『事件が存在しないのに犯罪者とされた史上最悪の冤罪事件【検証&糾弾編】』

まずは【事件の詳細編】をご覧ください。

冤罪事件というものは、事件自体は存在するが、犯人を間違えたために無実の人が有罪になるものです。
ですが、今回の冤罪事件は驚くべきことに「事件自体が存在しない」冤罪事件なのです!
恐るべし恐るべし。

【鹿児島県警本部刑事の悪事を糾弾する】

史上最悪の冤罪事件なので、ツッコミどころ満載です。
逆にツッコミどころが多すぎて困るほどです。
(アチキは疲れましたよ。多すぎて!)

《検証&糾弾1》

「川畑、お前が賄賂を渡したのは分かってるんだ!」
「正直に吐かないと一生家には帰さんぞ!」
県警本部の刑事の言葉です。

この台詞をはいたのは、選挙の翌日ですよ。
捜査したんですか?
この時点で川畑さんを呼び出し、取り調べをすること自体が間違っています。
この時点ですでに川畑さんの罪をでっち上げするシナリオが存在するとしか言いようがありません。
それに恫喝しています。

《検証&糾弾2》

なぜ、選挙後に発足するはずの選挙捜査班が選挙途中に立ち上がっていたのか?

これは通常の捜査手続きを無視しています。
捜査手法の違反です。

選挙違反があったことにして、中山候補を落選させようとする悪意が見え見えです。
よくもまあ、こんなバカな行動をしますね~!
後で詳しく調べれば間違っていることが分ってしまうのに。
そうです、それほど警察は傲慢になっていたのです。
つまり、そんな間違った捜査手法をしても世間には分からないだろう、とたかを括っていたのです。

《検証&糾弾3》

県議会議員選挙の選挙違反の捜査ですから、通常は県警に設置されるはずです。
なのに、なぜか選挙捜査班が志布志に設置されたのです。

その理由をアチキなりに考えると、地元警察は川畑さんの人柄をよく知っています。
もっと言えば、中山候補に不正がないことは調べればわかります。
それだと県警の思惑(事件のでっち上げ)は実現しません。
捜査本部を志布志に置くことで、地元警察を監視し、地元警察の裏切りや邪魔を防止する目的があったと思われます。

捜査手法を身勝手に変更することは警察に許されるのでしょうか?
警察の行動のすべては法律によっているはずです。
選挙違反どうのこうのなんてよく言えますね。
アチキから捜査違反だと言っておきましょう。

《検証&糾弾4》

川畑さんが「知らん」と否定すると、刑事は「嘘をつくな!」と怒鳴ります。

恫喝による取り調べは違法です。
恫喝はりっぱな恐喝罪です。

また根拠もないのに他人を「嘘つき呼ばわり」することは許されることではありません。
名誉棄損に当たります。
警察だから、取り調べだからといって、他人を嘘つき呼ばわりすることが許されると思ったら大間違いです。

《検証&糾弾5》

「罠だと~、罠というのは警察が使う言葉だ」

誰がそんなこと決めたんですか?
この警部補の言語能力を疑います。

この発言は立派なパワハラです。
この刑事には、もう少し知性というものを身につけてもらいたいですね。

《検証&糾弾6》

任意捜査にも関わらず川畑さんは、朝8時から夜10時過ぎまで県警捜査班によって恫喝され続けたのです。

任意の捜査で長時間の取り調べや連日に渡る強引な取り調べは、憲法違反に当たります。

日本国憲法第33条
「何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、権限を有する司法官憲が発し、且つ理由となっている犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されない」

これでは川畑さんの扱いはまるで「逮捕」です。
令状もなく長時間、連日の取り調べは憲法違反です
警察の暴挙です。

《検証&糾弾7》

「(栄三)お父さんはそういう息子に育てた覚えはない」
「(文雄)元警察官の娘をそういう婿にやった覚えはない」
「(沖縄の孫)早くやさしいおじいちゃんになってね」

あんたになにが分かんねん?

これは川畑さんだけでなく、ここに書かれた家族への侮辱です。
こんなことが許されますか?
どこかの独裁国家の拷問です。
現行法では拷問は禁止されています。

《検証&糾弾8》

川畑さんの足を掴んで強制的にメッセージの紙を踏みつけさせました。

これは新しい捜査手法か?
池田警部補は、ずいぶんアイディアマンじゃね~か。
悪魔的なアイディアマンって言ってんだよ!

この行為は、『踏み字』での恫喝であり拷問です。

日本国憲法第36条
「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる」

これも立派な憲法違反です。
どう考えても拷問です。

その証拠が、川畑さんが17年経った今でも心に傷を負っていることです。
だから、その当時のことを思い出すだけで涙が流れるのです。
それほど深い心の傷を与えたことが拷問であることの証拠です。

《検証&糾弾9》

『踏み字』で使われた言葉が池田警部補の捏造であること

捏造は罪ではないのですか?
取り調べで行われた文書ですから、公文書偽造に該当するのではないでしょうか?

