一説によると、二日に1件、全国のどこかで警官による事件が起きている、という話がある。
報道されたものに限るが、公表されている警官による事件・不祥事を列挙する!
2020年上半期、警察官による事件・不祥事一覧
《1月の事件・不祥事》
1/13
静岡県警の警部補が、中学生の息子への暴行容疑で、現行犯逮捕された。
息子は「父から暴力を受けた」と自ら通報した。
ケガはなかった。
調べに対して、警部補は「暴行を加えたのは間違いない」と容疑を認めた。
1/17
愛知県警機動捜査隊の巡査長(31)が、同県岡崎市橋目町のコンビニの個室トイレに実弾入りの拳銃を一時置き忘れた。
(その発表は18日)
約20分後にトイレを利用した男性客が見つけ、店員が岡崎署に通報。
使用された形跡はなかった。
1/20(判明)
青森県警が事故を隠蔽。
青森県八戸市で昨年1月、パトカーが路肩に停車していた車に衝突し、乗っていた同市の20代女性に怪我をさせていたことが1月20日に判明。
女性の怪我は左膝の打撲など。
(事故そのものは1年前ですが、事故を隠蔽していたため、2020年1月に事故が明らかとなった)
女性は県に対して約160万円の損害賠償を求めて青森地裁八戸支部に提訴。
県警監察課の佐藤伸一次長は「通常の事故と同様、ケガの程度などを考慮し公表しなかった」と説明。
1/22
警視庁本部庁舎で拳銃が暴発。
要人警護などを担当する警備部警護課に所属する巡査部長(35)が、警視庁本部庁舎の拳銃を保管する金庫室で、誤って銃弾1発を発射してしまう。
供述によれば、巡査部長が任務に就くために拳銃をホルダーにいれようとしたところ、撃鉄が起きていることに気がつき、戻そうとしたが、引き金を引いてしまったという。
1/24
神奈川県警、川崎署の20代の巡査が交番に届けられた財布から現金10万円を着服した。
巡査は懲戒免職となり、業務上横領などの疑いで横浜地検に書類送検された。
巡査は、財布から現金を抜き取ったり、財布ごと持ち帰ったりしていた。
「鍵を使って家に入り、金を盗めると考えた」と供述している。
1/25
千葉県警、成田国際空港警備隊の巡査長(26)が空港の従業員用トイレに実弾入りの拳銃や手錠を置き忘れた。
航空会社の職員が気づきて約4分後に回収された。
使用された形跡はなかった。
《2月の事件・不祥事》
2/6(判明)
大阪府警、交通部に勤務していた20代の女性職員が風俗店で働いていたことが2月6日に判明。
それは産経新聞の情報公開請求で分かったこと。
女性職員は副業を原則禁止する地方公務員法に違反したとして減給の懲戒処分を受け、退職した。
大阪府警によると、女性職員は勤務時間外に風俗店で約1年間働き、月20万円前後を稼いでいたという。
また、情報公開請求によって別の事件も判明。
大阪府内の警察署に勤務する40代の巡査部長が、児童買春・ポルノ禁止法違反(単純所持)と府迷惑防止条例違反容疑で書類送検され、減給の懲戒処分を受けて退職していた。
この巡査部長は、府内の店舗で、女性2人のスカート内に動画撮影機能がついた腕時計を差し入れて下着を盗撮していたことが明らかになった。
2/11(判明)
埼玉県警、狭山警察署でひき逃げ事件の証拠品である指輪やネックレスを紛失していたことが明らかとなる。
2019年11月、狭山市の国道で介護士の中村快さん(22歳)が車にひき逃げされて死亡するひき逃げ事件が発生。
被害者である中村さんの身につけていた事件の証拠品の指輪やネックレスがなくなっていることがわかった。
また、埼玉県警では、2009年に起きた熊谷市小学4年男子ひき逃げ事件で死亡した男子の腕時計を紛失させている。
その腕時計は、事件の証拠品でもあるが、母親が息子の誕生日にプレゼントしたものだった。しかも、腕時計を紛失したことを隠蔽するために証拠品目録を破棄していた。
この警部補は書類送検された。
2/26
鹿児島県警、霧島署地域課の巡査部長(30歳)が、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された。
