『イルミナティの真相に迫る!【フリーメイソン編】~フリーメイソンが描く世界とは?~』

【フリーメイソン編】~フリーメイソンが描く世界とは?~

先に【内部告発者編】【イルミナティ編をお読みください。

フリーメイソンが描く世界とは?

《フリーメイソンの名前に隠された本当の意味とは?》

「フリーメイソン(フリーメイソンリー)」とは、石工たちの同業組合(ギルド)であると言われている。
だが、石工たちがなぜ秘密結社を創るのか、それを議論または説明した人が見当たらない。
石工たちの組合が数百年に渡って全世界に広がり、強力な力を持つようになると考えることはあり得ないだろう。
フリーメイソンの元々の意味とは、「自由身分の石工」であり、これ単独では真の意味が理解できないと思われる。
(メイソン=石工)

例えで言えば、割れたコインの半分が「自由身分の石工」であり、もう半分のコインを合わせることで真の意味(姿)を理解できると思われる。
では、もう半分のコインとは、「フリーメイソンの神(=イルミナティの神)」である「宇宙の偉大な建築家」である。
つまり、フリーメイソン(=イルミナティ)の神が「宇宙の偉大な建築家」であり、その信徒が「自由身分の石工」であるということは、秘密結社の神が設計した建築物を実際に造るのが石工(秘密結社の信徒)であるということ。

単なる石工が秘密結社を創るはずがないでしょう!
ということを理解しない人が多くいると思われます。
たとえ古い時代には石工の職業をしていたとしても、“単なる石工”ではないと考えるべきなのです。
日本は「木の文明」と言われるが、西洋は「石の文明」と呼ばれる。
つまり、建築物が木材を主流として建てられるのか、石(レンガ含む)を材料として建てられるのかという違いがあるが、意味していることは「建築」ということ。
この場合の建築には、実際の建築物という意味も含みながらその真の意味は「神の設計による建築物の実現」にあるということ。

問題は、世界を設計している神の正体なのです。
真の神なのか、神の名を語る悪魔なのか、ということです。

フリーメイソンの儀式では、「宇宙の偉大な建築家」と語られる神が登場する。
この神の名は最高位の33位階にならないと知ることができない。
フリーメイソン33位階(最高位)にあったユリン氏による暴露によれば、フリーメイソンの神とはルシファー(悪魔)であるとされている。
おそらくと前置きするが、33位階の儀式に「悪魔召喚の儀式」があると思われる。

《フリーメイソンについて》

『これが闇の権力イルミナティの内部告発だ!』より引用(フルフォード氏発言)

18世紀になって従来のフリーメイソン(オペラティブ[実践的]フリーメイソン)とは別に、薔薇十字団(古代から伝わる秘儀、魔法、錬金術などを駆使する、17世紀のドイツで成立した秘密結社)から派生した近代フリーメイソン(スペキュラティブ[思索的]フリーメイソン)が生まれた。このフリーメイソンには貴族やブルジョワジー、知識人階層が多く加わっている。

〈真の歴史と金の権力〉

ここで分かることは、「従来のフリーメイソン」と「近代フリーメイソン」があるということ。近代フリーメイソン(思索的フリーメイソン)は秘儀や魔法、錬金術を行い、貴族や知識階級が多いということ。
これはあくまで私の推測ですが、現代のグローバリストはこの近代フリーメイソンが中心ではないかと見ることができる。
ディープステート(グローバリスト)たちの多くがある意味では知識人であり、富や権力を持っている者たちであることは現代と共通する。
秘儀や魔法を求めるということは、仏教でいえば密教に該当するが、問題は魔術(魔法)には白と黒があること。黒魔術に傾倒していれば間違いなくそれは悪魔教である。
フリーメイソン及びイルミナティには「悪魔を呼ぶ儀式」があると言われている。

