【セシル一族編】のはじめに
「セシル(一族)」という名を知っている日本人はほぼいないでしょう。
知っているという方は、ディープステート研究をした方か、陰謀団の仲間かのどちらかでしょう。
それほど秘められてきた一族でもあるということです。
元軍事情報部の将校であるジョン・コールマン博士は秘められた人物や組織に光を当て、真実を探り当てる功績をあらわしている方です。
セシル一族について語っている研究者は複数いますが、最初にセシル一族を世に紹介した、と同時に深くセシル一族について理解している(調査している)のはジョン・コールマン博士をおいて他にはいないでしょう。
陰謀の主犯として認識されている人物でロックフェラー(一族)とロスチャイルド(一族)は有名ですが、ディープステートと呼ばれる陰謀団には隠れたる存在が星の数ほどいるのです。そのなかでも超大物が「セシル一族」なのです。
「セシル一族を知らずして世界的陰謀を知ることはできない」、と言っても過言ではないでしょう。
悪魔崇拝者であり、強欲の極致である陰謀団員(秘密結社の人間)は数多く存在しますが、史上最悪の陰謀家と呼べるのが「セシル(一族)」なのです。
もちろん、この陰謀には日本も巻き込まれているという認識を持つことがいま、急務であることを伝えます。日本は陰謀の嵐の真っただ中にいるということを自覚することが求められているのです。この自覚無くして日本に未来はないと言っておきます。
ジョン・コールマン博士は著書『秘密結社全論考㊤㊦』の2巻において秘密結社や陰謀について語っていますが、その著書の最後(17章と18章)に特定の秘密結社や陰謀ではなく、人物(または一族)にスポットライトを当てていることに重要性が示されています。
セシル一族とは、もちろん「黒い貴族」です。
ディープステートと呼ばれる陰謀団を表わす呼び方はさまざまですが、一番的確で彼らの正体に迫る呼び方こそが「黒い貴族」でしょう。
この【セシル一族編】で引用する内容は、ジョン・コールマン博士による緻密な調査によってもたらされた内容である。その調査(情報源)は、大英博物館、セシル家の先祖代々の家であるハットフィールド・ハウス、マコーレー卿の書簡、公文書資料館、セシル一族をテーマにしたA・J・フルードの大著、そしてジョン・コールマン博士が信頼する情報源からもたらされたものである。
決して空想や作り話、デマの類ではないことをここに記す。
なお、このシリーズ記事『世界を操る闇の権力者の正体に迫る!』で参考書籍(テキスト書籍)として『秘密結社全論考』(の本章)を扱うことは、今回が最後となります。
このシリーズ記事もいよいよ終盤に差し掛かったと言えます。
参考書籍(引用元)は、ジョン・コールマン博士の『秘密結社全論考㊦』です。
ディープステートについて研究するならば、必須の書です。
セシル一族を知らずして、陰謀を語れない!
《もっとも影響力のある宮廷ユダヤ人とは?》
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・17章』より引用
もっとも影響力のある宮廷ユダヤ人といえば、ヘンリー・キッシンジャーをもたらしたオッペンハイマー一族を除けば、セシル一族とジョゼフ一族である。
~中略~
本章ではセシル一族を扱うことにする。その歴史は、長老ウィリアム・セシルから始まる。
〈陰謀を阻止するための必須条件とは?〉
世の中には「情報操作のために流された情報」、「攪乱情報」、「真実を隠すための役割をする情報」が存在する。この真偽を見分けるのは至難の業と言える。なぜならば、真実の中に嘘を入れると、人々は真偽を判断出来なくなるからだ。
こうしてずっとディープステートと呼ばれる陰謀団たちは真実を隠し続けてきた。
彼らは歴史さえも捻じ曲げる。日本人のほとんどが信じている、あるいは一般常識だとされている歴史の中にも陰謀団による情報操作が混じっている。
ジョン・コールマン博士はセシル一族を扱ったある新聞の情報を情報源として扱わなかった。なぜならば、その背後に陰謀団がいることを見抜いたからだ。
この“情報戦”において敗れると、陰謀を阻止することは不可能となる。
つまり、陰謀を阻止する必須条件が「情報戦に勝つ=真偽を見抜く」ということなのです。
彼らは幻術使いであり、魔女術を駆使する言論を展開することを理解することがディープステートと呼ばれる陰謀団と戦うための“盾”となる。
ディープステート研究には始まりはあるが終わりはない。
そんな底なしの知識の沼に身動きが取れなくなることもある。
テレビを見ても新聞を見ても真偽を見抜くことは不可能である。
ではどうすればいいのか?
