『ウイルスについて学んでみよう! ~新型コロナウイルスの正体に迫る~』

【ウイルスとは?】

《ウイルスとは?》

「他生物の細胞を利用して自己を複製させる、極微小な感染性の構造体であり、タンパク質の殻とその内部に入っている核酸からなるもの」

「生命の最小単位である細胞やその生体膜である細胞膜も持たず、小器官もない」

「自己増殖することができないので、宿主に入りこむことで自己増殖する」

これらのことから、生物かどうか議論が分かれる。
というものです。
(フリー百科事典『ウィキペディアより』)

《ウイルスの大きさは?》

人間の細胞が、およそ10マイクロメートル。
細菌の多くが、およそ数マイクロメートル。
ウイルスは、およそ0.1マイクロメートル。

ウイルスとは、およそ人間の細胞の1/100の大きさ(直径)しかない極小のものなのです。

【ウイルス発見の歴史】

人類がウイルスなるものを発見したのはつい最近のことです。
細菌の発見は、17世紀にレーウェンフックが顕微鏡で見つけています。

ウイルスを人類が発見したのは、さらに時代が下って、1939年のこととなります。
これは電子顕微鏡が発明されたことにより細菌より小さなウイルスがようやく見つけることが出来るようになったということです。

「コロナウイルス」の命名は、1968年のこと。
このコロナウイルスは人類を度々苦しめてきたウイルスなのです。

2003年、SARS-cov(サーズ)が流行。
2012年には、MERS-cov(マーズ)が流行。
そして2019年~、SARS-cov-2(新型コロナウイルス)が猛威を振るう。

新型コロナウイルスの正式名称は「SARS-cov-2」です。

これはSARS-cov(サーズ)に遺伝子レベルで非常に近いというところから、サーズ2と呼ばれているのです。
よく目にするCOVID-19(コビット19)というのは、「病気の名前」であって、ウイルスの名前ではありません。
「ウイルス名」としては、「SARS-cov-2」ということになります。
これはHIVというウイルス名に対して、AIDSという病名がついていることと同じです。

《コロナウイルスの発見》

コロナウイルスは、1960代に風邪を引いた男の子の鼻の洗浄液から分離されたウイルスでした。
コロナウイルスは、症状が軽い風邪のような症状を起こすものです。

《コロナウイルスの特徴》

コロナウイルスの特徴は、外側がギザギザ(突起のようなもの)していること。
周辺にフリンジ(飾りのようなもの)がついていることが特徴です。
このフリンジの様子がラテン語の冠や光の環を意味するコロナを連想させるために“コロナウイルス”と呼ばれるようになりました。

《コロナウイルスの侵入方法》

コロナウイルスの外側にある突起(フリンジ)が人間の細胞に入っていくときの鍵となります。
コロナウイルスが細胞に近づくと、細胞の表面にあるレセプター(細胞膜から突起してるもの)に、ウイルスの突起(フリンジ)をピタリとくっつけます。
これが鍵の役割りとなり、ウイルスが細胞内に侵入していくことになります。

《ウイルスの働き》

ウイルスが細胞に侵入するのは増殖するためです。
人間を含めた生物の細胞には遺伝情報や体に必要な物質を作る仕組みがあります。

自分では増殖できないウイルスが細胞に侵入すると、生物の細胞がもっている仕組みを勝手に利用して増殖します。
そして、ウイルスは細胞にダメージを与えながら次々と細胞の外に出て行きます。
破壊された細胞は死滅するのです。
ウイルスは、それを繰り返すことで増殖していくのです。

つまり、ウイルスの働きというのは、生命体の根本である細胞を破壊することです。
破壊することで自らが増殖(生存)することです。

《ウイルスの毒性を決めるものは?》

ウイルスの毒性を決めている要因のひとつに「増殖力」があります。
例えば、インフルエンザウイルスは、24時間で100万倍に増殖する能力を持っています。
インフルエンザウイルスは非常に高い増殖能力を持っているのです。

ウイルスの毒性を決める要素は、
「増殖力」
「免疫の反応」
「感染する部位」
「伝播力」
などです。

《ウイルス感染による症状が起こる理由》

ウイルスは細胞を次から次へと破壊していきますが、細胞が破壊されたから痛みや熱などの症状(病気)が出るわけではありません。
これには免疫の反応が重要なカギとなっています。

