TBS系『サンデー・ジャポン』(ワクチン前に知っておくべき事)に反論する!
《河野大臣が「ワクチン接種済マスク」を着けて登場》
6月27日(日)、TBS系『サンデー・ジャポン』で「ネット情報はデマ」という内容が放送された。
冒頭で河野太郎大臣が出演(VTR)し、「VACCINTED」(ワクチン接種済み)と書かれた黒いマスクを着けて登場した。
霞が関の職場接種が始まった為、河野大臣もワクチン接種をしたからだ。
河野大臣はこう言った。
「ようやくこのマスクが今日からできるようになったと思って・・・」
アチキは唖然としました。
それって、ワクチンパスポートでありんすか??
アチキは、ワクチンパスポートに関しては「差別」だと思いますけんど!
わざわざ「VACCINTED(ワクチン接種済み)」と書かれたマスクをする必要がありんすか?
政治家もパフォーマンスが大変でありんすな~!
冒頭で河野大臣が登場した理由(わけ)が分かりますか?
それは、今回の「ネット情報はデマ」というコーナーが、「河野大臣への援護射撃」だからです。
《番組内容は?》
ワクチン接種のアプリを紹介する、職場接種の会場や大学での集団接種を取材した模様を放送した。
結局、番組内容をじっーと見て行くと、番組の奥から“ある声”が聞こえてくる。
それは、「ワクチン接種をしましょう」「ワクチン接種はしなければいけません」「ワクチン接種はみんなしていることです、だからあなたも早く接種してください」という声しか聞こえてこない。
アチキはワクチン接種そのものを否定するつもりはない。
だが、個人的な情報発信とは違い、公共の電波から発信される情報は「公平性」「公正性」「真実性」が必要であり、決して「偏った情報発信」をしてはいけない。
(偏向報道は放送法違反)
《ワクチン接種に賛成の人しか紹介しないのは、放送法第4条違反!》
サンジャポでは、街頭などでインタビューした一般の人を複数人紹介(放送)したが、「ワクチン接種に賛成の人」「ワクチン接種のクーポンが届いた人」の声しか取り上げて(紹介)いなかった。
(アチキは録画して、きちんとチェックしましたぞ!)
これは明らかに「放送法第4条違反」となる。
結局、番組内容(コーナー)を総合的に見て行くと「政府が推し進めるワクチン接種を促すための情報発信」であり、「ネット上でワクチン等の真実の情報を邪魔者(ワクチン接種推進の)として抹殺する」という目的(趣旨)であると判断できる。
なぜなら、紹介した一般の人の声で「賛成の人6組」、「反対の人(不安の人含む)0組」「どっちでもない人1組」だからだ。
これは明らかに放送法第4条違反に該当します。
(テレビは、法律を破っても許されるのですか?)
さて、本題に入ります。
番組の“趣旨”に抗議し、反論する!
《公平な立場をかなぐり捨てて、いきなり「ワクチンデマ」が出回っていると決めつけ?》
番組では接種会場の紹介が終った後に、「ワクチンデマ」というテロップが大きく表示された。
また、SNS上でさまざまな「ワクチンのデマ」が流れているとナレーションが入った。
この時点で、これはすでに「決めつけ論理」でしょう?
まずいんじゃないの?
はじめから結論ありきの放送では!
これをもって「印象操作」というんだよ!
(こういう手法がテレビの得意技なのです)
これも公平性を欠いた放送なので放送法違反です。
〈紹介されたSNS上のデマとは?〉
まず、フリップを2つ並べますから比べてみてください。
『番組で表示されたネットのデマ情報のテロップ』(バージョン1)
1.「実験用のネズミが2年で死んだ」
2.「不妊になる」
3.「遺伝子が組み替えられる」
4.「長期的な安全性が分らない」
5.「打つと体臭が変わる」
6.「痩せている女性の方が副反応が出やすい」
(番組調べ)
『番組で表示されたネットのデマ情報のテロップ』(バージョン2=ご意見番バージョン)
1.「実験用のネズミが2年で死んだ」
2.「打つと体臭が変わる」
3.「痩せている女性の方が副反応が出やすい」
4.「接種により不妊が起きる」
5.「遺伝子が組み替えられる」
6.「長期的な安全性が分らない」
(バージョン2は、ご意見番が分かりやすく説明するためにあえて順番を入れ替えて表示したもの)
バージョン1とバージョン2の違いが分かりますか?
