『貧困女子の問題について、もの申す!』

増加している貧困女子

「貧困女子」っていう言葉を聞いたことありんすか?

貧困女子っつうのはよっ、年収が125万円以下の女性のことなんだってな!
一般的に言われている貧困女子ってのはよっ、手取り月収から家賃を引いて手元に残っているお金が8万5000円以下の人たちのことなんだとよ。


それが増えているっつうじゃねーか!
だいたいだな、大人のおなご(女子)のおよそ3割が貧困女子なんだとよ。
かっー、つれえなー(辛い)!

貧困女子の何が問題か

アチキは思うんだよ。
買い物をするのは男性よりも女性のほうが圧倒的に多い。
その女性の3割が貧困に苦しんでいるということは、その女子(おなご)は買い物を控える。
つまり、買い物をするのは経済的に余裕のある家庭になってしまうということだ。
(ここでいう買い物とは、基本的に生活に必要なものを除いた買い物を指す)


ということはだよ、世の中全体の経済活動が弱まるということを意味するじゃね~か。
要するに、世の中から貧困女子がいなくなれば経済活動が活発になり、世の中が潤う方向に行くってことじゃね~のか?
だったら、貧困女子を無くす方向に社会全体が舵を取って進まなくちゃなんねーな。

貧困女子を生み出している社会的風潮

貧困女子を生み出している要因は、まず当の本人の女子(おなご)にあるな。
パートとかアルバイト的な低収入を出来るだけ選ばないことだ。

なに?
そうした仕事しか見つからない?
たしかに世の中甘くね~よな。
たしかに日本(ひのもと)の社会は意外に差別社会であり、チャンスの少ない社会でもある。

ただな、仕事がきつくても労働時間が長くても、生活に必要な金額を稼ぐ仕事に就かないと、いつまでたっても貧困家庭のままなんじゃね~のか。

もう一つは、社会全体が貧困女子を本気で応援しようとしていない。
貧困女子を無くそうとする風潮がないことだな。
おなご(女子)に多い事務職は一般的にいって給料が低い。

世の中をじっーと見つめているとよっ、実は恐ろしいことに社会は貧困女子を必要としているんじゃねーか、って思えるところがあるんだよ。
藩じゃなくて企業っつうもんはよっ、正社員だけでなくパートやアルバイト、派遣社員などを雇って運営されていることが多い。
とくに店舗や製造業などに多いな。
そうしたところでは、企業の業績が悪化するといつでも首を切ってコストダウンできるように、そうしたパートや派遣社員を雇うことが多いんだ。
そして正社員よりも安い給料でパートやアルバイトを雇うことで企業は人件費を低く抑えている面があるというのがほんとのことじゃね~のか。

だから、世の中はそうした貧困女子がいることで都合がいい連中がいるってことだ。
いまはそれが外人に変わりつつあるけどな。
そうした社会構造に問題があるってこった!

また、貧困女子の問題特に若い世代に多い貧困の要因は、非正規雇用にある。
日本(ひのもと)で働く約半数の女性は非正規雇用で働いている。
これは明らかに個人で解決できる問題じゃねーってことだ。
社会全体の問題であるっつうことだよ。

男性と女性の違いは、はっきりしているそれは女性は結婚によって出産・子育てが待っているということだ。
それによって女性は主たる戦力にならないと社会で見なされてきた。
だったら子育て支援をする社会的システムを民間と公的機関で協力してつくり出していけばいいんじゃないのか。

世の中を良くするためには、世の中を発展させるためには「常識の破壊」が必要なんだ。

学校の勉強を取って見ても男性と比べて女性が劣るということはない。
むしろ男性よりも賢い女性も多い。
そこことを真の意味で認め、女性が男性と同じように仕事をし、出世する社会的風潮をつくり出すことが肝心だな。
アチキはそう思う。

大事なことはよっ、女性にも男性と同じようにあらゆる職業に就く機会と出世するチャンスの平等をつくり出すことだ。

刀をもって戦をする時代じゃね~んだ。
力仕事は確かに女性は不利かもしんねーが、AIやロボットが活躍しよって時代だ、男だ女だってことが関係ね~時代になってるんだ。

シングルマザーの貧困を生み出している公的機関の怠慢

貧困女子に多いのが母子家庭のおなご(女子)だ。

現在、123万世帯も母子家庭があるそうだ。
アチキが思うには、シングルマザーを支援する母子家庭の手当があるな。
「児童扶養手当」ってやつだ。
この児童扶養手当などの支援制度を利用するにはよっ、「自ら申請をしなければならない」というところにアチキがむかっ腹立ててるところなんだよ。
制度があることを知らずに、申請しなければ支給されない。
申請するにも面倒な手続きが必要。
それがお役所っつうもんなのかって言ってやりたい。

個人の収入はお役所には分かりません、ですから申請してもらわないと個々の経済的事情は分かりませんと、お役人はおっしゃるでしょう。
だがよっ、お役所は戸籍を管理している場所じゃね~のか?
だったら、離婚したシングルマザーの家庭は把握してるよな。
そうした情報がありながらどうして黙ってなにもしないんだ?