ウイルスに感染した人間に出る症状は、免疫の反応と深くかかわりがあるのです。
発熱や咳、喉の傷みなどは、ウイルスを排除しようとする免疫の働きによるものです。
その主役が“免疫細胞”です。

免疫細胞が過剰に反応すると、本来の目的とは逆に体内を傷つけてしまうのです。
ウイルスを排除しようとして、逆に自分(体内で)を傷つけてしまう場合があるのです。
これを「免疫暴走」と言います。

増殖力が弱くあまり細胞に悪さをしないようなウイルスの場合は、免疫細胞も気がつかない(ウイルスの存在に)こともあり、ある程度放っておかれます。

感染した生物に対して、めったに症状を起こさないウイルスとして知られているのが、
「ボルナウイルス」…脳に感染する。繫殖力は弱く、細胞を破壊しない。
「JCウイルス」…腎臓などに感染する。免疫力が落ちていなければ症状はでない。
など。

《コロナウイルスの違い》

コロナウイルスには「軽い症状しか起こさないコロナウイルス」と「重い症状を起こすコロナウイルス」があります。

軽い風邪しか起こさないコロナウイルスは、主に喉や鼻に感染します。
一方、SARS-cov(サーズ)SARS-cov-2(新型コロナウイルス)は、肺などに感染することで重篤な症状を引き起こすのです。

《ウイルスの突起を取る方法》

石鹸やエタノールなどの消毒液で洗ったりすることによって、付着しているウイルスの突起が取れていきます。
それによって突起(フリンジ)を失ったウイルスは、細胞へ侵入することが出来なくなります。
ですから、石鹸や消毒液で手洗いや消毒をすることは、大変有効な予防法なのです。

【コロナウイルス以外のウイルス】

《T4ファージウイルスの不思議な侵入方法》

T4ファージウイルスは、バクテリアや細菌に感染するものですが、このウイルスの場合はコロナウイルスとは違った方法で細胞に侵入します。

T4ファージウイルスの場合は、ウイルスそのものが細胞に侵入するのではなく、遺伝情報だけを細菌の中に入れるという方法を取ります。
T4ファージウイルスは、細胞に取り付くと注射針のようなものを差し込み、そこからゲノム(遺伝情報)のみ注入します。

つまり、T4ファージウイルスは自分のDNAを細胞に入れることで増殖をするのです。
これはバクテリアの細胞の表面が頑丈なため、ウイルス自体を細胞に入れるのではなく、ゲノムだけ注入するようにウイルスが進化したと思われています。

《狂犬病ウイルス》

現代の日本では、予防接種が普及したおかげで狂犬病を発症する事例はほぼありませんが、(今年1件発生した)狂犬病もウイルス感染による病気です。
狂犬病ウイルスは、神経細胞に侵入して細胞を破壊します。

《ヒト免疫不全ウイルス(HIV)》

HIVウイルスはリンパ球(免疫細胞)に感染するウイルスです。
HIVウイルスに感染すると、免疫不全(免疫機能が働かなくなる)を起こしてしまいます。
免疫細胞そのものを破壊するウイルスなので致死率が高くなるのです。

【ウイルスの伝播力】

ウイルスは宿主に寄生することで生き残ります。
ですから、ウイルスの周りに感染できる個体(生物など)が非常に少ない場合は、全体の集団に広げる力は少なくなってきます。(伝播力が弱くなる)
ですから「密度」が関係してきます。

《新型コロナウイルスは空気感染するのか?》

最近、SARS-cov-2(新型コロナウイルス)が空気感染するのではないか? という議論がなされています。
これについてはすでに日本では、明らかになっているにも関わらずテレビのワイドショーやニュースなどでなぜか取り上げられないことがあります。

それは日本において初めて新型コロナウイルスの被害を出したクルーズ船ダイアモンドプリンセス号における新型コロナウイルス感染被害の調査で判明したことがあります。

それはクルーズ船の中でいかに集団感染が発生したのかというメカニズムですが、クルーズ船の乗客と乗組員などがパーティーや食事などで大勢が一か所に集まることで感染が次から次へと起きたのです。

その感染は、飛沫も当然ありました。
すでに感染した人が触れた部分に他の人が触れることでウイルスが拡散されてしまったこともありました。(接触感染

そして、重要なことはクルーズ船という密閉空間において、大勢の人が密集するところで感染してしまった人の吐き出す呼気 (吐き出した空気) が、空調が作り出す空気の流れによって、室内に蔓延し、大勢の人がウイルスを含んだ呼気を吸い込んで感染してしまっていたということです。

