はじめに
はじめに伝えます。
本記事は日本という国家を愛し、日本人であることに誇りを持ちたいと考える人に読んで欲しい内容です。
先日、Twitterのタイムラインを眺めていたら以下の様な間違った見解を述べている方がいました。
「日本国憲法は押し付けられたものではない」
ここでいう「押し付け」とは、大きく言えば米国であり、具体的に言えばGHQを指すことは異論の余地がないでしょう。
この「押し付けられた憲法」という議論の決着は、世間ではついていないと思われます。
しかし、それでも「これが真相だ」と思われる見解を伝えたくて今回の記事を書くことにしました。
重要な点をひとつだけ言うとするならば、「押し付けられた憲法かどうかの議論」において、憲法の成り立ちや手続きだけに焦点を絞った主張はナンセンスだ、と言っておきます。
「押し付けられた憲法かどうかの議論」は、日本がポツダム宣言を承諾し、独立(自主権)を回復するまでの占領下で何が起きたのか、という一定の期間を有する総合的な視点に立たねば真相はつかめないということです。
そういう意味で「押し付けられた憲法ではない」と主張する人たちの視野は狭い、と言っておきます。
アチキの若いときからの疑問は、「広島と長崎に原爆を落とされ、民間人を大量虐殺されたのに、日本人はなぜアメリカを憎まないのか?」というものでした。
その答えを明確に導くのが本記事の参考書籍である『日本人を狂わせた洗脳工作』です。
この問題は、昭和の時代から見識ある先人たちがすでに答えを出していますが、そうした見解(解答)が世間の常識に至っていないことに、恐ろしさを感じざるを得ません。
いままさにDSによる人類削減計画が始動し、AI技術による世界統一政府の樹立が近未来に迫っています。
令和の日本人は、米国に占領された時点からいまなお「洗脳」されていることに目覚めるべきです。
いまある常識のいくつかは、洗脳によって形成されたことを全国民が認知するべきです。
いまある日本人の常識のいくつかは意図的に歪められた価値観です。
現時点での日本における社会問題の根底には直接または間接的に今回の問題が絡んでいます。
いま、ひとりでも多くの日本国民に「真実」を知ってもらいたいと思っています。
歴史の教訓から言えば、「真実」は隠されることが多く、「真実」は探そうとした人にしかその素顔を見せないという傾向があります。
間違った常識を捨て、正しい見解を持つことが日本国の伝統と民族性を守り、正しい意味での国民の幸福を守ることにつながります。
今回の記事の内容には、大いに反発する人、興味関心が薄い人、内容が難しいと感じる人、などさまざまでしょうが、日本という国家を愛し、日本人であることを誇りに思い、日本人としての自由と尊厳を守りたいならば、絶対に知っておくべき内容である、と言っておきます。
同時に、現代の社会問題の根幹を成す原因が分かると思います。
慰安婦問題、南京虐殺、河野談話、自主憲法制定の問題、さらにいうと現在の日本社会に潜み底流に流れながら大きな影響を与えている価値観などの根源にあたるものが今回の内容です。
はっきりと言います。
今回の内容を知らずして、将来にわたって“日本を日本たらしめる”ことは不可能だと言えます。
それほど重大なことであるのです。
日本を代表する精神は『武士道精神』であり、『大和撫子の精神』であろうと思います。
現代の日本には、武士道精神も大和撫子の精神も忘れ果てた人たちが溢れ、またそうした精神を知らぬ人たちで満ちています。
それこそDSが喜ぶ状況であることを知るべきです。
DSが畏怖する日本人の気質と精神こそ『武士道精神』と『大和撫子の精神』なのです。
ですから、日本人がその精神に目覚めることが出来てはじめてDSと戦う土壌となるのです。
それがなければ日本は白人支配(DS支配)に飲み込まれてしまう可能性が高いでしょう。
参考書籍は関野通夫氏の『日本人を狂わせた洗脳工作』です。
この問題に興味関心がある方は、ご購入してご自分の目で確かめてください。
なお、今回の記事は【前編】~【追記2】まで6部構成となっています。
変な言い方ですが、読んで(知っていて)損はないと思います。
日本を罪深い国として仕立てる作戦(WGIP)!
《日本人洗脳作戦=WGIP》
日本人は「洗脳」されたことを知るべきです。
正確に言うならば、「いまだに洗脳され続けている」ことに気がつくべきです。
その「洗脳」は大東亜戦争(第二次世界大戦)後の米国の占領下で行われました。
戦後の占領を担った組織がGHQであり、その大きな役割が「日本を罪深い国として仕立てる」なのです。
その思想的背景には「白人優位主義」が根底にあります。
「ウォア・ギルト・インフォメーション・プログラム(WGIP)」という計画を聞いたことがありますか?