(中学生の少女にみだらな行為をした)
事件そのものは昨年12月14日のこと。
巡査部長は、少女が18歳未満と知りながら、現金を渡す約束をしてみだらな行為をした。
県警監察課によると、巡査部長と少女はインターネット交流サイト(SNS)を通じて知り合ったという。
《3月の事件・不祥事》
3/17(公判)
千葉県流山署の留置管理課長(57)が警察署で保護した男性を全裸にさせるなどをしたとして、特別公務員暴行陵虐罪に問われた千葉地裁の公判で、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。
判決で裁判長は、男性を裸にさせた行為につい「被害者の名誉や羞恥心を害した」と指摘。
また「警察に対する国民の信頼を損なった」と非難した。
3/19
兵庫県尼崎東署地域2課所属の30代巡査部長が部下の20代女性巡査と交番内で性行為。
男性巡査部長は減給1/10(1カ月)の懲戒処分、部下の女性巡査は本部長訓戒となる。
男性巡査部長には妻子がおり、巡査は独身、つまり不倫である。
3/19(判明)
愛媛県松山署地域課の巡査部長が、男女トラブルをめぐる通報を受けて現場に出動した際、通報者の妊娠中の女性の頬を平手打ちする。(暴行罪)
女性が知人男性とのトラブルで110番通報し、巡査部長ら警官2人が現場に駆けつけたが女性が激高して反抗したため、巡査部長が肩を押さえるなどして制止した。その際に女性の興奮を冷まそうと頬を1回叩いた。
トラブルがあったのは昨年12月24日。
松山東署は、制止行為をとったことについては問題なかったとし、県警監察官室は「処分の有無についてはコメントしない」としている。
《4月の事件・不祥事》
4/7(判明)
福岡県警、県中央署で保管していた性犯罪の証拠が記録されているSDカード2枚を紛失したと7日に発表した。
保管場所は外部からの侵入が難しいことなどから、県警は内部の関係者が持ちだした疑いもあるとみて、窃盗容疑も視野に入れて調べている。
県警は署員や約100人を聴取したが、関与を否定しているという。
4/11(判明)
長崎県警は、県警本部に勤務する巡査部長が県迷惑行為防止条例違反(ひわいな言動)の疑いで書類送検する方針を固めた。
県警本部に勤務する男性巡査部長は、ラブホテルでデリバリーヘルス(派遣型風俗店)の女性を盗撮した。
巡査部長は、昨年度まで新上五島署に勤務。
数か月前、2度にわたって長崎市のラブホテルで客室内に小型カメラを設置し、自ら呼んだデリヘルの女性の姿を盗撮していた。
4/10
愛知県警の公式Twitterが4月10日、広報課長の名義で新型コロナウイルスに関しての偽情報を流す。
「医療関係者の方の話として、深く息を吸って10秒我慢し、咳が出たり息切れするなどの不快な症状がでなければ、感染の可能性は低いようです」とTwitterで紹介した。
愛知県警は、この投稿が混乱を招いたことで、翌11日に「県民の感染確認の一助となればと思い、呟きましたが、その後確認をしたところ正確な情報では無い可能性があると判明しました。不正確な情報を呟いてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪した。
4/16
大阪府城東署地域課巡査(21)が、子どもが拾って届けた1万円札を着服したとして業務上横領罪の疑いで逮捕された。
巡査は容疑を認め「生活費の足しにしようと思った。届けてくれた子供に申し訳ない」と話したという。
巡査は、子どもから1万円札を預かった際、子ども(兄弟)の名前と住所を聞き取っただけで「拾得物件預り書」を交付するなど受理に必要な手続きをしていなかった。
兄弟が連絡先を誤って伝えたのではないかと考えた母親が、20日に署に問い合わせたことで発覚した。
4/17(判明)
滋賀県警、滋賀県東近江市の東湖記念病院で2003年に入院患者の男性の人工呼吸器を外して死亡させたとして、殺人罪で懲役12年が確定し服役した元看護士の女性の再審無罪判決が出たことに対して滋賀県警は不誠実な態度をしめした。
