『ユーミン批判の大学講師にもの申す! ~シリーズ・人間が人間であるために1~』

初めに断っておきますが、アチキは松任谷由実さんのファンでも安倍総理支持者でもありんせん。
また、京都精華大学に縁もなく、白井氏とはまったく関係ない者であることを前置きしておきます。

【松任谷由実さんの安倍総理へのコメントに誹謗中傷が浴びせられた】

ミュージシャンの松任谷由実さんが自身のラジオ番組『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)で安倍総理の辞任表明会見の感想を述べた。

以下引用

「テレビでちょうど見ていて泣いちゃった。切なくて。私の中ではプライベートでは同じ価値観を共有できる。同じ年だし、ロマンの在り方が同じ。辞任されたから言えるけど、ご夫婦は仲良しです。もっと自由にご飯に行ったりできるかな」

この発言に、痛烈な罵倒(誹謗中傷)を浴びせた人物がいた。
京都精華大学の専任講師・白井聡氏だ。
白井氏は、Facebookで以下のような文章を投稿した。

「荒井由実(松任谷の旧芸名)のまま夭逝すべきだったね。本当に、醜態をさらすより、早く死んだほうがいいと思いますよ。ご本人の名誉のために」

この投稿はスクリーンショットなどで瞬く間に拡散され、世間から批判が殺到した。

9月1日、世間からの批判を受けて白井氏はFacebookに声明を発表。
松任谷由実さんへの罵倒記事を削除したことを報告した。
そして、こんなコメントを投稿した。

以下引用

「ユーミン、特に荒井由実時代の音楽はかなり好きです(あるいは、でした)。それだけに、要するにがっかりしたのですよ」

「偉大なアーティストは同時に偉大な知性であって欲しかった。そういうわけで、つい乱暴なことを口走ってしまいました。反省いたします」

これによって京都精華大学のTwitter公式アカウントには、「大学の名誉にも関わる問題なのでは?」「大学はどのような見解でしょうか?」といった抗議の声が寄せられている、という。

いやはや、大騒動でありんすな!

実は、白井氏は、8月30日の朝日新聞の記事に以下のような内容を掲載していた。
「安倍総理の7年半余りとは、日本史上の汚点である」と。

【誹謗中傷した白井氏に世間からの批判がブーメランのように返ってきた】

白井氏の投稿に憤慨した世間の人たち(特にユーミンファン)は、こぞって白井氏を批判するコメントを寄せている。

以下引用

「自分と政治思想が相容れないからって死んだ方がいいと言えてしまうなんて…怖い」

「白井聡氏の松任谷由実さんに対する『死んだ方がいい』は、流石に人間を辞めているレベルのヘイトだと思いますが。いかがでしょうか?」

「安倍総理が好きな人もいるし嫌いな人もいる。辞任会見に対する思いも人それぞれ。他人の感想が自分と違いからと言って。早く死んだ方がいいは無い」

橋本徹氏もTwitterで以下のような批判文を投稿した。

以下引用

「京都精華大学は、さずがにこんな教授を雇い続けるのはまずいだろ」

【ご意見番が白井氏の罪を糾弾する】

《罪もない松任谷由実さんとファンの人たちの心を傷つけた》

松任谷由実さんと安倍総理夫妻は個人的な友人関係にある。
有名人でなくても、政治家ではなくても、誰しも友人が退職や引退(安倍総理の場合は辞任表明)などがあれば、切なくなるものではないか?
それが人の心というものだ。

松任谷由実さんの安倍総理辞任表明に対する個人的感想はなにも間違っていない。
一人の友人として、切ない気持ちを正直に述べたまでだ。
それを「醜態をさらすより、早く死んだほうがいいと思いますよ」とは、何たることか!

松任谷由実さんになんの罪がある?
白井氏よ、答えてくれ!
このブログへコメントを寄せなさい!

白井氏よ、他人に「死んだ方がいい」と言われた人の気持ちが分かるか?
それは心臓に杭を打ち込まれたような痛みなのだ。

実はアチキもある人から「死ね」と言われて深く傷ついた経験がある。
さらに、アチキが死線をさまよっていることを知っておきながら、見捨てられ、見殺しにされた経験を持っている。
経験者だから言っているのだ!

「死んだ方がいい」という発言は、犯罪同然の行為である。
名誉毀損罪が成立する。

白井氏は、何の罪もない松任谷由実さんの心を傷つけた。
また、松任谷由実さんの家族やファンの人たちの心を傷つけた。
それが白井氏の罪だ!

《京都精華大学と学生に汚名を着せた》

白井氏は、大学の専任講師として学生に学問を教える立場にある。
つまり、教師ということだ。
教育に携わり、学生を指導する人間が「死んだ方がいい」などと平気で発言することは、教育者として完全にアウトだ。
それ以前に人間として失格であることを言っておく!

