【警察官による強制わいせつ事件】
アチキは怒ってるでありんす。
伊勢新聞によると、三重県で警察官があきれた事件を起こしていた。
〈事件A〉
三重県警桑名署刑事二課長の男性警部(37)は、酒に酔って20~30代の知人女性5人に無理やりキスするなどのわいせつな行為をした。
(伊勢新聞2020年2月29日の記事)
監察などによると、男性警部は1月下旬の夜、桑名市の居酒屋で行われた住民との懇談会に同僚らと出席。
帰りの車内で同僚を待つ間、後部座席で隣の女性に抱きつき、唇や首筋にキスをした。
助手席に男性警部補がいたが、眠っていて気がつかなかったという。
被害女性が警察に被害を訴えたことで事件が発覚。
県警は女性らが被害届を出さず、刑事処分を望んでいないことから立件は見送った。
処分は?
三重県警は2月28日、桑名署刑事二課長の男性警部を停職3ヶ月の懲戒処分にすると発表した。
強制わいせつ容疑での書類送検は見送った。
アチキの怒り
事件を起こしたのは、よりによって刑事課の課長ですよ!
部下を指導する立場の管理職ですよ。
ありえんす!
警部が強制わいせつ事件を起こして停職3ヶ月で済むとは呆れる。
被害者が被害届けを出さなかったのは事を大きくしたくないという心理と警察内部からの依頼があったと予想する。
〈事件B〉
少し古い事件(2018年)だが、同じ伊勢新聞に掲載された警官の事件を紹介する。
伊勢署に勤務する30代の男性警部補が伊勢市内のバーで経営者の女性に胸を触るなどのわいせつな行為をした。
男性警部補は、バー経営者の40代女性をカウンターの席に座らせて複数回胸を触ったり、抱きついたり、口にキスをした。
このとき店内は2人きりだった。
女性は男性警部補の腕をつかみ、手で相手の口をふさいで抵抗したが、力ずくで振りほどかれた。
「警察官がこんなことをしても良いのか。伊勢署に電話する」ととがめても、言うことを聞かなかったという。
被害女性は、同署に被害届けを出したが、男性警部補の求めに応じて示談にした。
被害者の心境は、「男性警部補側から『強制ではなかった』と言われるたびに『こんなつらい思いをするならもう終わりにしたい』と心が折れた。厳正な処分を求める気持ちに変わりなく、警察官をやめさせてほしい」と語っている。
そして最も注目したいのは、警部補は一度退職願いを出したが、撤回を申し出たことだ。
警部補は容疑を一部否認し、「強制わいせつを認めたわけではないが『警察内部の処分が軽くなる』と父親(元県警幹部)や友人に説得された。当初は示談を求めるつもりはなかったが、金で解決できるなら払おうと考えた」と語ったという。
男性警部補は監察から自主退職をするよう促されたが、「強制わいせつをしたと思われて辞めるのは納得できない」と考えて撤回したという。
処分は?
三重県警は同警部補を停職6ヶ月の処分とした。
ありえんす!
男性警部補の言い訳と嘘にはマジで呆れる!
「女性と手をつないで飲むうちに、調子にのってしまった」??
「女性は時々、スマートフォンをいじっていた。こっちに来て飲むように誘っただけ。嫌なら逃げられたはず。店を出るときには『また来てね』と言われた」??
そんなことありますか?
アチキの怒り
「強制わいせつを認めたわけではない」
「警察内部の処分が軽くなると元警察幹部の父親に言われた」
「金で解決できるなら払おうと考えた」
確信犯のワルじゃね~か!
この事件は強制わいせつ事件なのか、強制わいせつ事件ではないのか、どっちだ?
被害者と警部補の主張は一致しない。
どちらかの主張が嘘、あるいは間違っていることになる。
さて、どちらが嘘をついているでしょうか?
どちらの主張が間違っているのでしょうか?
アチキから言わせれば、父親が警察幹部だったから傲慢になっているのだ。
警察内部も父親に遠慮して事件を起こした警部補を庇っている。
強制わいせつ事件を起こしておいて、少しも反省していないじゃないか!