県警記者クラブが冤罪事案について、滝澤依子本部長に対して17日の定例会見で謝罪の方針などについて見解を示すよう県警に通知したところ、「一切の質問を受け付けない」と回答した。
4/17
秋田県、県央部の警察署の20代男性巡査が警察学校の卒業考査でカンニングをしたとして、3月2日7付けで本部長訓戒としたと発表。
男性巡査は、2月18日に行われた警察学校の卒業考査で、メモを手に隠し持ちカンニングをしたが、考査に立ち会っていた担当官が気づいた。
4/24(判明)
兵庫県警、交通部所属の警部補(40代)が同僚の女性警察官につきまとって撮影などしたとして、ストーカー規制法違反の疑いで書類送検された。
兵庫県警は、3月13日付けで巡査部長に降格させ、減給1/10(1カ月)の懲戒処分にした。
4/24(判明)
奈良県警機動隊の20代男性巡査長が庁舎内の女性トイレで盗撮したとして、県迷惑防止条例違反などの容疑が判明する。
奈良県監察課によると、巡査長は1月25日午後、県警本部第2庁舎の女子トイレに侵入し、個室の扉と隙間からスマートフォンを差し入れ、女性警察官を動画で撮影した。
女性警察官がその場で気が付いた。
県警は「逃亡や証拠隠滅の恐れがないため、逮捕しなかった」と説明している。
4/25
福岡県小倉北署の交通管理官の男性警視(53)が外出先で飲酒し、北九州市内で事故を起こした。
(酒気帯び運転)
男性警視は、25日午後4時35分頃、北九州市門司区の市道でバイクを運転中、ワンボックスカーと衝突。
警視が搬送された病院の関係者が酒臭さに気が付き、県警に連絡したことで酒気帯び運転が判明した。
事故当時、新型コロナウイルス感染拡大を受け、県警は不要不急の外出自粛などを部内に求めていた。
《5月の事件・不祥事》
5/19(判明)
福岡県警、小倉北署の交番勤務の40代男性巡査部長を県迷惑防止条例違反で書類送検したことが19日判明した。
巡査部長の迷惑行為は、2017年10月から20年3月にかけ、3回にわたり、JR西小倉駅のホームや電車内で女性のスカート内などをスマートフォンで盗撮していた。
福岡県警は、巡査部長を減給1/10(3ヶ月)の懲戒処分にし、巡査部長は依願退職した。
5/20(判明)
秋田県警が、動物愛護法違反の疑いで40代男性警察官を書類送検した。
男性警察官は、近所の飼い猫など数匹を自宅で捕獲し郊外に捨てていた。
「糞尿に悩まされていた」と話している。
5/27
山形県警は、後輩に紙幣入りの焼酎を飲ませたりしたとして、強要や暴行の疑いで巡査部長と警部補の30代男性3人を書類送検した。
被害者は同じ署に在籍していた20代男性3人。
巡査部長と警部補たちは、停職1カ月の懲戒処分とされた。
容疑は、服を脱がせ背中などを平手で数回叩いたり、顔を叩いたりしたこと。
及び、焼酎の入ったグラスに1万円札を入れて無理やり飲ませたこと。
《6月の事件・不祥事》
6/15(判明)
兵庫県警は、神戸西署で署員12人が新型コロナウイルス感染拡大防止のため不要不急の外出自粛が求められていた3月下旬に酒席を開催し、コロナ感染した神戸西署の署長と福署長を口頭による厳重注意処分とした。
兵庫県警は、「住民の不安を招いて多数の批判を受けるなど結果責任は重大」と説明した。
6/20
山梨県警は、タクシーを無賃乗車したとして詐欺容疑で現行犯逮捕し、甲府署で取り調べをしていた男(45)が昼食の時間に一時逃走したと発表。
逃走した男は、約20分後に100mほど離れた甲府市役所の男子トイレで発見し、確保された。
逃走は取り調べを中断して別室で昼食中だった午後1時ころに逃走した。
通常は扉を施錠しているが、鍵がかかっていなかったと見られている。
県警は、監視していた巡査長が居眠りをした可能性を含めて調べている。
6/26(判明)
