『武漢であのとき何が起きていたのか? ~武漢封城日記とネットラジオ局から知る都市封鎖の実情~』

目次

【新型コロナウイルス発生時に武漢市でなにが起きていたのか?】

新型コロナウイルス発生地である中国湖北省武漢市でなにが起きていたのか?
このことを知ることは非常に大切である。

新型コロナウイルス発生源の湖北省武漢は76日間に渡ってロックダウン(都市封鎖)された。
そこでいったいなにが起きたのか、アチキたちは知る必要がありんす。
その76日間に武漢で何があったのか?
新型コロナウイルスの被害を受けたアチキたち日本人はもとより、世界中の人たちがそのことを知るべきでありんす。

『孫子の兵法』には戦に勝利する秘訣が書かれている。
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」と。
これは「自勢力と敵の勢力を分析することで戦に勝利出来るかどうかを計り戦うことで百戦しても百勝できる」という意味だが、人類がウイルスと戦うにあたっても当てはまると思う。

つまり、新型コロナウイルスのワクチンを開発するためには、新型コロナウイルスを知らなければならないし、二度と同じ感染被害を出さないためには、「なぜこのウイルスが発生したのか?」「ウイルスはどこから発生したのか?」「ウイルスは最初、武漢からどのように広がったのか?」ということを知ることが必要となる。

このウイルス発生源ウイルスそのものの正体、そして感染拡大の理由を知ることなくしては、人類は今後もこの未知のウイルスとの戦いにおいて勝利することはできない。

ウイルスそのものの正体を知ることは生物学者や感染学者に任せるとして、一般人であるアチキたちが目を背けてはいけないのが、武漢でのウイルス感染の実態感染防止対策(政府の)、それと武漢市民の生活の実態である。

そして、絶対に忘れてはならないのは、この武漢で発生したウイルスによって世界中で30万以上の尊い命が失われ、世界経済はかつて人類が経験したことの無い大不況時代へと突き落とされたことだ。

政府による経済支援は無限には続かない。
アチキたちは個別にサバイバルしなければならない。

すべての始まりを知ることは、すべてを終息させるために絶対的に必要なことなのだ。

【武漢封城日記から知る都市封鎖の実態】

『武漢封城日記』『ネットラジオ局・故事FM』をもとにして時系列にそって、武漢市で何が起きたのか? ということを追っていきたいと思うでありんす。

『武漢封城日記』の著者は、郭晶(かくしょう)さん。
郭晶さんは武漢でソーシャルワーカーとして働きながら一人暮らしをしている29歳の女性です。
郭晶さんは、「武漢の人たちが何に苦しみ困っているのか、自ら発信しないと社会は目を向けてくれない。現実を多くの人に知ってもらいたくて日記を書きました」と胸の内を明かしている。

この武漢封城日記は、台湾で緊急出版されたものですが、なぜ台湾なのでしょうか?
なぜ中国から出版されなかったのでしょうか?
そこに意味があるはずです。

補足

『武漢封城日記』の「封城」という言葉に関して補足しておきます。
もしかしたら誤解や理解不足があるかもしれないからです。

『武漢封城日記』のなかに「城」という言葉が使用されていますが、これは中国におけるという意味で使用されています。
日本においては「城」という語彙は、「支配者の住居」という意味を表します。
しかし、中国では「城」は「街全体」を意味します
中国でいうところの「城」は城壁で囲まれた一つの街全体のことなのです。
つまり、「城」=「街(都市)」という意味なのです。
日本人にはなじみのない感覚かもしれません。

武漢封城日記には、こんなことが書かれている。
ある日、郭晶さんがマンションから出ようとしたら警備員に止められた。
「今日から通行証が必要だ」と言われたのだ。
郭さんは、政府の決めたことに反論する権利はないのだと思ったという

もう一つ北京にあるネットラジオ局が武漢封鎖時の様子を伝えていました。
国営メディアが伝えない医療現場の実情をネットラジオで伝えていました。
「新型コロナウイルスに感染した患者の家族が感情的になって医者を殴った」
「医者のマスクを外してタンを吐きかけた」

