【イギリス王室編⑤】~イギリス王室と南北戦争~
これまでの記事
【イギリス王室編①】~イギリス王室にはさまざまな秘密結社が存在する?~
【イギリス王室編②】~イギリス王室の家系とは?~
【イギリス王室編③】~共産主義と国際連合の始祖とは?~
【イギリス王室編④】~ダイアナ元妃の死の真相とは?~
イギリス王室と南北戦争
《エリザベス女王の信仰とは?》
〈イギリス王家はあらゆる宗教の活動を把握している〉
エリザベス女王(故)には、英国国教会の信仰を守るための摂政がいて、それはガーター騎士団によって任命される。
この摂政は、あらゆる宗教組織の活動を女王に伝えている。
だから、日本における新興宗教の情報も当然ながら伝わっていると考えられます。
当事者の方々、これを理解してください。
問題は、ただ“知るだけ”ですか? ということ。
世界最強の諜報部隊(MI6)を持ち、数多くの秘密結社を従えたイギリス王家が、イギリス王家を脅かす“啓示宗教”の存在を許すと思うならば、その脳内にはお花畑が咲きほこっていることでしょう。
ここで女王に報告される情報は、議会も各大臣も目にすることはない。
エリザベス女王(故)がどれだけの権力を持っていたのかを示すエピソードがある。
それはMI6によって女王(当時)が総理大臣の書類鞄を自由に見られるようにしているという。
だから、もし時の総理大臣が王室に不利益をもたらすことを考えていたり、あるいは王室を嫌っていたりすると、それらが全部女王の知るところとなるのです。
こうしたことがなぜ可能なのかと言えば、イギリス王室の下には数多くの秘密諜報部隊=秘密結社があるからなのです。もちろん軍事情報部もあります。
エリザベス女王の信仰についてジョン・コールマン博士が以下のように暴露している。
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・12章』より引用
エリザベス女王は英国国教会の信者ではない。その正反対だ。たとえば黒い貴族のヒュー・モンテフィオーレ主教は「キリストはホモセクシュアルだった」と言い、デイヴィッド・ジェンキンス主教はキリストの復活を「骨を使った手品にすぎない」などと言った。にもかかわらず、エリザベス女王はこの二人を賞賛しているのだから、国教会信徒であるはずがない。女王はこの二人を譴責(けんせき)すべき立場にあるにもかかわらず、どちらにも、まったくなんの咎めもない。この同じイギリス女王が、聖書贈呈式では、キリスト教を擁護するという誓いを立てているのである。
信仰の対象であるイエス・キリストに対して、「キリストはホモセクシュアルだった」、「骨を使った手品にすぎない」などと冒瀆をした主教に対して英国国教会のトップであるエリザベス女王が何の叱責もせず、逆に賞賛するということは、誰が考えてもクリスチャンとは思えないでしょう。もしクリスチャンならばあるまじきことであり、キリスト教の看板を掲げている英国国教会のトップとしての責任を放棄しているとしか言えない。

〈騙されるな!〉
日本人の方々にも知って欲しいのですが、表で言っていること(口で言っていること)だけを信じると騙されることがあります。
そもそもディープステート=秘密結社とは、「騙しの達人」であることを深く理解するべきなのです。
日本にもこうした口で言っていることと、実際の中身がまるで違う、という人物と組織が多くあります。それは宗教も政党もその他のあらゆる組織であることです。
たとえば、「キリスト教の一派」と名乗っているからその組織はキリスト教ではなく、キリストへの信仰を持ち、キリストの教えを実践している者こそが信徒と呼べるのです。
政治となると騙される人が非常に多い。
たとえば、「反グローバリズム政党」と名乗っているからその政党が反グローバリズム政党ではなく、その本質や本当の思想、活動の在り方が反グローバリズムである政党が本当の反グローバリズム政党なのです。
口だけでは何とでも言えるのです。
あくどい者たち、強欲な者たちは必ず「騙し」を使います。
重要なことは、口で言っていることを信じるのではなく、その本質を見抜くことなのです。
〈ウィンザー家に代わる別の血統とは?〉
話をダイアナ元妃の話題に戻すと、英国国教会がキリストへの信仰ではなく異教の信仰を持っていること、王位継承法を変更していること、これらは「王位継承法違反」となるので、これを議会に持ちだされたならば、ウィンザー家が退けられる立法が成立する可能性があった。