実はこの表示(フリップ)には、ある“仕掛け”があるのです。
バージョン1(番組表示)の1.「実験用のネズミが2年で死んだ」と6.「痩せている女性の方が副反応が出やすい」というのは、誰もがデマだと想像するものです。(5.「打つと体臭が変わる」もそれに近い)
この誰もがデマだと想像するものに「デマだと否定できない3つ」を挟む“サンドイッチ法”を使用しているのです。
上下(または前後)にミスリードの言葉(文章)を並べ、挟まれた言葉(文章)の意味を本来の意味からズラした印象を持たせる効果のある方法です。
つまり、誰もがデマと想像する文章に、デマと否定できない文章を挟むことで、読む人(見る人)を欺いているのです。
太字(強調)はアチキがしたものですが、バージョン2になると、デマだと疑わしい文章とデマだと否定できない文章はそれぞれまとまっているので、イメージも2つになってしまうのです。
つまり、4~6を否定する力がなくなるのです。
しかし、バージョン1のように並べると、一番上(又は最初)と一番下(又は最後)にある文章のイメージに読み手が引っ張られてしまうのです。
印象操作しているのです。
番組では、こうした“デマ”によって若い人たちがワクチンに対してマイナスイメージを持ってしまっている、としている。
つまり、デマによって若い人がワクチン接種を嫌がり、国の進めるワクチン接種のみの政策が邪魔されている、と言いたいのだ。
それがテレビ局の本心。
ここで医師の奥仲哲弥氏が登場する。
《医学博士奥仲哲弥氏の回答(情報)はエビデンスがなく個人の感想?》
番組では、医学博士・呼吸器外科専門の医師である奥仲哲弥氏が登場して、上記の「デマ」に答えた。
司会の田中氏(爆笑問題)が代表して質問した。
「こういった情報をわれわれはデマって報道してますけど、デマでいいんですよね?」
それに対して奥仲氏は「デマです」(テロップに書かれた6つの内容を)ときっぱりと答えた。
〈奥仲氏の回答〉
1の「ネズミの死について」の回答。
「ネズミの寿命はだいたい2年くらいですから」
奥仲氏はこう言い放った。
「ちょっと困っちゃうのは、医師免許を持っている人が目立ちたいって言って、デマを流しているのがあったりすると、非常に残念だったり、悪質なんだと思うんです」
誰のことでしょうか?
そうした人がいるのならば、追求してテレビ局が調査報道してもいいんじゃないですか?
あっ、そこまではやらない?
なぜ??
医師免許を持っている人がデマを流している、という証拠とエビデンスはなんでしょうか?
「やっぱり医学っていうのは科学ですから、エビデンスがないものは全部個人の感想なんですよね。そこをやっぱり、なんかこう一緒になっちゃうってのが、皆さん識別しなきゃいけない。まったくのデマだと思います」
この部分が最重要なので、真実を追求している方たちは、決して忘れないでください!
奥仲氏がデマに対する反論(上記の)をした後、すぐに以下の質問に移った。
結局、奥仲氏が「ネット情報はデマ」という話をした時間は、たったの2分間(進行役がデマを紹介して、奥仲氏が答えた時間が)でした。
たった2分しか時間を取らないということはどういうことでしょうか?
「ネット情報はデマ」ということは重要ではない? それともそれ以上時間を掛けたらボロがでる?
どっちでしょうか?
どっちにしても失礼であり、問題です!
番組では「ファイザー製とモデルナ製、どっちのワクチンがいい?」という質問に変ってしまった。
その後「前の日にお酒を飲んでも大丈夫?」
「接種後に発熱したら市販の解熱剤を飲んでも平気?」
「ワクチン接種後は、新型コロナにかからない?」
「ワクチン接種しても“デルタ株”は感染する?」
などの質問に奥仲氏が回答する展開になった。
アチキからすれば、いずれの質問も公共の電波であるテレビで取り扱う情報か?と疑問にしか思わない。
それがデマ情報の否定、訂正よりも大事なのか? と聞きたいね!
〈奥仲氏の回答に大いに疑問!〉
まず、ここで言いたいのは、テレビ局が本当にネット上で出回る情報がデマであると信じているのならば、それは大変な事態ではないのか?
