アメリカ合衆国第45代大統領・ドナルド・トランプ大統領のお別れスピーチ・セレクション!
2021年1月19日、アメリカ合衆国第45代大統領ドナルド・トランプの最後の公務の日、お別れのスピーチ(Farewell speech)がありました。
英雄には必ずと言っていいくらい名言や名演説があります。
ドナルド・トランプ第45代大統領のスピーチ(演説)は、いつも力強く、真実と信念に裏付けられ、信仰と愛に溢れたものです。
名言の数々と言ってもいいでしょう。
アメリカ合衆国の歴史上、稀に見る英雄の言葉は後世に伝えられていくことでしょう。
世直しご意見番としては、遥か遠くに位置し、数々の世直しをしてきた大先輩にエールを贈り、珠玉の言葉をここに刻印したいと思います。
《アメリカ合衆国第45代大統領ドナルド・トランプ、お別れのスピーチ(Farewell speech)》
〈セレクション1〉
「同胞のアメリカ人の方々へ。4年前、我々は国を再構築し、スピリットを刷新し、政府の国民への忠誠を回復するために大きな全国に渡る努力を始めた。『アメリカを再び偉大にする』というミッションに着手したのだ」
そもそも、ドナルド・トランプ氏が大統領選挙に出馬した理由はなんだったのでしょうか?
その答えがここにあります。
そもそも、ビジネス界で成功をおさめ、大富豪であるトランプ氏が齢(よわい)70にして大統領となるという動機こそ、ドナルド・トランプ氏の偉大さを証明するものです。
成功をすでに達成し、気力、体力が衰えた身で、政治の素人であるトランプ氏が大統領という政治家のトップとなる理由がどこにあったのでしょうか?
おそらく、州や連邦政府の議員をやってきた政治家たちのなかには嘲笑の眼でトランプ氏を見ていた人もいたことでしょう。
ドナルド・トランプ氏を語る上で重要な点が、大富豪であり、人生の持ち時間が残り少なくなったその時期になぜわざわざ大統領になったのか? という点です。
普通に考えれば、富と名声を手にし、楽隠居の身のはずです。
それがわざわざ嵐の中に船出しなければならなかったのは、なぜだったのでしょうか?
これはご意見番の私的見解ですが、要するに「愛するアメリカ合衆国が没落していくのを黙って見ていられなくなったから」また、「アメリカ合衆国の精神(スピリット)である『自由』と『民主主義』が失われていくことに耐えられなくなったから」だと思えます。
それが冒頭の言葉に現れています。
民主主義社会とは、「政府が国民に忠誠を誓い、国家が国民に奉仕する社会」です。
つまり、ドナルド・トランプ氏が大統領になった理由と、彼が行ってきたことは「政府の国民への忠誠を回復する」ことだったのです。
ドナルド・トランプ氏が目指していたものと彼が行ってきたことは、「アメリカを再び偉大にするというミッション」という言葉に集約することができるのです。
〈セレクション2〉
「今週、新政権が発足し、アメリカを安全で繁栄させることに成功することを祈る。彼らのご多幸をお祈りすると同時に、幸運をお祈りする。これはとても重要な言葉だ。我々の素晴らしい旅を可能にしてくれた、たくさんの素晴らしい人々にまずは感謝したい」
第46代大統領ジョー・バイデンの就任は、不正選挙による就任です。
選挙泥棒をして奪った地位です。
トランプ氏から見れば、バイデン氏は自分の大切なものを奪った相手です。
そうした憎い相手(バイデン氏)に対して「成功と幸運を祈る」という寛大で慈悲の心あふれた言葉を発することができる人間がどれだけいるでしょうか?
トランプ氏は、お別れのスピーチの冒頭において、様々な人たちに感謝の言葉を述べています。
ファーストレディー・メラニア夫人。
娘イバンカ、婿ジャレド、そしてバロン、ドン、エリック、ティファニー、ローラ。
トランプ氏は家族へ「心から感謝する」と伝えました。
驚きは、ペンス副大統領への感謝です。
「またペンス副大統領、彼の素晴らしい妻カレン、そしてペンス一家全員に感謝したい」
トランプ支持者からみればペンス副大統領は「裏切り者」です。
そのペンス副大統領に対して感謝の言葉を語るということは、あまりにも大きすぎる意味を持ちます。
それは、ペンス氏がトランプ支持者から恨みを買わないように、そして間違っても暗殺事件など起こらないように配慮しているのです。
そしてそれがトランプ氏の人間性なのです。
トランプ氏はきっとこう考えているのでしょう。
「確かにペンス副大統領は、勇気がなかった。偉大なアメリカを実現するチャンスをもぎ取った。しかし、4年間、私を支えて来てくれたことは事実であり、彼には彼なりの愛国心がある」と。
ここにドナルド・トランプという人間の偉大さを感じます。
さらに、トランプ氏はさまざまな立場の人たちに感謝の言葉を述べています。
その人たちとは?