では、ウィンザー家に代わる別の血統が何かといえば、ダイアナの血統となるとジョン・コールマン博士は指摘している。
(ダイアナは、17世紀から続いているイギリス名門貴族であるスペンサー家(伯爵家)の出身で父親はスペンサー伯爵)
ダイアナの家系には強力なカトリック信者が何人もいる。なかでも有名なのが、イギリス貴族中のもっとも有力な人物がブランドフォード子爵。
《南北戦争を起こした真犯人は誰だ?》
〈リンカーン大統領暗殺について〉
大英帝国というよりもイギリス王室の力は強大なのです。
ジョン・コールマン博士はアメリカ南北戦争についてこう言っています。
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・13章』より引用
南北戦争はイギリス王家の秘密結社が引き起こしたもの…
~中略~
ヨーロッパの陰謀家どもは、南北戦争によってアメリカを根本から引き裂き、国家としてのアメリカ合衆国を終わらせ、その憲法を破壊しようと考えていた。
リンカーン大統領に関してジョン・コールマン博士は以下のように語っている。
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・13章』より引用
真に重要なのは、リンカーンを暗殺したジョン・ウィルクス・ブースがKGCのメンバーだったことだ。KGCは、ロスチャイルド家から密かに資金援助を受けていた。
「KGC」とは、1853年にグールガス・デュパンの一族が設立した「黄金の円の騎士団」のこと。グールガス・デュパン(ド・レンジャース一族)とは、スイスの黒い貴族でイギリス王室とは密接な同盟関係にあった。
もう一つ、マレー・デュパン一族も同じくスイスの黒い貴族でイギリス王室とは密接な同盟関係にあった。
マレー・デュパンの息子のジャック・マレー・デュパンはイギリス情報部のために働いていた。
また、ブース(リンカーンを暗殺したとされている人物)は、「ベネチア党」という秘密結社のメンバーと親密にしていた。
「ベネチア党」を作ったのはジョージ三世。
イギリスの情報組織MI6とは、このベネチア党を基礎にして作られたもの。
つまり、MI6とは秘密結社の延長線上に作られた組織であるということ。
それを「秘密」とするのではなく、表看板を作って公式なものとしたということ。
実は、アラン・ビンカートンという人物が、リンカーン大統領暗殺に関する警告をしていた。
アラン・ビンカートンは「外国の秘密結社があなたに反対する活動を行っている」「あなたの身体に危害を加えようとする者もいる」と警告し、身の安全を守るようアドバイスをしている。
しかし、結末は歴史が示す通り。
ジョン・コールマン博士によれば、リンカーン大統領暗殺だけではなく、ガーフィールド大統領およびケネディ大統領の暗殺もイギリスの秘密結社によるものとしている。
〈アメリカ南北戦争とは何だったのか?〉
結局、アメリカ南北戦争とは何だったのかといえば、連邦陸軍将校として入り込んだ秘密結社による「アメリカ改造のための戦争」だったと言える。
アメリカの改造とは、これまでの連邦のあり方と、それまでの合衆国憲法のあり方を問うものであり、合衆国の社会的条件を変えるということ。
これは簡単に言うと、州の独自性、独立性を弱体化させ、逆に連邦組織の権限を強化することが戦争を起こした狙いであったと言える。
ジョン・コールマン博士によれば、合衆国のマルタ島騎士団はアメリカを新世界秩序へ向かわせるうえで、大きな役割を果たしているという。南北戦争においてもこの「至高のマルタ島騎士団」は戦争中、全力をあげて戦争遂行勢力を支援していた。
実際に戦争遂行を推進していたのは共和党急進派だが、その背後にロスチャイルド家、ウォーバーグ家、フリーメーソンリーなどの陰謀団がいたのだ。
もちろんそれらの秘密結社(=陰謀団)を操っていた存在の頂点に君臨するのがイギリス王室であることは論を待たない。
南北戦争に関することで私が注目した点がある。
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・13章』より引用
