はじめに
パチンコ攻略法詐欺シリーズの【被害相談編】第１弾です。
（トータルでは第12弾）
今回はいままでとは趣向を変えてお送りします。
パチンコ攻略法詐欺で被害にあった場合、肝心なことは「泣き寝入りしない」ことです。
たとえ業者を有罪に出来なくても、何らかのアクションを起こすことがさらなる被害者を減らすことにつながります。
見栄やプライドは捨てて「被害にあった！」と声をあげてください。
そのスタートが「被害相談」です。
被害の声が次から次へと消えてしまえば、パチンコ攻略法詐欺は今後ものさばるばかりです。
パチンコは、ハマった人に中毒症状（依存症）を起こし、借金を作り、家庭崩壊、犯罪に走る動機、自殺など社会に不幸を撒き散らします。
パチンコは人間を狂わせる麻薬のようなものなのです。
ひとりでは依存症（中毒）から抜け出すことが困難なものなのです。
中毒の行きつく先が「パチンコ攻略法購入（詐欺被害）」です。
騙されてはいけません！
泣き寝入りしてはいけません！
今回の情報源は、『パチンコ・パチスロ攻略法詐欺被害無料相談◇ひかりの会◇』さんの「パチンコ・パチスロ攻略法詐欺とは」です。
最後にリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください。
こんなセリフにご用心（騙しと脅しのテクニック）！
《「効果がなければ返金します」という罠》
ひかりの会から引用
＊こんな経験があれば要注意です。＊
「効果がなければ返金します。」
〈「効果がない」と自白していることと同義〉
あなたなら上記の台詞のどこに注目しますか？
攻略法の被害にあったひとは、すべからく「返金」の部分に注目しているはずです。
「返金制度があるならいいかな！」と思って買ってしまう、ということです。
しかし、肝心な注目ポイントはそこではなく「効果がなければ」というセリフです。
「効果がなければ」というのは仮定の話ですが、「仮定の話を返金と結びつけて伝える」ということは、実は「効果がない可能性がある」ということを示唆しているのです。
これは業者があらかじめ逃げ道（言い訳）を作っているのです。
詐欺師（詭弁師）の言葉はマジシャンのように見る（聞く）人の注目ポイントをズラすものです。
いや待て！ 人によって効果に出る出ないの違いがあるのでは？
と思う人がいると思われます。
しかし、これは健康食品ではないのです。
「攻略法」が人によって効果が出る出ないというバラツキがあっては「攻略法とは呼ばない」のです。
詐欺師（詭弁師）の手口は、相手の視点（聞く箇所）をズラして騙すのです。
相手の思い込みを利用するのです。
パチンコ攻略法詐欺業者は、返金なんかしません。
初めから返金するつもりなどなく、返金の要求に対する対策マニュアルを用意しています。
騙されてはいけません！
《「特別に教えます」という罠》
ひかりの会から引用
＊こんな経験があれば要注意です。＊
「特別に教えますのでこの攻略法は絶対に口外しないでください。」
〈「特別に」に潜んでいる本当の意図とは？〉
「特別に？」
そういわれたらなぜ自分だけ特別なのか考えてみてください。
特別扱いされる正当な理由がありますか？
ないでしょう！
「特別」ということは買い物をする人の心を揺さぶるセリフです。
「特別に」というのは“騙しのテクニック”だと思ってください。
さらに重要な点は、「特別だから、口外しないでください」という点です。
これは要するに「口封じ」です。
詐欺業者が一番恐れることは詐欺（犯罪）の発覚です。
ですから、攻略法に効果がなく購入者が苦情を言ってこない、内容を口外しなければ事件は起きません。
それを狙っているのです。
実に巧妙、悪質です。
このポイントは「特別」と「口外しない」をセットにしていることです。
「口外しないでください」とだけ業者が依頼するならば、変におもいます。
購入者の中には怪しむ人も出てくるでしょう。
しかし、「特別に」がつくことで、「特別だから口外できない」という騙しの理論が出来上がります。
「特別に」という言葉は悪魔の誘惑と思ってください。
（パチンコ攻略法詐欺に関して）
騙されてはいけません！
《台を指定してくる？》
ひかりの会から引用
＊こんな経験があれば要注意です。＊
「○○パチンコ店の屋○○番台に座って下さい。」
〈それが分かっているならば、あなたが打て！〉
これはホルコン攻略法でしょうか？
そもそも台を指定したならば、そこで必ず当たらなければ騙したことになります。