しかし、中国政府は武漢を封鎖した期間にメディア規制を強めました

もし、郭さんが日記で武漢での市民の生活を伝えていなかったら、ネットラジオ局が医療現場の様子を伝えなかったら、全世界の人たちはなにも知ることができなかったかもしれないのです。

2019年12月30日

武漢で未知のウイルスによる感染症が広まっていると一人の医師(李文亮)が警告した

〈検証&感想〉

この12月30日がすべての最重要地点です。
いいですか!
この時点で武漢の医師が、未知のウイルスによる感染が広がっていると警告しているのです。

この時点で中国政府が初期対応をきちんとしていれば、世界中にこれほど感染が拡大することもなかった可能性があります。
そして、それは日本においても同じです。
この情報を日本政府が掴んで、この時点で感染被害対策に動き出していたら、自粛要請など出さずに、もっと被害が少なくすんだ可能性が非常に高い。

2020年1月上旬

武漢市での感染者は増え、死者も出た。

しかし、中国政府は「人から人へ感染する証拠はない」と発表した
また「状況(感染被害)はコントロールできる」との見解を示した
(武漢市衛生健康委員会)

〈検証&感想〉

この中国政府の見解は、まったく無責任です。
すでに李文亮医師が警告を発している。

それを無視するということは、現場で治療する医師に対する侮辱であり、国家機関としての国民の生命と財産を守る義務を放棄した、と言わざるを得ない。

2020年1月19日

政府が万家宴(まんかえん)と呼ばれる伝統行事を主催する。
万家宴は4万世帯が集まる食事会だ。

〈検証&感想〉

すでに1月上旬に感染被害は広がっている。
死者も出ている。
この時点で政府主催の大きな行事をするということは、政府自らが新型コロナウイルス感染を拡大させていることでしかない。
明らかに間違いを犯している。
これを国家犯罪と呼ばずしてなんと言うか!

1月20日

中国政府は一転して「人から人へ感染する」と先に報じたことを否定する見解を発表した。
(中国国家衛生健康委員会)

〈検証&感想〉

中国政府は、中国の国民と全世界に対して、見解を修正した理由と間違いに関して説明と謝罪をする必要がある。
それは5月21日の時点においても、いまだになされていないのではないか?
それが独裁国家のやることなのだ。

1月23日

武漢市の空港ですべての便が欠航となる。
電車やバスなどの交通機関も停止した。
市街につながる道路も封鎖された。
まり、中国政府により武漢は都市封鎖されたのだ。

この武漢市の封鎖の発表は深夜2時
ほとんどの市民は朝になって事実を知った

郭さんが日記を書き始めた。

〈封城日記〉

「目が覚めたら封鎖のニュースを知って頭が真っ白になった」

「近くのスーパーに行くと長蛇の列が出来ていた。私は家からキャリーケースを持ってきて残った米やヨーグルト、蜂蜜などを買い占めた」

「薬局が入店を制限し始めた。一人の女性が『マスクをわけて!』と私に叫んできた。まるでわらをもつかむようだった」

〈検証&感想〉

武漢市民にとって重要な都市封鎖の発表を人々が寝静まった深夜に行うなどということは常識では考えなれない。
まったくもって人権無視の政治としか言いようがない。

1月24日

〈封城日記〉

「世界は怖いほど静かになった。私はひとり暮らし。外からたまに聞える足音でしか人の存在を感じることができない」

1月25日

〈封城日記〉

「営業しているのは、葬式用の花の専門店だけ。店の前にたくさんの菊の花が置いてあって、何かを語っているようだった」

このとき武漢市の飲食店に休業命令は出されていなかったが、ほとんどの店が営業を自粛していた。

1月28日

〈封城日記〉

「みんな他人と接触するのを恐れて人と人の繋がりがどんどん失われていく。私はこの孤独な街で人との繋がりを求めて自転車で外に出ることに決めた」

ここで郭さんは、街の清掃員に出会います。
清掃員の人たちはマスクを2枚しか支給されず、スカーフやマフラーを口に巻いて掃除をしていたといいます。

2月1日

〈封城日記〉

「今日出会った清掃員は、『仲間が感染して亡くなった。怖くてたまらないが働くしかない』と言っていた」

中国のこうした清掃員の多くが農村からの出稼ぎ労働者なのです。
日給はわずか1100円。
なのに、仕事を休む(欠勤)となぜか2500円の罰金を払わせられます。
マスクなど感染を防ぐ手立てがなくても、清掃員の人たちは働かないと生きていけないのです。

