『木村花さんを誹謗中傷した男性、出廷せず! ~悪質で卑怯な人間には徹底的な制裁を!~』

木村花さんが亡くなった後も誹謗中傷をした男性が口頭弁論に出席せず!

《木村花さんの死後に誹謗中傷した男性が裁判に出廷せず》

フジテレビの恋愛リアリティー番組『テラスハウス』に出演し、制作側の演出や編集によって悪役にされた木村花さんが誹謗中傷されたことで深く傷つき自殺した。
信じられないことに、花さんが亡くなった後でもTwitterで花さんを誹謗中傷した男性がいた。

母響子さんは、その男性(長野県在住)に対して、花さんの名誉回復と無念を晴らすため、約294万円の損害賠償を求めた訴訟(提訴)を起こした。
3月22日、東京地裁(田中寛明裁判長)で、第一回口頭弁論が開かれた。
だが、花さんの死後も誹謗中傷をつづけた男性は出廷しなかった。
被告側から答弁書の提出もなかった。
次回の口頭弁論は4月21日に行われる。
(このまま被告側から反論(主張)がなければ裁判は4月21日に結審する可能性もある)

母響子さんの心境と主張

娘花さんが亡くなった後から、母響子さんは花さんの友人らと共に花さんを精神的に追い詰めた悪行の証拠を集めてきた。

《母響子さんの心境は?(記者会見より)》

「悔しいですね」
「本当に心を無にして作業していたつもりだったけど、許せなかった」

「本当に花に対してしたことを向き合って考えてほしい」

「裁判ですら来ない。連絡すらないということで、私の理解を超えた。自分の犯した罪からは絶対に逃げきれない。花に対してしたこと、本当に向き合って考えて欲しいです」

「投稿した言葉の責任を取らせることが世の中のためになると思っている」

「投げた言葉の責任を取らせることができる世の中であってほしいと思うし、そういったことの抑止力になればいいと思います」

《母響子さん側の主張》

木村響子さん(原告)の主張は、男性の投稿は、社会通念上許される番組出演者への意見や感想の限度を超えており、「匿名性の影に隠れた行為で極めて軽率かつ悪質」である。
また、投稿は「花さんに対して屈辱的表現で許容限度を超えている」と主張している。

この裁判を提訴する前に別の裁判を経て実現したものである。
花さんの死後、響子さんはSNS運営会社(Twitterなど)に対し、発信者の情報開示を求めた裁判を行って投稿者を特定した。

(情報は、「YHAOO!ニュース」「日刊スポーツ」「TBS NEWS」「KYODO NEWS」)

木村花さんを侮辱した極めて悪質な投稿とは?

《極めて悪質で陰湿な侮辱の言葉》

花さんを誹謗中傷した長野県在住の男性は匿名で花さんを侮辱し精神的に傷つける言葉を吐いていた。
しかも、花さんが深く傷ついて自殺した後なのに、死者に鞭打つ侮辱する投稿をした。

男性は読売新聞の取材に対し「事実関係は認める」と答えている。
花さんを侮辱した男性のアカウントは現在削除されている。

注意:読むと気分が悪くなることが予想されます。そう思う方は飛ばしてください。

「あんたの死でみんな幸せになったよ、ありがとう」
「テラハ楽しみにしていたのに、お前の自殺のせいで(番組が)中止。最後まで迷惑かけて何様?地獄に落ちなよ」

(情報は、「YHAOO!ニュース」「読売新聞」)

明星大学藤井靖准教授の言葉!

明星大学の藤井靖准教授(臨床心理士)は今回のことをこのように語った。

「加害者の多くは何の気なしに『これぐらい言ってもいいでしょ』と思って書いているし、『言われて当たり前』と考えている人もいる。一方で、被害者が受ける気持ちのインパクトは、加害者が思っている何倍ものダメージになることがほとんど。加害者の男性が裁判に来ていなということは、被害者に対する想像力、労る気持ちがないことと同義だろう。賠償はお金の問題だが、被害者の気持ちを理解する姿勢や意思がないようにみえるのは大きな問題だ」

(情報は、「YHAOO!ニュース」)

ネットで誹謗中傷される衝撃とは?

面と向かってでも、知っている人からでも、侮辱的な発言に対しては、誰しも憤り、心が傷つくもの。
しかし、ネットでの誹謗中傷、侮辱発言にはネットならではの特性がある。
それは「見ず知らずの素性もなにもわからない存在から攻撃される」という恐怖と苦しみである。
それは知っている人に侮辱されるよりも、対面で侮辱されるよりも、精神的なダメージが強くなる。
対面や知っている人物からの侮辱発言は、その人の状況、環境や性格などの「その人の発言の裏を想像するなんらかの情報」があることも多い。
「あの人、今日は機嫌がよくないな」
「口の悪いのがあの人の性格」
などという、情報が一切ないと発言者の状況も心理もまったく理解できない。
推察することさえかなわない。
すると、言われた言葉だけが浮き彫りになり、その言葉だけが自分に向けられた評価のすべてとなる

TwitterなどのSNSでは文字数の制限があるため発言者がどういう理由でそのような発言をするに至る心境になったのか、まで詳しく語ることができない。(システム上)
だから、短く悪質な侮辱発言が、なおさら大きなダメージを受け手に与えることになる。

しかし、どんなに酷い侮辱発言でも、応援する言葉でも、簡単に、それは安易に発信できてしまう
しかも、そこにきちんと配慮を働かせていない。
相手(受け手)の気持ちを理解した上での発言ではない。
こうしたネット特有の特徴をよく理解してSNSなどで発言する必要がある。
安易に書いた言葉を、すぐに送信するのではなく、読み直して「発信していい内容かどうか」を考えなくてはならない。

投げた言葉の責任を取らせることができる世の中を実現するべき!