近代フリーメイソンの人たちは差別主義であることが読み解ける。
彼らは一般市民の住んでいる世界を“プロフェイン・オーダー(下界)”と呼ぶ。
また、歴史に関しても下層階級に教えられる“架空の歴史”組織のトップ階級にだけ明かされる“真実の歴史”があると考えられている。
これは「架空の歴史」とは、フリーメイソンたちの“嘘”、“虚構”であり、「真実の歴史」とは彼らの“陰謀”、“企み”であると読み解くことができる。
はっきりしていることは、彼らが差別主義であること。

著者のフルフォード氏は、陰に隠れた権力が歴史的にずっと存在していて、それは「お金の権力」であると指摘している。ここで重要な点は、「お金の権力」には民主主義のルールは適用されないということ。
世界を支配する者がグローバリスト(秘密結社)であるならば、真の権力とは「金の力」となり、地上の民主主義とは真の権力を隠すための“隠れ蓑”に過ぎないと言える。

結局、フリーメイソンとは貴族の血筋のシステムを踏襲している血族主義であることは間違いない。
その理由は、メイソンは騎士団の組織に基づいているからです。
騎士団とは守る者であり、騎士団があるということは守る対象があるということを意味する。
何を守っているのか?
権力の中枢を守るために自分たちの存在を隠すか、血筋を守るために王族同士の結婚が繰り返された。そのルーツをたどると、すべて古代のイスラエルの王、ダビデの子孫、親戚ということになる。
これは「血族主義」ということになり、それが意味することは民主主義よりも専制主義を好むということです。

〈闇の権力者とは、ダビデの末裔?〉

フリーメイソンとは、イスラエル王ダビデから派生し、金の力で社会を支配し、そのために王族や親族で婚姻し、正体を隠す者たちなのです。
これはフリーメイソンの中核に行けば行くほどそうなっていると思われます。

闇の権力(フリーメイソン)の構造は、ダビデの末裔頂点(核)として君臨し、その下(側近)に騎士団や秘密結社、軍隊で構成されている。
騎士団とは、現代で言えば「武力(軍事力)」に該当します。
ちなみに、最下級に位置しているのが「ボーイスカウト」であり、下から4番目にあるのが「ロータリークラブ」であるとフルフォード氏が暴露しています。

《「神は人間である」?》

『これが闇の権力イルミナティの内部告発だ!』より引用(ザガミ氏発言)

理解していただきたいのは、一番大切なのは「神は人間である」という科学、言い換えれば、人間は神になりうるという思想がある、ということです。

〈フリーメイソンの基礎的な思考とは?〉

フリーメイソン33位階には、「人間は神になる」という思想が秘められているという。
そのための「儀式」が代々伝えられている。
フリーメイソンの基礎的な思考は「神聖幾何学」。
神聖幾何学とは、花びらや雪の結晶といった自然の中で形成される模様や古代エジプトの遺跡などに残された模様を指す。
ヨーロッパの町やワシントン(米国首都)は、この神聖幾何学で創られたとされる。

「神は人間である」という論点は、すでに【イルミナティ編】で語ったのでここでは割愛する。

《フリーメイソンのトップは暗号を使う》

『これが闇の権力イルミナティの内部告発だ!』より引用(フルフォード氏発言)

フリーメイソンのトップは、複雑な暗号を言語として使っていますよね。だから文書として記録しないし、ほとんど口外しないでしょう。

〈フリーメイソンの秘密的性質〉

ここにフリーメイソンという組織の秘密性が見られます。
複雑な暗号を使う、文書として記録しない、口外しない、ということで部外者及び下位の人間に重要なことを知らせないようにしている。
まさに秘密主義。

秘密というものは、秘密を共有している人たちの結束を高めます。
下位の者にとっては、上位に上がって秘密を知りたいという動機付けになるのです。
秘密はある種の力となりうるのです。

なお、フリーメイソンの組織は世界各国に存在すると思われます。
書籍の中で紹介しているフリーメイソン組織として、
中国のフリーメイソン=「洪門」
イタリアのフリーメイソン=「イタリア大東方社」
などがあります。