ネットラジオ局「故事FM」

首都北京のネットラジオ局「故事FM」のDJ寇愛鉄さんは武漢の実情をラジオで発信し続けました。
(中国語の「故事」とは、ストーリーという意味)
故事FMは武漢が封鎖されてから市民の生の声を取材していたのです。

武漢の人口は1100万人。
1100万人を超える都市の封鎖は世界的にも前例がないことなのです。

2月2日

武漢で1000人の感染者を受け入れる病院(火神山病院)の建設が竣工。
着工後、わずか10日間で建設された。
しかし、すでに医療物資の不足が起きていた。

〈故事FM〉

武漢の医師の声
「私の病院は物資が底をつきました。ゴーグルも防護服もマスクもありません」

「マスクはアルコール消毒して乾かしたらまた次の日に使い回します」

「手術着を切り取ってマスクを作る看護師もいます」

「患者の家族が感情的になって医者が殴られることもあります」

「もっとひどいのは、医者のマスクを外して痰(たん)を吐きかける人もいたようです。精神的なストレスは最もつらいです」

実は新型コロナウイルスの感染は1月初め頃にはわかっていました。私の病院は封鎖前からひどい状況で188人の患者のうち88人がすでに感染していたのです」

「ある医師が感染者のレントゲン写真をSNSで流してくれたので、私たちは初めてウイルスについて知りました。その医師は後で訓戒処分を受けたのですが・・・」

「武漢の各病院で情報が広がりました。政府は『人から人へ感染しない』という見解を示していたので私たちは感染の実態を何も言えませんでした」

〈検証&感想〉

この武漢の医師の発言にあるように、すでに1月上旬には「ウイルスによる感染」が確認されていたのです。
なのに、中国政府は「人から人へ感染はない」と発表していた。
あわよくば密かに収束させ、隠蔽しようとしたとしか言いようがない。

李文亮医師の警告

新型コロナウイルスの情報を世界で最初に発信したのは武漢の医師である李文亮医師です。
李文亮医師は2019年12月30日、「病院で感染者7人を確認」とSNSに投稿した
未知のウイルスによる感染警鐘を発していた

しかし、4日後の1月3日、警察に呼び出された。
「社会秩序を乱した違法行為をした」として、訓戒処分になった。
(訓戒書を渡された)

訓戒書にはこう書かれていた。
「自分の違法行為を反省しなさい。さもなくば法律により処罰する。分かったか?」
李文亮医師は、この訓戒書にサインをさせられたのです。

しかし、その後新型コロナウイルスの感染が広がり、李文亮医師自身も感染してしまうのです。

〈検証&感想〉

これを憤慨せずになにを憤慨しますか?
人々を未知のウイルス感染から守ろうとした医師を法律違反として処分する。
これが独裁国家のやることです。
要するに、政府の失態を認めない、政府に批判が集まることは潰しにかかる。
という恐ろしいまでの悪政なのです。

2月7日

2月7日、武漢の街に笛の音が響き渡った。
あるニュースが武漢市民に衝撃を与えた。

感染が判明したわずか5日後に、李文亮医師が33歳の若さで死去したのだ。

中国では、「笛を吹く人は警鐘を鳴らす人」という意味がある。
笛の音に李文亮医師への敬意を込めた市民が笛の音を鳴らしたのだ。

李文亮医師が闘病中に残した言葉がある。
「健全な社会の声は一つであるべきではない」
「治ったらすぐに現場に戻りたい」

ネット上には李文亮医師追悼のメッセージが1900万を超えた。
「あなたはヒーローだ。安らかにお眠りください」
「この社会では、何が真実で何が嘘なのか、わからない」