《ネット上の発言に責任を取らせる社会の実現が急務》

「投げた言葉の責任を取らせることができる世の中であってほしいと思う」

という響子さんの言葉に深く共感する!

今回の長野県の男性の言葉は、アチキには悪魔の言葉としか聞こえない。
恐らくこの男性は、花さんの生前から花さんを誹謗中傷していたのだろう。
しかもそれは裏アカを使用していたと思われる。
その裏アカも問題となって削除している。
裁判も出廷しない。
自分のやったことに反省の言葉も発しない。

やはり、「言っていいことといけないことがある」ということをネット利用者は真剣に考えなければならない。
公人である政治家の職務や政策、言動を批判するのと一般人を批判するのとでは違いがある。
個人攻撃は相当な理由なくしては許されない。
その相当な理由とは、社会的正義や大義であるが、それさえ間違える人間が後を絶たない。

花さんの死を侮辱で貶めた長野県の男性には、恐らく自分が犯した罪の意識がいまだにないと思われる。

《精神的苦痛を軽んじる裁判官の判断に問題がある》

日本だけとはいわないが、裁判には問題が多い。
冤罪も多く発生している。

一番の問題は、「被害者と裁判官の見解に大きな差がある」ことではないかとアチキは思っている。
(裁判や裁判官の問題は今後順次取り上げる予定)

また、被害者の気持ちよりも、被害者の立場よりも、生きている加害者の立ち直りや救済を優先しているとしか思えない判決が目立つ。

いったい何のための裁判なのか?
誰のための裁判なのか?
その判決で誰が納得するのか?
と思う判決が多い。

『絶望の裁判所』の著者であり、元裁判官の瀬木比呂志氏は著書の中でこう語っている。

「日本の裁判所では『ささやかな正義』はしばし踏みにじられている」

「日本の裁判所、裁判官の関心は、端的にいえば、『事件処理』ということに尽きている。とにかく、早く、そつなく、『事件』を『処理』しさえすればそれでよいのだ」

つまり、裁判官は犠牲者(被害者)の心境を己の心境とすることもなく、加害者が犯した罪を公平に処分することに関心をよせているのではなく、ただ「そつなく仕事をすればいい」と思っている人が多いということだ。
裁判所と裁判官の世界も大いに改革が必要なのだ!

《精神的な価値が重んじられる社会へ》

ご意見番が今回の裁判で主張したいことは、「心、精神的な価値を重んじる裁判になるべきである」ということだ。

母響子さんの目的は、たかが294万円の損害賠償を得るためではない。
花さんの無念を晴らし、社会から花さんのような不幸な出来事をなくすための裁判であり、行動である。

294万円の損害賠償というのは代理人の弁護士からの助言であろうが、一人の人間の命が失われた件で、生きていれば深く精神的な傷を与え、遺族の心を深く傷つける発言に対する罪がもし侮辱罪だけであれば、アチキはそんな社会だから世の中から誹謗中傷がなくならないのだ、といっておく。

少なくとも“億”の損害賠償が請求できるようでなくては社会から誹謗中傷によって自殺する人を救う力とはならないだろう。

花さんの死を侮辱し、遺族の悲しみと苦痛にくれる心をえぐるように傷つけた長野県の男性の罪は重い。
花さんのような不幸を世の中から無くすためには、精神的な(心)価値に社会が目覚めなければならない。
人間とは心なのだ、という価値観が世の中に浸透する必要がある。
いまの社会、裁判はどちらかというと唯物論による価値観にとらわれている。
心の価値を認めていないと言わざるを得ない。

心を傷つけることこそ、体を傷つけることよりも悪いことであるという認識が正しい人間社会のあり方であることに世の中が目覚めなければならない。
(体への傷害等を軽んじているわけではありません)
ネット上での精神を傷つける誹謗中傷や侮辱発言を無くすために必要なことがある。

それは、「人間の本質が心である」「人間にとって心がその人自身なのだ」という認識である。
つまり、「心の価値」を認める社会にならなければ、ネット上の誹謗中傷もなくならないし、そうした事案が裁判で正しく裁かれることはないだろう。

ご意見番は、響子さんの願いである「投げた言葉の責任を取らせることができる世の中」の実現を強く願っている。

世直しご意見番が、花さんを侮辱した男性に告げる!

あなたはなぜ裁判に出廷しない?
あなたはなぜ花さんと響子さんに対して謝罪をしない?

それはあなたが自分の罪の重さを認識していないからだろう。
反省など少しもしていないからだろう。

恐らくあなたは普段から他人を侮辱したり見下したりしているのだろう。
そういう人間なのだと、アチキは思っている。

もし、そうでないと言うなら、この記事にコメントを寄せてこい!
その場合、実名を名乗れ!
(実名が公表されないようにこちらで対応する)

人が「自ら死を選ぶ」という人生最大の苦しみを味わった人に対して死者に鞭打つどころか、死者に爆弾を投げるような振る舞いは絶対に許されない!
あなたは生涯自分の罪を背負って生きていきなさい!

アチキは、花さんを侮辱という言葉では表現できないほどの悪質な言葉を投げつけた長野県在住の男性がその罪に相応しい罰を受けることを強く望む!!

最後までお読みくださり、ありがとうござりんした。


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