真偽を見抜く自信がない方へのアドバイスをするならば、一番良い方法は、「信頼できる人物から情報を得る」ことしかない。
だからこそ私は、ジョン・コールマン博士の著書を引用元としている。
世の中には「持論」に酔っている愚かな人物が多くいる。
そうした人間は、明確な情報源を持たないし、客観的な判断力と穢れの無い倫理観を持ち合わせていない。別な言い方をすれば己惚れ屋であり、自慢することに悦に入る人間たちだ。
そうした間違った知識(情報)、偏見による独断、意図的な撹乱情報を自らの思考の中に入れてしまえば、真偽を見抜くことなどできなくなる。
では、「信頼できる人物」をどう見抜くのかといえば、その人物の発言をある程度の期間または一定の量の情報(発言や思考)を観察することしかない。そこに詭弁、嘘、誤魔化し、矛盾がないかどうか観察すること。
さらにその人物の人間性を観察すること。
人間性は隠してもどこかに必ず現れる。
心は言葉を通して姿を現す。
その人物が発する言葉を観察すれば信頼できる人物かどうかがわかるだろう。
それさえもできないと言うならば、私から言えることは一つしかない、それは「お手上げです」。
〈セシル一族の長老〉
セシル一族の長老ウィリアム・セシルとは、どんな人物なのか?
セシルは、エリザベス一世女王の政府内で最有力な人物であり、エリザベス一世女王の「愛人」でもあったと、ジョン・コールマン博士は暴露している。
つまり、セシルとは、現代で言うところの「ディープステート(見えない権力者)」ということ。
歴史は真実を伝えていないことが往々にしてある。
エリザベス一世女王の治世は間違いなくウィリアム・セシルの影響力が介在していることは疑う余地がない。エリザベス一世女王の初期に、ウィリアム・セシルは数年間国務卿を務めている。
英国の人たちは“表”であるエリザベス一世女王に注目するが、その傍らには“影(裏)”のようにウィリアム・セシルが張り付いているということだ。
ジョン・コールマン博士の調査によれば、エリザベス一世女王は決して歴史書にかかれているような安定的な統治者ではなかったという。では、誰がその統治を担ったのかと言えば、それがウィリアム・セシル以外にあろうはずがない。
女王の統治を支えることでウィリアム・セシルは英国における自身の影響力(権力)を増大させていった。
ジョン・コールマン博士はこう言っている。
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・17章』より引用
セシル一族こそは、史上もっとも強力な陰謀家一族として傑出した存在である。
セシル一族が強力な陰謀家であることは、M・A・S・ヒュームが著書『偉大なるパーリー卿』で証明している。
(パーリー卿とは、ウィリアム・セシルのこと)
ウィリアム・セシルがどれほど狡猾で権力者欲にまみれた人物なのかと言えば、「セシルに比べたら、マキャヴェリがボーイスカウトに見える」とジョン・コールマン博士は酷評している。
現代人が陰謀家(ディープステート)の歴史で驚くべきことがある。
ディープステートを表わす言い方は複数あるが、そのなかで「国際エリート」という呼び方がある。現代ではディープステート(陰謀家)どもは富と権力を牛耳っている。だが、セシル一族にしてもロスチャイルド一族にしても、“最下層階級の出”であることはあまり知られていない(一般の人に)。
つまり、もともとはセシル一族もロスチャイルド一族も富豪ではなく、権力も持たない者たちであったということ。
とすれば、彼らはサクセスストーリーを作り上げて世に出たのかと言えば、それはすべて「強欲」がなせる業だと言っておく。さらに根底には彼らの「黒い思想」があることは間違いない。「強欲」と「黒い思想」こそが、彼らが世にのし上がった要因である。
《セシル王朝の祖》
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・17章』より引用
セシル王朝を築いたのは、ウィリアム・セシルの祖父デイヴィッドだった。
〈権力を生み出す錬金術〉
ジョン・コールマン博士はセシル一族の歴史(出自等)を丹念に調査している。
ジョン・コールマン博士は、ランズダウンの文書、フルード、大英博物館などから情報を得ている。
しかし、デイヴィッド・セシル以前の記録は名にも残っていないという。
なぜか?