白井氏は大学のイメージを低下させ、京都精華大学で学ぶ学生の印象を悪くした大きな罪がある。

【白井氏の間違いを指摘する】

《政治結果と個人的な友人関係を一緒にするなかれ》

重要なことは、政治結果と個人的人間関係を一緒にしてはいけないということだ。

アチキは安倍総理支持者ではない。
安倍政権がやってきた政策には批判すべき点がいくつもある。
だが、それと友人関係の松任谷由実さんを馬騰することは、まったく分けて考える必要がある。

白井氏が、安倍総理のすべてを否定しようともそれは個人的には自由だが、個人的な友人である松任谷由実さんが友人としての思いを語ったことを罵倒することは、完全な間違いである。

《白井氏は、反省したのか?》

このブログで何度も主張してきたが、「文は人なり」である。
文章はその人物の人柄や性格、人間性を映し出す。
文章(言葉)の語彙の選択やニュアンスによって滲み出てくるものだ。

白井氏の言葉から白井氏の本音を見ていく。

「荒井由実(松任谷の旧芸名)のまま夭逝すべきだったね。本当に、醜態をさらすより、早く死んだほうがいいと思いますよ。ご本人の名誉のために」

この言葉は、安倍総理への憎しみを松任谷由実さんに転嫁したものである。
つまり、まったく別人であり、政治的責任のない松任谷由実さんを安倍総理の友人というだけで、憎しみを転嫁したものである。
ここにあるのは、「誰が悪いのか」「何が悪いのか」という知性の欠如である。
白井氏は、「偏見」が強い人物であり、物事をみる視野の狭い人物であり、知性が欠落している。

そしてこの文で重要なのが、「ご本人の名誉のために」と付け加えている部分だ。
これは、要するに「優しさから言っているのですよ」と自己弁護して、批判されない文章にしているのだ。
ここに白井氏の「稚拙さ」がある。

「ユーミン、特に荒井由実時代の音楽はかなり好きです(あるいは、でした)。それだけに、要するにがっかりしたのですよ」

これは、世間から批判されたので、「いや、ユーミンファンだったのですよ」と、ユーミンファンからの攻撃をかわそうという自己防衛である。
本当に、白井氏が松任谷由実さんの発言が間違っていると信念を持っているのなら、このような発言は必要ない。
自己防衛に走ることは卑怯なり!

「偉大なアーティストは同時に偉大な知性であって欲しかった。そういうわけで、つい乱暴なことを口走ってしまいました。反省いたします」

松任谷由実さんはミュージシャンである。
ミュージシャン(アーティスト)を表するのは「偉大な感性」が妥当だろう。
「偉大な知性」と評するのは、思想家、作家、政治家などである。

ミュージシャンである松任谷由実さんに向かって「偉大な知性であって欲しかった」というのは、意味不明な発言だ。
(注:松任谷由実さんの知性を否定するものではありません)

そして、アチキが一番聞き逃せないのが、最後の「反省いたします」でありんす。
白井氏の発言した言葉を総括したうえで「反省いたします」を読むと、はっきりと白井氏の心境が読めてくる。

白井氏は、反省などしていない!

世間から批判を避けるために「反省いたします」と言ったにすぎない。
白井氏は、実に卑怯な性格をしている。

本当の反省とは、自分の過ちの発生源を突き止め、自分のなかにある思考を改革することにある。

それが真に反省した人の内なる現象である。
そして、外なる現象として傷つけた人への謝罪がある。

重要なことは、白井氏は松任谷由実さんに謝罪していないことだ

「反省いたします」とは、世間に向けて吐いた台詞であり、自分への批判をかわすためのものである。
本当に心から反省し、自分の発言の罪を認めるならば、まず成すべきは松任谷由実さんへの謝罪である。
松任谷由実さんへの謝罪のない白井氏は、本当は反省などしていないのだ。

《他人に「死んだ方がいい」と言う発言は犯罪行為に等しい》

「テラスハウス」に出演し、スタッフによる「やらせ」によってネット上で誹謗中傷されたことが原因で木村花さんが自殺してしまったのは5月のこと。
木村花さんも「死ね」という言葉を見ず知らずの人たちから言われていた。
そんな悲しい出来事があったにもかかわらず、白井氏は、平気で松任谷由実さんに「死んだ方がいい」などと発言する。

白井氏にもの申す!
他人に「死んだ方がいい」というのは、自殺教唆罪に繋がっていくことであり、人間が人間であるために使ってはならない言葉である。

ナイフで肉体を傷つけることだけが犯罪ではない。
たとえ刑法に触れなくとも、他人の心を傷つけることは犯罪行為であるとアチキは思っている。
人の心を傷つけることは非常に悪いことである。
人の心を傷つける言葉の中で「死んだ方がいい」という言葉は最も重い罪である。

白井氏は、学生に学問を教える前に、「人間とはなにか?」を学ぶべきである!

付け加えることがありんす!

【「ひるおび」での呼び捨て発言にもの申す】

国民的ミュージシャンの松任谷由実さんに「死んだ方がいい」と発言した白井氏の発言は、テレビでも取り上げられていたが、アチキが観たなかで気になったものがあった。

それはTBSの「ひるおび」というワイドショーで、この件を取り上げていたときに、八代弁護士たちが、「白井」と呼び捨てにしていたことだ。
ユーミンファンなのかどうかは知らないが、テレビという公共の電波で、いくら頭に来たからといっても、呼び捨てに(何度も)するのはどうかと思う。
それを批判するコメントは、アチキはまだ見ていない。

これも嫌悪の感情が生み出す憎しみである。
憎しみは憎しみの連鎖を生み出す。
単なる感情から発する言葉は、誰かを傷つけることがある。

公共の場で呼び捨てにして、その人物の印象を余計に悪くする発言をした八代弁護士も反省する必要がある。

【罵詈雑言や罵倒発言は反作用として本人に返ってくるもの】

この宇宙には普遍の法則がある。

それは「作用あれば反作用あり」という法則だ。

まったく悪くない人に対して罵詈雑言を浴びせた人は、その反作用がブーメランのように跳ね返ってくる。

刑法では罪とされなくとも「言葉によって人の心を傷つける」ことは立派な悪事である
(ただし、白井氏の場合は名誉毀損罪が十分立証する)

他人を傷つけたものは、いずれその反作用が自らに返ってくることを知ることだ。

最後までお読みくださり、ありがとうござりんした。


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