『暴君小池都知事の「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」にもの申す!&タバコ税は高すぎる=庶民に対する圧政(悪政)にもの申す!【後編】』

まずは【前編】をお読みください。

小池都知事の子ども向けの政策で評価できるもの

だが、小池都知事のやった子どもに関する都政で一つだけ評価できることがある。
それは、「災害時に使える乳幼児用液体ミルクの普及」だ。

小池都知事が掲げた選挙公約の中に「災害時にも使える乳幼児用液体ミルクの普及を図る」というものがあった。
液体ミルクは、封を開ければすぐに乳児に飲ませることができるため、清潔な水が手に入りづらい災害時に有用なのだ。
そうした有用な液体ミルクだが、日本では最近まで国内での製造・販売がされていなかった。
それを都が国に継続的な要請を行い、省令改正によって製造・販売が可能となった。
これは小池都知事の政治で評価しても良いものであろう。

しかし、ヒトラーにも経済復興等という功績があった。
重要なことは、部分的な政治功績ではなく、その政治家の持っている「政治思想」であり、「最終的なおかつ総合的な政治実績」である。

小池都百合子氏の危険な思想とは?

《小池百合子氏の思想=「暴君の思想」》

〈暴君の思想とは〉

暴君、又は独裁者気質の政治家思想とは、ずばり「民を思っているように見せかけて、実際は己のために権力をふるう」である。
それは同時に「見せかけの大義をかかげて、国民の自由を奪う」ことでもある。
つまり、“暴君ファースト”なのだ。

小池百合子氏の政治は、極めて「小池ファースト」が色濃くあらわれているのだ。
『東京都子どもを受動喫煙から守る条例』は、「子どもを受動喫煙から守るという大義」をかかげている。
それに「子どもを守るという大義」に真っ向から反対する者は、まずいない。
その大義は良い!
だが、その後どうなるか、ということが善政をしく善なる政治家と悪政をしく暴君の分かれ道となる。

暴君の思想は、結局、自らの権力を強化するための見せかけの政治である。
暴君の思想は、誰も否定できない大義を必ずかかげるが、その実態は「大義をかかげる」というよりも「大義を利用する」という表現が的確である。
つまり、暴君のかかげる大義は「見せかけ」であり、結果的に国民の幸福を奪うものである。

小池百合子氏の思想がまさに「暴君の思想」であり、「暴君の政治」である。
子どもを守るという大義をかかげて、保護者(大人)たちの自由を奪っているのだ。

??
「子どもがタバコの煙を吸い込まないようにすることは良いことじゃないの?」
なに文句言ってんだ!
と思った方もいるでしょう。

そこが、見せかけなのです。
暴君は暴君であることを世間に広く暴かれるまで、その仮面を外しません。
善人の仮面をかぶっています。

〈ヒトラーの見せかけの政治〉

よく他の記事でアチキが言っている邪悪な思想があります。
それは「正しさの中に間違った内容を入れて結果を捻じ曲げる」または、「部分的には正しくても、全体を通してみると間違っている」というものです。
それが「邪悪な思想」なのです。
それは同時に「暴君の思想」であり、「独裁者気質の人間の思想」なのです。

ヒトラーは当初、ドイツ国民に広く支持されていました。
なぜか? それはインフラの整備や経済の立て直しをしたからです。
しかし、それはヒトラーにしてみれば「見せかけの政治」だったのです。
ヒトラーの本当の政治は、「ヨーロッパの支配」だったのです。
そのための準備のために行ったのが第一次世界大戦後のドイツを立て直すことだったのです。

要するに、ドイツが復興し、強い国家とならねば、ヨーロッパ支配などできないからです。
ドイツ国民は、ヒトラーの「見せかけの政治」にすっかり騙されてしまいました。
暴君は必ず善人の仮面をかぶっているのです。

