はじめに
はじめに言っておきます。
今回扱っている大元の情報(データ)は、厚生労働省が‟公式”に出したものです。
しかし、マスコミは完全スルーしています。
この現実に、国民は大いに憤慨するべきです!
今回扱う情報は、森田医師が孤軍奮闘して世間に伝えていますが、この情報をまだ知らない人がいると判断し、ご意見番の独自見解をつけた上でお伝えすることにしました。
森田医師はこの問題をはじめYouTubeで発信しましたが、数時間で削減されてしまったのです。
それを聞けばこの情報の本質が分る人には分るでしょう。
なお、今回の記事で取り上げた情報源は、医師である森田洋之さんが発信した情報が主です。
【後編】の最後にリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください。
厚生労働省が感染状況(データ)を改竄していた!
《これは明らかにデータ改竄だ!》
まずはこちらの以下の資料をご覧ください。
データ修正前(改竄データ)
データ修正後(改竄を修正したデータ)
これはデータの修正ではなく、データ改竄の証拠です。
《政府は国民を騙してきた?》
『アゴラAGORA言論プラットフォーム』から引用
これまで国は、ワクチン接種を国民に対し強く推奨してきた。子どもに至ってはコロナの重症・死亡例がほとんどないにもかかわらず(つまり子どもにとってはインフルエンザ以下の疾患)…、政府は子どもたちにまで声高に「接種をご検討ください」と言っているのだ。
それなのに、
ワクチンを2回接種しても現時点では未接種者とほぼ変わらないか、高齢者は感染しやすくなってるかも…
というデータが今回正式に出てしまったのだ。
《データ改竄のカラクリとは?》
『アゴラAGORA言論プラットフォーム』から引用
今回発表のデータの下の方に注釈欄に、小さ~くこう書いてあるのだ。
※ワクチン接種歴が未記入の場合、令和4年4月20日までのADB提出データでは未接種に分類していたが、5月11日以降のADB提出データでは接種歴不明に分類している。
簡単に言うと、医師から提出される検査陽性者一人ひとりの「新型コロナウイルス感染症、発生届け」には、ワクチン接種歴を書く欄があるのだが、すべての発生届のうち2~3割は「未記入」だったそうなのだ。その「未記入」の例を全て「未接種」に分類していたということだ。
〈ご意見番から一言〉
そう言うことは、でっかく(大きく)書きなさい!!
はっきりと分かるように示しなさい!!
コソコソするな!!
国会質疑による厚労省の言い訳とは?
《データ改竄した厚労省の言い訳とは?》
2022年5月20日の国会において田中健議員(衆議院議員)が厚生労働省のワクチンデータ改竄(修正)問題について質問をしました。
それによって厚生労働省がなぜワクチンデータの改竄を行ったのか、2つの理由が明らかになりました。
厚生労働省の苦しい言い訳はこうです。
〈1つ目の理由〉
感染研(国立感染症研究所)の集計と厚生労働省は違う方法で集計していたから。
感染研は、感染者(陽性者)の報告書の中にある「ワクチン接種履歴」が「未記入」の場合は、全部「不明」という欄に入れていた。(当然ですよね!)
しかし、厚生労働省の集計では、「ワクチン接種履歴」が「未記入」の場合、全部「未接種」として集計していた。
つまり、厚生労働省が行った集計方法とは、「ワクチン接種履歴不明=未記入のひとはワクチン未接種で陽性」としていた、ということです。
ワクチン接種履歴不明=未記入の人を全部「ワクチン未接種者」とすればどうなるか?
感染した人(陽性反応が出た)の割合は当然ワクチン接種者が少なくなり、ワクチン未接種者が多くなります。
ですから、感染データとしてはワクチン未接種者のほうがワクチン接種者よりも多く感染しているというデータが出来上がってしまうのです。
要するに、ワクチンを打っていないからCOVID-19に罹患したという根拠(データ)を恣意的に作り上げた、ということ。
では、なぜ厚生労働省が「未記入」の人を「未接種」にしていたのか?
ワクチン接種が始まった当初は、当然ながらワクチン接種者はほとんどいません。
(実に当たり前です)
つまり、ワクチン接種が開始された時点では、国民のほとんどがワクチン未接種者だったので、未記入=未接種としてもそれほど違和感がないだろう、ということです。
ワクチン接種開始当時は、国民のほとんどがワクチン未接種者=未記入(接種履歴がない)なので、保健所の人の手間をはぶくために「未記入=未接種」とした、というのです。
これは誤魔化しの詐術です!
「保健所の手間をはぶく」こというのは偽善の仮面です。
手間をはぶくためにやっていいことと、いくら手間をはぶくからといってやってはいけないことがあるのです。
厚生労働省は自ら「善悪の判断ができません」と言っているようなものです。
いい加減にしなさい!