大統領主席補佐官メドウズとホワイトハウス職員。
内閣にあってトランプ氏を支えた人たち。
米国シークレットサービスの人たち。
ホワイトハウス軍事室の人たち(マリーンワン、エアフォースワン・チームなど)。
軍隊のすべてのメンバー。
米国全土の州および地方の警察官。
そしてアメリカ人の皆さん(国民)。
トランプ氏は、こうした方々にこう述べています。
「大統領を務めたことは良い尽くせないほどの名誉だった。私へのこの特別な特権をありがとう。それはまさにその通りで、偉大な特権で、素晴らしい名誉であった」
感謝の心は幸福と密接に結びついています。
感謝できる人は幸福な心境にある人で、感謝できない人は不幸な境遇な人と言うことができます。
一見、「アメリカを偉大にする旅」が終了したかのようなこのタイミングで、多くの人たちへ感謝できること自体、トランプ氏が「幸福な心境にあること」と「偉大なるスピリットの持ち主」であることを証明しています。
〈セレクション3〉
「全てのアメリカ人は議会議事堂への攻撃に恐怖を感じた。政治的な暴力は、アメリカ人として大切にしているものへの攻撃だ。これは決して許されない」
「今まで以上に、我々は共有する価値観を持ち、党派的な憎悪を乗り越えて、共通の運命を築く必要がある」
偉大なる人物には、共通する特徴があります。
それは、対立する敵が現れたときに、相手の思想と行動に対して善悪を判定し、「悪は悪」と認識し、それを排除しようとする。
しかし、思想や理念の違い、または手段(方法)などの違いを乗り越えて、それらを包括する大きな認識力を持って戦う。
そして、憎悪感情や利害感情を乗り越えて、ひとつになろうとする。
そうしたことができる存在は偉大な魂なのです。
「我々は共有する価値観を持ち、党派的な憎悪を乗り越えて、共通の運命を築く必要がある」
という言葉の意味は深く、重いのです。
よく噛みしめて理解し、受け止めなければなりません。
〈セレクション4〉
「私は今までの自分の人生を去って、とても困難なアリーナに足を踏み入れたが、正しくやればあらゆる可能性を秘めていた。アメリカは私に多くのものを与えてくれたので、今度はアメリカに何かを恩返ししたかった」
大富豪であり、高齢となったトランプ氏が大統領となった理由が「アメリカという国家への恩返し」だったのです。
いま人気のアニメの主人公が鬼と戦う理由は「家族を殺された復讐」です。
(同時に人間を守るためという動機も含んではいるが)
自分のいままでの人生のすべてを捨ててでも恩返しをしようとする人がこの地球上にどれだけいるでしょうか?
トランプ氏の精神性は、「自助努力」と「ポジティブシンキング」、そして「愛の心」で満ちています。
愛の心とは、与えられていることに気がつき、それに感謝することから始まり、何かを求めることなく無償の愛を与えることです。
〈セレクション5〉
「この国の何百万人もの愛国者と共に史上最大の政治運動を展開した。そして史上最大の経済を構築した。全員がアメリカを再び偉大にしたいと思った。それは『アメリカファースト』だった。『国家は国民に奉仕するために存在する』という基本的な考えを復活させたのだ」
トランプ氏が大統領だった4年間の功績は大きすぎるくらい偉大な業績を残しています。
その一つが株価の上昇です。
トランプ氏が大統領に就任して以来、株価は上昇をずっと続けています。
それはアメリカ国民の財産を増やし、国民の収入を増やしたことになるのです。
(米国人の年金は株へ投資するというシステムになっているため株価の上昇は財産が増えることを意味する)
何よりも重要なことが、中国共産党が世界支配を強める世界情勢のなかで、「『国家は国民に奉仕するために存在する』という基本的な考えを復活させたこと」はとても重要です。
トランプ氏は、全世界の人たちに人間の幸福に関する思想と国家のあり方を改めて示したのです。
そのメッセージは多くの人たちが、確かに受け取りました。
中国共産党政府が支配する国家では、「国民が国家に奉仕する考え」となっています。
やはり、神が示した幸福への道と統治法という観点からは、「国家は国民に奉仕するために存在する」という考えが正しいのです。
「国民が国家に奉仕しなければならない国家」は、独裁者が支配する世界であり、一部の人間だけが得する社会であり、国民を縛りあげて不幸にする国家なのです。
トランプ氏は、国家の正しい思想(あり方)を私たちに示したのです。
〈セレクション6〉
「自国の価値観、歴史、英雄への信頼を失った国が長く繁栄することはありません。それらが、国家の団結と活力の源そのものだからです」
日本においては、自虐史観が正当な歴史評価のように誤解されています。
しかし、自国の歴史に対して自信と誇りを持たなければ、どうして自国を愛することができるでしょうか?
