『世界に残されるのは希望か、それとも絶望か?【台湾総統選挙結果編】』

分岐点1、台湾総統選挙

《台湾総統選挙の結果》

2024年1月13日(土)、台湾総統選挙が実施されました。
結果は、民進党の頼清徳氏が勝利(当選)しました。

台湾の民主主義、いまだ死なざると感じました。

しかし、同時の行われた議会・立法院選挙では、民進党が過半数を維持できませんでした。
これは台湾に中国共産党の工作活動が浸透しつつあることを意味します。
(立法院は、中華民国の立法府で、国家最高の立法機関とされている一院制議会)

ひとまず台湾は民主主義国家を維持しますが、野党である国民党及び民衆党の存在があるので、今後も台湾は中国共産党政府からの静かなる侵略(乗っ取り作戦)と戦うことには変わりはありません。
ですが、内部工作がありながらも、台湾という国家を守る政権政党を守り、愛国心のある人物を国家元首とすることができた点で日本と大きく違っていることに日本国民は深く考えるべきでしょう。

選挙結果を受けて頼氏は以下のようなメッセージを発しました。

以下引用

選挙イヤーの最も注目された最初の選挙で、台湾は民主主義陣営の勝利を成し遂げた。
民主主義と権威主義の間で、台湾は民主主義の側に立つことを選んで全世界に示した。
台湾の人たちはみずからの行動によって、外部勢力の介入を食い止めることに成功した。
中国の言論や武力による脅しに対して、私には台湾を守る決意もある。

最後に日本国民に向けてメッセージを送ります。
台湾を国家として承認するムーブメントを起こすべきです。
台湾(中華民国)は、大陸の中国から支配を受けたこともなく、民族的にも別の人たちです。
国際法から見れば、台湾は国家としての要件を満たしています。

台湾は中国のものという発言を日本の言論人でもしている方がいますが、言語道断であると言っておきます。
ならば、もし、中国と米国が日本は中国のものであると主張したならば、日本は中国のものになるのでしょうか?
尖閣諸島は中国のものだと主張しているから、日本は領土の権利を譲るべきなのでしょうか?

中華民国(台湾)を支援し、中華民国(台湾)と友好関係を築くことが日本国にとって重要です。

最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!


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