イギリスの工作員は南部市民のあいだに入り込み、戦争を扇動して、もし北部が勝てば南部は終わりだと言いふらした。
というコールマン博士の言葉。
ここにディープステートの戦術が見てとれる。
注目すべきは2点。
「入り込み」と「扇動した(言いふらした)」。
入り込んだのはもちろん秘密結社の工作員であり、これは外部から破壊する方法とは逆で内部に入り込んで組織を牛耳ったり、違う方向性を植えつけさせたり、最後は「組織を乗っ取るディープステート得意の戦術」です。
また、もうひとつ彼らの得意戦術が「プロパガンダ=洗脳または情報操作」があります。
上記の「言いふらした」とは、嘘やでっち上げを真実(本当のこと)のように信じ込ませて騙すという手法です。
これらの手法は現代までずっと続いています。
ちなみにイギリスの工作員が入り込んだ先に「クウェーカー教徒」があります。
ただ、これはクウェーカー教徒の全員が工作員というわけではなく、「入り込んだ者」以外は陰謀について知らなかったと思われます。
当時のリンカーン大統領は前期のトランプ大統領と同じ状況にあった。
それはリンカーン大統領の腹心たちのなかにロスチャイルドとウォーバーグの銀行家派閥とつながっていた者がいたことです。
当時はネットもスマホもない時代。
陰謀団に関しても隠されていたので、リンカーン大統領が把握していなかった可能性が考えられる。
それは彼らが隠蔽の達人であり、騙しの達人であることが大きく影響していることは間違いない。
付け加えると、南北戦争を起こした陰謀団の目的のひとつが「奴隷解放」であったことは現代人から見れば皮肉としか言いようがない。
これを理解するには、途方もない知識情報が必要だが、ひとつだけ言うと、当時の合衆国憲法では「奴隷」は認められていたことがあげられる。
つまり、合衆国憲法の破壊という究極の目的が陰謀団にはあり、その奥の奥にアメリカ合衆国を建国した人たちの血筋と陰謀団の血筋という長い歴史の因縁があるということ。
この陰謀団の血筋に関しては、いずれ別の記事にしたいと考えている(予定)。
ジョン・コールマン博士によれば、南北戦争が始まったときに、リンカーン大統領は奴隷制廃止など考えていなかったと主張している。
事実リンカーン大統領はこう語っている。
「この苦しみの最大の目的は連邦を救うことであって、奴隷制をどうこうすることではない…」
これを覆したのはロスチャイルドとウォーバーグによる圧力であるとすでに語ったが、他にもリンカーン大統領に強力な圧力をかけた存在がある。
それこそロンドンの秘密結社でイギリス政府指導者を多数メンバーに持つ組織である「薔薇十字団」なのです。
リンカーン大統領にはヒステリックなまでに奴隷廃止論者からの誓願が届いていた。
実は、アメリカの奴隷制廃止論者に指示を出していたのがイギリスの反奴隷制運動論者であり、さらにその運動を動かしていたのがフリーメーソンリーだったのです。
このように組織をいくつも重ねることで震源地(指令の発信源)がどこにあるのかをわからせなくなる煙幕を張るのがディープステートの得意戦術なのです。
なお、リンカーン大統領を暗殺したのは、イギリス情報部だとジョン・コールマン博士は告発している。
大国アメリカ合衆国の大統領を暗殺できる人間がいるとすれば、それは秘密結社を数多く従える“イギリス寡頭支配層”しかないと思われる。
ジョン・コールマン博士が著書で語っている内容は、空想やフィクションではなく、大英博物館にあるその時代の歴史文書をほとんど読み通した上で示したものです。

《ヴィクトリア女王の先祖とは?》
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・13章』より引用
ヴィクトリア女王がドイツ系で、黒い貴族を先祖にもつことも忘れてはならない。
特にマッキンリーは、再びアメリカに繁栄をもたらし、金生産を増やし、ヨーロッパおよび世界中でアメリカの農産物への需要を急増させていた。いつものように、イギリス王家は秘密結社を使い、マッキンリーを処置した。リンカーンも、ドイツの政治家ラーテナウも処置された。どちらの暗殺も、秘密結社の工作員が指令を受けて実行したものだ。
〈イギリス王家の血統の行きつく先とは?〉
ヴィクトリア女王がドイツ系で、黒い貴族を先祖にもつ。
つまり、イギリス王室(王家)とは、イングランド島の先住民族ではなく、近々ではドイツ系の血筋であり、その先祖をたどると「黒い貴族」だということ。
