『寄せられたコメントへのお返事。 ~新型コロナウイルス問題について~』

【寄せられたコメント】

記事『森田千葉県知事とマスコミにもの申す!』に、コメントが寄せられました。

以下引用

コロナの影響はわかりますが、マスクはない、仕事もない食料もないこの状況に大変困っております。
どうしたらいいですか?

というものです。

まずは、アチキのブログ(記事)を読んでいただき感謝いたします。
同時にコメントをお寄せくださり感謝でありんす!

ただ、記事の内容とコメントがまったく違うので、どういう因果関係があるのか分かりかねます。もしかしたら、森田県知事の関係者なのか?
と思ったりもします。

【コメントの返事を記事にする理由】

ブログを運営する方は、よくご存じでしょうが、コメントを寄せても運営側が承認しなければ、ブログ上に反映されません。(コメントが載る)
イタズラ・誹謗中傷などもブログにはつきものなので、そのような機能がついています。

アチキは基本的に真面目にコメントをくださった方には誠意をもって答えるスタンスでありんす。

今回コメントを寄せてくださった方は、ニックネームではなく、本名を名乗っているようなので真面目な内容だと判断しました。
記事上で返事をするのは、コメントの内容が新型コロナウイルスのことであったことです。

つまり、その方だけに直接一言二言で返事をすることで済む内容ではない、という判断をしました。
そこで、記事上で返事とさせていただきます。

ブログ上ではコメントを非表示にしました。
(実名が表示されてしまうため)
(名前等は個人情報なので当然ながら公表しません、あしからず)

【コメントの内容について】

正直、お寄せいただいたコメントの内容は抽象的で「仕事の心配」なのか「食料不足の心配」なのか「新型コロナウイルス感染の心配」なのか、短い文章なのでなにを一番心配しているのか、いまいち分かりかねます。

まず、はっきりさせておきますが、アチキは総理大臣でも知事でもありません。
医療従事者でもありません。
ひとりの“ご意見番”にしか過ぎません。
そこのところ了承願います。

食糧に関しては一部買い占めする人たちが出ていますが、生産・物流とも止まっていないので、一時的な品不足はあるかもしれませんが、食料不足の危機は今のところないはずです。
現時点では、食料不足の心配はないと思われます。

ただ、コメントを寄せてくれた人は、世間の人たちと同じく新型コロナウイルスの恐怖とその影響による生活の悪化を懸念(心配)しているのだろうと思います。
よって、新型コロナウイルスについての内容を、“アチキが思うこと”として語りたいと思います。

【新型コロナウイルスの問題について】

〈新型コロナウイルスのなにが問題なのか?〉

新型コロナウイルスのニュースについては、テレビ等のメディアで連日報道されているので、同じ内容をアチキが伝えても仕方がないので、アチキ独自の意見を言わせていただきます。

新型コロナウイルスの問題とは?

マスク不足。
食糧買い占め。
客がこないので商売が成り立たない。
仕事に行けない。
収入が減った。
子どもがずっと家に籠りきりで可哀想。
子どもがずっと家にいるので食事などの世話をするのが大変。
楽しみにしていたイベントが中止になった。
などでしょう。

ですが、これは二次被害と呼ばれるものです。

一番の問題はなんでしょうか?
当然ながら直接的被害(一次被害)の「新型コロナウイルスの感染」です。

ですから、まず日本中の人たちが考えなければならないのは、新型コロナウイルスへの感染を防ぐことです。
これ以上感染が拡大しないようにすることです。

そのための努力を集団と個人で行うことです。
たとえそれが個人の意に反することであっても、経済的な打撃を受けることであっても。

二次被害は、新型コロナウイルスの感染が収束することによってやがて収まってきます。
感染を防ぐために安倍総理や小池百合子都知事などの知事たちが自粛要請をしたのです。

もう一度言います。
いま一番重要なことは、感染をこれ以上拡大させないことです。
そのための対策を個人と国家などの集団の両方で行う必要があります。

アチキは、総理と知事たちの判断を基本的に支持します。
ただ、判断が遅かったと思っています。
アチキが総理や知事の立場なら、国民の命を守るために権力を行使します。
そのための権力なのですから。

ここに一個人からみると問題が発生します。
つまり、新型コロナウイルスを拡大させないために自粛要請をするのは仕方がないが、食料品を買い占めする人は出るし、マスクが欲しいのに不足するし、客は来ないし、仕事は減る。
それによって支払いに困る事態になった、店が倒産しそうだ。
という問題が同時に起こります。

これは個人の問題と日本という国家全体の矛盾する問題です。

〈自粛要請は是か非か?〉

ここでコメントを寄せてくれた人に質問します?