えっ、個人情報だと?
だったらマイナンバーカード(個人番号カード)なんか作らせて個人の財産状況を公的機関が把握するんじゃね~よ!
いまの時代はAIが活躍しているんだから、それを有効活用すれば離婚して子供を抱えている母子家庭となったら戸籍で判明するだろう。
AIでそうした情報を管理して、自動的に母子家庭に「児童扶養手当」の案内状を送付することぐれぇー簡単に出来るはずだ!
アチキからいわせればだな、お役人っている連中は仕事ができない、仕事をしない人種だ。

お役人の掟とは「出来るだけ新しい仕事を増やさない」「前例にないことはやらない」「役所からの支出(手当などの公的支援金)は出来るだけ低くする」「指示がなければ仕事をしない」
そういった特徴を持っている人たちに見える。

そもそもだな、公務員、この場合は市役所や町役場の職員になるような人は「安定した職業」を求めている連中だ。
解雇や倒産がなく、安定した収入を定年まで得ることができて、しかも働く時間も長くなく、休日も多い。
そうしたことを求めて就職した連中がほとんどだ。

安定を求めることをアチキは否定しねぇーよ。
アチキは、そこに大きく欠けたものがあることを指摘してぇーんだ。
お役人にかけているものそれは「チャレンジ精神」と「起業家精神」だ。

貧困女子の問題で言えば、貧困に苦しんでいる若い女性を積極的に救おうとか、シングルマザーの家庭を進んで救おうという気持ちがない。
ただ、市民と市議会議員に文句を言われないように制度を用意して、あとは窓口に来た市民の対応をしていればいいだけ、そうした風潮が蔓延している。

貧困に苦しんでいる女性、母子家庭、父子家庭を救済しようっつう気概がまったくない。
だから、どうしたら救済できるかというアイディア(発想)を打ち出すことはない。
市議会議員は選挙民から叩かれたり頼られたりするから一応動きはするけれど、それも満足するものでもない。

アチキから言わせれば、「役人とはやる気ない人間」という意味にしか見えねぇーぞ!

欠陥だらけの支援制度

アチキからするとお役所のする支援制度は欠陥だらけだな。
自ら申請に行かなければならないことから始まって金額も不足している。
およそひとり親世帯が受け取ることが出来る手当は月に5万円ほどだ。
年間60万円とすると、おなご(女子)がみずから稼ぐ200万の収入と合わせても年収300万に届かない。
それでは子供を育てながら人間らしい生活はできない、というのがアチキの見解だ。

しかも、児童扶養手当は、「子供が18歳を迎える誕生日以後の最初の3月31日まで」という期限が限定されている。
子供が18歳までということは、子供に大学進学はするなっつうことか?

大学進学は裕福な家庭が行くところで、母子家庭や父子家庭の子供は行かなくていいっていうのか?
少子化で大学が潰れそうな社会であり、大学進学率が高く、いまでは大学進学が当たり前の世の中なのに。
母子家庭の子供でも大学進学を望むのであれば、そこに支援金を出すのが公的機関の役割じゃね~のか。

18歳までで打ち切るっつうことはよっ、そこに暗黙のメッセージが入っているよな。
それは母子家庭の子供は高卒で働けってメッセージだ。
それはよっ、世の中に格差をお役所自らが生み出している当事者であるということを意味してるんじゃね~のか?

民間企業は生き残りをかけて熾烈な企業間戦争をしているんだ。
でもよっ、お役所っていうのは、そうした営利目的としない活動をする場所なんじゃね~のか。
困っている市民がまっとうな生活が出来るための支援をするところじゃね~のか?
はたしてそれができてるっていうのか?
アチキにはそう思えないな。

【ご意見番は社会の風潮に意義を申し立てる!】

世の中から貧困などの不幸を消すためには、世の中を変える必要がある。
そのために重要なことは、いままでの慣例、風習、常識を破壊することだ。
それなくしては新しい社会は開かれない。

女性は社会の主たる戦力にならないという、いままでの常識を破壊せよ!

【ご意見番は貧困女子にエールを送る】

貧困のなか必死に生きているあなたをアチキは尊敬するでありんす!

そして、経済的苦境を乗り越えることと、たとえ貧困の中から脱出できなかったとしても物質的人生観に支配されず金で買えないものを大切にする人生を歩んでいって欲しいと強く願ってエールを送るでありんす!
頑張りんしゃい!

紹介記事
「貧困女子問題について考える2(シングルマザー問題)」https://www.shiawasenamirai.com/entry/hinkonjyosi-shingurumaza-

お読みいただき、ありがとうござんした!


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