはありません。
嘘と気づいていても放置することは、臆病で卑怯なことなのです。
いま、日本人に必要なことは、噓を嘘と声高に叫び、真実を明らかにすることなのです。
それなくば日本国は滅亡する運命にあるのです。
日本人が日本を守り、日本人であることの誇りを捨ててしまったら、いったい誰が日本を守るのですか?
嘘をつき続けて真実のようにさせてはいけないのです。
嘘は百回言っても“嘘”なのです。
今回の情報源は『新日本文化チャンネル桜』さんの「【切り抜き 真剣な雑談】日本を滅ぼす3つの巨大な嘘[桜R5/1/18]」です。
なお、上記の動画は令和4年8月6日放送の、【伊藤貫の真剣な雑談】第8回「日本を滅ぼす3つの嘘」の一部を切り取った動画です。
最後にリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください。
三つの巨大な噓が日本を滅ぼす!
《三つの巨大な噓が日本を滅ぼす》
新日本文化チャンネル桜より引用
過去77年間の日本の外交政策と国防政策に関する三つの大きな嘘と、三つの巨大な嘘というものを説明します。この巨大な三つの嘘が日本を滅ぼすと。
三つの巨大な嘘?
その三つの巨大な嘘とはアメリカ政府が日本に押し付けてきたものであると語っています。
しかも、77年経っても(放送当時)日本国民はいまもって騙され続けたままであるのです。
そして伊藤貫氏は続けてこう主張しています。
新日本文化チャンネル桜より引用
もし日本が日本人がこの巨大な三つの、アメリカ政府が押しつけてきた三つの嘘を信じ続けるんだったら、日本は数年後、もしくは十年数年後に滅びていくだろうと。
伊藤氏はこの巨大な嘘を英語で言うと、Big Lies Politics(大きな嘘による政治)と呼んでいます。
さらにこうしたBig Lies Politics(大きな嘘による政治)を行ってきた歴史上の人物たちとしてソ連のレーニン(共産党)、トロツキー、ドイツのヒトラー、アメリカ合衆国のフランクリン・ルーズベルト(第32代アメリカ合衆国大統領)などをあげています。
私から言わせれば、ここに毛沢東を加えるべきだと思います。
◆補足説明:トロツキーとは、第二次ロシア革命の指導者で、ウクライナ生まれのソビエト連邦の政治家。
Big Lies Politics(大きな嘘による政治)とは何でしょうか?
新日本文化チャンネル桜より引用
ごく普通の人たちっていうのは小さな嘘には気が付くんですね。
この契約を守らなかったとか、誰々がいくら盗んだとかね。
だけど政治家が巨大な嘘をつくと、その嘘があまりにも巨大であるがゆえに、普通の国民はそれを最初は半信半疑で信じて、その嘘を何百回、何千回も繰り返されると国民が信じ込んでしまうんですね。
つまり、政治家が巨大な嘘をあたかも真実であるよう真剣に語り、その嘘を繰り返し伝えると、国民は信じ込んでしまうということです。
なぜ巨大な嘘を信じ込んでしまうのかといえば、人間の心理に「まさか、そんな嘘をつくはずがない」という“思い込み”があるからです。
これは善意の愚かさなのです。
性善説的な人間性が愚かさに転じているものなのです。
これはある意味では「政治を知らない」「歴史を知らない」と言えます。
さらに言うと政治の裏に潜むもの、仮面の下に隠れた悪意を知らないとも言えます。
政治には裏と表があり、不都合な真実は隠されてしまうものなのです。
こうした視点を持たずに、文字通り馬鹿正直に受け止めてしまうと、騙されてしまうのです。
重要な論点は、伊藤氏が指摘しているようにこうした巨大な嘘とは「政治手法」であることです。
為政者が国家を自分たちの都合の良いように統治するためのやり方(手法)なのです。
政治の手段として使われる、ということです。
この巨大な嘘を信じ込ませるには「大胆なこと(規模が大きなこと)」を「自信満々(自信たっぷりに)」に「繰り返し語る」ことなのです。
そうすると思考は停止し、疑いは消え、鵜呑みにしてしまうのです。
政治にはこうした洗脳手法(洗脳技術)や民衆操作のプロパガンダが存在するのです。
では3つの巨大な噓とは何でしょうか?(伊藤氏の主張)
《3つの巨大な嘘とは?》
〈1つ目の嘘〉
新日本文化チャンネル桜より引用
占領軍憲法は、占領軍が作った時から、GHQが日本に押し付けてきた時から、その瞬間から無効であったと。
~中略~
最初から無効な効力を持たない憲法を我々はずっと使わされてきたと。
ここでGHQによる占領が終り、名目的には独立をはたした際の政権であった自民党について語っています。
新日本文化チャンネル桜より引用
だけど自民党自身がこの占領軍が作ったこの憲法は無効であると言わないんですよ。
何で言わないかっていうと、自民党自身がそれに加担してしまったと。
しかも吉田茂の時から最近まで現在もそうなんですけれども、この最初から無効な憲法を有効であるとフリをして外交政策と軍事政策をごまかしてきたわけです。
★3つの巨大な噓(1)
1つ目の巨大な嘘は「日本国憲法(占領軍憲法)」は無効であるのに、有効であるとして現在まで日本統治を行っていること。
〈2つ目の嘘〉