病院の前には献花する人が絶えなかったという。

〈検証&感想〉

訓戒処分を受けても、自ら感染してもなお、再起し、治療に当たりたいという医師魂を見せた李文亮医師の心にアチキは涙が流れました。
胸が熱くなりんした。

〈封城日記〉

「涙が止まらなくて声を出して泣いた。頭の中は疑問だらけ。こんなにも不条理な世の中で私はどう生きていけばいいんだろう」

「李文亮のことを語りたくて外にでた。長江でひとりのおじさんと出会った」

「李文亮が死んだのを知っていますか?と尋ねると、おじさんは言った。『知ってはいるが話しても無駄さ』」

「私は涙をこらえて話を続けた。彼は最初に警告したのにデマを流したと罪に問われ、そして犠牲になったんですよ。悲しすぎませんか?」

「おじさんは虚ろな目で『大して珍しいことでもないだろう』と言った。私は会話を諦めた」

「李文亮を追悼しようと蝋燭に火を灯した。号泣し、これまでにない怒りがこみ上げた」

郭晶さんは李文亮医師の死に接してこう述べています。
「不条理なことが当たり前になって、感覚がマヒしてはならないと思う」

この日を境にして郭さんが李文亮に関する記事を書くと、ネットの検閲にかかり記事が削除されるようになりました。
しかし、郭さんは李文亮の文字に色を付けたり、アルファベットに変えたりして記事の投稿を続けました。

〈検証&感想〉

これが中国という国家の正体です。
日本がどれだけ恵まれているか、わかりますか?

日本では安倍総理をネットで批判しても逮捕されることも、投稿が検閲されることも、削除されることもありません。

これが自由を奪われた国家の姿なのです。
政府に都合が悪いことはすべてなかったことにする。

自由は人間にとって幸福の源泉です。
その自由を奪う中国政府の存在をアチキは許せない!

2月11日

封鎖はさらに制限されます。

〈中国政府の動き〉

政府が発表した、2月11日時点での感染した医師や看護師の数は、全国で1700人を突破。
院内感染が深刻となった。

感染拡大が続く中、政府は人々の行動をさらに制限する政策を打ち出します。
武漢市のすべての住宅地を法律に基づき強制的に封鎖したのです。

国営メディアがこのとき発表した言葉がある。
「医療従事者は党の呼びかけに応じ、人民を守る責務を全うして崇高な精神をみせてくれた」

中国政府は「ネットメディアにおける新型コロナウイルスによる肺炎の報道方針」を定めた。
それは、「医療関係者の感動的な物語を宣伝し、プラス面を描くこと」

〈検証&感想〉

こんなバカな話ありますか?
医療従事者は共産党の呼びかけに応じたのではなく、医療に携わる者としての倫理から治療にあたったのです。
医者としての良心と責任感で治療しているのです!
それなのに手柄を横取りするような発言は許しがたい!

〈故事FM〉

故事FMには現場の医師たちの生々しい声が寄せられていました。
「防護服を着るのに30分もかかります。脱ぐのも時間がかかるので、なるべくトイレに行かなくてすむように水は飲みません。仕事中は大人用オムツをしています」

2月12日

武漢市が封鎖されて20日。
感染者は1日で1万3436人も増加しました。
感染の拡大は終息どころか勢いを増していました。

人々は治療を求めて病院に殺到。
医師や看護師は高い感染リスクにさらされながら、昼夜を問わず治療にあたる激務が続きました。

2月15日

〈封城日記〉

雪が降ったので郭さんは外に出た。
でもマンションを出ようとしたら警備員に止められてこう言われた。
「今日から外出は三日に一回だ。通行証も必要だ」

2月16日

〈封城日記〉

「通行証をもらった。次に外に出られる日は19日だ」

〈中国政府の動き〉

中国の保健当局は記者会見を開いた。
「武漢など全国で重症患者の数が減少し、状況が好転していると言えます」
保健当局の発表によると武漢市の感染者数はピーク時の1/10にまで減少しているといいう。