つまり、唾などの飛沫だけではなく、飛沫よりも微細な呼気(吐き出した空気)にもウイルスは存在していたのです。

クルーズ船の感染状況を調べると、全ての階や部屋に感染者が出ていましたが、それは呼気によって感染したことが原因なのです。
ですから、飛沫だけを注意するのは間違いなのです。
呼気にも微量ですがウイルスは含まれているのです。

【ウイルスは徐々に弱くなっていく?】

ウイルス学の中で有名な話があります。
1950年代のオーストラリアでのことです。
19世紀に狩りの獲物として持ち込まれた24匹のウサギが、天敵のいない地で6億匹にも繁殖してしまったのです。
繁殖したウサギは農作物へ被害をもたらします。
そこで当時のオーストラリア政府は、ウサギにだけ感染するウイルスを利用することにしたのです。

そのウイルスは、ミクソーマウイルス
このミクソーマウイルスをウサギに感染させると重い皮膚病にかかります。
その致死率は90%以上という恐ろしいものです。

ウイルスは瞬く間にオーストラリア全土に広がり、2年後には全体の85%(5億匹)のウサギが死滅しました。
ところが7年後、ウイルスで死ぬウサギの割合が25%にまで下がりました。
この事態が起こった理由として考えられているのが、

〈理由その1〉
ウイルスに耐性が強いウサギが生き残ったため。
これはウサギ側の問題です。

〈理由その2〉
ウイルス側にも問題があると考えられました。
つまり、ウイルスの変化です。

「強いウイルス」「中くらいのウイルス」「弱いウイルス」が現れたとして、それぞれが別のウサギに感染したとすると・・・。
強いウイルスに感染したウサギは死んでしまうので感染が続かない。
中くらいのウイルスに感染したウサギの半分は死に、半分は生き残る。
弱いウイルスに感染したウサギはほぼ死なない。
(あくまでも確率上の話です)

そうするとどうなるか?
強い毒性を持ったウイルスは生き残れなくなり、弱い毒性のウイルスだけが生き残るようになる。
よって、時間の経過とともにウイルスの毒性は弱まっていく、と考えられています。

SARS-cov-2(新型コロナウイルス)に関してもそれは言えるのですが、ただそれは、どれくらいの時間が必要なのかは今の時点では残念ならが分かりません。

SARS-cov-2(新型コロナウイルス)に関しては、感染力は高いものの致死率そのものは高くないため、ウイルスの毒性が弱まり人間にとって脅威とならなくなるのは、長い年月が必要となるかもしれません。
(その前に、ワクチンと治療薬が開発されると思われます)

【ウイルス学の転換が起きている】

現代においてウイルス学に変化が起きているのです。
今までのウイルス学は「病気を起こすウイルスの研究」が中心でした。
しかし、近年、ゲノム解析による未知のウイルスが大量に発見されているのです。

2015年に見つかったウイルスのゲノムの数は、4,225種類。
(正確にはウイルスの候補)
これが2020年には、865,000種類と200倍に急増しました。

ウイルスとは、ありとあらゆる地球環境に存在するのです。
海水、土壌、さまざまな植物、さまざまな動物、はては下水溝などに存在するのです。
人類が持つ科学は、ウイルスについて知らないことのほうが多いのです。

ここからはアチキの独自見解ですので、ご注意ください。

【ウイルスの存在はなにを意味するのか?】

ウイルスは宿主に寄生します。
その宿主となった生物などが集団で存在している(密の状態)と、ウイルスは次から次へと増殖することが出来ます。

突飛な発想をするならば、ウイルスは「ある集団の密を解消させる役割を自然界で担っている」という意味に捉えることができるのではないでしょうか。

要するに、ウイルスは自然界の中で特定の生物などを淘汰する役割を担っている存在であるということも可能ではないか、ということです。

もし、そうならば、全世界に広がって感染被害を出しているSARS-cov-2(新型コロナウイルス)は、人類を淘汰しているのかもしれません。
それが大自然の意思、摂理なのかもしれません。

もし、淘汰されているとするならば、理由ななんでしょうか?
地球上に人類が増えすぎたため。
地球環境にとって人類が害となっているため。
科学万能主義で驕ってしまった人類を滅ぼしている(淘汰している)。

