『コロナ渦で半グレによる犯罪が急増! ~草の根の自警団(市民による正義の集団)の活動が必要!~』

【コロ渦で半グレ(犯罪集団)が増加中!】

新型コロナウイルスによる影響は犯罪にも及んでいます。

《こんな言葉に要注意!!》

「コロナの影響で給料が少ない方」
「もっと稼ぎたい方」
「とりあえずお金が欲しい方」
「現ナマ100万以上は固いです!」

これらの言葉は、ほぼ半グレ集団による悪の誘惑です。

くれぐれも「闇バイトル」などにアクセスし、そこにある言葉を信用しないでください。
世の中には「上手い話はない」のです。
騙されてはいけません。

こうした半グレ集団は、若者たちを犯罪に巻き込み、いざ犯罪が失敗に終わったときに実行役の若者だけに責任(逮捕)を押し付ける極悪な人間たちです。

半グレ集団は、暴力団と違って固定した組織を持たないがために、犯罪の首謀者(トップ又は支持者)が見えにくく、捕まりにくい構造となっているのです。
ある意味で、進化した犯罪集団と呼べるものです。

《コロナ不況により半グレ犯罪が急増!》

新型コロナウイルスによる経済不況。
それは終わりと打開策が見えない世界的経済不況。
この経済不況の“不安”に付け込んで、犯罪をするのが半グレ集団です。

コロナ渦によって暴力団も資金減少にさらされています。
食えなくなったヤクザが暴力団を抜け、半グレになっているケースが増加しています。
また、コロナ渦で仕事や収入を失った人が半グレ集団に入りこむケースも増えています。
生きるために犯罪に手を染める人間たちがコロナ渦で増えているのです。

【半グレとは?】

《半グレの意味》

「グレる」とは、少年や青年が社会道徳に反する行動、社会や大人への反抗的な行動、つまり反社会的な行動をすることを意味し、一般的には「不良」と呼ばれています。

これに対して「半グレ」とは、ある作家が「グレーゾーン」「グレる」といった意味を込めて仮に名付けた言葉であり、新興の組織的犯罪集団の構成員を意味します。

暴走族のOBが成人して都会の繁華街に進出したグループである不良集団=半グレは一般人と暴力団員の中間的な存在であるとして捉えられています。
しかし、昨今の半グレによる暴力行為の凶悪化から、警察庁では「準暴力団」として位置づけています。

「半グレ」とは、暴力団と一般人の半分、つまりグレーな存在であるという意味なのです。
また、もう一つの意味として「愚連隊」という意味も含んでいます。

要するに「半グレ」とは、暴力団のような組織を持たず、様々な犯罪に手を広げ、離合集散を繰り返す不良集団なのです。

《暴力団と半グレの違い》

では、暴力団と半グレの違いはなんでしょうか?

平成3年に成立した暴力団対策法(暴対法)で暴力団(ヤクザ)は、

「その団体の構成員が集団的に又は常習的に暴力的不法行為等を行うことを助長するおそれがある団体をいう」

と定義されています。

暴力団はピラミッド型組織で親分(組長)に対して弟分と子分が絶対的に服従する序列的・擬制的血縁関係を構築することを特徴とし、この関係によって暴力団の強固な集結を確実なものにしています。

これに対し、半グレにはきちんとしたピラミッド構造がなく、あくまで仲間意識で集団化しています。
また、暴力団員の高齢化が進み、人員が減少している一方で、半グレの構成員は20代から40代の若年層が中心です。

半グレにとって暴力団は、基本的に自分たちとは関係ない存在であり、関係があっても、あくまで自分たちが利用するためのツール(道具)として捉えています。

(弁護士法人中村国刑事法律事務所、刑事弁護コラムによる)

【半グレに関する問題点】

《半グレは暴対法の対象外》

この「半グレ」で何が問題かというと、「半グレ」は、指定暴力団の不当要求を禁止する暴対法(暴力団対策法)暴力団排除条例対象外となっていることです。

半グレ集団による暴行事件の場合、誰が致命傷を与えた者なのかという特定が難しく、殺意の立証が困難を極め、暴対法や暴力団排除条例が適用されないので殺人罪に問われるケースが少なく、多くが凶器準備集合罪や傷害致死罪となり、執行猶予が付く場合も多い。
要するに、暴力団による犯罪に比べて刑期が圧倒的に有利となっているのです。
(これはいかん!)