しかし、どこが出るか分かるという攻略法などありません。
それが分かるならば「あなたが打って儲けたら」と言ってやりましょう。
確実に儲けられる台が分かっているのに他人に教える？
それ自体が「理」と「利」に反しているのです。
あなたならば、もし、確実に当たると分かっている宝くじを他人に譲りますか？
騙されてはいけません！
《全国どこでも調査員が行っているという「嘘」》
ひかりの会から引用
＊こんな経験があれば要注意です。＊
「調査員があなたの地区に調査に行ってますから。」
〈調査をするほどの組織力がある？→あるわけね～だろう！！〉
これは私にはよく分かりかねますが、要するに購入者の地域のパチンコ店の状況を調査しているから攻略できると言いたいのでしょう。
考えてみてください、なぜあなたの地域に調査員が行っているのですか？
偶然？
それとも全国規模で調査を行っている？
そんなことできるはずがありません。
これも騙しのテクニックです。
詐欺師はあの手この手で騙しの話術を繰り出して信用させて騙すのです。
これは空想の世界です。
妄想と言ってもいいでしょう。
パチンコ中毒になった人の特徴は「嘘をつく」と「借金」だと言われています。
その極致が攻略法詐欺師です。
騙されてはいけません！
《キャンセル料を払えという脅し》
ひかりの会から引用
＊こんな経験があれば要注意です。＊
「途中解約をするならばキャンセル料支払ってください。」
〈詐欺は二段階になっている〉
パチンコ攻略法詐欺業者は二重に騙しの手口を使用します。
まずは「購入させる」、次に「解約、苦情を言ってくる客を丸め込む」という二段階の騙しとなっています。
「購入」させるためには甘い言葉で誘惑します。
罠を張って陥れます。
しかし、解約、苦情を言って来たらどうするか？
基本的には「脅し」を使います。
詐欺師にとっては、最初から想定されていることです。
「解約」はクーリングオフ期間であれば無条件で解約できます。
しかし、問題はパチンコ攻略法詐欺の場合、「騙されたことに気がつくのが遅い」ことです。
それでも裁判の事例等からみると、消費者契約法によって「返金」が可能になる場合があります。
「『確実に稼げる』と誤信させての契約は消費者契約法に定める契約取消理由に当たる」
詐欺業者は「解約」＝「キャンセル料の支払い」に関して購入時（契約時）に契約、約款等で記載している場合があるので、よく内容を精読し理解しておくことが必要です。
購入者に不利になるような内容が記載されていたならば、購入しないことはパチンコ攻略法に限らず買い物の基本です。
攻略法詐欺業者は「解約」には応じませんし、「返金」するつもりもありません。
騙されてはいけません！
その場合泣き寝入りせずに何らかのアクションを起こすべきです！
《上司と相談？→なんのため？？＝意味不明！》
ひかりの会から引用
＊こんな経験があれば要注意です。＊
「返金については上司と相談します。」
〈上司に相談する？→「あんたは無能の極みだ！」〉
「返金について上司と相談する」
これって意味不明です。
詐欺師というものは「それらしいことを言って誤魔化す」のです。
返金は法律や契約事項に基づいて行われるものであって、上司の権限でどうこうするものではありません。
要するに、「時間稼ぎ」しているのです。
焦らして諦めさせる作戦です。
また、パチンコ攻略法詐欺業者はヤクザや反社の人間が非常に多いため、そうした「怖い人」が出てくるのではないか、という“やんわりとした脅し”をかけようとしているのです。
「上司と相談する」と言われたら「こちらは警察と相談する」くらいのセリフを吐いてください。
弱気になると必ず丸め込まれて泣き寝入りしてしまうことになります。
詐欺業者が狙っているのは「泣き寝入り」です。
泣き寝入りしてはいけません！
《責任転嫁は詐欺師の常套手段》
ひかりの会から引用
＊こんな経験があれば要注意です。＊
「あなたの打ち方が悪いんですよ。」
〈責任転嫁→悪質業者が本性を現した！〉
「責任転嫁」は詐欺師（詭弁師）の常套手段です。
さらに言うとここには「すり替え」が潜んでいます。
「攻略法」であれば誰がやっても同じ結論になることが必要です。
パチンコの場合の同じ結論とは、金額の差はあれども攻略法を使えば儲けられる（勝てる）ということです。
ですから、購入者の「打ち方が悪い」というのは「攻略法の意味」を無視したすり替えの話術なのです。
詐欺師の常套手段は「すり替え」です。
「論点をすり替える」、「意味をすり替える」、などによって責任転嫁をするのです。