〈暴君の思想の間違いとは?〉

結局、暴君の思想は独裁者の思想なのです。
その特徴は、「全体主義」「個の自由を奪う」「権力(政治)による国民のコントロール」なのです。

東京都の『東京都子どもを受動喫煙から守る条例』も「子どもを受動喫煙から守るという大義」をかかげて、「個人の自由=喫煙する自由」を奪っています。

なにが問題なのかといえば、行政が「家庭内の行動に踏み込むこと」、条例で「個人の自由な行動を強制的に制限していること」が問題なのです。
これは「個人の自由への侵害」です。
要するに、「家庭内(自宅)でタバコを吸うか吸わないかは、その人の価値判断(自由権)なのでそれに対して行政が口を挟むことではない」ということです。

逆に言うと、自宅やマイカーでタバコを吸うことは(子どもがいるときに)、その人が、その人の価値判断で決めることなのです。
その個人の自由(=価値判断)が否定されたときに、政治は全体主義となり、民が暴君(政治家)の言いなりになるしかない社会となるのです。

しかし、暴君は間違った政治結果を出しても、民に約束した公約を果たせなくても、必ず言い訳をしますし、その責任を別の何かになすりつけます。
もし、それが他国のせいにするのであれば、軍事力をもって戦争を仕掛けます。
それが暴君の歴史です。
暴君は、暴君の過ちから民の目をそらすために共通の「敵」を見つけ出します。

もう一度います。
家庭内の行動を規制するということは、暴君以外の何ものでもありません。
個人の自由を奪うことは、個人の幸福を犠牲にしてもいいという思想です。
「全体のために個人を犠牲にする」という思想が暴君の思想なのです。

それは暴君にとって都合のいい思想であり政治なのですが、民からすれば、「自由」を奪われ「個性」を奪われた不幸を意味するのです。
小池百合子都知事は、「暴君の思想」の持ち主であり、「独裁者気質」の持ち主なのです。
都議会も含めて都政は「暴君化」しつつあるのです。
それに味方する主要マスコミは同罪です。
なぜなら、主要マスコミも「暴君の思想」で動いているからです。
同じ穴の狢なのです。

タバコ税は高すぎる!

タバコ税に関しては都政(小池都知事)と関係なく論じます。

《タバコ税は重税であり、圧政(悪政)である!》

もう一度いいますよ。
アチキはタバコを吸いません。
ですが、タバコに関する税率はあまりにも高すぎる!

タバコの価格と税率を見ると・・・。

タバコ一箱(20本入り)の小売定価は、540円(一例)。

消費税=49.09円

タバコ税総額=284.88円
(内訳は、国税142.44円+地方税142.44円)
タバコ税の負担割合=52.8%

合計税額=333.97円
合計の税負担割合=61.8%
(2020年(令和2年)10月の資料による)

価格の約62%が税金で取られるというのは、あまりにも重税です。
あり得ません!

もし、仮にタバコ税がなければ(消費税だけであれば)、一箱約250円前後で購入できるということです。

タバコを購入するということは、法律違反でもないし、タバコを吸うことは法律で禁止されていることでもない。
なのに、なぜこれほど高い税率を科しているのか?
(身体に良くないことは認めます)

これは「タバコが悪」とする政策であり、悪だから重税にする、という政策です。
つまり「タバコを悪者」にして、税金を巻き上げる政策です。
喫煙者が「タバコは身体によくないんだよな~」と思っている心理を為政者が都合の良いように利用しているのです。

デパート(百貨店)を休業させておいて一日20万円しかださない行政が、タバコから61.8%もの高い税金を強制的に取る、ということは許せません!

もし、タバコが国民の身体にとって悪いものであり「害」だというのならば、タバコを購入することを禁止しなさい、タバコを吸うことを規制しなさい。
薬物と同じ扱いにしなさい。
それをせずに、購入も喫煙も許しておきながら、重税を科し、なおかつ都においては条例で規制する。
政策、方針の矛盾です。
あり得ません!

この国はおかしい!!
日本人はおとなしすぎる!

税率は10%にしなさい。
それ以上巻き上げたら「圧政(悪政)」です。
暴君政治です!!!

タバコを吸う人たちは革命でも起こしたらどうですか?
せめて抗議の声をあげるくらいしたほうがいいです。
こうしたことに無関心だと、国家が全体主義となり、息苦しい社会となりますよ!

最後までお読みくださり、ありがとうござりんした。


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