北海道警札幌中央署の薬物銃器対策課の巡査部長が覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕された。(逮捕は2018年10月)
同年11月に起訴され、保釈中の12月に再び覚醒剤を使用したとして、覚醒剤取締法違反(使用)で再逮捕される。
札幌地裁は19年2月7日、懲役2年6ヵ月、うち懲役6ヵ月を保護観察付き執行猶予2年とする判決を言い渡した。
共犯に風俗店従業員の女性(23)がいることが判明した。
巡査部長は約10年半にわたり、薬物捜査を担当していた。
【警察による事件・不祥事の共通点】
とりあえず判明している事件、不祥事だけでもこれだけある。
だが、実際は少なく見積もってもこの数倍は発生していると思われる。
表に出ているのは氷山の一角であり、隠蔽されたもの、事件として扱われなかったものが相当数あると予想される。
この半年間に公表されている警察官による事件、不祥事を見ていくとある共通したことに気が付く。
(事件や不祥事についてではない)
それは、処分が「減給」「本部長訓戒」がほとんどであるということだ。
給料の1/10がカットされても警察官はとくに困ることはないだろう。
それもたった1ヶ月がほとんどである。
この記事で見てきた中で一番重い処罰は「1カ月の停職」である。
「本部長訓戒」などされても、痛くも痒くもないといったところだろう。
これは世間の常識から見れば明らかに軽すぎる処分である。
TOKIOの山口達也は、女子高生に抱きつきキスを迫ったことで、ジャニーズ事務所を退所している。
つまり、首となり収入を失ったのだ。
だが、公務員である警察官は、「たった1/10の減給1ヶ月」「本部長訓戒」で済んでしまう。
あまりにもおかしなことだ。
実際は、警察組織において違法行為をした警官は警察組織にいられなくなって自主退職という形式を取らされて警官を辞めていることが多い。
だが、結果的に退職したことと、解雇されて職を失うことは大きく違っている。
これは警察官が起こした事件、不祥事に対して身内意識が働いて明らかに手を緩めているのだ。
【警察官による事件、不祥事は多いのか少ないのか?】
たった半年間だけ、表に出ているだけでこれだけの警察官による事件、不祥事が存在するのである。
これを多いと思うか、少ないと認識するか、議論が分かれるところだと思う。
アチキは、こんな主張を読んだことがある。
「警察官による事件や不祥事が多いように思えるが、一般人の事件、不祥事と比べると特に多いわけではない」
というものだ。
アチキは思った。
この人はいったいなにを言っているのかと。
警察官と一般市民の人口は明らかに大きな隔たりがある。
それを同列に比べること自体が大きな間違いである。
そんなことよりも、アチキが問題としているのは、法によって国民を犯罪者から守るべき職業の人が自ら犯罪を行っている、といことだ。
結論を述べる。
警察官による犯罪は0でなければならない。
えっ! 警察官だって人間だよ。
間違いもあるし、犯罪をすることもある。
そう言う方がいるだろう。
だが、それに対してアチキはこう言う。
ならば、医者が外科手術をする際に「100回に1回くらいは手術を失敗します」「100人に1人くらいは手術を失敗します」と言われたら、どう思う?
また、食料品を製造する会社で「1000個の製品の中に1個くらい異物が混入しています」と言われたら、どう思いますか?
また、教師が担当の教科において間違った知識を教えたり、イジメが起きても知らんぷりしたり、子どもに性的イタズラをしたりしたら、それを許しますか?
教師だって人間だから、そういうこともあるよ、といって済ませますか?
どれも許されないのではないでしょうか?
現実がどうのこうのではなく、それを許すという気持ちにはならないのではないでしょうか?
警察官による事件、不祥事も医療行為や食料品製造と同じです。
いや、むしろそれ以上に倫理を求められるものであるはず。
犯罪者を逮捕する職業の人が犯罪をすることは許されることではないのです!
国民はもっともっと怒るべきです!