ウォア・ギルト・インフォメーション・プログラム(以下WGIPと表記)こそが戦後の日本を罪深い国として仕立て、日本人に罪悪感を植え付けた“作戦の名”です。
別な言い方をすると、日本国(人)をアメリカに隷属させる“計画の柱”です。
《WGIPとは何か?》
WGIPとは何か?
WGIPとは、「War Guilt Information Program(ウォア・ギルト・インフォメーション・プログラム)」の略であり、日本語で表記すると「戦争犯罪情報計画」です。
関野通夫氏の意訳では「日本人に戦争犯罪者意識を刷り込む計画」となります。
つまり、WGIPとはGHQ占領期間中に実施された緻密な「日本人洗脳計画」であり、その目的は、日本が二度と白人に戦争を仕掛けない国家とするように、日本の法体系、日本的精神と伝統の破壊を図ったものです。
関野通夫氏はWGIPを「遅発性の劇薬」と表現しています。
また関野通夫氏は「見えづらいという点では、史上最大にしてもっとも巧妙な『危険ドラッグ』というべき」と述べています。
WGIPによる洗脳は占領下に留まらず、いまなお日本人を洗脳の呪縛下に置いているのです。
結局、日本という伝統と高い文化を持つ国家及び民族性が戦前と戦後で大きく変わってしまった原因はWGIPによる洗脳工作によるものが最大の原因であるということです。
WGIPに関しては江藤淳氏が『閉ざされた言語空間』という書籍で以下のように語っています。
「WGIPとは、戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画」
ただし、江藤淳氏はWGIP(GHQ)の内部文書を公開しておらず(当時)、そうした内部文書または計画が実在するのかが明確ではないとされました。
しかし、関野通夫氏が調査し、内部文書を発見し、著作で示しています。
ですから、現時点ではWGIPに関する内部文書の存在はあるということが証明されています。
《関野通夫氏はWGIPの内部文書を入手した》
今回の件で証拠はあるのか?
洗脳したことを証明する文書はあるのか?
という反論があるでしょう。
しかし、言っておきます。
関野通夫氏は、WGIPが記述されている内部文書を入手しています。
関野通夫氏が入手したWGIPに関する文書は蒼天社出版の『国立国会図書館所蔵GHQ/SCAP文書目録第2巻CIE/民間情報教育局』であり、その資料から500ページの目録と25,000点近い文書を発見しています。
(詳しくは、関野通夫氏の著書をお読みください)
他にも関野通夫氏の主張を支持する著書はあります。
『日本が二度と立ち上がれないように、アメリカが占領期に行ったこと』著者高橋史郎氏
『抹殺された大東亜戦争 米国占領下の検閲が歪めたもの』著者勝岡寛次氏
よって、関野通夫氏の主張は、「証拠のある主張(見解)」であることをここに伝えます。
《日本民族に贖罪意識を植えつける政策が実施された》
書籍『日本人を狂わせた洗脳工作』より引用
マッカーサー総司令部(GHQ)は昭和20(1945)年9月に日本を占領すると、10月2日に「各層の日本人に、彼らの敗北と戦争に関する罪、現在と将来の日本の苦難と窮乏に対する軍国主義の責任、連合国の軍事占領の理由と目的を、周知徹底せしめること(『一般命令第4号』)を命じ、日本民族から独立心を奪い、贖罪意識を植えつける政策が実施された。
〈戦後の日本において、なぜ左翼思想が広まったのか?〉
現代の日本人がもうひとつ自覚しなければならないことは、占領下で洗脳工作(作戦)が行われた影響が後世になぜ残っているのか、という点です。
正確に言うならば残っているというよりも“洗脳が生き生きとしてのさばっている”と言えるでしょう。
戦後の日本には左翼勢力がはびこりました。
教育界、政界、産業界などに左翼思想を持つ日本人が多く出現しました。
それは占領政策をもくろんだGHQが予想したかどうか分かりませんが、米国にとってある意味では諸刃の剣となったことでしょう。
日本が左翼化することは共産主義国家を敵とする米国にとっては見逃せないことであるが、日本が左翼化することによって日本的精神と伝統が破壊さえ、日本文化が混沌とすることは手を叩いて喜んだでしょう。
時が過ぎ、戦争体験は国民の中から風化して、日常生活を取り戻し、人生の立て直しが起きましたが、WGIPが種をまいた自虐史観が売国奴的な日本人の手によって宣伝されたことで、自虐史観及び戦争の贖罪意識を深く根付かせてしまい、それがいまもなお続いています。
日本人であるにもかかわらず、日本を否定することは売国奴と呼ぶしか言葉が見つかりません。
自国を愛するからこそ他国を愛せる。