大問題ではないのか?
それをたった2分間ですましていいものなのか?
ということだ。
あまりにも短い時間での回答には、驚愕する。
そして何よりも深く理解しなければならないことは、「医学っていうのは科学ですから、エビデンスがないものは全部個人の感想です」と言った奥仲氏の回答にエビデンスがないことだ。
『重要論点』
「奥仲氏は、番組内で、科学的根拠を示してデマを論破したのではない」ということ。
この事実をしっかりと受け止めねばなりません。
これがテレビ局のやり口なのです。
なにもアチキは科学、医学を否定していません。
ですが、「エビデンスがないものは個人の感想です」と言って「ネットの情報はデマ」と言った奥仲氏(医学博士)の発言にエビデンスが示されていないのは、いかがなものでしょうか?
奥仲氏の「ネット情報はデマ」という反論(論理)は、「科学的根拠をもとに論破していない」のだ。
それとも奥仲氏の発言は「個人の感想」なのでしょうか?
さらにスタジオにいる出演者からの質問に奥仲氏が回答している。
デーブ・スペクター氏がドイツのメルケル首相が別の交接接種したことについて質問。
これについて奥仲氏は、
「現在ワクチンが足りている段階で、わざわざ違うワクチンを打つ理由はないです」
「これもまだエビデンスがでていないから・・・」
「おそらく将来的にはそういうことも可能になって来るとは思うが、基本的にはエビデンスがないなかで違うワクチンを打ちなさい、ということはメッセージとしてはおかしいと思います。同じワクチンの方がいいんではないでしょうか」
この奥仲氏の発言も重要です。
覚えておいてください。
武井壮氏の質問
「ワクチン接種した後にトレーニングとかして大丈夫かな?」
奥仲氏の回答
「基本的には、やった(運動)翌日は接種をしないほうがいいという報告はでています」
TBSアナウンサー山本里奈氏の質問
「赤ちゃんの授乳を心配している方もいると思うんですけど」
奥仲氏の回答
「ワクチンの成分そのものは、母乳には入らないことは分析結果はでているので大丈夫です。むしろですね、逆にワクチンを打ったお母さんの母乳には抗体が入っているので間接的に赤ちゃんの感染を守れる“可能性がある”という・・・。可能性ですけどね・・・」
この奥仲氏の発言も重要です。
覚えておいてください。
太田氏(爆笑問題)の質問
「子宮に溜まるっていうのはまったくの嘘ですか?」
奥仲氏の回答
「まったくの嘘。mRNAワクチンって、ほっとくと半日から数日で壊れちゃうんですよ。だから冷凍で保存しているんですよ。科学的にはまったくあり得ないことです」
ここまでは、予定調和のようなやり取りが続いた。
しかし、ある人の質問によってスタジオの空気が一変します。
〈モデル長谷川ミラさんの質問〉
司会の田中氏から振られて、モデルの長谷川ミラさんから質問が出た。
長谷川ミラさんの質問とは?
「さっきの話と前後しちゃうんですけど、デマの項目の中に『長期的な安全性は分らない』ってあったんですけど、これは、長期的な安全性っていうのは、お医者さんとかでもわかんないんじゃないかなって思っちゃうんですけど?」
(その通り!)
奥仲氏の回答は?
「もちろん、長期的な安全性はエビデンスがありませんから分かりません。ですがさきほどの打つ義務がどうのこうのっておっしゃってますが、これは権利ですね。注射を打てる権利があってみんな打てるから通常の生活に戻るわけです。われわれ変な話ですけど、最初に医療関係者が実験的に打たれたわけです。僕、や~な感じだったけど、いま、先生いいですね医者だから早く打てて、って言われて・・・。ちょっと待てよ、俺ら最初に実験的に打たれたんだけど、大丈夫だってわかってきて、まっ高齢者から持病のある方から打ってるわけですから、若い人たちが副作用があるってことは、よくよく考えると、ちょっと変な疑問ですよね」
この奥仲氏の発言も重要です。
覚えておいてください。
と、質問からズレた回答をしたため、長谷川ミラさんはさらに突っ込んだ質問をする。
「10年とか20年の単位でもそこまで心配しなくても・・・」
と長谷川ミラさんが言い終わらないうちに、奥仲氏は“話している長谷川ミラさんを遮って”回答する。
「それはわからないですね!」
これは決定的な証拠ですから覚えておいてください。
話の腰を折るような会話は、日常会話では「無礼な行為」ですよ、奥仲医師。
医師なら他人の発言を遮ってもいいのですか?