【警察の事件・不祥事の防止対策と処罰について】
ご意見番が、世の中から警察官による事件、不祥事を無くすための提言をいたします。
《警察学校にて宗教教育をする》
現代の日本社会において「宗教を排除する」という風潮があります。
これは間違いです。
道徳や倫理の根本は宗教であり、法律の根源も宗教から来ているからです。
ですから、警官になる前の警察学校にて宗教教育をするべきです。
これは特定の宗教に偏るというのではなく、世界的宗教を学ぶようにすればいいでしょう。
さらに現代に起こっている新しい思想や哲学を取り入れるともっと良いでしょう。
つまり、警察官になるためには宗教的教育を受けなければ警察官になれない。
また、警察官になった後にも宗教教育、倫理教育を受けなければならないとすることです。
宗教観を植え付けることで、犯罪への罪の意識や倫理を警察官に持たせなければいけません。
警察官はたんなる職業の一つではありません。
倫理観が強く求められる職業なのです。
《警察官による事件、不祥事に関する専門の法律を制定する》
警察官が事件や不祥事を起こしたならば、一般人よりも重い罪状にすることが必要です。
なぜなら警察官はときに冤罪を生みだす権力を持っている存在だからです。
警察官は犯罪者を逮捕することを役割りとしているのですから、その存在が自ら犯罪をするということは一般人よりも重い罪状にされて当然です。
そしてアチキが提言したいのは、警察官がなんらかの事件、不祥事を犯したならば、すべて「懲戒解雇」とすることです。
警察官による事件、不祥事は“一発アウト”にすることです。
減給ですますなどあってはなりません。
これは最近改正された道路交通法における危険運転罪で「あおり運転」と認定された場合、一発で免許取り消しとなることと同じです。
事件や不祥事を犯しておいて、警察官を続けるなどもってのほかです。
あり得ません。
あってはいけません。
アチキはなにも人間やめろと言っているのではありんせん。
事件や不祥事を起こす人間には「警察官という職業に就くべきではない」と言っているのです。
そういう人は、警官ではなく別の職業で生計を立てなさい、と言っているのです。
警察官が盗撮したり、窃盗したり、薬物使用したり、飲酒運転したり、罪を隠蔽したりしていて、国民が警察官を信用できますか?
できませんよ。
異物混入をした製造業者の製品が売れなくなるのと同じです。
アチキはなにも警察官すべてが犯罪者だと言っているわけではありません。
正義感を持ち、国民のために働いている警察官のほうが多いと思います。
だが、一人でも警察官による犯罪者がでれば、その警察組織は国民、市民からの信用を失います。
それは警察組織全体にとっても良くないことです。
犯罪をした人間を庇うなどあってはいけないのです。
ですが現実は組織が先頭にたって隠蔽することも多く、その処罰も「厳正に処罰する」とは遠くかけ離れたものでしかありません。
警察官による犯罪は一般人よりも重い罪状にする。
また、警察組織が隠蔽したならば組織の長を刑法で裁く法律が必要です。
警察組織による内部隠蔽を許してはいけません。
警察署内で証拠品が紛失したなど、外部の犯行のはずがありません。
どこの泥棒がわざわざ警察署に侵入して窃盗をしようと思いますか?
報道では、証拠品が紛失したということで終っていますが、その後犯人が見つかったのか、見つかったらどんな処罰が下されたのかは世間に知らされません。
マスコミもそこは取材しません。
結局、うやむやになって終わりです。
それでいいのでしょうか?
さらに、もう一つ法律が必要です。
それは警察組織に属する人間が法に触れる事件や不祥事を起こした場合、必ず世間に公表する法律の制定が必要です。
もし、警察組織に属する人間による犯罪などを世間に公表しなかった場合、組織の長の首を飛ばすなどの重い処罰を科すことが必要です。
日本の警察組織の特質は、「長いものに巻かれろ」「朱に交われば赤くなる」です。
正義感をもって警官になったとしても、いつのまにか組織の文化、ルールに染まってしまいます。
不良品のある製品を買いたくないと思うなら、
医療事故を起こす医者に手術して欲しくないと思うなら、
道交法を守らないタクシーに乗りたくないと言うのなら、
間違った知識を教える教師を教師失格と言うのなら、
警察官による犯罪に対して“NO”とつきつけなければならないはずです。
もし、この記事を現職の警察官が読んでいたなら、あなたが変革者となれと言っておく。
最後に、日夜国民の安全を守るために働いている正義感ある警察官に感謝します!
『こんなにある警察の事件・不祥事!(2020年下半期)』はこちら。
最後までお読みくださり、ありがとうござりんした。