自国の歴史を正当に評価するからこそ、他国の歴史に興味関心を持ち学ぶことができる。
ということを現代の日本人は忘れ果てています。
その根本の原因を作ったのがWGIPの日本人洗脳作戦なのです。
左翼勢力は本来敵であるはずの米国が行った日本人洗脳作戦に乗っかって継承(利用)したのです。
重要な点は、本来の日本国の伝統や風紀、文化が保たれていれば日本に左翼勢力がこれほど幅を利かせることは至難の業だったということです。
左翼勢力が日本においてはびこった原因を作ったのがGHQによる占領政策であったことは間違いありません。
《広島の慰霊碑》
書籍『日本人を狂わせた洗脳工作』より引用
広島の慰霊碑に刻まれた「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」という言葉は、日本の中でも何度も議論の的になってきました。非は明らかに原爆投下を行ったアメリカ軍にあるのに、あたかも戦争を仕掛けた日本人が悪いと受けとられかねない表現が、なぜ選ばれたのでしょう。少なくとも原爆を落としたアメリカには言及しない、反省するべき主体をぼやかした文言になっています。
GHQがもっとも懸念していた2件は、東条英機の「東京裁判は復讐劇だ」という反論と、原爆投下への抗議でした。原爆投下が、“残虐行為”として非難されることを、当然のことですが強く警戒していたのです。
〈原爆投下の批判を回避するための詐術〉
この文言に対して、関野通夫氏は「主語を明確にしない日本語の盲点を突いた痛烈な皮肉」と表現しています。
では、アチキがこの文言に対する私的見解は以下の通りです。
「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」という文言は2つの文で構成されている点が実に巧妙でズルい表現方法です。
しかも、「誰が」という主体(主語)を欠いた文言とすることで、読み手の解釈によって印象操作を織り込んである。
「安らかに眠って下さい」という表現がまず先に来ている点も重要です。
これは“慰霊の気持ち”を込めているということなので、日本人はこの文を否定できません。
つまり、肯定する文が先に来ているのです。
肯定する文が先にくることで、後の文も肯定させる効果が生まれるのです。
「過ちは繰り返しませぬから」という文言を読むほとんどが日本人です。
他の洗脳工作と相まって、日本人は明記していない「主体(主語)」を想像して文の意味を補います。
ですから、この文は「洗脳工作のお手本」なのです。
本来あるべき表現は「アメリカ合衆国は、罪のない民の命を原爆投下によって奪ってしまいました。アメリカ合衆国は同じ過ちを繰り返しません。安らかに眠って下さい」でなければなりません。
誰の反省文なのかという主体(主語)をはっきりと明記し、反省及び謝罪が先に来て、その後に今後のことを言及し、慰霊の気持ちを語る、という流れでなければなりません。
ちなみに碑文を作った広島大学教授の雑賀忠義氏と広島市長の認識では、「過ちを繰り返しませぬから」の主語は、「世界の人類」であると主張しているようです。
これについて一言。
それは「詭弁の極み」です!
この文は、「繰り返しません」と言っているように、過去に過ちを犯した者の文言です。
第二次世界大戦において世界中の国家が戦争をしたわけではなく、最も重要な点は、原爆投下をしたのは今現在においても“アメリカしかいない”ということです。
広島に原爆を落としたのは米国であり、他の国ではありません。
日本の被害者は軍人ではなく、民間人です。
民間人への攻撃は国際法が禁止している「ジェノサイド(虐殺)」です。
つまり、米国による広島、長崎への原爆投下は国際法違反なのです。
それを日本人が認識することがとても大切です。
この文の狙いは「日本人が中国などのアジアに侵略したことの贖罪意識を植えつける」ことです。
つまり、米国は、本当はこう言いたいのです。
「日本人がアジアに進出するという生意気なことをしたから原爆を落とされたんだ」
「イエローモンキーの劣等民族が我々白人国家に立てつき、植民地支配の邪魔をしたから原爆を落とされたんだ」
(この文は、アチキの想像です)
「繰り返しません」というのは、「日本人が戦争を始めたことが悪い」+「だから広島に原爆を落とされても仕方がない」という意図が込められているのです。
もう一度言いますよ。
日本人は知ってください、自覚してください。
「米国による広島、長崎への原爆投下は“国際法違反”のジェノサイド(虐殺)!」です。
参考書籍
関野通夫氏
『日本人を狂わせた洗脳工作』
自由社ブックレット
最後までお読みいただき、ありがとうござりんした!