《フリーメイソンの秘密の構造》

フリーメイソンは貴族の頂点に君臨していて、決して表舞台には現れない。
なので「ディープステート」と呼ばれる。
表にでてくるフリーメイソンは低い階級の者と思われる。
そういう意味では、グローバリスト(ディープステート)として世に知られている人物やグローバリズムを堂々と標榜している人物とは、末端または末端に近い人物たちが多いと思われる。
つまり、奥に行けば行くほど「秘密」がある、最深部に行けば行くほど「秘密」が隠れている、ということです。
こうした構造があるため、ディープステート全体と詳細を知ることが非常に困難であるのです。

《「緊急戦略」とは?》

知っておくべきことがあります。
イルミナティには、「緊急戦略」というものがあります。

『これが闇の権力イルミナティの内部告発だ!』より引用(ザガミ氏発言)

「緊急戦略」とは、前述のグラディオ作戦などもそうですが、左翼を装ってテロを仕掛けて不安と緊張を煽り、非常事態宣言などを発して左翼運動を封じ、統制を強める戦略です。

〈「管理された敵」とは?〉

イルミナティに「緊急戦略」があるということは、下部組織であるフリーメイソンにもあると考えるのが自然でしょう。
いわゆる偽装による統制強化作戦です。
「騙して事を成す」のひとつでしょう。

フリーメイソンの手口には「管理された敵」というものがあります。
敵を管理する? おかしなことです。
本当は、もともと対立など存在しないのに、わざと“緊張状態”を演出する(作り出す)方法です。
要するに、戦争や紛争、事件などのなかにはこうした茶番劇が多く存在します。
敵対するように見えて、両方を支配している者が存在するということです。
こうした手法を「両建て」と表現することもあります。

ここで日本国民に言っておきたいことは、自民党を嫌う国民が増えた場合のDSが取る戦略です。
当然、「管理された敵」を用意します(登場させます)。
つまり、国民に嫌われた自民党と対立する政治勢力を意図的に創るということです。
彼らは、選挙の結果には興味がないのです。
彼らが興味をもっているのは、選挙の結果“誰が支配するのか”、ということなのです。
誰が権力者の座に就こうが、最終的な支配力を行使するのは彼らなのです。

《イルミナティとフリーメイソンの関係》

『これが闇の権力イルミナティの内部告発だ!』より引用(ザガミ氏発言)

イルミナティは全てのフリーメイソンからエリートのフリーメイソンを選び出し特殊な技能を伝授します。

〈フリーメイソンがイルミナティの下部組織である裏付け〉

すでにザガミ氏の告発から分かる通り、フリーメイソンとはイルミナティの下部組織であると思われます。
それを裏付けることがこれです。

「すべてのフリーメイソンからエリートを選び出し特殊な技能を伝授する」
これが意味することは、特殊な技能を伝授する組織(イルミナティ)が上位に位置し、支配しているということです。
おそらく単なるメイソン(フリーメイソンリーのメンバー)という立場からイルミナティのメンバーとしても迎い入れられると推測されます。
そうやって上部組織であるイルミナティの質を強化していると思われます。

秘密結社がさらに下部組織の秘密結社を持つということの意味は、「秘密」を多重構造にして最深部(本丸)を隠す意味があります。
秘密を多重構造、複雑化することによって騙しているとも言えます。

《フリーメイソンが描く世界とは?》

フリーメイソンという秘密結社の描く世界は、「境界線や国境がない、世界がひとつの制度(システム)として成り立つ世界」なのです。
これは現代的な言い方でいうとグローバリズムそのものなのです。
グローバリストという言い方は、フリーメイソンという秘密結社の外側にいるシンパや共感者、協力者を含んだ広範囲な意味と捉えるべきなのです。