「あなたがもし、総理大臣だったら、知事だったら、何をしますか?」
「あなたがもし新型コロナウイルスに感染したらどうしますか?」
「あなたの大切な家族などが新型コロナウイルスに感染して重症となったらどう思いますか?」

もし、新型コロナウイルス感染の対策がなにもなされていなくて感染してしまったら、「政府はなにをしていたんだ」「知事はなにもしないのか」と恨むことになるでしょう。

ですから、感染の拡大を防ぐには、密集をさける、在宅勤務をする、不要不急の外出を控える、ということは絶対に必要な対策なのです。
そうすると客がこない、商売にならない、収入が減る、ということが起きます。

これは二者択一なのです。
どちらを優先するか、という問題なのです。
片方で犠牲が出ても、優先するべき対策を取らなけらばならないのです。

アチキは、新型コロナウイルス感染を防ぐことが最優先と考えます。
これを防がずして、経済対策第一主義になったら、それこそ国家が成り立たなくなります。

結論を言うと、「いまは個人的な事情は我慢しなければならない」ということです。

耐えなければなりません。
我慢のしどころです。

外出を自粛し、個人的にも感染を防止する、ことが重要なのです。
感染が収束すれば経済問題はやがて解決していきます。
問題の焦点を間違えてはいけないのです。

ここでとても大切なことは、エゴを出さないということです。
「自分は関係ない」「俺は好きにする」という自己中心的な考えや自分勝手な言い分をしないことが大切です。
要するに、他人のことを考えよ、ということです。

「俺は感染してもいいんだ」
「感染したら移してやる」
なんてことはもってのほかです。

一人の人が感染すれば医療従事者に負担がいき、他の人を感染させてしまいます。
「自分が感染しないこと」「他人に感染させないこと」が、回り回って自分を守ることになると思って行動することが重要です。
“他人への思いやり”が自粛の意味に含まれているのです。

〈新型コロナウイルスはなぜ騒がれているのか?〉

新型コロナウイルスについては、WHOがパンデミック(爆発的感染の流行)と認定したとおり、世界中で感染が流行し、苦しむ人、命を落とす人が出ています。

新型コロナウイルスで大事なポイントは、「人類が経験していない未知のウイルスである」ということです。

未知なウイルスがゆえに、「特効薬がない」「治療方法が完全に確立されていない」「感染のシステムに不明な点がある」ということなのです。
つまり、人類に知識と経験がない非常事態に遭遇している、ということです。
非常事態なのです!

新型コロナウイルスの特徴は、
高齢者に死亡率が高いこと。
糖尿病、心臓疾患などをもつ人が重症化する傾向があることです。
逆に年齢が若い人の場合は、重症率が低いです。

ですから、国家を率いるリーダー(政治家や官僚など)も誰も経験したことのない事態で混迷せざるを得ないのです。
これは仕方がありません。
国家でも個人でも未知なる事態に遭遇すれば迷ったり失敗したりすることは同じです。

【一番苦しんでいる人は?】

新型コロナウイルス感染問題で苦しんでいる人、困っている人は?

一番の被害者は、感染した人です。
陽性反応だけで済む人も多いですが、重症化した人、命を落とす人が出ていることも事実です。

人一人の命は地球より重い、という言葉があります。
新型コロナウイルス感染問題とは「命の問題」なのです

二番目に苦しんでいる人は、医療従事者でしょう。
医師、看護師などです。

彼らは万全の対策がない状態で、自身が感染するリスクがあるなかで感染者の治療を行っているのです。
普段通りの生活をしているアチキたちには分かりづらいですが、彼らにとっては戦場を駆け巡っているような状況です。
一般市民が使用するマスクが不足しようが、医療従事者にマスクなどが優先されるのが当然です。
マスクの増産を待つしかありません。

三番目に苦しんでいる人は、商売(ビジネス)をしている人でしょう。
客がこない、予約がキャンセルされた、仕事が減った、などです。
それによって収入が減った、お店が倒産してしまうという困難です。