2月29日

郭さんは、ネット規制と戦っていました。
ネット上の文字を波打つような文字に変えて投稿する。
検閲を免れるためです。

〈封城日記〉

郭さんはあるサイトの存在を知ります。
それは「記録されなかった彼ら」という市民活動のサイトです。

「この活動は若いボランティアたちが始めた。犠牲になった人たちを忘れないために記録したが、ネットに投稿するとすぐに消されてしまうそうだ」

〈検証&感想〉

「記録されなかった彼ら」は、新型コロナウイルス感染の疑いがありながら、病院で治療を受けられずに亡くなった人々の情報を集めて公開したものです。
要するに政府が発表する新型コロナウイルス感染死者数に含まれない人たちのことです。
市民の調査で200人の人の命が失われていたことが判明したのです。

中国政府が発表した感染者数及び死亡者数は信用できません。
意図的に数字を低く抑えていると思われます。

3月24日

政府発表があった。
「14日後の4月8日武漢の封鎖は解除されることになりました」

3月31日

〈封城日記〉

「マンションの組合から通知がきた。今日から健康証明カードを提示すれば一日二時間マンションから出て良い、とのことだ」

「嬉しくて涙がでた」

「自転車で外に出ると、いつもの街が知らない街のように見える」

「肉団子を十個買って、長江沿いのベンチに座ってマスクを外し、一気に五個も食べてしまった」

4月2日

中国政府は、新型コロナウイルスで亡くなった李文亮医師を“烈士”と認定した。
「烈士」とは、国家が授与する最高級の栄誉である。

〈検証&感想〉

社会秩序を乱した罪を着せて処分したくせにいまさら何を言っているのか?
これは李文亮医師の死の影響があまりにも大きくなったため、中国政府が逆に利用する手段にでたとしか言えない。

烈士と認定?
その前に李文亮医師を処罰したことを謝罪し、その責任を取れ。
誰が責任者だ?
この責任は大きくて見逃すことができない。

世界に向けて未知のウイルスによる感染被害の警告を無視した中国政府の罪はあまりに重すぎる!

4月4日

〈封城日記〉

「理不尽に扱われて亡くなった人を政府は英雄と呼び賛美している」

「今日は追悼式があった。しかし、武漢の会場では一般市民は入場できなかった」

4月7日

〈封城日記〉

「スーパーは食材が充実していた。一人のおばさんは防護服に全身を包み完全武装で買い物をしていた」

4月8日

午前0時、都市封鎖は解除された。
76日間の封鎖がようやく終わった瞬間でした。

市民の歓声が武漢の街に響いた。
市の外へ繋がる道路は開通し、バスや列車も運転を再開した。
一方、住宅地の規制はしばらく続くと発表された。

〈封城日記〉

「封鎖の解除は大きな一歩だと思う。でも長い間、恐怖に縛られていた人々の心は本当に解除できるのだろうか?」

「ライトアップのイベントはロマンを演出しているが人々の悲しみと困難はかき消されてしまっている」

「日記は今日で最後になるが、私はこれからも声をあげてゆく」

〈検証&感想〉

ライトアップなどを行い都市封鎖解除をイベントとすることで、政府の過ちを誤魔化そうとする卑屈な手段だ。

4月17日

武漢市政府発表の武漢市の新型コロナウイルス感染による死者数は3869人。

〈検証&感想〉

中国は、新型コロナウイルス感染被害の真実の数字を世界に発表せよ!

これまで見てきたように、情報を隠蔽し、市民の口を塞ぎ、医師の重要な警告を無視して未知のウイルスによる感染の初期対応を誤ったことは武漢市民だけではなく、全世界に対する責任がある。

「記録されなかった彼ら」の存在を無視する中国政府は、人権を無視し、国民の生命を軽視する国家なのだ!
国民の生命よりも政府の名誉を大事にする政治体制なのだ!

中国は情報開示せよ!

それが新型コロナウイルス感染により死亡した人たちと未知のウイルスによる恐怖を味わった人への国家がまず取るべき責任である!

お読みくださって、うれしうござんす。


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