『コラムニスト伊是名夏子氏の「乗車拒否された」発言炎上騒動にもの申す!【追記1】 ~伊是名氏擁護の東京新聞の記事は「論点ズラし論法」であり、擁護の体をなしていない!~』

はじめに!

伊是名氏の「JR乗車拒否発言」騒動に関するご意見番の見解は、すでに【前編】【後編】で出尽くしている。
なので、これ以上、伊是名氏に対して批判(間違いの指摘)をするつもりはなかった。
だが、あまりにも見過ごせない記事を東京新聞が掲載したため、その記事に反論することにした。

Twitterなどを覗いていて感じることが、保守系の人たちのアカウントが小さな失言を取り上げられてアカウント停止などに追い込まれていることだ。
やっているのは、「左翼勢力」と「反日勢力」と思われる。

保守系の言論人は、負けてはいけない。
左翼と反日の勢力は、組織ぐるみで「保守の言論」を潰しに来る。

記事本編では、伊是名氏擁護の東京新聞の主張に対して真っ向から反論した2人の主張を取り上げる。(リンクを貼っておきます)
一言で言うと「見事!」な反論である!
おそらく東京新聞は“ぐうの音”もでないだろう!

自国を愛し、自国の伝統を守り、自国の尊厳を守る戦いが、いま、起きている!!

言論戦とは、現代におけるミサイル合戦(実際の戦争)の代理戦争である!
言論戦に負けることは、自国を腐敗に追い込む他の主義、思想の侵略を許すことに繋がっていく。
日本を左翼化、反日化にさせないために戦わねばならない!!
保守の言論人も、一致団結し戦わねばならない!

伊是名夏子氏擁護の記事を東京新聞が掲載!

《伊是名氏擁護の東京新聞の主張とは?》

東京新聞(川崎支局)が、以下の出だしから始まる内容の記事を掲載(5月22日)した。
記事を掲載した目的は、明らかに「伊是名氏擁護」。
記事の内容は、伊是名氏と同じ障害者からの声を紹介する形で伊是名氏を擁護する主張を前面に出している。

「電動車椅子を使う川崎市在住のコラムニスト伊是名夏子(いぜななつこ)さん(39)が先月、JR東日本に無人駅の移動介助をいったん断られた経緯をブログで問題提起をしたところ、激しいバッシングを浴びた。市内の障害者たちは、声を上げた当事者を「クレーマー」となじる背景に、無自覚な障害者差別があると指摘する。(山本哲正)」

〈松浦明美さんの主張〉

記事の中では2人の障害者の声が紹介されている。
その一人は、脳性まひによる肢体不自由で車椅子で生活している多摩地区の松浦明美さん(61)。
松浦さんは、以前、路線バス乗車時に運転手にシートベルトを強く装着され肋骨を折る交通トラブルを経験しているという。
(確かに、それは酷いでありんすな!)

松浦さんは今回の問題(伊是名氏の言動が世間から非難されている騒動)で、社会の理解が進んでいないと痛感したと言う。
松浦さんは、伊是名氏への非難が相次いだことに対して以下のように思ったという。

「障害者はペコペコしなければいけませんか?」

また、以下のような主張をしている。

「自分で選んで、障害を持って生まれてきたわけではないのです。傷害者が一歩下がって『電車に乗りたい』と事前連絡するとして、でも、もし急に子どもの迎えを求められたり、親が危篤といった場合、(車椅子を使わない)皆さんも一日我慢していられますか?」

〈佐藤紀喜さんの主張〉

もう一人が相談支援専門員で自らも車椅子を利用する佐藤紀喜さん(55)だ。
佐藤さんの主張は?