なにをそんなに焦っているのですか?
一瞬、スタジオの時間が止まったように見えた。
そこでテリー伊藤氏が、突然、別の質問をする。
それは来年になると新しいワクチン(ファイザー社)が出るという話題に切り替えたのだ。
テリー伊藤氏が突然「ワクチンの改良型が出てくる」という話題を切り出した。
これは、TVプロヂューサーをしていた、いわばテレビ局にとってお仲間と言える伊藤氏に内々にもしものときの「隠しキャラ」として登場させる段取りがされていたと思われる。
だって、長谷川ミラさんが提示した話題は、番組が「デマ」だと取り上げた一つであり、ワクチンに関して重大な話題ではないか。
それを深く追求しないで、別の質問に切り替えるということは、「ネット上のデマを否定する」という番組(コーナー)の趣旨に反する。
おかしいではないですか???
長谷川ミラさんの質問は、視聴者が聞きたいこと、確認したいことではないですか?
なぜ、長谷川ミラさんの質問を深堀することなく、別の話題(いま話題にしなくてもいい話題)に切り替える必要があるのでしょうか?
最後にオリンピック参加のために来日したウガンダ選手団からデルタ株の感染者が出た話題を司会の田中氏(爆笑問題)が奥仲氏に回答を求めた。
(注:選手団は入国前にアストラゼネカ製のワクチンを2回接種、出国72時間以内にPCR検査の陰性証明書を提出していた)
田中氏のこれに関する奥仲氏の回答は?
「そもそも論としてワクチンは100%予防効果があるわけでじゃないですよね。さきほどの95%であるとかというわけですから、100%ではない」
「またこの方々がワクチン2回打ってから2週間経ってから90何パーセントが保障されるわけで、その前に日本にきちゃった場合にはそれほどの効果はないわけです。それが一点」
「それからデルタ株というものは、ワクチンの予防効果が下がります。10%程度下がるんじゃないかと言ってますから、そういう意味では2回打ってもかかってもおかしくはない。100%保障されるものではないから、打った後もマスクをしなくちゃいけないという状況になっているんだろうと思います」
また、以下のような発言もしています。
「ウイルスはどんどん変異してますから、どんどんワクチンも変っていかなければいけないので、どんどん新しいものに置き換わっていくものだと思います」
《医師奥仲氏への反論(ご意見番による6つの“デマ”への回答)》
〈論破1〉
番組(コーナー)では、以下のような「ネットのデマ情報」を提示して奥仲氏に回答を求めたが、まずここに重要な問題点が潜んでいる。
『ネットで出回るワクチンデマ』
1.「実験用のネズミが2年で死んだ」
2.「打つと体臭が変わる」
3.「痩せている女性の方が副反応が出やすい」
4.「接種により不妊が起きる」
5.「遺伝子が組み替えられる」
6.「長期的な安全性が分らない」
など。
(上記の順序はご意見番が分かりやすく説明するためにあえて順番を入れ替えて表示した)
まず、非常に大切なことを指摘する。
上記のデマ情報に対して奥仲氏が回答したのは、「実験用のネズミが2年で死んだ」というデマに対してのみであること。
つまり、他の5つの論点には回答する(触れる)ことなく、「ネットの情報はデマ」と言い切っていることだ。
要するに、奥仲氏の「ネット情報はデマ」という発言には“エビデンス”が含まれていない。
つまり、奥仲氏は科学的説明をして、あるいは科学的根拠をもってデマを否定(論破)したのではない、ということだ。
そもそもワクチン開発は約1年、ネズミが2年で死んだなどということは誰でもわかるデマだ。
そう、確かにネット情報の中にはデマもあるだろう。
しかし、真実を求めている人のネット情報は、テレビ局が報道しない「真実」がほとんどである。
ここにある問題は、「真実」の中に「デマ」をまぜて、全体をデマであるかのように見せかける手法である。
つまり、明らかにデマと分る情報、科学的根拠を持たない情報と、デマと否定できない情報、真実の可能性が極めて高い情報を混ぜこぜにして、本当のことを分らなくしているのだ。
しかも、デマの論破は「ネズミが2年で死んだ」だけ。
これがテレビ局による「騙しの論法」なのである。
あくまでもご意見番が調べた限りの知識を総動員して述べると、1~3はデマの可能性があるもの。しかし、4~6は「真実」である可能性が十分にあるもの、となる。
なぜなら、4~6に関しては、ワクチンの長期的な調査が必要であるから。
今、使用されているワクチンはすべて「治験中」なのです。
治験中ということが意味することは、「開発途中」ということです。
そうです、ジオングなのです。
パーフェクトジオングじゃないんです。
(意味、わかります?)