それが、陰謀家または黒い貴族の得意技だからと言うしかない。
デイヴィッド・セシルがどのようにのし上がったのか?
デイヴィッド・セシルはもともと一介の羊飼いに過ぎなかったが、同じユダヤ人のサー・デイヴィッド・フィリップの知遇を得ることで社会的に認められるようになった。それによって地方の評議会の議席を得る。さらに結婚によって市民権を得た。
一介の羊飼いが世界権力の最高峰に昇りつめる。こうしたことが頻繁に起こるのがディープステート(陰謀家)たちなのです。日本に原爆を落とした大統領であるトルーマンも、もともとは服飾業に失敗したつまらない人間に過ぎなかった。この原理こそが、彼らの権力を生み出すという意味での“錬金術”なのです。
ウィリアム・セシルは1521年にリンカーンシャーで生まれたが、一族はのちにパーリーに移住した。そのため「パーリー卿」と呼ばれることになった。
ウィリアム・セシルが世に出る最初の出来事は、英国国教会祈祷書の表現をいじったことだとジョン・コールマン博士は指摘している。
セシルについて知るべきことは、祈祷書や聖餐式の表現法に関する“ありがたくない変化”に関わったこと。これによって祈祷の説得力や意味合いが薄れる結果となったとジョン・コールマン博士は述べている。
こうしたことこそが私がいつも言っている陰謀家の常套作戦なのです。
つまり、内部に入り込み、内部からその組織や思想を変化させてしまうというものであり、これは「“見えない”乗っ取り作戦」なのです。
ユースタス・マリンズは陰謀家どもを「寄生虫」と呼んでいますが、まさに言い得て妙です。
この時期のセシルは下院議員であり、すでに権力を手中に収めていた。また、王立教会律法改訂委員会のメンバーでもあった。
何が問題なのか?
日本人のなかには聖書など一度も読んだこともないし、興味もないという方が多くいらっしゃるでしょう。しかしキリスト教徒にとって聖書とは聖なるものであり、生きる指針を与えるものでもあり、善悪を教える教科書でもある。
何が問題なのかと言えば、キリスト教聖書が「改版を重ねた」ことに他ならない。
これによって何が起きたのか?
誤訳や改版を重ねることで本来の正確な意味が歪曲されてしまったこと。
いわゆる「すり替え」「捻じ曲げ」が起こってしまったこと。
これこそが悪魔の狙いです。
現代に残る聖書には削除された部分が多くあると研究者からの指摘がありますが、その一つがイエス・キリストの妻の存在でしょう。高級娼婦であったマグダラのマリアとイエスは実質的に夫婦関係にあった。だが、元とはいえ娼婦が救世主の妻であることは布教活動の妨げになるとして、後世の弟子たちが削除した。もう一つは、イエス・キリストが伝道を開始する前、つまり30歳以前にどこで何をしていたのかという情報を大胆にカット(削除)したこと。この2つは弟子の立場では「認められない」ことであった。だからこそ隠蔽(削除)した。
現代の宗教者、信仰者はこのキリスト教に関する出来事から大いなる学びを得る必要がある。それは「法(教え)の改竄」である。後世の弟子たちは師(教祖)の教えを完全消化できず、自分たちの狭い理解の枠にはめて、都合の良いようにしてしまう。だが、それは「神(師)への冒瀆」であり、信仰者としてやってはいけない大きな罪であるということを自覚するべきだ。
〈現代でも起こっている宗教乗っ取り〉
こうした出来事は過去だけにあるものではない。
現代の宗教団体にもこれが起こっています。
法を説いた教祖なきあと、その法(書籍)を弟子が勝手に“改訂”するということが意味することは「法の改竄」でしかありません。
現代に書物として現れた師の教えとは「聖典」であり、「仏神の息吹」なのです。
弟子は師の説いた法を勝手に変更すること(いじること)はできないのです。