罪を認めようとも償なおうともしていないじゃないか!
こんな人間に警察官という職業をさせてはいけない。
被害者の「厳正な処分を求める気持ちに変わりなく、警察官をやめさせてほしい」という気持ちを踏みにじっている。
本来、警察官とはこうした被害者の気持ち(声)に応える存在であるはずだ。
それが被害者の気持ちよりも、身内をかばう行為は犯罪レベルと言っていい。
【TOKIO山口達也の強制わいせつ事件の場合は】
こちらも少し古い事件ですが、当時世間を騒がせた事件なので世間の人は覚えているでしょう。
ジャニーズ事務所所属の歌手・タレントのTOKIO山口達也(当時)が強制わいせつ罪で書類送検された事件があった(2018年)。
報道によると、山口達也は呼び出した女子高生2名が部屋に入るなり卑猥な言葉をかけ、2人は驚き立ちすくんでしまった。
そして、17歳の女子高生の顔をなめたり、無理やりキスをした。
「何もさせないなら帰れ!」と怒鳴った。
というものだ。
被害女性は、親に伝え、関係者がNHKに抗議し、両親が警視庁に被害届けを提出した。
事件後、人気アイドルグループの起こした事件ということでマスコミによって大々的に報道された。
処分は?
TOKIOのリーダー城島茂がメンバーを代表して、事務所社長(当時)に対して、山口達也本人から託された辞表を提出。
山口達也はTOKIO脱退、事務所を退所した。
処分については山口達也本人の意思表示があったとされている。
【三つの事件を比較検討する】
事件Aと事件Bはいずれも警察官による強制わいせつ事件。
山口達也の事件も強制わいせつだ。
なのに、その処分(処罰)が違い過ぎる。
事件Aの男性警部の処分は、停職3ヶ月の懲戒処分。
事件Bの男性警部補の処分は、停職6ヶ月の懲戒処分。
一方、山口達也の処分は、TOKIO脱退、事務所を退所(つまり退職)。
この違いには山口達也本人と警察官本人および警察内部の意思が反映されている。
さぁ~みなさんこれをどう思いますか?
〈実名報道について〉
山口達也は芸能人だから実名報道されても仕方がないと世間は思うでしょう。
でも、警察官はなぜ実名報道されないのか?
それは差別であり、公平ではない。
マスコミよ、事件を起こした警察官の実名を報道せよ!
〈処分の違いについて〉
山口達也は芸能人(有名人)だから、強制わいせつ事件をしたから職業(タレント)を奪われるのは仕方がない。
でも、警察官は解雇または退職しなくてもいい。
こんな論理がありますか?
こんな常識がどこにありますか?
要は、山口達也は自分の犯した罪を自覚して、自ら進んで罰を受けた。
対して二人の警察官は罪の自覚をせずに、警察内部または警察関係者に守られて職を失わないで済んだ。
これでいいですか?
これが法治国家日本ですか?
世間が納得しますか?
アチキは、はっきり言うぞ!
正義の職業であり、国民を守る義務と責任を負っている警察官が事件を起こしたなら厳罰にすべきである。
法を守ることは当たり前で、法によって国民を守る立場の警察官が強制わいせつ事件を起こしておいて、懲戒解雇もされないし、自主退職もせずに、停職という一時しのぎの処分で事を終わらせようとするのは卑怯きわまりない。
アチキがもっとも許せないのは、警察内部には身内をかばう掟が存在していることだ。
必ずと言っていいほど、警察官が犯罪をすると内部で隠蔽、かばうなどの不正行為が行われている。
いいか、警察官の使命とは、法による正義の実現であり、国民の平和と暮らしを守ることだ。
その立場にある者が、一般人に被害を与えておいて、解雇されないとはどういうことか?
警察官だって生活がある、収入が必要だ、という声もあるだろう。
「だから・・・」と言いたい。
収入が必要なら、他の職業に就け!
警察官という職業は犯罪をしては一番いけない職業の人だからだ。
法を犯した人を逮捕する人間が、法を犯してもなお、警察官としての仕事をできるというのか?
ありえんす!