ここにすべてがある。
「黒い貴族」の正体を知らずして、ディープステートの正体を知ったとは言えない、ということを理解するべきです。
陰謀やディープステートの研究をしていると豪語して「黒い貴族」を知らなければ、それは「無知」としか言いようがない。
「黒い貴族」を知らずして陰謀を明らかにすることはできず、また「黒い貴族」を知らずしてディープステートの正体を捉えることはできない。
「黒い貴族」の「黒」とは肌の色ではなく「行い」のことである。
「黒い貴族」と呼ばれる者たちは、言ってしまえば極悪非道、冷酷、残虐、性的な異常性を持つと言える。
彼らは「暗殺」という黒い行為に対して、罪悪感など持たない。
邪魔者、敵対者は消す。
ただそれだけである。
そして歴史を書き換える。
黒を白に、白を黒にした歴史をプロパンダして人々を騙す。
彼らにとっての民衆とは家畜としかみていない。
そもそも彼らは創造主(神)への叛逆者なので、神が作り出した秩序や善、真などを破壊することに快感をおぼえる。
だから、洗脳、騙し、暗殺が悪いことだと微塵も感じていない。
これを悪魔と呼ばずして何と言うのか。
彼らのやり口で、私が最も姑息だと思うことは、それらの真実を隠蔽(隠す)ことである。
悪事(陰謀)を存在しないように粉飾し、人々を騙すことは超一流と言えよう。
彼らが最も恐れることが何かといえば、「陰謀が明らかにされること」、言い換えれば「真実が知れ渡ること」であり、それによって「世界中の人々が騙されていたことに気がつき、陰謀団に怒りを向けること」なのです。
だから騙すのです。
「騙す」という意味の中には、「防衛(陰謀団にとっての)」という意味がふんだんに入っているのです。
世界中の人々が真実に目覚めると、彼らは居場所を失い、地位も金も失います。
だからこそ、必死なのです。
なにがなんでも真実が世に出ないように力の限りを尽くすのです。
このことを踏まえて最も重要なことは、世界中の民衆が「無知」から目覚めることです。
彼らは民衆を「無知の状態」に作り上げているのです。無知とは要するに「衆愚」です。
本当に重要な情報に目を向けず、政治に無関心にして、政治不信を植えつけ、宗教嫌いにして、娯楽享楽の世界に閉じ込めて堕落する方向性を植えつけているのです。
ここで語っていることは陰謀論でも物語でもありません。
ディープステート、陰謀について研究すると、必然的にこうした思考となるのです。
陰謀団=ディープステートが何よりも恐れることとは、民衆が「無知から目覚める」ことなのです。
私のこのシリーズ記事は、その無知を打ち破るためのものなのです。
危険な発言だと承知していますが、言います。
知ってください。
イギリス王室の下には数多くの秘密結社が存在していて、それらが暗躍することで世界を牛耳っているということを。
《昭和天皇もガーター勲章を受勲していた》
日本国民に関係することがダイアナに関する内容に付属して書かれている。
それは驚愕すると同時に摩訶不思議でもあること。
前記事である【英国国教会編】で語らなかった事実がある。
それは?
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・13章』より引用
それは裕仁が1929年に、当時のジョージ六世からガーター勲章を贈られたということが理由だとしか考えられない。
つまり、昭和天皇、平成天皇、そして令和天皇と3代続いてイギリス王室が与える「ガーター勲章」を受勲しているということ。
〈封印された昭和の歴史〉
「考えられない」ということの理由とは、ダイアナが興味を持った情報であり、ヨーロッパの各王家のメンバーが、日本の裕仁天皇の命を救うのに乗り出した経緯についてであり、裕仁天皇を戦争犯罪人として処刑して、日本を共和国にする計画があったという。
ノルウェーのハーコン国王(エリザベス二世の従弟)に後押しされたフレデリック一世が王家の血縁者グループとともに、「日本共和国計画」は大きな誤りだとマッカーサー元帥に説得したとされる。
日本人としては、感謝するべきでしょうが、こうした歴史的な出来事を歴史書はまったく伝えていないことは問題と言える。
重要な点は、なぜイギリス王家が裕仁天皇の命を救ったのか、という点に尽きる。
なぜでしょうか?