SARS-cov-2(新型コロナウイルス)の脅威の前では、人類が築き上げてきた科学も医学も無力です。
大自然の力には人類は逆らうことなど出来ません。
ウイルスが自然界に存在するということは、そこに何らかの目的があるはずです。

【ウイルスに意思はあるのか?】

ウイルスとは、生物のようで生物とは呼べないもの。
ですが、ウイルスは生き残るために細胞に侵入することで自分のコピーを増やしていく。

科学者の人たちは唯物的発想から、ウイルスに意思は無いといいますが、どんな微細な生命体でもなんらかの意志的なものはあるのではないか、とアチキは思うのです。
これはウイルスに限らず植物、動物などの生命体にも当てはまる議論だと思います。

「生命体」と呼べるものには、それぞれに「意識体」というものが存在する。
そう考えるほうが自然ではないでしょうか?

「意識体」とは、別な表現をするならば「目に見えないエネルギー体」ということです。
目に見えないエネルギー体が、物質的存在をまとって生存している。
そう考えることのほうが自然ではないでしょうか。

「ウイルスに意思がない」という見解は、現代科学で証明されたものではありません。
それは科学者が「そう思う」というレベルにしか過ぎません。

ですが、事実として、ウイルスは「細胞に侵入しようとする」わけです。
それを意思と呼ばずしてなんと説明するのか、アチキには不思議でなりません。

ときに、科学者の発言を聞いていると、“偶然”という語彙と“不明な点(解明されていない)”という発言が混じっていることがあります。
その場合、完全に科学ですべてを証明できていないということを意味しています。

科学者の関心は、ウイルスの構造とか、働きとか、それが人間にどんな影響を起こすのか、といったことに向いています。
でも、アチキの関心は、なぜウイルスが宿主を求め、細胞に侵入しようとするのか、という点に向かっています。

生命体には「想念」がある、という考えがあります。
想念にはプラスのものとマイナスのものがあります。
さらに、同じ性質、波長をもった想念は同じものをひきつけます。

人間の肉体細胞を破壊するウイルスに想念が宿っているとしたら、それはマイナスの想念です。
マイナスの想念とは「破壊の想念」ということです。
この場合、恐怖はマイナスの想念ですから、新型コロナウイルスを怖がり過ぎないということが重要になります。
恐怖というマイナスの想念が破壊の想念を持つウイルスをひきつけてしまうからです。
(磁石の原理と同じように思ってください)

アチキには、ウイルスには意思があると思うのです。
「意思」というレベルであるかどうか議論されるとことですが、低レベルであってもなんらかの弱い意識体があると思えるのです。

【SARS-cov-2(新型コロナウイルス)は人工ウイルス?】

SARS-cov-2(新型コロナウイルス)は人工的に作られたウイルスなのか、自然界にもともと存在していたウイルスなのかは、議論が分かれるところだと思います。
ですが、アチキが気になるのは、新型コロナウイルスの正式名称です。

サーズ2が新型コロナウイルスなのです。

つまり、新型コロナウイルスがSARS-cov(サーズ)に遺伝子レベルで非常に近いということから考えると、サーズウイルスの遺伝子を操作してつくり出された可能性は現時点では完全に否定できないのではないか、と思うのです。

さらに重要なことは、新型コロナウイルスが発生した中国武漢市にはウイルス研究所があるということです。
これを偶然と呼ぶにはあまりにも不自然です。

中国政府には新型コロナウイルスとウイルス研究所の関係についての真実を明らかにする義務と責任があります。
また、世界中で感染被害にあっている国々は、中国に対して調査を強く求める権利があります。

アチキの個人的な見解は、「新型コロナウイルスは人工ウイルス」である、と思っています。
中国や北朝鮮がウイルス兵器の研究をしているのは国際社会において公然の事実なのです。

新型コロナウイルス発症地の武漢と欧米などで感染力及び致死率が違うのはなぜでしょうか?
もちろん国による環境の違いはあるでしょう。
ですが、それだけで説明はつかないでしょう。
むしろ、同じウイルスだとするならば感染力や致死率が同じようでなければならないはずです。
(時間が経過した時点では、ウイルスの変異はありますが、同時並行でパンデミックが起こった場合は、同じウイルスと考えるほうが自然です)

SARS-cov-2(新型コロナウイルス)が生物兵器だとするほうが、地球上で起こったパンデミックを説明できるのではないでしょうか。
信じるか信じないかは、あなた次第です!

最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!


最新情報をチェックしよう!