これは実質上「いまは耐えるしかない」「個々で出来ることをするしかない」と言えます。
経済的支援などの対策は今後求められるべきだと思います。

総理は「現金給付」を口にしていますが、アチキは個人には大幅な減税(かつてない減税)、商売している人たちには減税と同時に返済期限のない貸付金(支援金)などの対策が必要であると思っています。
それにはまず感染が収束しないとどうしようもありません。

【急がれる対策は】

急がれる対策は、当然「特効薬」「治療法の確率」です。

戦場とも呼べる危険な仕事をしている医療従事者に敬意を表し、彼らの活動を支援しなければなりません。

億万長者や富裕層であれば、危険な医療業務に就いている人に金銭的支援をしたり、一般の人への義援金を放出したりすることもあっていいと思います。

【マスコミに踊らされない!】

マスコミの報道を見ていると思うことがあります。
それは経済を問題にし過ぎだ!
ということです。

「○○円の経済的損失が出てしまう」
「倒産しそうなお店がある」
などと、経済的問題に焦点を当てることが多いことです。

当のマスコミの番組は一部Twitterなどで指摘されている通り、全然自粛していません。
番組内の観客がいなくなったくらいでしょうか。
普段通りの出演者が、普段通りに番組を制作、放送しています。
医療関係者が指摘している“密集”状態で仕事をしています。

アチキはマスコミ各社に言いたい。
新型コロナウイルスの重要性を理解しているのなら、番組自体を自粛した形にするべきだ。
マスコミは、世間が騒ぐような事柄を取り上げて、視聴率が取れるように営業活動を行うのをやめなさい。

新型コロナウイルスの問題は、人類の命がかかった問題なのだ。
経済的話題よりも、医療従事者の活動や支援、特効薬の情報などを視聴者に知らせるべきであるし、自粛要請も政治家だけがすることではないと思う。
メディア自体が自粛を要請することも可能であると思う。

【いま大切なことは】

新型コロナウイルスは世界中に感染が拡がり、世界中の人たちが苦しみ、困っています。
一個人の立場では、マスクがない、仕事が減った、仕事が無くなった、などの苦難があったとしても、いまは耐えるしかありません。

人類の歴史を見れば、戦争や経済恐慌、伝染病などで多くの人たちが困難な状況に立たされるときがありました。

大切なことは、個人がエゴをむき出しにせずに、他人を思いやる心を大切にすることだと思います。

苦しんでいるのは自分だけではない。
苦しい生活をしているのは、今の時代だけではない。
という認識を持つことです。

世界規模で見れば日本はまだいい方です。
戦前の人からすれば、まだ恵まれています。

日本においても太平洋戦争のときには、食料がなく芋が主食となった時期があります。
家族が兵隊にとられて戦死してしまい、悲しい思いをした人たちもいます。

いまは個人が出来ることをし、耐えるしかないのです!

【新型コロナウイルスは人類への警告?】

どうして未知なるウイルスが突然発生したのでしょうか?

原因の究明は後回しですが、人類の歴史的価値観から見れば、ひとつ言えることがあります。
それは「人類への何らかの警告である」という見方です。

現代は科学の発達した時代だから、そんな時代錯誤の発想はナンセンスと思う方もいるでしょうが、現代の科学をもってしても解明できないのが、すぐに解決できない事態が新型コロナウイルスなのです。
現代科学は万能ではなし、科学で分かることは限られているということです。

新型コロナウイルスが人類への警告だとすると、なにが考えられるでしょうか?

科学万能主義に対する天罰。
増えすぎた人類を淘汰する作用が働いた。
宗教心を失った人間への天罰。
人類の欲望に対する警告。

あなたはどう考えますか?

また、新型コロナウイルスは生物兵器だという情報があります。
その場合、いったい誰が(どの国が)開発したのでしょうか?
その目的は?
いずれにしても、個人が出来ることをしながら、他人を思いやり、国家規模の対策を取る必要があります。

【ご意見番が新型コロナウイルス問題についてもの申す!】

「一人ひとりが出来ることをしながら、耐え抜くことがいまは重要!」

「絶対優先すべきことは、感染の拡大である。そのために個人も国家も努力するしかない!」

お読みいただき、ありがとござんした!


最新情報をチェックしよう!