そうした権限も能力も弟子にはないのです。もし出来ると考えている人物がいるとするならば、それは“傲慢の極み”か“単なる会社仕事”としてしかとらえていないかのどちらか、あるいはその両方となります。
“傲慢の極み”だとするならば、2つの理由が考えられる、一つは「悪魔に憑依されている(悪魔の影響を受けている)」こと、もう一つは「内部に侵入した敵対者(工作員)」の仕業。
これを理解せず、「私は純粋な信仰を持っています」というならば、“目を覚ませ!”と言っておく。
教祖の説いた法は現代では書籍となりますが、それはまさに「聖典」なのです。
小説家の作品に編集者が手を加えるということとは、比べようもないほど違うものなのです。
該当の方々はこの重大事案を受け流さずにしっかりと捉えて対処するべきです。
こうしたことを放置または逆に支持してしまうと、キリスト教聖書のように教えに異物が混じることになります。それが意味することは宗教性を汚すこと。正しさのなかに間違い(悪)を放り込むことです。
もう一度言います。
師の説いた法(現代的に言えば書籍等)を弟子が師の許可なしに改訂することは「改竄」でしかなく、ご法度なのです。
傲慢の極みと言うしかない。
たとえ本部の職員だったり、幹部であったとしても、地獄行きは免れないでしょう。
そのような組織は、内部から腐敗が進み、やがて性質の違った組織となる運命にあります。
ここでは“あくまでも可能性”とあえて言っておきますが、師の法を勝手に改訂(改竄)するということがなぜ起こるのかという理由として想定されるものは、「内部に侵略者がいる(入り込んだ)」もしくは「上層部(上級幹部)に悪魔が入った」かのどちらかとなります。
この場合の侵入者とは「陰謀団=カルト秘密結社のメンバー」という意味になります。
どちらにしてもそれが意味することとは、「宗教の乗っ取り」であり、「悪魔の介入」です。
違うのは地上におけるDSの侵入があるかないかの違いだけで、どちらにしても「悪魔による乗っ取り」が始まったということです。
それ以外に説明のしようがありません。
該当の団体の信者がこの問題をスルーするならば、近い未来に教団はまったく別の組織となるでしょう。信者たち(サンガー)が幹部による法の改竄をスルーするならば、それはすでに信者たちが思考停止の盲信状態となり、組織の文化が宗教性(悟りの追求)を失っているということです。
そして、「真の法の継承者」は海外から出現することになるでしょう。
《陰謀の手口》
陰謀団(ディープステート)が常時使用する「陰謀の手口」を紹介する。
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・17章』より引用
トロツキーの力を弱めるために、ロバート・セシル卿は、のちのトロツキー失脚につながる種を撒きはじめた。どういう手を使ったかセシルは、トロツキーは実はドイツのスパイだという中傷戦術を開始したのだ。ロバート・セシル卿は、ロシア全土およびイギリスの戦時内閣にこの噂を広め、ハーディング卿、エリック・ドラモンド、ジョン・バカン、さらにその他のロシア問題の専門家をも納得させることに成功した。
〈現代でも使用される陰謀団による戦術とは?〉
ロバート・セシルは、ロシアの油田を使ってロシア皇帝への経済戦争をしかけた張本人である。帝政ロシアが崩壊したその裏側にはロバート・セシルがいたことは間違いない。
ジョン・コールマン博士は、「ロバート・セシル卿は当時の事実上の外務大臣であり、イギリスおよびボルシェビキ政府の両方に強い影響力を持っていた」と語っている。
「中傷戦術」、これは陰謀団が敵対する人や組織に対して常時使用する作戦(戦術)のひとつです。彼らは常に「思想戦(情報戦)」から入ってきます。彼らは思想戦の達人でもあるのです。
この陰謀団の手口を全世界の人たちが知る必要があります。
世の中には「中傷」と呼ばれるものが多く存在します。