詐欺師という人間は反省をせず、自分が悪いと認めません。
必ず‟悪いのは相手”とすり替えます。
ビジネス的な言い方をすると、「あなたの打ち方が悪い」などと吐くのは消費者目線でもなく、商品に責任を感じてもいず、無責任で不誠実極まりない対応です。
最初は（購入まで）優しく親切な業者を装いますが、「返金」「苦情」をいわれると、とたんに仮面を脱ぎ捨てて「脅し」にかかります。
そして「悪いのはあんた！」と責任転嫁します。
詐欺師（詭弁師）とは始末に負えない人たちなのです。
騙されてはいけません！
泣き寝入りしてはいけません！
《時間稼ぎ作戦その２》
ひかりの会から引用
＊こんな経験があれば要注意です。＊
「担当者がコロコロ変わり、当初の担当者と連絡が取れなくなる…。」
〈話しが通じない作戦〉
これも“時間稼ぎ作戦”のひとつです。
狙いは「諦めさせること＝泣き寝入りさせること」です。
担当者が代わるということはビジネスの世界ではあることですが、その習慣を悪用した逃げの手法です。
担当者が代わるとどんな状況になるのか？
「すみません、前担当者から話を聞いていないので…。」となります。
すると一から話をしなければならず、それを数回されると精神的に疲れてしまい「もういいや！」となってしまうのです。
要するに「話が通じない作戦」なのです。
時間を稼ぎ、相手の精神を疲労させて諦めさせる作戦なのです。
騙されてはいけません！
泣き寝入りしてはいけません！
《腕が悪い？→攻略法がヘボだからじゃね～のか？》
以下は他の情報から得たものです。
＊こんな経験があれば要注意です。＊
「腕が悪い」
〈腕が悪い→攻略法が役立たずなんだよ！〉
「腕が悪い」というのは責任転嫁の常套句です。
前項で語ったので重複する内容は語りませんが、「攻略法が有効かどうか」の問題を「購入者の腕の良し悪し」にすり替えているのです。
そもそも「腕が悪いから攻略法を必要としている人たち」なのです。
そうした人が勝てるようにするための攻略法のはずなのに、「腕が悪い」とは、いったいどういうことか！！
それはパチンコ攻略法の中身が役立たずなんだよ！
と言っておきます。
そもそもパチンコに攻略法はありません。
たとえ攻略法購入者が購入後に打って勝ったとしても、その勝ちを「運」などの他の偶発的な要因でないと業者は証明できるのでしょうか？
購入者が勝ったら攻略法のおかげ、負けたら腕が悪い、これが詐欺師のセリフです。
騙されてはいけません！
泣き寝入りしてはいけません！
《勝てない人＝詐欺のカモ》
ひかりの会から引用
勝てなければ、また別の攻略法を教えると言い、その都度入金させていく。
被害者は負けを取り戻すべく、どんどんと深みにはまっていく。
悪質な場合、あなたも共犯だと脅し、恐喝に発展するケースもあります。
〈パチンコ中毒者の負け＝詐欺師の甘い蜜〉
基本的に、攻略法を購入しようとする人のほとんどが「勝てない」から攻略法に頼ろう（買う）とするのであって、それを詐欺師から見ると「鴨がネギを背負って来る」状態なのです。
パチンコ中毒者の「負け」は、パチンコ攻略法詐欺業者にとって「甘い蜜」なのです。
詐欺師たちは苦情が来る事を初めから想定し、苦情が来たら丸め込むだけではなく、さらに騙してお金を巻き上げる作戦を用意しているのです。
ただしそれは、騙される人に「欲」があるからです。
「パチンコの負けをパチンコで取り返す」などというのは絵空事以外の何ものでもないのです。
それを「養分思考」と世間では言い、「パチンコ地獄思考」と私は呼びます。
騙されてはいけません！
泣き寝入りしてはいけません！
パチンコ攻略法詐欺業者の人間像とは？
《パチンコ攻略法詐欺師の人間像とは？》
詐欺師全般に共通していますが、パチンコ攻略法詐欺業者の人間像は「反省しない」「自分が悪いと絶対に認めない」という性質を持っていることです。
ですから、必ず相手に責任転嫁します。
論点をすり替え、意味をすり替えて、相手を悪者にします。
詐欺師とは他人を不幸にして利を貪る極悪人なのです。
詐欺師の行く末は「地獄」なのです。
詐欺師の心は他人を不幸にしても心の傷みを感じない「悪魔の心」なのです。
パチンコに攻略法はありません。
パチンコ攻略法を買ってはいけません。
一日も早くパチンコから足を洗うことをお勧めします！
リンク先
『パチンコ・パチスロ攻略法詐欺被害無料相談◇ひかりの会◇』
「パチンコ・パチスロ攻略法詐欺とは」
掲載日：2009年７月25日
最後までお読みいただき、ありがとうござりんした！
