『“保守の憲法論”最終結論【日本国憲法の源泉編④】~マッカーサー・ノートについて~』
当然であるが、マッカーサー・ノートだけで日本国憲法を生み出すことはできない。マッカーサー・ノートはあくまでも重要項目であり、それ以下でもそれ以上でもない。 では、日本国憲法を生み出した源泉は何かと言えば、基本方針としてポツダム宣言とSWNCC-150/4(初期対日方針)があり、憲法改正に関して具体的な指針を示したSWNCC-228(日本の統治体制の改革)の文書がある。その他にも国連憲章、さまざまな国家の憲法などを参考としている。日本の憲法研究会の草案もその他の参考情報の中に含まれる。決して憲法研究会の草案を土台としてGHQ草案が作成されたわけではない。身もふたもないことを言えば、憲法研究会の草案が存在していなくてもまったく同じ内容のGHQ草案が作成されただろう。