自国を愛せない人がもし、為政者ならば、どうして真にその国家を正しく導き、国民を幸福にすることができるでしょうか?
はっきりとしていることは、「共産主義は歴史上の英雄を嫌う」ということです。
共産主義が英雄と認めるのは第一にマルクスであり、毛沢東であり、レーニンなのです。
毛沢東、レーニン、そしてカンボジアのポルポトは内戦によって自国民を数千万人の単位で虐殺しています。
その虐殺した合計は、数億人を超えるともいわれ、ヒトラーのナチスが行ったユダヤ人虐殺や第一次及び第二次世界大戦の戦死者よりもはるかに多くの人たちが共産主義によって殺されているのです。
自国の正しい歴史認識を持ち、偉大な過去の偉人たちを尊敬することは愛国心を生み出します。
愛国心というと、ファシズムかと言う人がいますが、自分の国を愛するということは、自分の家庭を自分が愛するのと同じです。
正しい歴史認識を持ち、過去の偉大な人物に敬意と感謝の念を持ち、なおかつ国民を愛する人ことが、真に国家を繁栄させ、国民を幸福にすることができるのです。
そうした歴史観、及びスピリットを持っている日本の政治家がはたしてどれだけいるでしょうか?
いま、世界にはびこっている共産主義勢力と陰で政治を支配しようとするディープステートによって、真の愛国心が破壊されようとしているのです。
トランプ氏の大統領退任で、一旦世界は闇に沈みます。
しかし、トランプ氏の戦いの旅はまだ始まったばかりなのです。
彼は、再び偉大なアメリカを創るまで、自由と民主主義を守る戦いを止めないでしょう!
〈セレクション7〉
「米国では全員が意見を一致するよう強制されたり、勝手な言論をしたら罰せられたりしません。これは米国ではありません」
大統領職にあったトランプ氏のアカウントを停止させたTwitter、Facebookなどのソーシャルメディアは、侵してはならない領域に足を踏み入れてしまいました。
その報いは株価暴落という反作用(国民による報復)がすでに起きましたが、それだけで済むはずはありません。
今後、アメリカではソーシャルメディアの大改革が起きるでしょう。
果たしてディープステートのソーシャルメディアが生き残れるかどうかは大きな疑問です。
アメリカ合衆国建国の父たちが創った国家は「自由」と「民主主義」の国家です。
合衆国憲法によって保障された権利を守る者に自由と繁栄を与える国家です。
それが、共産主義とディープステートによって破壊されました。
物語に登場する正義のヒーローの前に立ちはだかる悪の存在は強敵です。
正義のヒーローも一時的に負けることがあります。
ですが、物語は必ず正義のヒーローが勝つことで物語の終わりを迎えます。
悪者がのさばっているということは、アメリカという国家の物語が、“まだ終わっていない”とうことです。
トランプ氏にエールを贈る!
第45代大統領ドナルド・トランプという人は、アメリカ合衆国建国の父初代大統領ジョージ・ワシントン、アメリカ合衆国分裂の危機を救った第16第大統領エイブラハム・リンカーンと並び立つ偉大なる大統領なのです。
偉大なる大統領、トランプ氏に感謝とエールを贈る!
アメリカ合衆国建国の父、ベンジャミン・フランクリンの言葉を伝えます!
アメリカ合衆国建国の父であるベンジャミン・フランクリンの言葉を伝えます。
この言葉の中に、アメリカ合衆国建国の父たちの思いと理念が含まれています。
「自由は他人からもらったプレゼントではなくて、神と自然法則の下で、我々に属する権利である」
つまり、「自由」とは、天(神)が与えてくれた権利なので、自由のために戦うのは神聖なことだということです。
言論の自由を奪う「言論弾圧」は神への反逆(反乱)なのです。
「自由」を破壊する者こそ「悪魔」なのです。
最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!