今、使用されているワクチンは完成形のワクチンではないのです。
だから、製薬会社の説明書に「現時点では感染予防効果は明らかになっていない」、「現在治験中である」などと明記されているのです。
奥仲氏に質問する!
長期的な調査が必要であり、治験が終了していないワクチンであるにもかかわらず、「不妊になる」「遺伝子が組み替えられる」「長期的な安全性が分らない」という3つの情報を完全に否定(デマと決めつける)する科学的根拠はなんですか?
それを番組内で説明するべきだったのではないですか?
正しい見解は、4~6については治験が終了していないので、科学的根拠がそもそも存在しないのだ。
そこにエビデンスは、いまのところ存在しない、ということ(いまは)。
よって、「デマ」などと完全に否定することはできない、のだ。
〈論破2〉
デーブ・スペクター氏がドイツのメルケル首相が別の交接接種したことについて質問のところで、奥仲氏は以下の様な発言をした。
「現在ワクチンが足りている段階で、わざわざ違うワクチンを打つ理由はないです」
「これもまだエビデンスがでていないから・・・」
「おそらく将来的にはそういうことも可能になって来るとは思うが、基本的にはエビデンスがないなかで違うワクチンを打ちなさい、ということはメッセージとしてはおかしい」
この話題に関しては「エビデンスがでていないから」と言っておきながら、4~6の情報に関してデマと決めつけるのは、それこそエビデンスがないですよ。いまのところ。
言っちゃいけないですよ、そこ!
〈論破3〉
「赤ちゃんの授乳を心配している方もいると思うんですけど」という質問に対して奥仲氏は以下の語彙を使用した。
「ワクチンの成分そのものは、母乳には入らないことは分析結果はでているので大丈夫です。むしろですね、逆にワクチンを打ったお母さんの母乳には抗体が入っているので間接的に赤ちゃんの感染を守れる“可能性がある”という・・・。可能性ですけどね・・・」
そう「可能性がある」と言った。
奥仲氏よ、ネット情報(4~6)も「可能性を主張」しているんですよ!
自分は「可能性がある」と科学的裏付けのない発言をしているにもかかわらず、ネット情報をデマと決めつけるのは、明らかに偏見であり、間違っていますよね!
奥仲氏は、医師として科学者として番組に出演したのならば、「可能性がある」とか「可能性の問題」などという発言をしてはいけないのではないですか?
なぜなら、そこには科学的証明がされていないからです。
ちなみに聞きますが「可能性の話」をして何が悪いのですか?
繰り返し言います、ネット情報(4~6)も現時点で科学的に証明されたものではないですが、あくまでも可能性があると主張しているのです。
それを現時点で完全否定するのならば、いま、直ちに科学的説明、科学的根拠を持って論破してください!
〈論破4〉
奥仲氏は、正直な性格の一面があるようだ。
抜粋。
「最初に医療関係者が実験的に打たれたわけです。僕、や~な感じだったけど」
「ちょっと待てよ、俺ら最初に実験的に打たれたんだけど」
奥仲医師は専門家なんですよね?
なのに、なぜ、最初(ワクチン接種する前)に、ワクチン接種を嫌がったのですか?
ワクチンが安全であるというエビデンスはお持ちじゃなかったのですか?
「実験的に打たれた」と正直に言っちゃいましたね!
そうです、治験が終了していないワクチンを打つことは、打ちながら治験を継続し、終了させようとする実験の意味を持つのです。
医学博士の奥仲氏でも、嫌がったのだから、ワクチン接種を嫌がる人がいてもそれを否定したりできないのではないですか?