「伊是名さんの、訴えていることは、私たちと同じと思いました」

「障害者は世に出ていい存在ではなく、施しを受けて暮らしていく存在との考えが脈々と受け継がれている」(障害者本人も家族も、周囲の人たちも)

〈津久井やまゆり園事件〉

記事の中で、2016年に相模原市で起きた津久井やまゆり園事件を挙げている。
その文章の中で気になったのは「教育行政でも障害児を分けて教育する考えが根強く・・・」という部分だ。

それは「偏見」だときっぱりと言っておきます。
それは「差別」ではなく「区別」です。
健常児と障害児がそれぞれにとって学びやすいように配慮しているだけであって、それを差別とする認識は「歪んだ認識」です。
区別と差別は“似て非なり”です。

ジャーナリスト松田隆氏の反論!

《ジャーナリスト松田隆氏が東京新聞の記事に反論》

ジャーナリスト松田隆氏は「伊是名氏擁護『障害者はペコペコ』に見えた病巣」というタイトルの記事(5月23日掲載)をアップ。
伊是名氏を擁護した東京新聞の記事に対して反論している。

《松田氏の指摘(反論)》

〈指摘1〉

松田氏は、東京新聞の記事が「障害者の声を使ってネット上でのバッシングを批判する論調だが、一方的で倫理性を欠く内容となっている」と看破している。

〈指摘2〉

松浦氏の「障害者はペコペコしなければいけませんか?」という嘆きをTwitterからの批判に対する反論の位置づけとして紹介することの理解は、極めて難しいと指摘。

〈指摘3〉

「急な要請にはJRも対応が困難」という問題に対しては、松田氏は当然のことと指摘。

松浦氏の「障害者が一歩下がって『電車に乗りたい』と事前連絡するとしても、でも、もし急に子どもの迎えを求められたり、親が危篤と言った場合、(車椅子を使わない)皆さんも一日我慢していられますか?」という主張に対して、松田氏はこう反論している。

「この理屈に納得できる人がいるのか不思議に思う、まず、伊是名氏は旅行に出かけたのであり、絶対に必要とされる外出ではない。その時点で、子の迎え、親の危篤と同列で語ることに意味はない

さらに以下のように続ける。

「仮に子供を急に迎えに行く用事ができたり、親が危篤になったりした場合、つまり事前の連絡が難しい場合にはその時点でJRに連絡して対応できないということであれば、別の交通機関を利用すればいい

「松浦氏に聞きたいが、親が危篤になっても電車を利用しなければならない理由は何なのか。親の死に目にあえるかどうかの時に『タクシー代が惜しい』と考えるのか」

〈指摘4〉

障害者の地域活動センター「GDPかわさき」の相談支援専門員で自らも車椅子を利用する佐藤紀喜さんは記事の中で以下の主張をした。

「障害者は世に出ていい存在ではなく、施しを受けて暮らしていく存在との考えが脈々と受け継がれている」

この言葉を東京新聞の記者は、「障害者差別と結び付けた」と指摘。
この主張は、「障害を持つ人たちへの偏見を助長しかねない」と指摘。

〈指摘5〉

また、世の中はバリアフリーのための立法措置が進み、障害者も暮らしやすい、外に出て行きやすい方向へと進んでいることは明らかだと、東京新聞の主張の間違いを指摘している。
さらに、そうした動きを無視して、世の健常者が皆、障害者を厄介者扱いしていると考えるのは失礼な話と指摘。

〈指摘6〉

松田氏のサイトには障害を持つ人から以下の様な意見が届いていると指摘。

「障害者が誤解される」
「同じ障害を持つ者として恥ずかしい」

など。

ここで松田氏は、反論としては重要な指摘をしている。
そうした一般の障害を持つ人たちの伊是名氏に対する批判には耳を貸さず、行政などに障害者の権利を要求する立場の人の意見だけを紹介するのは公平性を欠く、と指摘している。

〈指摘7〉

最後に、松田氏は東京新聞の記事に対して決定的な反論をしている。

東京新聞は伊是名夏子氏のコラム「障害者は四葉のクローバー」を隔週日曜日に掲載しているので、コラム執筆者を批判する記事など出しようがなく、東京新聞に公平な議論を期待する方に無理がある、と指摘している。
最後に「これだけの非論理的な記事が日本最大のブロック紙に掲載されることに、メディアの病巣の根深さを思わされる」と結んだ。

見事な反論、正しい見解であると、ご意見番は思う。
実にあっぱれ!!