新日本文化チャンネル桜より引用
日米同盟構造っていうのは、本当の同盟構造じゃないんですよ。
これは本当の同盟関係ではないんです。
伊藤氏によればこの偽の日米同盟構造をアメリカ合衆国が考え出した(発案した)のは1942年であると指摘しています。
要するに、太平洋戦争が始まってすぐにアメリカはこうした戦争後の対処まで考えていたということです。
つまり、アメリカは必ず太平洋戦争に勝利する、これは出来ると計算したと思われます。
そして勝利を基に戦後処理をどうするのか、ということを軍事作戦の延長としてすでに用意していたということです。
新日本文化チャンネル桜より引用
戦後の日本をどういう風に処理するかと。
戦後の日本をどういう風な国にするかと。
正直言いますと42年の時点で日本を叩きのめした後は、二度と独立国にしないと、二度と自主防衛能力を持たせないと。
永遠にアメリカの属国にすると、そういう風に42年に決めたわけですね。
~中略~
日本を永遠にアメリカの属国としてアメリカが使用するという形でありまして…。
こうしたことをアメリカの学者は「Double Containment」または「Dual Containment」と呼んでいます。
この意味は、「二重封じ込め政策」なのです。
つまり、日本を属国としておいて、真の独立国させずに押さえつけておいて(封じておいて)、その日本を利用してロシアや中国などのアメリカと敵対する国を封じ込めるというやり方です。
新日本文化チャンネル桜より引用
しかし押さえ付けられた日本は本当の同盟国ではありえないわけです。
なぜならば、1942年から2022年の80年間ですね、一貫してアメリカの政策っていうのは、日本人には決して自主防衛能力を持たせないと。
だから二番目の大嘘っていうのは、日米同盟というのは本質的にDouble Containment AllianceもしくはDual Containment Allianceであってまともな軍事同盟ではないと。
これが二つ目のBig Lie、巨大な嘘です。
◆補足説明:日米軍事同盟は1951年に締結された。
★3つの巨大な噓(2)
日米同盟は、本当の同盟関係ではない。
対等の同盟ではなく、主従関係にある。
〈3つ目の嘘〉
新日本文化チャンネル桜より引用
三つ目の巨大な噓というのは、現在の日本は中国とロシアと北朝鮮の核ミサイルに包囲されてます。中国、北朝鮮、ロシアは今現在すごい勢いで水爆弾頭を増産してまして、毎年、数百発の水爆弾頭を増産してるんですね。
で現在から2030年になると少なくとも中国、北朝鮮、ロシアは水爆弾頭を1500発か1800発か、とにかくものすごい勢いで増やす予定になってるんですね。
~中略~
アメリカが核の傘の保障を提供するから日本だけは核を持たなくてもいいと。
そういう風に言ってるわけですね。
だけど核戦略理論のきちんとした専門書をほんの数冊読めば、これは全部嘘だと。
中国、北朝鮮、ロシアの3か国が何千発も水爆を持っているのにもかかわらず、同盟国であるアメリカ合衆国が日本を守るために核戦争を始める訳がないのです。
日米軍事同盟を行使するということは、日本を攻撃する敵国の核兵器から守ることであるとされていますが、核戦争を起こすということはアメリカ合衆国も核攻撃を受けるということを意味するわけです。
日本を守ろうとすると3か国からあるいは3か国のいずれかの国から米国が核攻撃(原爆及び水爆)をされるということなのです。
問題は、アメリカ合衆国が日本を守るために合衆国の領土に核攻撃をされ、アメリカ合衆国の国民の命を犠牲にするのか? ということです。
伊藤氏は「しない」というよりも「するはずがない」と主張しているのです。
新日本文化チャンネル桜より引用
中国とロシアと北朝鮮が水爆弾頭を持つのに、アメリカはそんな国と日本を守るために、もしくは日本が北朝鮮、中国、ロシアから核攻撃を受けた場合、それに対する報復としてアメリカが中国、北朝鮮、ロシアと核戦争するという可能性はゼロなわけです。ゼロ。全くゼロなんですよ。
そうすると核の傘っていうのは北朝鮮と中国とロシアが「そんなものはない」と。
要するに我々が日本に核攻撃を加えてもアメリカがそれを理由に中国やロシアと北朝鮮と核戦争するわけがないとこれら3か国が言った途端に核の傘のおまじないというのはすべて雲散霧消するわけです。
だから核の傘っていうのは英語で言うとFakeね、もう嘘、大嘘、インチキなわけですよ。
★3つの巨大な噓(3)
核の傘はあり得ない(アメリカが日本の為に核戦争をすることはない)。
《日本の安全保障は3つの嘘から成り立っている》
日本の安全保障には前提があります。
それが平和憲法(9条)、日米同盟、そして米国の核の傘なのです。
つまり日本国が核兵器を持たない、作らなくてもいいということは、米国の核が日本をいざという時に守ってくれるから、というものです。
その前提の上に、日本の軍事政策、外交政策が成り立っているのです。
この場合の前提とは建物で言えば土台に該当します。
もし、土台が崩壊したならば、あるいは土台が腐っていたならば、その上に建っている建築物はどうなりますか?