〈2つ目の理由〉
「人口統計として令和3年のデータを使用していたから」
令和4年の人口データを使用すると結果に100倍くらいの差がでるのです。
誤差が大きくなる基礎データを使用した集計結果に意味がありますか?
誤差が大きくなると知らなかった、気がつかなかった、慣例でそうした、これらの言い分はすべて通用しません。
なぜなら、この問題は国民の命と健康に関することだからです。
《国会質疑で判明しなかった点とは?》
国会の質疑応答によると、コロナ感染者(陽性者)のうち18%~24%が未記入だったということです。
しかし、「どんな未記入」なのかが判明しませんでした。
つまり、「何も書いていない未記入」なのか、「ワクチン接種はしているが接種日が不明の未記入」なのかが解明されなかったのです。
要するに、「未記入の正確な意味合いが判明しなかった」、ということです。
〈悪質な改竄の疑いあり〉
国会質疑では明らかになっていませんが、超悪質な‟改竄の疑い”があります。
それは、医師の発生届において、「ワクチン接種歴あり」とされているが、日付が記入されていないために「未記入」とされたケースがあるのではないか? ということです。
(恐らくあると思います)
この倫理上あり得ない改竄がいまだに解明されていません。
厚生労働省もそこまで言及してしまうと、さすがにヤバイと思ったのでしょう。
しかし、真実は意外なところにあります。
もし、そうしたことをしていないならば、厚生労働省は身の潔白の為に「そういったことはしていません、あくまでも接種歴が不明な人だけ未接種としました」と説明できるからです。
これは犯罪者の心理と同じです。
要するに、本当に潔白ならば説明するはずの主張をしないということが潔白ではないと間接的に証明してしまっているのです。
ただ、現時点では「疑い」です。
《ワクチンデータ改竄の重要論点》
厚生労働省の言い訳は、あまりにも愚かです。
バカバカしくもあり、幼稚でもあります。
また、これほど国民を愚弄するものはないと言っていいでしょう!
ワクチンデータ改竄の重要論点とは、「未記入は未接種者ではない(とは限らない)」という実に当たり前のことです。
(情報源は、「【国会質疑】厚労省ワクチンデータ改ざん問題【分かったこと分からなかったこと】」)
寄せられていたコメントにご意見番が勝手に反論する!
《データ修正は反ワクチンの論拠にはならない?》
『アゴラAGORA言論プラットフォーム』の記事「厚労省が公式にデータを修正→「ワクチン有効」は嘘だったの衝撃」にコメントが寄せられていました。
しかし、あまりにも愚かな内容なので、ご意見番がまことに勝手ながら、一言申し上げる!
寄せられていたコメントから引用
データ修正はそれはそれとして当然。しかし、その修正のグラフをみて、ワクチンが予防効果ないとの結論にならないのでは。まして反ワクチンの論拠にはならない。
この後に3つの反論を寄せていますが、ここでは割愛します。
ご興味がある方は、本稿(森田医師のサイト記事)をご覧ください。
さて、バカバカしいですが、こういう方がいまだにいることが虚しくなりますね!
この方への反論が今回の記事の趣旨ではありませんが、見逃せないので言っておきます。
みなさん「情報戦」という言葉を聞いたことがありますか?
情報戦、サイバー戦、政治戦、プロパガンダ戦、これらは戦争用語です。
現代の戦争は特定の戦域で戦闘員が武器等を使用して行うだけではありません。
上記のことを通常「戦時」や「戦場」といいます。
しかし、現代の戦争は「平時」や「日常」にもあるのです。
その一つが「情報戦」です。
情報戦には、「偽情報キャンペーン」というものがあります。
偽の情報を敵側に流して混乱させ分断させる戦術です。
この方がやっていることは「偽情報キャンペーン」です。
「データ修正は…」と冒頭に言っていますが、今回の件は「データ修正」ではなく、「改竄データを本来のデータとした」というだけのことです。
厚生労働省の「ミス」ではありません。
「データを修正した」という表現は、ミスリードさせる表現です。
ミスではなく、意図的に操作したのです。
テレビではこの「偽情報キャンペーン」のオンパレードです。
また、この方は、「ワクチンが予防効果ないとの結論にならないのでは」「反ワクチンの論拠にはならない」とも主張しています。
呆れてものが言えませんが言います!(どっちなんだ)
この改竄データをまともに見て「ワクチンに予防効果ない」といえる方がどうかしています。
そもそもこの方は、論点のすり替えをしています。
「反ワクチンの論拠にはならない」??
データ改竄そのものが問題なのですよ。
この方は、データ改竄については語らず、あたかもミスだから仕方がないとでも言いたげであり、その上で「ワクチンの予防効果は否定されていない」というこれまた根拠のないレッテル(偽情報)を貼り付けて情報の攪乱をしているのです。
こうした情報攪乱に騙されないように注意してください。
『【後編】国家規模の騙しは絶対に許されない! 国民はこの事実を強く追求するべき!』につづく。
最後までお読みくださり、ありがとうござりんした。