YouTubeチャンネル「もとみつ【時事ニュース】」が東京新聞に反論!

ユーチューバーの「もとみつ氏」が東京新聞の記事に対する反論動画を掲載している。
(5月23日の動画)

《もとみつ氏の反論(ご意見番まとめ)》

1.「伊是名氏の『乗車拒否騒動』は政治問題」

この問題は伊是名氏個人の問題を超えて政治的な問題である。
(伊是名氏は社民党常任理事であり、社民党が前面擁護している)

2.「騒動は計画的?という疑惑」

伊是名氏の来宮神社観光における「乗車拒否騒動」はわざとやったのではないかという疑惑があると指摘。
その理由は、バリアフリー法施行日に伊是名氏がわざわざ無人駅に観光旅行しているから。

3.「ヘルパー虚偽申請について」

ヘルパー虚偽申請に関して世間は説明を求めていると指摘。

4.「伊是名氏が批判されている根本には税金の問題がある」

伊是名氏の炎上騒動の根本の問題は税金がかかっている、という点である。
(政党には助成金が、ヘルパー制度にも税金が使われている)
税金が絡んでいるのだから国民は怒って当然。
だから、炎上は止まらない。
と主張している。

5.「表現の偽り」

「バッシング」という語彙は間違いだと反論。
伊是名氏に向けられたものは、「バッシング」ではなく、「批判」だと指摘。

6.「バリアフリー化を誰も否定していない」

社会をバリアフリーにすることを訴えている伊是名氏の主張は誰も否定していない。
そこじゃない、ってこと。
世間の人が非難しているのは、社会をバリアフリー化することを目指している伊是名氏の言動(主張)ではない。

7.「話がぶっ飛んでいる」

記事の途中から内容が「JR乗車拒否」問題から大きく反れている、と指摘。
世間で炎上している論点と東京新聞の主張の論点がズレている、と指摘。
「JR乗車拒否騒動」ではなく、「障害者差別の問題」にすり替わっている、と指摘。

8.「言葉の切り抜き」

東京新聞の記事には、論争の内容の一部を取り出して誤解、屈解を招いていると指摘。
切り抜きの言葉とは?

「約1時間の交渉にも『案内できない』と断られた」
「事前に連絡をすべきだ」
「駅員の業務を妨げている」

もとみつ氏は、ここだけ切り取ったら差別を受けていると思ってしまいます、と指摘。
この騒動の詳しい内容を知らない人がこの記事を読んだら、「JRが障害者を差別しているんだ」と思ってしまう、と問題点を露呈させている。

9.「記事は印象操作」

もとみつ氏は「これは完全に印象操作」だと指摘している。
なぜなら、論争の大事なところが出ていないからだと言う。

10.「ペコペコしろと言ってるんじゃない」

もとみつ氏は、東京新聞の記事に対して、決して世間の人たちが障害者の人たちが「ペコペコ」しなければいけないと言ってるんじゃないんです、と指摘。

松田氏の反論同様に、お見事!
もとみつ氏の勇気ある発言にあっぱれ!!

『【追記2】~伊是名氏擁護の東京新聞の記事は、朝日新聞に続く赤字転落の序章~に続く。
(追記2は、ご意見番の独自見解となります)

リンク先

令和電子瓦版(松田隆氏)
『伊是名氏擁護「障害者はペコペコ」に見えた病巣』

もとみつ【時事ニュース】
『伊是名夏子を擁護のため論点ずらし!!まるで批判してる人が障害者差別をしているかのような印象操作がヤバすぎ!!』

最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!


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