そうでなくても捜査において捏造することが許されるなら、この国は法治国家ではありません。

捏造(嘘)こそが冤罪をつくり出す最大の要因です。

《検証&糾弾10》

事件から17年経ったいまでも川畑さんの傷は癒えていない。

実の父親やかわいい孫の名前を自分の意思とは反してであっても踏みつけてしまった川畑さんは心に傷を負ってしまったのです。
17年経っても、その傷は癒えず、そのときのことを思い出すと、まるでいまその瞬間のことであるかのようにフラッシュバックして心が張り裂けそうになり、いいようのない悲しみが襲ってくるのです。
川畑さんを襲ったのはそうした苦しみです。

警察は川畑さんのこの精神的苦痛に対して謝罪と賠償をしなさい!

《検証&糾弾11》

「あんたが中山に頼まれて焼酎を配ったという情報が入っとるんだ」
辻元さんが警察に言われた言葉です。

嘘つきは犯罪者の始まりです。
アチキは、警察が取り調べにおいてつく嘘は犯罪だと思います。

《検証&糾弾12》

「認めないと親や兄弟、子どもも逮捕するぞ!」

はっ!
そんな法律どこにある?

これは近代国家のやり方ではない。
近代法以前の古い時代の一族皆殺しの思想です。
警察官がこんな発言をすることが許されますか?

アチキは池田警部補に質問する。
辻元さんの親、兄弟、子どもを逮捕する理由はなんだ?

あきれた法知識だな!
これが警察官とはびっくりたまげたよ!

これを称して言葉による拷問というのだよ。

《検証&糾弾13》

辻元さんが「もう死にたい・・・」というほど精神的に追い込んだ。
さらに「そんなに死にたいなら、俺の前で死ね!」と暴言をはいた。

これは「自殺教唆罪」にあたります。(厳密には未遂)
もし、辻元さんが池田警部補から「死ね」と言われたことを悲観して自殺した場合、自殺教唆罪が適用されます。

辻元さんが無実であることは(池田警部補は)分かっていたはずです。
それなのに「死ね」と言えるその性格が理解できません。

無実の人を死にたくなるまで追い込み、「死ね」と言うのは悪魔がすることです。
非人道的な取り調べ以外のなにものでもありません。

《検証&糾弾14》

「もしも・・・」という仮定の話を積み上げて、あたかも辻元さんが焼酎や現金の賄賂を渡したかのような話をでっち上げた。
たとえ話を自白として調書にしてしまった。

これを犯罪と呼ばずしてなにを言いますか?
ここまでの悪行は聞いたことがない。

警察じゃね~だろう。
これはテロリストの手口だ!
やりたい放題じゃね~か!

《検証&糾弾15》

「まあ、こんな事件は罰金で済むんだし、お前のせいで何人もの人が捕まって仕事もできず困っとるんだ」

罰金で済むかどうかを決めるのは警察ではない。
警察が持っているのは捜査権だけ
刑を下すための起訴に関する裁量権は検察であり、刑の処分は裁判所が持っている。
警察官のくせにそんなことも知らね~のか?

これは警察官の権限を越えた越権行為だ。
罰金で済むから罪を認めてしまえというのは、悪魔のささやきだ。
無実の人を犯罪者とすることに罪の意識がないこの刑事たちを憎む!

《検証&糾弾16》

懐俊裕さんは、刑事の強引な嘘を押し付ける取調べに精神崩壊を起こしてしまい、自殺しました。

結果的には救出され、自殺未遂となり命は助かりましたが、これは人殺しのレベルです。
あり得んす!
前代未聞の事件です。

もし、釣り人が通りかからなかったら無実の人が命を失っていたのですよ。
それも警察は、無実であることを知っていてやっているのです。

日本国憲法第13条には
「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」

とあります。

県警本部のやったことは国民の幸福と自由の権利に対する侵害です。

《検証&糾弾17》

「川畑さんのことは、私もよう知っとるんですよ。大事にせないかんと言うとるんですけども、本当に申し訳なく思っとるんですよ」

これは地元警察が冤罪事件であることを認識していたが、警察組織という上層部の意向に逆らえないという証拠です。

情けない!

正義感のある警官はいないのか?
辞表を出しても正義を守る警官はいなかったのか?
告発する警官がいなかったことが警察組織の実態を如実に表しています

警察組織に「上層部への服従」という文化(習性)があることが、ここから分かります。
これでは自浄作用が働くことはありません。
警察組織自体を刷新(改革)する必要があります。

《検証&糾弾18》

事情聴取を拒否した住民を不当逮捕した。

警察はナチスか?
こんな警察による犯罪を許してもいいのでしょうか?
これはリンチです。
正義はどこにあるのでしょうか?