考えればわかる単純なことです。
新日本文化チャンネル桜より引用
現在の日本の外交政策、国防政策っていうのは、占領軍憲法の9条、それから日米同盟、これは本質的にDouble Containment Allianceなわけですけども、日米同盟、それからアメリカの核の保障というこの3つで日本の安全保障は守られているということになってますけれども、三つとも嘘なんですよ。
Big Lie、Three Big Liesと。
占領軍憲法9条、日米同盟、核の保障(核の傘)の3つによって日本は守られている、安全保障が成り立っているという“嘘”を国民のほとんどが信じています。
それがなぜかと言えば、外務省、防衛省、自衛隊、自民党などの与野党がそう信じ込ませているからです。
それに加担しているのは大手メディアです。
もしかしたら、嘘であることにまったく気が付いていないかもしれませんが、少なくとも正しく戦争論または防衛論を考えればわかることなのです。
伊藤氏は「信じているふりをしている(自己欺瞞している)」と表現しています。
ということは、日本国民は米国だけではなく、日本政府、官僚にも騙されているということなのです。
では、戦後長く政権を維持してきた自民党を中心としてなぜこうした三つの巨大な嘘を国民に信じ込ませてきたのか?
これについて伊藤氏は以下のように語っています。
新日本文化チャンネル桜より引用
非武装の民間の婦女子に対する虐殺っていうのは全部戦争犯罪でしょう?
アメリカは核兵器を使って日本の非武装の婦女子を何十万人も核兵器で虐殺したわけですね。
核兵器による虐殺、核戦争犯罪の犠牲者である日本にだけは周りの三つの核兵器で武装した独裁国でしょ? 非常に危険な独裁国ですよね。非常に危険な三つの独裁国が日本を包囲して、毎年何百発も水爆弾頭を増産して最終的に例えば今から8年経てば、これら三つの国は少なくとも8000発もしくは9000発の水爆弾頭を持つようになるわけです。
それにもかかわらずアメリカはこれら三つの国と核戦争するつもりがないのに核の傘の保障があるから、お前たちジャパニーズだけは核兵器を持ってはいけないと。
伊藤氏は三つの巨大な噓を別な表現で言っています。
それが「Evil Lie」「邪悪な嘘」と。
三つの巨大な噓は「邪悪な嘘」という方が正解でしょう。
つまり、日本の自主的な核抑止を阻止するというのが米国(DS支配の)の隠れたる意図(本音)なのです。
伊藤氏は日本の未来に関して以下のような予測をしています。
新日本文化チャンネル桜より引用
こんなことやっていれば、運が悪ければ数年後、どんなに運が良くても数十年後には日本は滅びるでしょうと。
一番可能性が大きいのは中国の属国になるわけですね。
中国の属国になって子供はみんな学校で中国語を習って、中国の勢力圏に吸収されていくわけですね。それで日本はおしまいと。
ではどうするべきかということを伊藤氏は以下のように語っています。
《日本のあるべき姿とは?》
新日本文化チャンネル桜より引用
アメリカが押し付けてきた3つの巨大な噓というのを、我々は日本国民に向かって、そしてアメリカ政府に向かって、これは嘘であると、嘘を日本に押し付けてきて日本を騙すのをやめて欲しいと。
このような嘘をベースにした対日政策を続けるアメリカ政府、特に国務省は非常に悪質であると、不正であり不道徳であるということをはっきり面と向かって言うべきなんですね。
それを言えないんだったら、日本人は滅びます。
それを言えないんだったら、日本人は世界一臆病で世界一卑怯な国民であると、僕はそう思うんですね。
伊藤氏の言う通り、嘘をつかれても「嘘をつくのをやめて下さい」と言えずに、逆に嘘を受け入れて、なおかつその支配構造に組み込まれてしまうならば、そんな気概の無い民族であるならば、他国の侵略を受けて滅んでもそれは自然な流れでしかないのです。
伊藤氏は日本の保守勢力は非常に臆病であると語っています。
(ただし、自民党はもはや保守とは言えませんし、偽の保守政党が多くあります)
保守とは、日本国の国体や伝統、文化を“保つ”という意味であり、日本国民の命と財産、権利や国家の主権を“守る”という意味です。
ですから、日本国に存在する保守勢力が、アメリカ政府の巨大な噓による属国扱いをされてもなお噓を正さないならば、誰も日本国を守る者がいないということなので、他国による侵略を受けて国家滅亡しても当然だということです。
リンク先
新日本文化チャンネル桜
【切り抜き 真剣な雑談】日本を滅ぼす3つの巨大な嘘[桜R5/1/18]
ロングバージョン(本編)はこちら
【伊藤貫の真剣な雑談】第8回「日本を滅ぼす3つの嘘」[令和4年8月6日放送]
最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!