国会議員、地方議員に告げる。
早急に、「半グレ犯罪集団」を取り締まり、処罰する法律を整備せよ!!

【半グレによる犯罪事例】

《埼玉県の歯科医院が狙われた半グレ窃盗事件》

世間が寝静まった深夜。
野球帽を目深にかぶった2人の男が、住宅街内にある歯科医院へ近づく。
一人の男の手にはバールが握られている。
医院の裏手の窓をバールで叩き割ると、懐中電灯をつけ素早く内部へ侵入。
医院にあった2つの袋を持って出てくると、1つを見張り役の人物へ渡し逃亡する。
その間、わずか5分ほどの早業である。

しかし、犯人は逮捕された。
逮捕されたのは、職業不詳の大阪典夫容疑者(33)と、フィリピン国籍の滝田裕介ことデラ・セルナ・ユウスケ容疑者(26)である。

この2人は犯行の動機をこう語っている。
「以前、歯科医院が被害にあう事件をニュースで知り、自分たちもできると思った」
(まあ~短絡的というか、愚か者というか~、まともでないことは確かでありんす!)

2人の半グレは、1件あたり数万円から50万円ほどの窃盗を繰り返し、総額で1,000万円以上を荒稼ぎ(?)しているとみられている。
埼玉県内では、今年4月から川口市、越谷市、春日部市などの歯科医院で窃盗事件が相次いでいる。

(YAHOO!!ニュースより)

埼玉県内に限りませんが、半グレによる窃盗にご注意ください。
また、埼玉県警は、県民の財産を守るべくこうした事件をすべて検挙しなさい!!

歯科医院の方に一言!
自分の開業する歯科医院が埼玉県ではないから大丈夫と考えて安心しないことです。
半グレによる犯罪の特徴は、地域流動性ですから、半グレは、同じ場所で犯罪をつづけることを避ける傾向があります。
一定件数犯罪を行ったら、警察による捜査及び逮捕をさけるためにターゲット地域を変える可能性が高くなります。

つまり、埼玉県の歯科医院で窃盗をつづけた場合(逮捕されない場合)、次は千葉県、栃木県、群馬県など近隣の別の地域へと移って犯罪をするのです。
ご注意ください!!

【正義心ある人たちが立ち上がった!】

犯罪者集団である半グレに対して断固、NOを突きつけた人たちがいる。

沖縄県石垣市の中心部、美崎町歓楽街で不動産や飲食業などを営む3つのビルの計41店舗が「半グレ」など反社会的組織からの不当な支払い要求を拒否する「みかじめ料等縁切り隊」を発足させた。
(2019年9月のこと)

(注:「みかじめ料」とは、飲食店や小売店などが出店する地域の反社会的勢力(暴力団など)に支払う場所代、または用心棒代のこと)

「払いません!みかじめ料」とかかれた専用ステッカーを扉に貼って断固拒否の意思を示すとともに、暴力団追放県民会議や県警、沖縄弁護士会などの支援組織と連携し、安心安全な美崎町を目指す活動を行っている。

「縁切り隊」は、暴力団等反社会的組織を「恐れない」「資金提供しない」「利用しない」などの5項目の順守を誓っている。
実にあっぱれ!