本来、警察官及び警察組織とは、国民を犯罪から守る存在です。
それが、逆に無実の人を陥れ、嘘によって犯罪者にでっち上げる。
これは大犯罪です!
こうしたことをした警官は極刑にするべきだ。

《検証&糾弾19》

「警察の取り調べがきつくて自殺した人もでた。だが、それに対して鹿児島県警は一言も謝ったことはないです」
「組織自体が腐っているような気がします」
川畑さんの言葉です。

これが日本の警察官と警察組織の実態です。
これは検察においても共通することです。

アチキは言いたい。
あなたが川畑さんであったなら、警察のしたことを許せますか?
アチキは許せない!

人を騙し(嘘をつく)犯罪者とする。
これは犯罪です。

しかも、それが警察によってなされているということです。
一番犯罪をしてはいけない人たちではないのでしょうか?
そうであってこそ他人を逮捕したり、裁いたりする仕事ができるのではないでしょうか?

《検証&糾弾のまとめ》

川畑さんを含めた志布志事件とは、事件そのものが警察の捏造(でっち上げ)という、とんでもない事件なのです。

あたかも選挙買収という行為があったかのようにでっち上げ(嘘)て、嘘の自白を強要し、無実の人を犯罪者に仕立て上げようとした犯罪です。

この志布志事件は、鹿児島県警察捜査第二課・統一地方選公選違反取締本部が、「自白の強要」「異例の長期拘留」「違法な取り調べ」を行った事件として知られています。

ですが、アチキはこの事件のまとめにあたって、言いたいことがある。
それは、
志布志事件は冤罪ではない。
冤罪とは犯人を間違えたために起きた事件である。

志布志事件は警察が意図的に無実の人を犯罪者に作り上げようとした組織犯罪である。

国民の信頼を裏切り、本来守るべき対象である志布志市の人たちの人生を奪った犯罪である。
決して許してはいけない事件である。

〈担当刑事等の処分について〉

事件そのものをでっち上げることも許されませんが、もう一つ許されないことがあります。
それは、でっち上げ事件を起こした刑事たちの処分です。

処分は以下の通り。

志布志警察署署長の黒健治 「本部長注意」
捜査主任・警部の磯部一信 「所属長訓戒」
警部補濱田隆広 「3ヶ月間の減給(1/10)」
(実名です)

本部長注意?
所属長訓戒?
3ヶ月減給?

なめてますね!
正しい処分は懲戒解雇です。
この3人は警察官を辞めなくてはいけません。

警察官の不祥事が起きたときに身内を庇う組織なのが日本の警察です

警察組織には、組織文化そのものに「正しさ」「正義」が大きく欠落しているのです

川畑さんが言っている通りなのです。

本来は、懲戒解雇処分にプラスして、無実の人を犯罪者にした罪を問わねばなりません。

《冤罪の最大の問題点》

志布志事件における最大の問題は、黒幕が暴かれていないということです。

みなさん黒幕が誰か分かりますよね。

もし、中山候補(当時)が選挙違反によって県議員を失職して喜ぶのは、得をするのはだれでしょうか?
新人の中山議員を恨むのは誰でしょうか?
答えはこの中にあります。

おそらく主犯と共犯者がいるでしょう。
それと、黒幕の根っこは国家の中枢に及ぶでしょう。

黒幕が暴かれていないことが最大の問題です。
志布志事件は解決されていないのです。

これは県警の一刑事がやることではありません。
これほど悪質な違法捜査ができる理由は、背後に権力者がついているからです。

鹿児島県というところは、明治維新によって中央の政府に多くの人材を送り込みました。
旧薩摩藩から多くの武士が警察官となりました。
その影響は当然この志布志事件にあらわれていいます。
つまり、中央政府との癒着です。

選挙区から自民党の議員しか立候補しない、あるいは当選しないという歴史自体が民主主義に反しています。
自由主義、民主主義が奪われているのです。

アチキは、警察官及び検察による冤罪防止の法律の制定を求めます
警察及び検察が無実の人を犯罪者とした場合は、重い罪状にすることを求めます。

また、冤罪ではなくても、警察官や検事が一個人として犯罪を犯した場合にも、一般人の量刑よりも重い罪状になる法律を求めます。

それくらいの責任と正義感が、警察と検事には必要です。

マスコミは、芸能人が薬物使用により逮捕され、釈放後に行う謝罪会見などを取材・報道します。
そんなことに夢中になっていないで、こうした冤罪などを生み出した警察及び検察に対して、謝罪を求める取材及び報道をするべきです。

悪いことをしたら謝る。
子どもが教わることです。
警察官は、そんな子供でも知っていることを知らないのですか?

正義を実現しなければならない警察と検事が謝罪もできないとはどういうことですか?
こんな大人が作る社会では、イジメもパワハラもなくなりません。

この国には正義はないのか?

官僚組織、国家をつくる組織機能が腐るとき、革命が求められるのです。
それが歴史の法則です。

【世直しご意見番、怒りの言葉】

「無実の人を苦しめ犯罪者に仕立て上げた警察官こそ犯罪者である!」

「謝罪と賠償のない警察組織は腐っている! 警察組織の大改革が必要である」

お読みいただき、ありがとうござんした!


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