重要なことは、それは奥仲氏の経験による感想だということです。
〈論破5〉
もっとも重要な部分は、「10年とか20年の単位でもそこまで心配しなくても・・・」という長谷川ミラさんの質問に対する奥仲氏の回答だ。
それは?
「それはわからないですね!」
つまり、現時点での効果しかエビデンスはないということです。
数年後の副反応や支障などは、治験中のため誰にも“わからない”のです。
要するに、4~6をデマと決めつけることはできなのです。
奥仲氏は、最初に6つのネット情報を「デマ」と言い切りました。
その6つの中に、「長期的な安全性が分らない」がありました。
しかし、長谷川ミラさんの質問に対しては、「それはわからないですね!」と、正直に答えてしまったのです。
これは奥仲氏が「嘘をついた」ということです。
分るわけないじゃないですか、データがないのですから!
だって治験中ですから。
嘘はいけません!
TBSは焦ったでしょう。
デマをついていたのは奥仲氏の方だったのです。
奥仲氏の回答は大いなる矛盾を含んでいるのです。
また、科学的根拠を示しての説明ではないのです。
で、あるにもかかわらず、番組内で「ネット情報はデマ」と決めつけていることは、医師として科学者としてあるまじき行為であると言っておきます。
〈論破6〉
ウガンダ選手団の話題について奥仲氏は以下のような発言をしている。
「100%保障されるものではないから(ワクチン接種は)」
「打った後もマスクをしなくちゃいけないという状況になっているんだろうと思います」
100%保障はできませんよね。
ならば、テレビ局によるあたかも強制的と受け取れるワクチン接種強要の報道はダメでしょう!
それと科学者ならば「だろう」発言はだめです。
「だろう」とつけたらエビデンスはありませんよ。
それはただの感想です。
〈論破7〉
この論点も重要である。
奥仲氏は最初にこう言った。
「やっぱり医学っていうのは科学ですから、エビデンスがないものは全部個人の感想なんですよね」
これが「ネット情報はデマ」と論破する奥仲氏の発言のすべてと言ってもいい。
あ~そうか、と納得する人もいるでしょう。
ですが、アチキはそうはいきませんぜ!
奥仲氏の発言の中にはずいぶん「個人的な感想」が含まれています。
「医学は科学」「エビデンスがないものは全部個人の感想」と言っておきながら、公共の電波を使用して、奥仲氏の感想を述べるのは“なぜ”ですか?
まずいでしょう~!!
それと「個人的な感想」をテレビ局が否定するような放送をしてはいけません。
「個人的な感想」は、内心の自由に基づき、表現の自由で法的に保障されたものです。
「個人的な感想」を否定することはテレビ局による言論統制以外のなにものでもありません。
〈重要論点の補足〉
TBSは、「ネット情報はデマ」と否定する番組を放送するにあたって、なぜ医師である奥仲氏を起用したのでしょうか?
ワクチン及びワクチン接種に関することに答えるのならば(資本のあるテレビ局なら)、ワクチンの専門家またはウイルス研究の権威者を呼ぶべきではないですか?
それを他の番組等で出演経験のある医師に説明を求めるということは、不適格とまではいいませんが、不十分ではないですか?
例えて言えば、裁判でも事件の容疑者となりアリバイを証明するのに家族等は証言者としての資格はないと見なされますが、テレビ局とすでに関係ある医者では癒着が疑われ、客観性に欠くと思われてもしかたがないでしょう。
そう思われないためには、ワクチンの世界的権威、ウイルスの世界的権威の科学的意見を求めるべきでした。
〈追記〉
ただ一つだけ言えることがある。
それは奥仲氏は、医師としての最後の一線を超えなかったことである。
アクシデント的に長谷川ミラさんの質問がでたため、デマ情報の論破の話題に番組は戻ってしまったが、「長期的な安全性はエビデンスがありませんから分かりません」と答えた点である。
かすかに医師としての良心を最後に守ったといえる。
〈最終結論〉
最終結論は、TBS系『サンデー・ジャポン』の「ネット情報はデマ」という番組の内容こそ、「デマ」であり、視聴者を洗脳するものです。
この放送内容は、BPO案件です!
放送法違反に該当します。
よって、BPOの審査を求めます!!
『【後編1】ワクチン接種が強制的(当たり前の空気醸成を含む)であってはならない理由とは?』につづく。
最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!