この国には、警察内部に腐敗がある。
それは「警察内部にある隠蔽体質」であり、「事件を起こした内部の人間を庇う体質」である。
マスコミよ、国民よ、警察による事件隠蔽、加害警官を内部でかばう行為を見逃すな!
これを許しては、この国は正義を失う!
一般人や芸能人が強制わいせつ事件を起こした場合は職業(収入)を失うが、警察官なら停職ですむというのなら、「警官という特権階級が存在している」ということを意味している。
差別であり、不正である!
本当に警察官としての使命を自覚しているのなら、警官という職業の意味を理解しているのなら、事件Aと事件Bの警察官は警察という職業を続けられないはずだ。
一度の失敗でとやかく言うな、という人もいるだろう。
それに対しては一度の間違いも許されないのが警察による犯罪なのだ、と言っておく。
失敗が許されない職業や出来事があるのだ、と言っておく。
例えば、生命を左右する手術を行う医師が手術に失敗したら、家族は許せますか?
失敗が許されない職業と行為はあるのです。
警察官による犯罪は許してはいけない。
むしろ、一般人の犯した罪よりも重くしてこそ正しい処置と言える。
そうであってこその警察である。
アチキはなにも犯罪をした警察官に死ねといっているわけではない。
警察官という職業の人が犯罪をしたら、警察官としての資格はない、と言っているのだ。
他の職業に就きなさい。
【山口達也氏に対するメッセージ】
あなたは間違いを犯しました。
でも、あなたは自分が犯した罪を自覚しています。
メンバーと事務所に迷惑をかけ、ファンを裏切ったことを自覚しました。
だから、自主的にTOKIO脱退と事務所を退所(退職)したのです。
アチキは、そこは潔いと思います。
それでこそ多くのファンに慕われるアイドルだといえます。
たしかにあなたは間違いをしました。
でも、人間なら誰でも過ちをします。
一度の間違い、一つの過ちもない人は存在しません。
人として大切なことは、間違いや過ちをした後に、素直に過ちを認め、深く反省し、二度と同じ過ちをしないことです。
何度も同じ過ちをすることは許されませんが、罪を償い深く反省するならば、立ち直る手を差し伸べ、やり直すチャンスを与えるべきだと思います。
山口達也よ、踏ん張れ!
アチキは、あなたの復帰を期待している!
いつか再びTOKIOとしてステージ(舞台)に立つことを待っている。
芸能関係者に告げる。
罪を犯しても、深く反省し、心を改め、罪を償った人にはセカンドチャンスを与えるべきであると思います。
山口達也氏は、潔さを持っています。
彼にチャンスを与えてください。
いまの日本では、過ちを犯した人に対して、あまりにも無慈悲な処遇が多すぎます。
“許す”ということがもっともっとあっていいと思うのです。
(ただし、同じ過ちを繰り返したり、言い訳や嘘、隠蔽などを繰り返す人間は許してはいけません。自分の過ちを認めずに反省しない人を許してはいけません)
山口達也よ、戻ってこい!
アチキは、影ながら応援している。
もし、芸能界に戻ってこれなくても、反省し、罪を償ったのなら、堂々とこれからの人生を送ってください。
このメッセージが、山口達也氏に届くことを願います。
【政治家に対する提言】
政治家よ、警察による犯罪に対して一般人の犯罪よりも重い罪にする法案を制定せよ!
また、警察官が犯罪をした場合にそれを隠蔽したり庇ったりした場合、警察組織に対して罰する(ペナルティ)法律を制定せよ!
【マスコミに対する提言】
マスコミよ、警察官および警察組織が犯罪、隠蔽行為、不正行為をした場合は、実名報道をし、その罪を深く追求せよ!
【強く抗議する!】
「世間よ、マスコミよ、心ある警察官よ、犯罪をした警察官を警察組織から追放せよ!」
「事件を犯した警察官よ、身内をかばう警官組織よ、山口達也の潔さを見習え!」
【山口達也へのメッセージ】
「山口達也が、TOKIOとして復帰することを期待する。深く反省したなら強く生きていってください」
お読みいただき、ありがとうござんした!