《ウィルソン大統領のコントローラーとは?》
ジョン・コールマン著『秘密結社全論考㊦・13章』より引用
これまで何度も述べたように、ウィルソンのコントローラーはハウス大佐で、大佐への命令は、MI6北米支部長、サー・ウィリアム・ワイズマンから出ていた。この、おそらく世界最古の情報部の伝統にしたがえば、ワイズマンはバッキンガム宮殿に相当顔が利いたはずである。したがって、ワイズマンからハウス大佐を経由してウィルソンに渡った命令は、間接的にジョージ六世から出たものだと結論せざるを得ない。

〈陰謀団の指令系統とは?〉
「コントローラー」、この言葉は以前の記事でも示しましたが、陰謀団がある人物または組織を思うがままに操るための役割を果たすのが“コントローラー”と呼ばれる人物なのです。
上記の文で示された「ウィルソン」とは、もちろんアメリカ合衆国第28代大統領のトーマス・ウッドロー・ウィルソンのことです。
「ハウス大佐」とは、アメリカ合衆国の政治家および外交官(表看板では)でカーネル・ハウスのニックネームで知られ、テキサス州の政治において大きな影響力を持っていた人物とされる。
ハウス大佐は1912年の大統領選挙でウッドロー・ウィルソンを支援し、第一次世界大戦やパリ講和会議(1919年)では、ヨーロッパの政治・外交に関するウィルソン大統領の最高顧問を務めた人物。
「ジョージ六世」とは、言わずと知れたイギリス国王(在位期間:1936年12月11日~1952年2月6日)です。
問題の「サー・ウィリアム・ワイズマン」は表の歴史には出てこない人物。
MI6(諜報部隊)の人間ですから当然ですね。
しかし、ジョン・コールマン博士は同じイギリス軍事情報部第5課(MI5)の元将校。
一般人が知り得ない情報をつかめる情報収集のプロ。
ジョン・コールマン博士の目を塞ぐことはできない。
流れを整理します。
アメリカ合衆国を裏から操るやり方はこうです。
アメリカ合衆国大統領選挙にて、陰謀団の仲間もしくは言いなりとなる人物を立候補させて支援し、当選させる。
大国アメリカ合衆国の最高権力についた大統領(この場合はウィルソン)をコントロールする人物(つまりコントローラー)を側に配置する(側近として)。
コントローラーが忠誠をつくすのは選挙で勝利した大統領ではなく、ましてや民衆でもなく、陰謀団(の企て)。
コントローラーはMI6から指示または命令を受け取って、操り人形を大衆に分からないように操作する。
MI6の指示または命令の根源はバッキンガム宮殿、つまりイギリス王室にまで遡れる。
バッキンガム宮殿(イギリス王家)→ワイズマン(MI6)→ハウス大佐(コントローラー)→ウィルソン大統領(一国の権力者)。
こうした複雑な指示系統を持つために陰謀が世間の人たちから“見えない”状態になっているのです。
発信源から表面上にいる人物にいたるまで、幾重にも人または組織を重ねることで、どこから発信されたものなのか、根源がどこなのかを隠す作用があるということです。
さらに人々は陰謀があるとすれば、その根源は深い闇のなかに存在する何者かではないかと誤解します。
まさか世界中から尊敬を集める「王家」が根源であるとは誰も思わないのです。
もちろん、この分野を研究した人たち以外の“人類のほとんど”がです。
これが陰謀団(ディープステート)の常套手段(伝統的やり方)なのです。
以前の記事で、「陰謀の闇を深く探っていくとなぜか表に出てしまう」と私が言ったことを覚えている方がいるでしょうか?
このことを言っているのです。
彼らはある意味では「天才たち」なのです。
もちろん天才の前に「騙しの」とつきますが。
〈対ディープステート戦術〉
この構造を理解しないと、ディープステートと戦うことは出来ません。
ここで私からのディープステート対策としてある戦術を提示します。
ディープステートたちから自由なる世界と自主独立性などを守るためには、「コントローラー」の人物を探し出しそこに攻撃(違法行為の摘発、人道に反することへの非難、売国行為への国民の怒りなど)を加えるのです。
陰謀団の構造からすると根源を排除するには時間も労力もかかります。
いずれはすべてを暴露し、世界中の民衆の知るところとし、陰謀団すべてを排除する必要がありますが、差し迫ったニュー・ワールド・オーダーを阻止するためには「コントローラー」を潰すことです。つまり、中継地点を切断するということです。
コントローラーを探すポイントは、「権力者の側にいて強い影響力を持ち、一般的には名誉と地位と富を得ている人物」であり、その思想を探っていくと秘密結社の思想(グローバリズム=新世界秩序建設の思想)と合致する人物となります。
ただ、現代はコントローラーの何人かはすでに顔バレしている人物もいますし、真実を探求する人たちに“そちら側“と判定されている人物も多くいます。
ですが、まだまだ素顔を隠して世間を騙して活動する陰謀団の仲間たちが世の中には溢れています。
おそらく真の正体が明かされたならば、「まさかあの人が…」と世間が驚く人物が多くいると頭のなかに入れておいてください。
おそらく大多数の人たちが騙されていますから。
【イギリス王室編⑥】につづく
参考書籍(引用元)
書籍名:『秘密結社全論考㊦』
著者:ジョン・コールマン
監訳者:太田龍
出版社:成甲書房
最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!