しかし本当は中傷ではなく「正当なる批判」であることも多くあることはあちらこちらで見かけるものです。問題は「正当なる批判」と「中傷と呼ぶべき攻撃」をいかに見分けるのか、という点につきます。陰謀団(ディープステート)がなぜメディアをコントロールしているのかという答えがここにあるのです。
つまり、メディアによる情報操作、洗脳、撹乱などによって陰謀団の敵対者に対して、正当なる批判ではなく、中傷作戦(誹謗中傷や嘘)を必ず取るのです。
代表的なものは、「トランプ氏への中傷」です。
トランプ氏が大統領になってからは、トランプ政権への中傷を正当なる批判に“見せかけて”トランプ大統領およびその政策を貶めているのです。
この陰謀団の手口を知らない人たちは、メディアによる中傷戦術を受け入れて(信じて)しまうのです。
中傷戦術とは少し違いますが、「文書捏造」も彼らは日常茶飯事に行っています。これも「思想戦=情報戦」の一種です。彼らは公式文書さえも捏造します。
前出の話にも共通しますが、「捏造」をする人間は「悪」なのです。
捏造を別な表現で言い換えるならば「騙し」です。
詐欺師の最大の武器が騙しであることは論じるまでもないでしょう。
もう一度言います。
これは「思想戦」なのです。
思想戦を言い換えれば「頭脳戦」ということです。
ですから真実を隠し、真実に嘘を混ぜ、白を黒にひっくり返し、黒を白にひっくり返すために、民衆を無知な状態に意図的にしているのです。
つまり、民衆が正しい情報を掴み、知性によって正しさを判断できる状態にさせないように社会をコントロールしているということです。
賢者をコントロールすることは不可能ですが、愚者は悪魔によって簡単に支配されるのです。
付け加えると陰謀を仕切っているボスは表に出てくることはありません。
必ず代理人(ボスが指名した人間)を送り込みます。それによって陰謀の主犯が隠されます。人々からは誰が真犯人なのかが見えなくなります。
日本国のみなさんにも言っておきます。日本の政界も同じですよ!
ある政治家がのし上がっていく背景には必ず影の権力者が存在します。
そしてその代理人は影に潜めているボスの指令に忠実に実行するのです。
陰謀とは、日本以外のどこかで行われているものではなく、世界中で、そして日本国内で行われているのです。
ジョン・コールマン博士の著書の中で対ロシア工作の代理人(セシルの代理人)として名前があがっているのは、ブルース・ロックハートです。
つまり、そもそもボルシェビキ革命の背後にはセシルがいて、代理人ロックハートを使って対ボルシェビキ工作を行ったということ。
ですから「捏造」「嘘」「騙し」「偽情報」を見抜くことが思想戦の始まりであり、この戦線に敗れるならば、その後はないのです。
陰謀との戦いとは「真偽を見分ける戦い」であり、「正と邪を見抜く戦い」であるのです。
嘘や騙し、インチキ情報を暴き、真実を明らかにすることが陰謀に対する最大の攻撃なのです。
からこそ、嘘や騙しを暴き、真実を明らかにする人たちを中傷戦術によって叩き潰すのです。この因果関係を理解することが大切です。
話しを戻すと、ジョン・コールマン博士によれば、トロツキーを利用してロシア革命を起こしたセシルは、最終的にはスターリンと共謀してトロツキーをメキシコ・シティで暗殺したと述べている。
つまり、用済みになったロボット(操り人形)は廃棄されるということ。
それによって陰謀が隠される(陰謀の糸が断ち切られる)ので一石二鳥なのです。
イギリス宰相であったディズレーリの言葉を示そう。
「世界は、外見上それを運営している人々とはまったく異なった集団によって支配されているのだ」
【セシル一族編②】につづく
参考書籍(引用元)
書籍名:『秘密結社全論考㊦』
著者:ジョン・コールマン
監訳者:太田龍
出版社:成甲書房
最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!