フリーメイソンが描く世界は、イルミナティが描く世界そのものであり、フリーメイソンとイルミナティとは一体であると言えます。
同時に、フリーメイソンが描く世界は、グローバリストが描く世界そのものであり、フリーメイソンとグローバリストは同じであると言えます。
この重大さを、反グローバリズムの人たちは知るべきです。

これが意味することは、グローバリズムに抵抗するためには、フリーメイソンやイルミナティの描く世界を阻止するためには、「宗教的理解力(宗教的真理)」が必要だということです。

《フリーメイソンは友愛団体?》

秘密結社、ミステリー、都市伝説、これらが好きな人たちの中にはフリーメイソンは「友愛団体」で善なる人たちの組織であると考えている人たちがいると思われます。
下位の人たちのなかには、イエス・キリストがフリーメイソンの神であり、友愛を大切にする団体であると考え(信じて)、実際に慈善活動を行っている人たちもいると思われます。
しかし、これはカルト宗教を物差しとすることで理解できます。
カルト宗教の信者たちは自分たちがカルトの信徒であり、教えが狂っている、とは決して認めず、自分たちは「正しい宗教活動」を行っていると信じています。
実際に、末端の信者たちは良い人たちが多いものです。
これは内部において「騙し」がある、という手法によって出現する現象なのです。

もう一つ言っておきたいことがあります。
フリーメイソンに関する「表の歴史等」を100%信用してはならない、ということです。
フリーメイソンに関する歴史や成り立ちなどの表に出ている情報(知識)は、ザガミ氏が言うところの「真実の歴史」ではなく「架空の歴史(偽りの歴史)」であると予想されます。
フリーメイソンの歴史そのものを偽装することくらい、彼らにとっては朝飯前なのです。
表にでているフリーメイソンに関する知識(情報)を信用してしまうと彼らの悪だくみに気がつきません。
つまり、世間に出回っているフリーメイソンに関する情報を鵜呑みにするな、ということです。
今回の記事でフリーメイソンとイルミナティの起源等を示しましたが、私自身「これが本当なのか?」という気持ちがあります。
それほど秘密結社の「秘密(真実)」を知ることは困難なのです。

また、フリーメイソンがキリスト教を土台としている友愛団体であると考えている人がいるようですが、フリーメイソンにはカトリックもプロテスタントも本当は関係ないのです。どうでもいいと言ったほうがいいかもしれません。
ザガミ氏が言っているように、上位の階級の人たちにとってイエス・キリストはフリーメイソンの神ではないのですから。
ですから、フリーメイソンという秘密結社を「キリスト教」の組織と見ることは、騙されていることになるのです。

結局、友愛団体と信じてフリーメイソンで活動する人はいるかもしれませんが、私から見れば、それがあることで秘密結社の闇を見えなくする「隠れ蓑」の役割を果たしていると言えます。
外側に善なる動機で活動するメンバーがいることで、組織の核にある“闇”を隠すことに繋がっていると思われます。実に巧妙で狡猾な手段と言えます。
33位階(最高位)であったユリン氏が暴露しているように、フリーメイソンの神とは「悪魔(ルシファー)」なのですから、フリーメイソンが友愛団体と信じることは、カルト教団を正しい宗教と認識(誤認)することと同じです。
下位の人たちはフリーメイソンの真の秘密を知らないのです。
「知らない」ということは、誤解、錯覚に繋がります。
下位の人たちまで騙しているということに内部の人も外部の人も知らなければなりません。

悪魔は、自分たちを悪魔だと名乗らず、神または天使と名乗ります。
悪魔は必ず「仮面」をつけ、「隠れ蓑」を被っています。
悪魔は、偽りのストーリーを作る知能犯なのです。
これは「騙し」なのです。
嘘を見抜けない人は、善と悪が逆転してしまうことが多いのです。

【メッセージ編】につづく

参考書籍(出典元)

著者:ベンジャミン・フルフォード
著書:「これが闇の権力 イルミナティの内部告発だ!」
出版社:青志社
発行日:2009年11月9日(第1刷)

最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!


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