【犯罪組織から身を守るためには、市民による正義の集団が必要】

《三国志にみる正義の実現》

アチキは別のブログで『三国志』のブログを書いていますが、そもそも三国志などの乱世の発生と乱世の統治は、犯罪の発生と犯罪の沈静と同じ構図を形成しています。

中国でも日本でも乱世(動乱の時代)が起きる理由は、社会の腐敗、権力者による簒奪、犯罪の横行などです。

世の中に犯罪が横行し、政治権力がそれを収めるどころか、権力者自らが不正、横領などで権力の腐敗が進むことで、民の中から正義と平和な生活を求めて立ち上がる人物が現れ、やがて新しい時代(社会)を形成するのです。
歴史はその繰り返しなのです。

三国志においても、漢王朝による民への略奪行為、横領、賄賂などの腐敗が起き、天変地異などが起き始め張角という人物が黄巾の乱を起こします。
張角の起こした黄巾の乱は初め世直し運動でしたが、ミイラ取りがミイラとなり、黄巾賊自体が民を苦しめる存在となり果ててしまいます。
それに対抗するために各地の「志」と「正義」を持つ青年たちが立ち上がったのです。
その一人が劉備玄徳です。

これは晋王朝を倒した劉邦と同じですが、劉備も劉邦も公式の統治組織の集団ではなく、いわゆる私兵集団を形成し戦ったのです。
つまり、世の乱れを正すために民間の集団を形成し戦った人間たちが存在していたのです。
(曹操などは公式の組織に属する存在)

要するに何が言いたいかといいうと、世の中が乱れたとき、正規の警察組織や行政や政府だけでは世の乱れを修正、または変革することができないことが歴史上出てくるのです。
そのときに必要なのは市民たちが立ち上がる草の根の自衛集団の形成であるのです。
つまり、公的な組織に頼るだけではなく、市民が自分たちを守るために行動を取ることが重要なのです。

《悪の犯罪集団には、市民による正義の自警集団の創設が必要》

暴力団はもちろんのこと、半グレなどによる犯罪から命と財産を守るためには、警察組織だけに頼っていては、守り切れないのです。
であるならば、沖縄の事例のように、市民たちが自警団を形成して半グレと対抗することが大切なのです。

ご意見番は提言します!!

半グレ、暴力団などの犯罪集団から命と財産を守るためには、市民による自警団組織(ボランティア団体)を全国各地で創設することです。

その自警団は各地に存在し、ネットで繋がり、専門分野を持つ人の力を取り入れる市民による自警団です。
犯罪集団と対等以上に戦うためには、さまざまな能力、才能、資格を持つ人たちが必要です。
元刑事(現職でもいい)、弁護士、自治会長、IT技術者、格闘技経験者、元犯罪者(いまは立ち直った人)、元不良、元ヤクザ、などの一般人が協力し合い、被害者からのSOSを受けるなどして動く集団。
集団で暴行、恫喝、恐喝、窃盗などをする犯罪集団に対抗するために護衛役としての格闘技経験者いることが頼りになります。

また、悪事を知る者は悪事を過去に行った者です。
そう言う意味で、不良や犯罪集団から立ち直った人の存在は非常に役に立つものです。
また、逮捕、裁判に持っていくために警察官、弁護士などの存在も必要です。
市民による市民のためのタスクフォース、またはアベンジャーズが必要なのです。

大事なことは、一般人が「犯罪から身を守る」という認識と決意をもって繋がることです。
協力しあうことです。
立ち上がることです。

犯罪を社会から無くすには、いざというときに動き出す市民たちによる自警団組織が必要です。
警察組織だけでは、守り切れないことは「オレオレ詐欺」などの被害が一向になくならないことからも明らかです。

もちろん、警察にも頑張ってもらわねばなりませんが、警察の力だけでは半グレなどが起こす暴行事件、傷害事件、窃盗事件、詐欺事件、殺人事件を社会から無くすことは現状を見る限り無理なのです。

あなたの年老いた親御さんなどの大切な家族を守るためには、市民が協力して立ち上がることが必要であるのです。

【ご意見番から一言!】

「半グレ」は、グレーなんかじゃね~!
「ブラック」だ~!!
真っ黒クロスケだ~!!

最後までお読みくださり、ありがとうござりんす!


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